僕は天才だ。
それなのに、なぜ。
ガヤガヤ ガヤガヤ
ガヤ「あいつ、知ってるかー？」
ガヤ2「知らねー」
ガヤ「クラスのマドンナを寝○って、そいつと付き合っていたやつを自殺させたらしいぜ」
ガヤ2「うわwwwやべえやつだなwwwwww」
なぜ、虐げられる。
あいつ、そうだ、のび太だ。
あいつは死ぬべきだった。いじめても許された。
武とスネ夫の野郎がいた。
この二人はいつも、「やめろ！」とバカなことを言っていたから、僕の仲間にリンチをかけてもらった。
なのに、中学になった途端に、
あいつが自殺してから、変わった。
あの二人が「この野郎、よくものび太を」と声を荒げた。
そして、あいつらと同じくやめろやめろ言っていた奴らもやってきた。
僕は仲間を呼んだ。しかし、来ない。
なぜ、来ない。
周りから声が聞こえる。
「1人の人間の人生ぶち壊しといて、何が助けてだ」
「俺はお前を許さない」
殴られてはいないのに、槍で体を刺されているような感覚となる。
僕が虐げられるようになったのは、それからだった。