「 繰り返す日々 」 「 守るべき者達 」 「 科された役割 」
―――それを疑ったことは、一度もなかった。
此処は永久の箱庭。 永久の揺り籠。 永久の止まり木。
「 私達は今日も生まれ やがて死に逝けば また 同じ場所 で息を吹き返す 」
さて、問題です。
Q.此処は一体どこでしょう?
Q.何故こんな所にいるのでしょう?
Q.…貴方は一体、誰でしょう?
まぁ、最後の問いは投げ掛けるまでもないのですがね… ああいえ、此方の話です。
詳しい事はあちらでお話ししましょう。どうぞそのまま真っ直ぐに進み、鳥居をくぐって来て下さい。
――ただし、くれぐれも後ろを振り返りませぬよう…。
「 ええと、…はい。分かりました 」 >>2 へ
「 ちょっと待って下さい、こんな訳の分からない所進めません! 」 >>別の場所へご案内
―レス禁止―
>>2 決まり事
ようこそ新しい方。
改めましてわたくし、この神社の最高責任者にあたる姫巫女――名を睦月と申します。
色々と知りたい事はあるでしょうが、先ずは此処で過ごしていく為のルールを提示させて頂きますね。
退屈でもとても大切な事ばかりですから、聞き逃さないようにして下さい。(にこり)
■ Rule < 掟 > ■
一つ、中傷や荒らしをしない事。
二つ、なりすまし防止の為トリップ必須。ロルは短〜中 ( 80〜150文字程度 ) を推奨します。
三つ、本体様同士の喧嘩は無し。皆仲良く過ごす事。
四つ、役柄予約は一週間。延長が必要な場合は連絡を、伽羅リセは私の匙加減になります。
五つ、恋愛、戦闘ご自由に。但しあまりにピンクな表現や残酷過ぎる描写は禁止とし、扱うにしても仄かに匂わせる程度に暈して下さい。
六つ、御相手様への思いやりは常に忘れずに。お互いに楽しく交流していきましょう。
…一先ずこの程度、ですね。質問があれば後程まとめて受け付けます。
それでは次の説明に移りましょうか。
―レス禁止―
>>3 舞台の事
■ Place < 場所 > ■
◎ 常夜之国 ( トコヨ ノ クニ )
物語のスポットライトを浴びるメインプレイス。 正式名称不明。唯一の神が統べ、人々が暮らし…それを脅かす妖怪が当たり前に存在する世界。 街並みやその他の風景は “ 日本 “ の大正〜昭和前期に倣う。 陽は普通に昇って落ちていく、日々些細ないざこざはあれど、表向きに大きな戦争等は無い平和な場所。 新参者は決まってタイムスリップしたような気になり、慣れるまでの間は大抵周囲の住人を警戒する(※例外有り)
< ▼ ネタばらし@ >
此処は遥か太古から存在する罪人達の牢獄。送る日々はそれぞれに科された刑罰。
現世にて大罪人であればある程 “ 重要な役割 “ を与えられ、 神の赦しを得て “ 来世 “ へ渡るその日まで当たり前の事として生き死にを繰り返す。 言い換えは「黄泉」、「あの世」、「地獄界」等。通常は現世と同じく安穏な日々を送るのみ。
◎ 現世 ( ウツシヨ )
現実世界。 我々人間が現在生き、暮らしている(と認識している)世界。 「 顕世 ( けんせ ) 」とも読み書きし、「 この世 」と言い換えられる。
< ▼ ネタばらしA >
此処で罪を背負い亡くなったモノ達がそのまま “ 常夜之国 “ の住民となり、その身に応じた年数を転生輪廻する。 「 あの世 」では死ぬ度罪が雪がれ、老衰、事故死、他者による殺害ですら、「 自害 」以外は予め決められていた運命であり、喜ぶべき救い。 …なのだが、中にはわざとそれをかわし、好んで常夜に留まる者も居る。
◎ 有明神社 ( ありあけ じんじゃ )
現世で亡くなった人々が、「 通りゃんせ 」のわらべ唄に導かれ最初に辿り着く場所。 神の声を聞き、先見の目を持つという “ 姫巫女(ひめみこ) “ の本拠地である。
新参者の来訪、緊急時を除いて社内に男性が踏み入る事は許されず、当然妖怪の侵入も良しとはしていない。 国の中心に聳え麓は直接街へと通じる天山、その頂に位置する。 社の正面に赤い鳥居、裏に白い鳥居があり、新参者がくぐるのは後者の白鳥居。
―レス禁止―
>>4-5 世の創造主、人々と妖怪達の事
■ God < 神様 > ■
朔望公主( さくぼう こうしゅ )と呼ばれ祀られてきた常夜之国の絶対神。 老若男女全ての姿をとることが可能とされ、” 姫巫女 “ の口を通して世に言葉を伝える。本来の姿、名、性別等諸々の詳細は不明。
※但し現在の姫巫女ともう一人、全ての妖(アヤカシ)を束ねる “ 十六夜 “ の主だけは他より達観した知識…常夜之国を深くまで知る “ 最重要人物 ( キーパーソン ) “
■ Person < 人物 > ■
生まれては死に生まれては死に、何の疑問も無く命を輪廻させる人々。 殺しは可…しかし自害は大罪とされており、行った瞬間常夜の闇に呑まれ二度と転生は叶わない。
尚、予め定められた “ 死 “ を故意に避け続ける場合にも罰として輪廻の年数が上乗せされる。
◎ 有明神社
・ 第三代 睦月 ( ムツキ / ♀ )※スレ主使用キャラ※
神(天)により妖怪退治の総本山と設定された有明神社、創建の時から数えて三人目の姫巫女。 睦月とは “ 神の代行者 “ を示し代々継がれる官職名のようなもので、下からの呼称は「睦月様」、「姫(様)」等。
出会ったその日に殺されかけて以来天狗とは度々関わりがあり、互いを脅かしながらも奇妙な友人関係(?)が続いている。
※その正体は今から一千年前に常夜之国へ流れてきた罪人で、公にはされていないが本来ならとっくに輪廻を終え来世へ渡っている筈の存在らしい。
・ “ 白キ月 “ の二つ名を冠する巫女、通称シロ。 ( ♀ )
・ “ 黒キ月 “ の二つ名を冠する巫女、通称クロ。 ( ♀ )
姫巫女の側仕え、護衛やその他諸々の世話を分担して担う双子の巫女。シロが姉、クロが妹とされるが確かではない。 片方が輪廻すればもう片方も引き摺られ、二人揃って幾度も代替わりを繰り返してきた。現在は十六代目。 それぞれ「シロ(様)」、「クロ(様)」。或いは纏めて「白黒(シロクロ)の月」と呼称される。
・ その他の巫女達
神社で暮らす少女、女性達。多くが姫巫女と白黒の月を慕っている。