>>3 舞台の事
■ Place < 場所 > ■
◎ 常夜之国 ( トコヨ ノ クニ )
物語のスポットライトを浴びるメインプレイス。 正式名称不明。唯一の神が統べ、人々が暮らし…それを脅かす妖怪が当たり前に存在する世界。 街並みやその他の風景は “ 日本 “ の大正〜昭和前期に倣う。 陽は普通に昇って落ちていく、日々些細ないざこざはあれど、表向きに大きな戦争等は無い平和な場所。 新参者は決まってタイムスリップしたような気になり、慣れるまでの間は大抵周囲の住人を警戒する(※例外有り)
< ▼ ネタばらし@ >
此処は遥か太古から存在する罪人達の牢獄。送る日々はそれぞれに科された刑罰。
現世にて大罪人であればある程 “ 重要な役割 “ を与えられ、 神の赦しを得て “ 来世 “ へ渡るその日まで当たり前の事として生き死にを繰り返す。 言い換えは「黄泉」、「あの世」、「地獄界」等。通常は現世と同じく安穏な日々を送るのみ。
◎ 現世 ( ウツシヨ )
現実世界。 我々人間が現在生き、暮らしている(と認識している)世界。 「 顕世 ( けんせ ) 」とも読み書きし、「 この世 」と言い換えられる。
< ▼ ネタばらしA >
此処で罪を背負い亡くなったモノ達がそのまま “ 常夜之国 “ の住民となり、その身に応じた年数を転生輪廻する。 「 あの世 」では死ぬ度罪が雪がれ、老衰、事故死、他者による殺害ですら、「 自害 」以外は予め決められていた運命であり、喜ぶべき救い。 …なのだが、中にはわざとそれをかわし、好んで常夜に留まる者も居る。
◎ 有明神社 ( ありあけ じんじゃ )
現世で亡くなった人々が、「 通りゃんせ 」のわらべ唄に導かれ最初に辿り着く場所。 神の声を聞き、先見の目を持つという “ 姫巫女(ひめみこ) “ の本拠地である。
新参者の来訪、緊急時を除いて社内に男性が踏み入る事は許されず、当然妖怪の侵入も良しとはしていない。 国の中心に聳え麓は直接街へと通じる天山、その頂に位置する。 社の正面に赤い鳥居、裏に白い鳥居があり、新参者がくぐるのは後者の白鳥居。
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