かつて匿名板で名を轟かせた宣伝やしこしこあっさん、そして今現在人気急上昇中の人狼スレのみんなを 匿名民のみんなで CPを作っていこう。 なお本人の登場はやめてくださいね!ややこしくなるので
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【追記】
以下の行為や言動は固く禁じます
・メンバーへの批判
・名指しでの指摘
・CPや組み合わせへの地雷発言
創造の幅が狭まってしまいますし、何よりメンバーの皆様に失礼です。
荒れる原因にもなりますし、言わずもがなの最低限のマナーではありますがしっかり守ってください。
処刑台の上で揺れる影。
紛れも無くそれは……最愛の人。
しゅしゅたん。ごめん。ごめんね。
そう呟きながら自宅へと歩みを進める。
帰ったら楽になろう。
数時間前の朝。
死体がなかった。村人は口を揃えてこう言った。
「「狩人gj」」
そして1人の言葉により、気づく。
「この村に狩人はいません。いるのは狐ですよ(^q^)」
しゅしゅたん。人狼の恐怖に怯えているなかでも1人冷静で……人狼を見つけようと頑張っていた。
村人は彼の言葉を聞いて、狐がいる……誰?と考えはじめる。
少し考えたあと、占い結果の確認が先と判断したらしい。
占いを探す目線。
皆の視線を受けた占い師は呟いた。
「……黒を、見つけました」
反応は人それぞれ。
やった、これでもう噛まれる心配は……と安堵するもの、いや、人狼が占いを騙っているかもしれない、と疑うもの。
そして、妖狐もまだ残っている。今狼を吊ったら、妖狐に支配されてしまうと怯えるもの。
占い師は静かな、それでいてよく通る声を響かせた。
「人狼は貴方ですね。昨日の噛み先はどこですか?」
占い師に語りかけられた狼は少し考えたあと、今白状すれば今日の吊りを避けられる……と考え、口を開いた。
「妖狐はしゅしゅたんだ」
皆の目線がしゅしゅたんに向けられた。
それでもなお、動揺する素振りを見せずに、静かに立っているしゅしゅたん。
俺もしゅしゅたんを見てしまった。信じられなくて、信じたくなくて。
そしてしゅしゅたんは狐の姿に変化した。
「仕方ありません。抵抗のしようがありませんね……ただ、この村には背徳者がいます。僕を吊るということは、村人を1人道連れにする、ということをお忘れなく」
背徳者。背筋が凍りそうになった。
俺が、俺が背徳者だから。
そして……村民会議をするまでもなく、しゅしゅたんは処刑台の上に立たされた。
「ああ、景色が綺麗だ。処刑台というのも悪くは」
全て言わないうちに、しゅしゅたんの首を縄が締め付ける。
それでもしゅしゅたんは喋り続けた。
最期まで。
「ない、です、ね……………」
そして今。
俺はしゅしゅたんの家で布団に入った。
いや、もちろん俺は自分の家に帰ろうと思った。思ったのだが、何故か無性にしゅしゅたんのところに行きたくなったのだ。
きっとしゅしゅたんは死んでなお、家でゆっくりしているんじゃないかと。
そう思ってしまって。
お邪魔します、と呟きドアを押す。
狭くもなく広くもない部屋の真ん中に、テーブルが置いてある。
「背徳者の方へ。僕が吊られたり、占われたりしたときには、これを飲んでください。」
しゅしゅたんらしい、シンプルで少し癖のある、なのに読みやすい字で書いてあった。
その紙の重しになるように包みが1つ。
これが「飲んでください」というものなのだろう。
中身は粉だった。
俺は錠剤派なんだけどなぁ……と苦笑しながらも、水をコップに用意する。
飲もうと思ったが、手元にあったペンダントに目がいった。
十字架のペンダント。
しゅしゅたんが愛用していたもの。
それに短くキスをして、粉薬を一気にあおる。
しゅしゅたんと同じ苦しみのなかで、俺は静かに目を閉じた。