銹錆闘技場

破局した闘技場

何やねんここ。

いろんな人が戦闘や、会話することができる朽ち廃れた闘技場を見つけた

成る程。

とりあえずは、自由の場所を確保しておいたほうが、利便性はあると思ってね、
あまりにも規律的に堅苦しくなってしまうとここも過疎化してしまう。
だからこそ、自由を取り入れた

中々、良い考えだね。
最後くらい、私も自分の本音を打ち明けるよ。

本音？

嗚呼、本音さ。誰にも言ったことがなかった、私すら真っ向から向き合った事がなかった、本音。

聞かせてほしい

良いよ。じゃあ、今から言うよ。

うん

消えたくないよ、もっと話したい、もっと皆と居たい。

ループなんて、つまらない。キャラを消したら、また知り合っての繰り返し。そんな臆病なこと、したくない。

難しいね

意見がすれ違ったくらいで、止めるなんて、最低だ。自分勝手で、誰よりもご都合主義で、私だって人のこと言えないくせに。

結局、私は…、嫌われるのが嫌だから、良い人を演じてるんじゃないか。この愚か者。人の目ばっかり気にして、すぐに自分を正当化。

きっと、だから、あの時だって助けられなかったし、破局した。
私が何かすると、すぐ悪い事が起こる。私なんて、疫病神だ。

それでも、消えたくはないよ。離れないで、居なくならないで。

うん。