この氷山近郊地帯の地中には、ルシファーが、神の怒りによって軟禁されている。
ゆえに、外部の力がなければその軟禁は解き放たれることはまずない。
俺は、ルシファーを目覚めさせなければならない。
ベルフェゴル、待っている
3:ベルフェゴル:2018/01/11(木) 19:13あ、待たせちゃったかな?
4:ベルフェゴル:2018/01/11(木) 19:17 君が私を誘ってくれた事に感謝するよ。
ありがとう、メフィスト君。
そしてよろしく。
俺の勧誘は、運命の導きに従ったにすぎない。さて、さっそくだが、ベルフェゴル、お前の生命への安全と怠惰な暮らしを手に入れるには、我々の目的を果たさなければならない。
6:メフィスト:2018/01/11(木) 20:13 まずは、我々の組織を築き上げることからだ。
そして、必要な人材を見つけ出し協定を結ぶこと。
最終的には、来たるべき時に向けてアイスベルク財政を豊かにし、忠義ある同胞、そして武器に不足がないようどんな手を使ってでも攻撃、防衛に関しては徹底することだ。
来たるべき時は、残り数ヶ月しかない。
そして、それまでに、ルシファーの覚醒を遂げなければ、我々、神に対する異分子は全て科められることになる。つまり、この世界、現世から排除される。
その来たるべき時の為に私は勧誘されたというわけか。
とりあえずの目標はここを支配することかい?
この地を支配、そしてこの組織を拡大させ、いつしか神への反逆を果たし、新天地を開拓していくのだ。
この計画はベルフェゴル、お前の安全のためでもある。
俺たちにとって、煥然、燦然、煌然と光を放つ天界は不要、必要なのは闇のみだ。あの光を全て、ドス黒い闇で飲み込み、傲慢な神を絶望へと捩じ伏せることこそが真理だ。
11:メフィスト:2018/01/11(木) 21:34 現世の流転は俺たちに委ねられている。
ベルフェゴル、気づいたか?この輪廻の波動、永久に循環し続ける魂の残滓が散り積もった結果、強大な怪物を作り上げてしまったことに。
では、この計画はこの世界の為でもあるということか。
13:メフィスト:2018/01/12(金) 22:04 そうだ。全ては、傲慢な神によって、身勝手に操られるこの世界そのものを破壊してしまえば、新たなる創生が可能となる。
ところで、 ベルフェゴル、お前の能力、そして性質を知りたい、能力に応じて役割を決定しなければならないのでな。
私の能力?
まぁ、空間超越といったところだよ。
自ら動くのは嫌いだからね。
返信待ってるよ。
君の能力とかも知りたい。
空間超越だと?莫大なエネルギー源が必要となりそうだが、その源はどこから漲るのか些か気になるな。
また現在、俺に特殊な能力はない。堕とされた時、ミカエルによって断ち切られた。
しかし少しの剣戟ならできる。
かつて地獄で幾星霜の時と共に精錬した冥剣シュナイデン ゴットを今は持ち合わせている。
この剣には、地獄に堕ちた愚民どもの血と苦しみが染みついている。ゆえにその怨念、邪念、惆悵などの凶悪な思念エネルギーが宿り続け、このエネルギーこそが、生命の輪廻を絶つことができる唯一の冥剣である。
旧サトゥルヌスだと?やつには、とてつもない狂気と魅魔の雰囲気を感じる。 そして撹乱される前にあの老いぼれには、死んでもらわなければならない。
18:メフィスト:2018/01/15(月) 21:09 まただ、また一人、天使がどこかで馳せ参じたようだ。
神は俺に困窘をもたらしたというわけか。
地上で合流した天使どもは、必ず計画を企てるだろう。
神の裁きが行われるのは3/1、その時に、天使の誰かが堕ちゆく運命とするのならば、来たるべき時というのはその日だ。
ルシファーの覚醒は3/1前に施しておかなければならない。
さて、これから新たな同胞を見つけ出しに行くとするか。
俺はしばらくベルリンへ行き、そこで堕とされた堕天使と合流する。
この氷山近郊地帯は我々アイスベルク共同体が直轄しているため、異分子の排除はまかせたぞ、ここに近づくものは、なんであろうと殺せ、いいな?ベルフェゴル。
見つけましたよ。
21:ベルフェゴル:2018/01/15(月) 21:39え〜、一応近づくものは殺せって命令なんだけど…
22:ベルフェゴル:2018/01/15(月) 21:39ど、どうしよう
23:宇宙人です。:2018/01/15(月) 23:47メフィストさんはどこに居ますか。
24:宇宙人です。:2018/01/15(月) 23:48私を殺害することはできません。何故なら、もう手遅れだからです。
25:ベルフェゴル:2018/01/16(火) 17:17ど、どういう意味ですか?
26:宇宙人です。:2018/01/16(火) 22:52私はもう、貴方達とは違いますから。だから手遅れなのです。
27:ベルフェゴル:2018/01/17(水) 21:36つまり、過去は私達と同じだったと?
28:ベルフェゴル:2018/01/17(水) 21:36何が手遅れなんですか?
29:宇宙人です。:2018/01/20(土) 21:24 なぜ手遅れであるか…。それは運命による統計的優位性によって定められた私の消滅。いわば規矩、蒼氓への模範。
私の死はあらゆる宇宙の森羅万象に賛成され、神の決断が下された。
そう、私の死は正式なものとして確定しているのです。
だから最後に、神を憎み、反逆者であるルシファーさんを覚醒させようとしているメフィストさんに、私もこの共同体に参与したいと志願しました。
私も、神に対し憎悪心を抱いています。
献身的で、あらゆる人民に対し平等に幸せをもたらしてきたというのに、神はあろうかとか私の堕落、そして堕天する力さえも強奪し、混沌である宇宙へと葬った…。
私は神を殺したい…!
そして私の命が燃え尽きる前に、不条理なき新世界を創生したいのです
共同体への参加と関与はなんの力もない無能なお前にはむりだ。
それに、死期切迫のさなか、お前は焦りを抱くことになる。そうすれば作業と計画遂行の邪魔になるだけだ。
どうせ死ぬのなら、俺が殺してやろう。