魔の森　燃え盛る水平線

魔王の暗い、とても暗い森のような精神世界にただひとつ。燃え盛るように永遠と続く、その心。

それはある女への情熱、そして唯一の灯……

ミカエル『………』

ゴォーン、ゴォーン

「あの鐘の音が聞こえるか」

大気、湿気多め　気候、温帯?
座標、不明　　　危険度、高め

ミカエル『……わーぁ』

「..晩鐘は汝の名を指し記した」

（暗闇の中から、明らかに表情が変わっているニャルちゃんが現れる）

ミカエル『……なるほど、死告天使ねぇ…僕の管轄じゃないんだけどなぁ…』

鐘の音を確認
念のため武装を展開
(チェーンガンを持つ)

「告死の羽...」

（手には異様なオーラを纏ったデモンブランドが握られている）

センサー起動
…方位20に反応あり
移動する

「首を断つか」

（周りの景色が、美しい三途の川のほとりに変わる）

「...」

ミカエル『あんたのマスターは何命令してんの、機械じゃ天使に傷は入れられないと思うよ』

...ふぅ....

（周りの景色が元に戻る）

ミカエル『…にしても…』(にゃるちゃんの方をむく)

ミカエル『ありゃ？元に戻った、』

<・><・>

...今のは何か分かりますか？ミカエル...

（持っているデモンブランドに、あの異様なオーラは無くなっている）

ミカエル『…僕の管轄じゃないから詳しくは知らないけど、一応は知ってるよ』

>>775　マイメーカーはこの場所の調査を私に指示しました。
何かお気に召さないことがありましたら
私に申し付けください(言語プログラムが不完全)

ミカエル『…死告天使……ねぇ…』(ボソッ)

...異世界の死告天使、晩鐘の音を聞いた者は逃れられない

『アズライール』

>>782
ミカエル『言っちゃえば、あんたの主が命令したのは『調査』であって『危険物質の破壊』じゃないでしょ？あんまり何でもかんでも壊そうとするのはまずいと思うよ』

...一度私の首を断ち、追い詰められた恐怖の相手ですよ

>>784　機械の私も分解されるのでしょうか？

ミカエル『…ふーん』

…

...ある程度、この剣にも死告の力が備わっているので今のような必殺技を使えます、本家には及びませんが

>>786 プログラム上、不明な場所では何に対しても警戒するようになっているので武装を展開しました
一応、最低限の武装なのですが…

これで忘れる気になってくれました？ミカエル

…！(鐘を鳴らして窓から覗く)

>>792
ミカエル『だーめ、マスターにでも言っときなよ、完全なる敵、勝てる相手と認識、緊急事態になったときようの完全武装にしろって』

一応、武装はしまいます(チェーンガンをしまう)

ミカエル『…僕べつに1度も忘れてあげないなんて言ってないんだけど…なんで？って聞いただけで…』

…………………

ミカエル『…まぁいいよ、そんなにいやなら、忘却魔法でもなんでもで忘れてあげる』

...う、歌に関して....黒歴史と...認識しやすいんですよ....私は...

....ありがとうございます、ミカエル

ミカエル『…うまかったのに…』

……………………………………

………

…！…！(窓を叩く)

>>795　分かりました。
マイメーカーにパルスキャノンとバイオデトネーター6個、
ディフレクターシールドを注文します

ミカエル『……なんかいる…？』(心の中)

ミカエル『？アマテラスちゃん？』(窓の鍵をあける)

...今度は...何ですか？アマテラスさん...

（触手で運んで来る）

…………………………………

私のお医者さんから鐘を貰いました…！
(小さい鐘を鳴らす)

...古狩人の鈴...

ミカエル『んー？…あ、それマスターももらってた、レイチェルちゃんに』

ミカエル『ん？でも違うやつかな？なんかもらってた気がするんだけど…』

…お医者さんは私の部下ですが…
狩人だったんですか…？

ではそろそろ戻ります

<・><・>

ミカエル『！ん〜気をつけてね〜』

ミカエル『！…っ！』(ばっと振り返る)

…

...誰ですか？

……(あたりを見渡す)

……

…？

…………？

ミカエル『…誰？君』

……ワ………………ノ……………カ…………………？

ミカエル『……？』

...

…？？

(分子となって消える)

……ワ……レ…………ノ………コ………………ト…カ…？
(顔は仮面におおわれていて見えない)

ミカエル『…そーだよぉ、そっちが変なことしないならなにもしないから、さっさと出てきて欲しいんだけど』

...はい、早々にお帰り下さい

（ほぼ無視して、冷蔵庫に歩いて行った）

ミカエル『…仮面かぶって見えないし…』(心の中)

…(寒気がしてマントで体を包む)

…ふぅ…………(仮面の中からなにかを出して)
我は『デリトー・マリーヌ』

デリトー・マリーヌ…

空間をさまよいし者…とでも言っておこう

ミカエル『…空間……旅人？君』

なぜここへ？

>>840
旅人…ではないかな
>>841
空間をさまよっていたらここに着いた

ミカエル『ふーん、つまり、用があるわけじゃなく迷ったと…』

ええ

ミカエル『…じゃーいっかー、君、ここから出たいの？それとも当分はここにいるつもり？』

どうせいく宛もありませんし…

あらま…

ミカエル『じゃーニャルちゃんかここの屋敷の魔王様にでも言わなきゃね、僕部外者だからなんも言えないけど』

まあ迷惑なら出ていきたいんですが…いつ空間を移動するかはわからないんですよねぇ………

ミカエル『ふーん…ま、にゃるちゃんどっかいっちゃったぽいし、帰ってくるまで待ってるしかないね』(暇そうにしながらふわふわと浮く)

...私では無く、魔王様に言ってください

はーい…

ミカエル『お、にゃるちゃん…って、またそのモード？やめてよー、怖いから』

ニャルちゃんだ

あら

...腹が立つのですよ、証人になるわけでも無く、簡単に居候などと...

....少々間違えました、証人×使用人○です

私も居候よね…(ﾎﾞｿｯ

ミカエル『居候じゃなくてこの『森』にいてもいいかってことでしょー？そんなに機嫌わるくしなぁーい』(にゃるの頭を逆さま浮きながらぽんぽんと優しく叩く)

ええ、森で構わないので…移動するまではいさせてもらいたいんですが…

...森ならば良いでしょう、食事だけならある程度私が出します

食事？