舞王城

宇宙に浮かぶ舞王城
わたしの拠点である
わたしの意思で変容する生きた城だ

お願いするわ、どんな味がするのかしらね

美味しいでしょうね、アンジェが作る料理はいつも美味しいから

そういえば、舞王様
城に混乱の魔法でも掛けませんでした？

ええ？
うーん、どうかしら？
どうだったかしらねー？

そうですか...

アンジェの混乱薬や詐欺薬や愉快薬は減ってないの？

そうですね···減ってるかもしれませんね

シチューできましたよ！

いただきましょう

どうですか？美味しいですか？

複雑で異世界テイストな、それでいてひとつに融け合ったシンプルな味···

とっても美味しいわ

よかった〜

素材種族もバラバラで上手く調合できるか心配だったんですよ

ごちそうさまでした

それじゃあ探険に行きましょうか

どこへです？城内ですか？

外よ
もっとキチガイなイカれたサイトを探すのよ

あ、ああ...そうですね

サイトポリシー見てみましたが、平和そうな板のようですね
ですから、自演で好き放題暴れたい人にとっては中々どうしてここは風当たりが強くて大変ですね
外部には自演で擁護とか珍しくないとこもありますけどね
ピュアな住人をおちょくりたいその気持ち、わからなくもないですが
後、少し調べてみましたが、なりすましは犯罪になる可能性あるみたいですね
ですから、あみだくじニャルくん、僕に成りすますのはやっぱりオススメできません

当然ですが、僕以外へのなりすましも禁止ということです
逮捕されたり訴訟になる覚悟があってやっているというのでしたらもうどうしようもありませんが

私もトリ付けようかね

この城を建てたのは私本人だよ
アンジェはこの城の宮廷魔術師兼錬金術士で私が許可して一緒に暮らしている

ちたなみに>>412までの狂気の錬金術士は僕ですよ
そのあとの狂気の錬金術士は偽物のドッペルゲンガーさんですけどね

大事なことなので繰り返し言っておきますが、なりすましは犯罪になりますので絶対に止めましょうね

本人は十分に反省してますよ。

あみだくじニャルくんさんに伝わりましたか？
それならいいんですが···

はい。伝わっています。

それでは、素敵なオーパーツを紹介をしましょう

リュクルゴスの杯/Lykourgos cup
このアーティファクトはギリシャ神話のリュクルゴスの物語を表現した4世紀頃のガラス杯です
平常時は緑色ですが、光を当てると赤色に輝きます
これは金と銀の金属粒子がナノレベルで精密に配置されているかららしいですね
高度なロストテクノロジー、或いは魔術や錬金術によって産み出されたアイテムでしょうね

https://youtu.be/v7jzHttcTG4

https://en.m.wikipedia.org/wiki/Lycurgus_Cup

https://i.imgur.com/UfoJXzn.png

このワールドマップは１７６３年の中国製ですが、更に古い１４１８年の地図を模写したものです
アメリカ大陸がすでに描かれていますね
僕もアメリカ大陸は何度も発見されてると思ってましたよ
コロンブスが最初などということは流石にありえないでしょう
他にもオーストラリアとニュージーランドが東南アジアからあえて離れて描かれています
これは現実に離れていたパラレルワールドから紛れ込んできた地図ですねー
これはオーストラリア空爆100回などなかった世界線の地図ですね

http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/4609074.stm

アンジェ...

アンジェ...私にリュクルゴスの杯作って....

私の物語...
私とアンジェの物語...

私は孤高な王なのだよ
攻略難キャラなんだよ
気安く相手しないの

https://i.imgur.com/mR4dIaJ.png

https://i.imgur.com/3HKrXY1.png

人型のアンジェも描いたｱ

やっぱり美少年アンジェ愛愛あられ

いやぁ照れますね

僕も舞王様に杯を錬成して贈ろうと思ってましたよ
それで、少々実験室に籠って研究をしていました
そこでですね、舞王様の物語を聞かせていただきたいと思いましてね

アンジェ...

いいよ、話してあげる

一部分は前にもあなたに話したことあるかもね

ええ、ありますね
だけど何度も聞きたいですよ

そうね
バージョンがいくつもあって話すたびに歴史改変が起きるものね

だから飽きないんですよね
上手くできてます
それに認識災害属性を多分に含んでますからただの人間程度が聞くとしばしば破滅を引き起こしますからね

そもそも私の前ではひ弱な人間共など希釈されて存在自体が消えてしまうわ
まあ、普通はパワーを抑制して消してしまわないようにしてるけどね

それじゃ、話していこうかしら

では僕は聞き手に回ります

昔々...あるところに１人の少女がいました
その少女は天の世界で暮らしていました
あるとき、ふと彼女は地の世界に興味を持ちましたとさ

まさか

それで

おしまい

いやぁ...凄い話でしたね

なーんてね
まだまだ続きがあるわ

今のお話でひとつ杯を錬成しましょう

そもそも私の前ではひ弱な人間共など希釈されて存在自体が消えてしまうわ
まあ、普通はパワーを抑制して無闇やたらに消してしまわないようにしてるけどね

眠くなってきたわ
アンジェ寝よ

完成
つ杯

寝ます
舞王様、次の夢の中で

ありがと
杯を抱いて寝るわ

なんか目醒めた...夜属性入ってるからな私わ

それだけではない
アンジェのくれた杯
抱いて寝ると短時間で眠気飛ぶ
さすがね

かつて、あるところに一羽の病弱な不死鳥がいました
その子はあるときあることがきっかけで燃え尽きてそれっきり···
未だに再燃することなく

こちらのワールドでは不死鳥さんに僕も会ってませんね
いつか、会いたいものですね...

昔々···天の世界で暮らしていた私はあるとき地の世界に興味をもちました。
(雲間から除く大地はどんな世界なんだろう？どんな生き物が暮らしているんだろう？)
と思いました。
そこで、私は赤い天の着物を着たままフワフワと漂うように地の世界へと降りてみました。
地上付近を飛行しながら山々や谷や川を眺めるのでした。
(地の世界も天の世界に負けず劣らず綺麗な世界なんだ)
と思いましたとさ。

しかし、そんな観光気分も束の間、気のせいかだんだんと気分が悪くなってきたように思いました。
体もなんだか重くなってきました。
気のせいではありませんでした。
そして遂には眩暈がして気を失ってしまいましたとさ。

気が付くと、私は丘の上に倒れていました。
雲間から太陽の光が射し込んでいるのが見えました。
風が当たり、私は肌着しか着ていないことに気が付きました。
どうやら、気を失って墜落したときに赤い天の着物をなくしてしまったようでした。
私はフラフラと歩き始めて、天の着物を探しにいきました。
丘を下っていくと一軒の家が見えてきました。
天の着物はその家の屋根の上に乗っかっていました。
わたしは、飛んで取ろうとしたけど何故か飛べず困惑しました。
そうこうしていると、その家から地上人らしき男が１人出てきました。
男「いったいどうしたんだい？」
わたし「お宅の屋根にわたしの着物が乗っかってしまいました。どうか取ってもらえますか？」
男「いいだろう。その代わり俺の嫁になれ」
わたし「は...はい」
何故かそのとき、わたしはなんの抵抗もできず、すんなり承諾してしてしまいましたとさ。

男は猟師で、その家で独りで暮らしていました。
わたしは天の記憶が薄れて行くのを感じ怖くなりました。
それは、しっかり掴んでおこうとしても指の間から零れ落ちていくように忘れていくのでした。
せれから、いろいろあれこれあって幼かったわたしも少し成長し、地上の生活にだんだんと馴れてきた頃、当然といえば当然と云えますが大人な関係を求められましたとさ。

そのとき、どこからともなく声が聞こえて来たのです。

(赤い桜の姫よ〜)

それはだんだんと、歌のようになっていくのでした。

(赤い桜の姫よ〜赤い瞳の姫よ〜目覚めのときはきたりて〜)

ああああアアアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

舞王様！？

ああああアアアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

舞！

そうよ、舞う時よ
祭の始まりよ！

う...頭が...痛い
迸る...意識...思考...精神



再燃の舞よ、来たれよ不死鳥

祭や〜で〜

ほなほな祭やで〜


集まりや〜

やあやあ不死鳥さん、お祭りですね


ハイハイ　手拍子ﾎﾟﾝ！　手拍子ﾎﾟﾝ！

　　　　　　o　　　o
　　　　o　＼　　o　　／　o　　　　どーん！
　　　o　　 o　　 l　　　o　　 o
　　　　　o-　　 ○　　-o
　　　o　　 o　　 l　　　o　　 o　　　　　　　　どーん！
　　　　o　　　/ o　　　　o
　　　　　／ o　　　o　＼　　　　どーん！

　　　　　　　　 （
　　　　　　　　　）
　　　　　　　　 （
　　　　　　　　 （
　　　　　　　　　）
　　　　　　　　 （

ハイハイハイ　ドドンがドン！

ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾄﾞﾄﾞﾝ　ﾄﾞﾄﾞﾝ

ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾄﾞﾄﾞﾝ　ﾄﾞﾄﾞﾝ

ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾄﾞﾄﾞﾝ　ﾄﾞﾄﾞﾝ

赤い桜の姫よ〜

舞降る赤い桜の花びらよ〜

罪を重ねて堕ちてゆく〜

ゆくゆく目覚めの時が来た〜

ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾄﾞﾄﾞﾝ　ﾄﾞﾄﾞﾝ

ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾄﾞﾄﾞﾝ　ﾄﾞﾄﾞﾝ

ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾋﾟｰﾋｬﾗ　ﾄﾞﾄﾞﾝ　ﾄﾞﾄﾞﾝ

手拍子　ﾎﾟﾝ！　手拍子　ﾎﾟﾝ！


お酒の樽を開けましょう空けましょう
今宵は踊れ飲み明かしましょう
開けましておめでとうございます

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　　　　　　:　　ﾟ…゜
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γ三ヽLﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ｣
{ﾆおﾆ}| ∧,,∧　　|　やあやあいらっしゃい！
{ﾆでﾆ}|(´･ω･｀)∬∬
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ヽ三ﾉΓ￣￣￣￣￣￣|
`┗┛|　　全 種 類 10円　 |
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大根ひとつとわたあめひとつください

はいはいはい　大根はい

はいはい　わたあめはい

祭りだ！祭りだ！
　　　 　ﾄﾞﾄﾞﾝｶﾞﾄﾞﾝ!
ﾖﾖｲﾉ ﾖｲ!　
　　　　　＿＿＿
‖ ∧_∧　γﾐ 　ヽ::ヽ
∩ ( ˘ω˘ ) /7 　 　|:::|
ヾ冫祭⌒lつ　　 |:::|
（＿＿_八＿_ノ＿ﾉ
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　 .||　 |ﾉﾘﾙﾚレ⌒(,,ﾟДﾟ）つ　〜（ 　 ( .(*ﾟﾛﾟ) ｜
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はいはいお祭り舞踊り
　　∧＿∧ ♪ .
((o(・ω・` )(ｏ))
　 /　 　/
　 し―-Ｊ ♪
　
ちょちょ夢心地
　　∧＿∧
((ｏ(´・ω・)o))
　　ヽ　　 ヽ♪
　　　し―-Ｊ”

現実改変お祭り

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　 こ　 や　 き 　 　 |,＿,||_| 　 |　　 ニl　￣　ニl　￣ 　 つ　り 　 |,＿,||_|　 |　　 　 ノ
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　　　 　 ノ_/'ﾉゞヽ, (,/ (,/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧∧＼＿＿＿／/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(´ｰ｀)/| 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　uuuu∪￣∪∪

たこ焼きください
お面ください
りんご飴ください

はいはいはい
たこ焼き　お面　りんご飴

う〜い　ﾋｯｸ　ﾋｯｸ　ピピ　ピｨ

酔っ〜たやんけ〜酔ったやんけ〜
飲んでないのに　　酔ったやんけ〜

飲んでないのに酔ったですって？
おっと...いけませんね。大気中のアルコール濃度がかなり上昇していますね

パンパンパンパパンパパン
ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ

アア、そんなに羽ばたいては火花が！

ﾎﾞﾝ　ﾎﾞﾜﾜﾜﾜ！！！！！！！

手遅れでしたか...
ああ、元々燃えていましたね...て、あちこちに引火してますって

ボワワ　ボワワ　ボワワワワ

燃える〜　燃える〜　火だる舞い〜

愚かな人間共消してしまおうか
悪い魔法使いめ喰ってしまうぞ

ひとつの罪を犯したら首ひとつ
ふたつの罪を重ねたら首みっつ
みっつの罪を重ねてたら首九つ
生け贄よ　生け贄よ　生け贄の血を求めてる

いっぽう　にほう　さんぽう　しっぽう
リン　ドン　ザン
リン　ドン　ザン
いっぽう　にほう　さんぽう　しっぽう
リン　ドン　ザン
リン　ドン　ザン

求めてる　血の犠牲
求めてる　生け贄ヲ
ｺﾞﾎｳ　ﾛｯﾎﾟｳ　ﾁｯﾎﾟｳ
モトメテル　イケニエヲ
繰り返し　積み重ね
ｺﾞﾎｳ　ﾛｯﾎﾟｳ　ﾁｯﾎﾟｳ

≪≪舞王城確認≫≫


≪≪降下シークエンスへ移行≫≫

≪≪ワープアウト≫≫


≪≪舞王城視認≫≫


≪≪降下シークエンスへ移行≫≫

若干の時空混乱はいつものこと


お客様をメイン発着場に誘導してお迎えしなさい

≪≪誘導標確認≫≫


≪≪降下成功≫≫


≪≪ハッチ解放≫≫

お祭りが行われると聞いてやって参りました

私はフェイズ・サフィです

ようこそ、フェイズ・サフィ殿
私は城主の舞王

おしゃもじくるむ様祭りです
心行くまでどうぞお楽しみを

そのために異界への門をくぐりました
禁忌の扉です

時空混乱は慣れています
名前の響きも混乱してしまいました
でもあなたには伝わるでしょう

もちろんです、フェイズ・サフィラ
さあご一緒しましょう

ありがとう
おしゃもじくるむ様祭りに参ります