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元の世界を捨て、
大切なものを代償に
導かれた者のみが入学できる
少し特別な学園 ___ 。
>>2-5
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>> ?
その様子をただ眺めて安堵のような笑みを浮かべて、その場から立ち上がれば、何も言うことなく、その部屋を後にする。寮一階、雑談部屋を抜けた広間に出て、扉も締めれば、グイーッと大きく伸びをした後、私らしくなかったな、なんて考える。
人の為を思った発言は好きではない。自身の血が滲む包帯を眺めながら、壁に背を預ける。そして、ただ一人を除く、聞こえることのない言葉を呟いた後、階段の横にひっそりと置かれた、扉の奥へと進んでいった
>>雑談部屋
むんふん…
(みんなの話を聞いている)
>>みんな
あ、みんな、最近作った薬があるけど飲む?
(白い粉が入った小さなビンを出す)
>>みんな
あ、あとね、これ!
(緑色の液体が入った小さなビンを出す)