「さぁ!我らの力で全てを混沌の支配へ変えようじゃないか!!!
赤い月の下から宣言した
暗い影からは魔物達の声が大勢聞こえる
そして王は西に指を指して進軍し始めた。
魔物達は王の言うとおりに動いていた。
「君も軍に入らないか?」
>>10
わしかい?わしの名前は...今はコカトリスと呼んでくれ
あの王城に住む“あるお方”に救われたお一人よなんだよ。
他にも後からそのお方に救われた者が来るとこだ
...目が気になるか?小僧
(おじさんみたいな口調に喋り始め、正体を言う。
そして羽に目を指した)
おーい!爺ちゃんも行けたのか!良かった...
(まるで人間の子供だと言わないばかりにコカトリスに走って近づく。
コカトリスはその少年の方へ向き、彼の右肩に足をつく)
コカトリス「お前さんも来れて良かった、まだ4人は彼処か?」
(彼の言葉を聞いて安心するが...あの4人がまだ心配なコカトリス)
うん、まだ彼処にいるよ。でもそろそろスライムちゃんが来ると思うよ!
(嬉しそうな顔でコカトリスに向ける。コカトリスはスライムは無事だと少し遠いが気で分かり安心した)
コカトリス「そうじゃな...しかし、彼女の攻撃はな...敵だったら嫌なもんだな」
(苦笑いで汗顔になる)
まぁ...僕もスライムちゃんの能力だと敵に回したくないよ。もう上級になりそうな候補だもん
(同じく苦笑いする。彼女の攻撃が嫌なばかりに横目に視線をずらす)
コカトリス「ま、まぁ...はよ王に会いに行くぞ!待たせたらあかんからな!」
(急いで歩き始め王城に向かう)
そうだね!てか...爺さん、飛ぶ練習でもしたら?
(下から上へ飛ぶことが出来ても滑空が出来ないコカトリスに呆れる)
コカトリス「種族的に無理なもんだい!!さっさと行くぞ!小僧」
うわ、待ってよ〜!
(二人は走って王城に向かった)