ジャンルは恋愛!
基本的に恋愛以下なしでやろうね。
ルールがあるよ!
*ルール*
・仲良くしようね
・感想書けたら書こう
ルールあるけど、基本的なこと
だから、守ってやっていこうね♪
題名【古い本は知っている】
私は立花彩。
緑山女子学院高等部に入学しました。
図書館には、たくさんの本があって、緑山の自慢なんだって。
私には、誘ってくれて友達ができた。
このかちゃん、ひなこちゃん、みほちゃん。
おばあちゃんも緑山に通っていて、その時もあった本がまだあるの。
そのお話と、私の好きな人のお話。
読んでね。
それは、このかちゃんたちとおしゃべりしていた時のこと。
「真歩、本当にやるの?」
それは、クラスの中心にいる女子がたくらんでいること。
私たちの通う緑山は、初等部もあるんだ。
だから、小学生から高校生まで緑山に通っている人もいる。
その人たちは、特別扱いされているんだ。
先生たちから、期待の目で見られ、入選すると、学校全体で1週間くらいかけて喜ぶ。
その人たちは、たいてい中心人物なんだ。
真歩さんたちは、初等部から緑山に通っているから、特別扱いされている。
そのため、言うことを聞かないといけないんだ。
たくらんでいたりすると、私たちは用心しないとやられちゃう。
「ひなこちゃん、みほちゃん、あやちゃん。この前真歩たちがたくらんでいたこと、私たちに仕掛けてきたでしょ?だから、こっちが仕掛けてやろ!」
このかちゃんは、このチームのリーダーみたいな存在で、いろいろなことを決めてくれる。
たまにダメなことを決めたりしてるけどね。
「このかちゃん。それ、いいアイディア!」
ひなこちゃんは、このかちゃんのアイディアに賛成した。
私、正直賛成はできないかも…
「ひなこちゃんもやるなら、私も一緒にやろうかな。」
みほちゃんも賛成した!
このかちゃんとひなこちゃん、みほちゃんは、私の方を見ている。
どうしよう。
真歩さんたちが私たちにやったことはダメなことだけど…
やり返すのはダメなことだし…
でも、省けにされるのはイヤだし…
「あやちゃん。ヘンなこと考えないでね。あやちゃんの答えがそれなんでしょ?自分の考えにウソついちゃダメだよ?」
このかちゃん…
すると、ひなこちゃんたちも言った。
「私、やっぱりやらない。ひとりがやらないなら、やっても意味ない。それに、あんまりいいことじゃないし。」
みほちゃんは、私の肩を叩いて言った。「私たちを何だと思ってんの?友達じゃない、親友なんだから!4人一緒じゃないとダメだよ!」
ひなこちゃん…みほちゃん…
私は、お礼の変わりにこう言った。
「本当にっ!私はみんなが大好き!」
続く
わかなって言います
入りたいです
あと、呼びタメオッケーですか?
莉沙って呼ぶのいいですか?
入ってください!
記念すべきひとり目です!嬉しい♪
呼びタメOKです!
わかなちゃんも呼びタメいいですか?
わかなって呼んでいいですか?
もちろん、莉沙って呼び捨てで
呼んでください!
これからよろしくお願いします!
わかなって逆に呼んで欲しいな!
呼びタメもちろんオッケー♪
これからよろしくね、莉沙
それに、小説メッチャ上手!
私も小説書いてみるね♪
『片思いは知っている』
私は、立花 彩。中1だよ。
私には、大切な友達が二人いるの。
一人目は、菜穂(なほ)。
昔はちょっと苦手だったんだけど、ある事件を境に仲良くなったの。
頼れるお姉さんだよ。
二人目は、木葉(このは)。
この子は、大人しくて私みたいに友達がいなかったんだって。
いつも、休み時間に仲良く喋っている女の子達を羨ましそうに見ていたから私と菜穂で声をかけたの。
いつも、この二人と行動してるんだ。
私たち三人はクラスも同じだからとても仲がいいの。
初めて友達が出来てすごく嬉しいんだ。
そんなある日。
「ケータイ?」
私は、朝お母さんから出た言葉に目を丸くする。
「そうよ。アーヤも、もう中学生でしょ?菜穂ちゃんも木葉ちゃんも持ってるみたいだし買わない?」
お母さんは機嫌が良いのかにっこりしながら言う。
「もちろん、欲しいけど…いつ買いに行くの?」
「明日は、土曜日だし明日にしましょ」
こんなわけで、私は明日ケータイを買ってもらうことになった。
ー学校ー
「え?彩、ケータイ買ってもらえるの?」
いち早く、私より先に学校に来ていた菜穂に私は報告する。
「うん、そーなの。明日買いに行くんだよ」
私がウキウキしているのがバレたのか、菜穂は「良かったね」と笑った。
「おはよー」
すると、木葉が登校した。
「木葉~!彩が、ケータイ買ってもらうんだってさ」
私が言おうと思ってたことを先に菜穂に言われて私はムッとするが、すぐに楽しみで笑顔になる。
「そーなの⁉彩ちゃん、良かったね!ずっと欲しいって言ってたもんね。LINEのアドレス交換しようね」
木葉は、まるで自分のことのように喜んでくれた。
「うん!もちろんだよ!菜穂もだよ」
私は明日が待ち遠しくなった。
~続く~
下手でごめんね!
ちゃんと恋愛にする予定だよ❤
続き書くね♪
『片思いは知っている』
ー土曜日ー
「ねぇ、お母さん。本当に買ってくれるの?」
朝から私はお母さんにそればかり聞いてる。
だって、心配なんだもの。
「大丈夫よ、私が嘘つく人に見える?」
お母さんはそう言って「早く準備して行くわよ」と言った。
正直、嘘つくようには見えるけどここで見えるなんて言ったら買ってもらえないかもしれないから黙っておこう。
「まぁ、晴天。ケータイ買うのにはうってつけの天気ねアーヤ」
外へ出るとお母さんはそう言った。
まぁ、そうだね。
“ケータイ買うのにうってつけ”っておかしいと思うけど…
「さぁ、アーヤ。今のうちに何色にするか決めときなさいよ。あ、何のアプリ入れるのかも決めなきゃね」
お母さんは、ケータイ屋さんの近くに来ると私にそう言った。
ふふふ、実は私色はもうとっくに決めてるんだよね。
色は、赤!
私っぽくない?そんなこと言わないでよ。
私っぽいじゃない、情熱的なところとか。本当は、ピンクと迷ってたんだけどね。
ーケータイ屋さんー
「わぁー、すごい数のケータイ」
私は、小さなケータイ屋さんしか行ったことなかったから少し驚いた。
「さぁ、アーヤ。好きなの選んで良いわよ」
うん、ありがたく選ばしてもらいますよ。
赤、赤、赤。
あ、あったよ!しかも最新型のピッカピカの赤!!!
これにしよう!
「お母さん、私これがいいな」
私はお母さんにそのケータイを見せた。
iPhone9っていうらしい。
「いいわよ、本当にこれで良いのね?潰れたりしない限り、買い換えないわよ」
お母さんは私にそう言うけど、私はそのiPhone9に一目惚れしたんだから!
「わかったわ。すみません!これを買いたいんですけど」
お母さんは店員さんにケータイを持って行っちゃった。
なんか、大人の会話してるのかな?
聞きに行ってみたけど、ケータイのシステムみたいなのを説明されてるみたい。
機械音痴のお母さん、理解できるのかな?
ー30分後ー
「ありがとうございました」
そう言うお母さんの声が聞こえた。
もう終わったんだ!お話!
「アーヤ、今からこれのカバー買いに行きましょう」
お母さんは、他のケータイを眺めていた私にそう声をかけた。
カバー?
「これ、落としたらすぐに壊れちゃうんだって。だから、落としてもすぐには壊れないようにっていうカバーが売ってるんだって。スマホを使ってる人はほとんどの人がカバーをつけてるらしいわよ」
お母さんは、私に分かるように説明してくれたのかな?
お母さん、私をなめてるね!
これでも、秀明の特別クラスの国語のエキスパートなんだから、難しい会話でも分かるよ!
…さっきのケータイの説明はよくわかんなかったけど…
とりあえず、今からそのカバーを買いに行くんだね。
それも、色決めなきゃね。
赤に合うのは、ピンクかな?
ー月曜日ー
「おはよう」
私は、いつも通り登校した。
すると、菜穂がものすごい勢いでこっちに寄ってきた。
「ケータイ。買ったんでしょ?どの機種?」
確か…iPhone9だったような…
「iPhone9だよ!赤でね、カバーはピンクなの」
わたしは、昨日ずっと眺めていたケータイを思い出しながら菜穂に語る。
「赤かぁ。私、ゴールドなんだ。カバーは壊れちゃったから今度買いかえるつもり」
菜穂は私がLINEできるようになって嬉しいのかな?
なんか、声がいつもより高いような…
「おはよう」
すると、木葉も教室に入った。
「木葉ぁー!私ね、赤のiPhone9にしたの!カバーはピンクでね!LINEできるようになったよ!」
私は、無我夢中で木葉に喋る。
木葉は、最初は急すぎて何の話かわかってなかったようだったけど、徐々にわかってきたらしく嬉しそうな笑顔になって私が喋り終わる頃には、とびっきりの笑顔になっていた。
「本当に良かったね!彩ちゃん、おめでとう!私の機種は、Androidって言うの。白で、カバーは黄色だよ」
~続く~
変なとこで切ってごめん!
まだまだ続く予定だよ♪
スレ作ってみたから良かったら入ってね♪
『kz好きの方~!雑談しませんか』
って題名だよ!
雑談がキライなら、入らなくても大丈夫!
わかなの小説も面白いよ~♪
小説褒めてくれてありがとう!!
雑談大好きだよ!
絶対入るね。
ありがとう!
莉沙、大好き~❤
これからもよろしくね♪
続きいきまーす
『片想いは知っている』
「本当に良かったね!彩ちゃん、おめでとう!私の機種は、Androidって言うの。白でカバーは黄色だよ」
木葉はそう言ってふわりと笑った。
「うん!菜穂も、木葉も喜んでくれてありがと!」
私は二人のことが前よりも、もっと好きになった。
ーその日の放課後ー
「あ。彩~!遅いよ、早くしな」
私はその日の放課後、二人と遊ぶ約束をしたの。
遊ぶって言っても、LINEの番号を交換するだけなんだけどね。でも、すごく楽しみ!
あ、そうだ。菜穂たちだけじゃなくて、若武達にも教えなきゃ。
「菜穂。さっそく、アドレス教えて?木葉が来るまでにやっとこうよ」
私は、早く菜穂とLINEしたくて急かした。
「分かったって、ちょっと待って…はい、これが私のアドレスだよ」
菜穂は、渋々ケータイを取り出して私にアドレスの書いてある画面を見せてくれた。
私は、初めてケータイを使うから少し慣れてない手つきでだけど、頑張って菜穂のアドレスを登録した。
菜穂は、私がどうしたらいいのか分からなくて手つきが止まっている時に教えてくれたりしてくれた。
改めて、菜穂は私の親友なんだと思った。
それから少しすると、遅刻で有名な木葉が来た。(学校は遅刻しないんだよね)
私は、木葉にも頼んでアドレスを登録した。
そして、LINEのアプリで三人だけで喋れるグループっていうのを作ったの。
名前は、『☆N.K.A.jc☆』。
ちょっとわかりにくいけど、ちゃんと意味はあるんだよ。
『N.K.A.』は、菜穂と木葉と私の頭文字なの。“N”aho、“K”onoha、“A”ya。
『jc』は、女子中学生のこと。
よく、女子高生のことをJKって言うでしょ。そんな感じだよ。
そんなこんなで、私たち三人はLINEでよく会話するようになったの。
〈☆N.K.A.jc☆〉
今日
彩『秀明、忙しいよー!』
菜『乙』
彩『それだけかい!宿題多いんだよね』
菜『ドンマイ』
木『頑張ってね』
彩『もぉ、木葉の言葉を菜穂に期待してたんだよー』
菜『あ、そー』
彩『菜穂…ほんといい性格してるよ』
菜『ww』
木『彩ちゃん、もう秀明の時間じゃない?』
彩『ほんとだ!ありがとう、木葉!行ってくるね』
菜『いってらー』
木『気をつけてね』
この日、木葉は姿を消した。
~続く~
わかな、大好きなんて言ってくれてありがとう~♪
私もわかなのこと、優しいし、大好きだよっ!
わかなの小説、相変わらず面白いな~♪どうしてそんなうまい小説が書けるの?
私なんて駄作ばっかりでも、諦めずに書き続けてるんだよ!
こちらこそ、莉沙ありがと♪
私なんて全然上手じゃないよ!
莉沙の方が文章しっかりしてるし、読みやすいと思うよ!
だから、自信持って大丈夫だよ!
続きいきまーす👍
ーその日の秀明ー
「あ、アーヤじゃん。LINEしたんだけど」
私が秀明の特別クラスに入ると真っ先に若武が私にそういった。
そんなの、仕方ないじゃない!
「そうだったの?ごめん!」
「ったく、気をつけろよな」
私は謝ったのに、若武がブツブツ言ってるから無視した。
すると、黒木君がこんなことを言った。
「そういえばさ、今日の夜…さっきさ。中学生の女の子が行方不明になったらしい。ここの近くだから、特にアーヤは気をつけた方がいいよ」
行方不明?
知り合いじゃなかったらいいけど、誰であっても行方不明なのは心配だなぁ。
「わかった。気をつけるね」
私がそう返事した時。
ピコン♪
LINEの通知が来た。
「…誰の?」
上杉君が辺りを見渡す。
「あ、多分私だと思う」
私は、バッグからケータイを取り出して通知を確認した。
菜穂からだった。
そこに書いてあった言葉を見て私は言葉を失った。
菜『彩!!!木葉が行方不明になった』
~続く~
続きですっ
菜『彩!!!木葉が行方不明になった』
…え?
私は、おそらくすごい顔をしていたのだろう。
若武達がそばに寄って来た。
「アーヤ、どうしたんだ?」
若武が声をかけてくれるけど、私は喋ることができなかった。
少ししてから、私は落ち着いて喋ることができるようになった。
「じ、実はっ、私のっ、、、友達が、ゆ、くえ、ふめいに、なったの、、、」
すると若武達は目を見開いた。
「え?じゃあ、さっき俺が言ったのってそのアーヤの友達ってこと?」
黒木君が私に尋ねる。私は、頷いた。
だって、信じたくないけど…証拠もないけど絶対そうだもん…。
木葉…私と菜穂のこと嫌いになったのかな。
なんで…行方不明なんかになるの?
私が俯いていると、上杉君が私の肩に手を置いた。
「うえ、、、す、ぎ、くん、、」
私が目に涙を溜めて、上杉君を振り返ると上杉君は「探しに行くぞ」と言った。
…え?
「て、、てつ、だっ、て、くれる、、、の?」
わたしは、声を震わせながらみんなの方を向く。
上杉君は頷き、黒木君はウインクして、小塚君はニコッと笑って、翼はグッドポーズをして、若武は「当たり前だろ」と言った。
うぅ…やっぱり、kzに入ってよかった!
ありがとう!みんな!!
~続く~
木葉ちゃん、どこ行ったの!?
KZ、やっぱり優しいね♪
【古い本は知っている】
学校が今日は終わって、部活がある、このかちゃん、ひなこちゃんは部活に行って、みほちゃんと帰っている。
「あやちゃん。ちょっといい?」
みほちゃんに呼ばれて、道の隅に移動する。
他の緑山の子たちは、私たちを大きく避けて通っている。
「あやちゃん。私の友達の、アイノとノゾミ、ノノカって知ってる?」
「知らないけど…誰?」
みほちゃんは、ゆっくり歩きながら話し始めた。
このかちゃんとひなこちゃんに言えなくて、私には言える話を。
「私、ずっと秘密にしてた。英語を習っていること。でも、英語全然できないから、かっこ悪くて、言えなくて。でも、こんな自分、嫌なの。私じゃないもの。私、こんな自分を責めてる。このかちゃんとひなこちゃん、許してくれるかな?こんな私を。」
みほちゃん、やっぱり英語習っていたんだね。
このかちゃんとひなこちゃんなら、とっくに知っているよ。
「みほちゃん。英語、習っていたからなんだって言うの?私だって、塾言ってるけど、数学は伸びないし、理解遅いし、よくないこともいっぱいあるんだよ?でも、人との出会いを大切にしているんだ。みほちゃんの場合、英語以外に英語に行く理由はない?」
「アイノとノゾミとノノカと話したいから…」
「でしょう?だから、いいんだよ。英語に行っていることによって、英語ではないけど、友達とうまくいっているんだから。」
みほちゃんは、目から出る涙をハンカチで押さえながら、何度も何度もうなずいている。
私もそう。
KZに入った理由なんて、遊び半分だったんだから。
でも、やるべきことだと思えた。
みほちゃんも、英語が伸びなくて、お金の無駄だと思うのではなくて、勉強面ではない、社会面で英語に行ってもらいたい。
「ありがとう。あやちゃん。でも、本題はここからなの。ノゾミとノノカ、双子ちゃんなの。両親が離婚するらしくて、二人も別れるんだって。ノゾミが、英語から抜けなくちゃいけなくなるの。どうしたらいいか、相談したかったんだ。ホント、分からないことなのにごめんね。」
ううん、みほちゃんのためになれるなら嬉しいけど…
離婚は両親の問題だから、手は付けられないし…
「ちょっと。君、みほちゃん?僕の名前は、春川功(コウ)。二人で話したいんだけど、いいかな?」
春川君は、みほちゃんに話しかけて、学校に折り返して行った。
もちろん、みほちゃんも付いて行ってね。
すると、周りからいろんな声が聞こえてきた。
「功先輩、どうしてあんな女を選ぶんです?」
「みほ?名前古いね。ダッサ!」
みほちゃんの話?
こんな話、駄目だよ!
今すぐ止めないといけないよね。
踏み出そうとすると、足が動かなくなってきた。
怖い…
何があるか分からないもの。
どうしよう。
すると、足元に絨毯が現れて、
「タースゥーケェ~テェーイ!」
絨毯に呑み込まれてしまったんだ。
続く
ー次回予告ー
アーヤはどこへ行ってしまったの?
アーヤの好きな人は誰?
謎の男の子、春川功は何者?
楽しみにしててね♪
アーヤどこ行ったの?気になる~~
楽しみにしてるね♪
ありがとう!頑張るね!
【古い本は知っている】
いっててててて。
思いっきりお尻うった~!
絨毯はいつの間にかなくなっていて、大理石が敷き詰められた暗い所に立っていた。
ここは、どこ?
先を歩いていくと、ろうそくの光が見えてきた。
そして、男の子の声が聞こえてきた。
ひとりではない、複数だ。
男の子の声が聞こえた方の逆、来た道の方から、誰かの泣き声が聞こえた。
気のせいかと思ったけど、完全に泣いている。
ひとりかもしれないから、もう一度戻ることにした。
男の子の声は、どんどん大きくなってきて、何を話しているのかまで聞き取れる。
「俺、サッカーずっと続ける。応援してくれてる女の子がいるから。」
「杉浦、いいなぁ。応援してくれてる女の子がいるって。」
杉浦?
サッカー?
聞きなれた声、杉浦君。
もしかして、サッカーKZの杉浦君?
いやいや、考えすぎだよ。
そうそう、考えすぎ考えすぎ。
でも、杉浦君の声にしか思えない。
意識しているせいかな?
実は、私の好きな人ーー杉浦君なの。
私が転んだとき、佐田真理子は笑って見捨てた。
一緒に遊んでた時期、あったのに。
そんなとき、杉浦君は、手をさしのべてくれた。
嬉しかった。
あれから、ずっと杉浦君が好き。
私のーー二回目の恋。
「その応援してくれてる女の子って誰よ?もしかして、杉浦の好きな子?」
「当たり!名前は、……やだけど。」
ん?
名前の最後が「や」?
タチバナアヤ。
最後が「や」だ!
可能性はつぶれていないかも!
ー次回予告ー
杉浦君と会えない?
同じ所にいるはずなのに!
あと、ここってホントにどこなの!?
続く
春川功、出せなかった。
次回も出せなさそうだから、
出せそうになったら、次回予告で
言わせてもらうね♪
面白くなってきたね!
次回予告も楽しみにしてまーす✨
わかな、ありがとう!
23:わかな:2017/01/21(土) 15:03 ID:Sxkうん!
24:莉沙:2017/01/22(日) 19:22 ID:rcU 小説更新~♪
【古い本は知っている】
「本番で、俺失敗したじゃん?大森にパスするとき。」
杉浦君は、悲しげな声で言った。
もうひとりで対応できないと思う。
一緒にいる子。
泣き声はますます大きくなる。
杉浦君たちの声も大きくなる。
でも、どこへ行っても会えない。
一体みんなはどこへ行ったの?
「俺、、、大森と絶交しちまって。どうすりゃあいいか。」
杉浦君…
KZのレギュラー、誰もが知っている大森君と絶交だなんて。
杉浦君ファンなんて、絶対大森君のこと嫌いになる。
大森君ファンも、杉浦君のこと遠目で見るに違いない。
食い止めないと。
「ママ~、百合、ここにいるよー!ママどこにいるのー?」
百合ちゃん(?)は、お母さんを捜して歩いている(?)
泣いている子、杉浦君たち、百合ちゃん(?)は一体どこにいるの?
ずっと歩いていると、日本人形が横たわっていた。
それも、五体。
「気味悪いな。早く行こう。」
思わず呟くと、日本人形が動いた。
「お前、どうしてワタクシたちのことを汚す。気味悪いなどと。お前の方が気味悪いだろう!」
日本人形は、襲いかかってくるように、私に飛び乗ってきた。
『キャーーーーーーー』
思いっきり叫ぶと、杉浦君の声が聞こえてきた。
「おい、さっき言った、立花彩の声にまちがいない。彩ちゃんもいるかもしれないな。本田、行くぞ!」
杉浦君、捜してくれるのーー?
スッっと、涙が頬をつたうのが分かる。きっと、助けてくれる。
私、今泣いてるんだ。
どうしたらいいのか分からないけど、杉浦君、、、来てくれるよね?ーー
次回予告
杉浦君、来てくれない!?
やっぱりここどういうことなの?
絨毯が現れたのはどうして?
どこから現れたの?
疑問が次々に解決していきます!
楽しみにしててください!
続く