コピペが多い。
メモとは言えがたいものが多い。
私以外は、書き込まないでください。
間違えたなら別におk
http://ha10.net/test/sub.cgi?all=debate&page=1
3:匿名さん:2015/04/06(月) 16:22http://mobile.twitter.com/animepostcom
4:匿名さん hoge:2015/04/19(日) 20:58アサガオの散る頃に
5:はるる◆/M hoge:2015/04/20(月) 19:45
星が広がる空 一人立ち止まって 伝えられずにいる この想い 見上げて
目に見えるものは 全部 愛おしくて 耳に届く音は 何もかも 美しい
星を 線で結んで 君を描いて 瞳の中に映した
いつも 強がる 私は突っぱねて 本当は 君が居ないと 駄目なのに
遠く 遠く 続いてる空 その向こうで 君は 何想う
いつか消えるあの星の下 永久を願い 想い見上げ
強く弱く 光を放つ 君の近くに 北斗七星
そんな 輝きであるように 君を想い 願い掛けて
夜が明けていく 君を想えなくなる 朝が来る頃には また強がってしまう
微かな光は もっと 愛おしくて 朝へ向かう 音に 耳を固く塞ぐ
時を止めて 夜が続いてく魔法が この手に あればいいのに
本当は 君と居るときも 同じように ずっと 思っているのに
長く永く続いてる 夜 この闇の中で 君を想う
いつも 隠して持ち歩いた 君がくれた人形見つめ
弱く 強く 何度も 君の 名前を 繰り返し 呼んでいる
よく間違えては 怒られた 覚え難い 愛おしい名前
遠く 遠く 続いてる 空 その向こうで 君は 何想う
いつか消える この星の下 永久を願い 想い見上げ
強く 弱く 光を放つ 君の近くに北斗七星
そんな 輝きであるように 君を想い願い掛けて
eri@halulu829
ブレイブルー
http://sp.nicovideo.jp/watch/sm26118044
生ってこーぜ
38276
10:◆/M hoge:2015/05/02(土) 13:27
お兄ちゃんができてから二週間がたった日。
私はゆれる電車の中、手すりにつかまってたっていた。
お兄ちゃん、についてわかったことが二つ…
・歳は20代前後
・独り暮らしではない
性格はよくわからないし、好きなもの、誕生日も知らない。
ネットは性格もかえられちゃうし、そういうのって怖いと思う。
それでもネットの相手と話してしまうのは、相手のことを信じているからだろうか。
出 会いがなんかいうけれど、ネットで話しているからこそいいのかもしれない。
知らぬが仏といったところ…?
もし、相手とあってしまってそれが今までを裏切らせたら、どうなるのだろうか…
300:ゆり:2021/10/31(水)18:09 ID:asd4
ただいま
301:匿名:2021/10/31(水) 20:48 ID:qwe1
おかえり
302:ゆり:2021/10/31(水) 20:48 ID:asd4
足痛い
303:匿名:2021/10/31(水) 20:49 ID:qwe1
なんで?
304:ゆり:2021/10/31(豌エ) 20:50 ID:asd4
通学で…
自転車つかれるよ…
305:匿名:2021/10/31(水) 20:52 ID:qwe1
1qぐらいだろ?
306:ゆり:2021/10/31(水) 20:52 ID:asd4
うん、そんぐらい
307:匿名:2021/10/31(水) 20:55 ID:qwe1
近いじゃん
308:ゆり:2021/10/31(水) 20:56 ID:asd4
えー、疲れる!遠い!
309:匿名:2021/10/31(水) 20:58 ID:qwe1
いやいや、近いだろ
310:ゆり:2021/10/31(水) 21:00 ID:asd4
遠いもん
311:匿名:2021/10/31(水) 21:01 ID:qwe1
馬鹿か、お前?
312:ゆり:2021/10/31(水) 21:03 ID:asd
馬鹿だもん…
313:匿名:2021/10/31(水) 21:03 ID:qwe1
あははっ、ごめんな
いつか勉強でも教えやるからさ〜
314:ゆり:2021/10/31(水) 21:03 ID:asd4
ムカつく!!
・
・
・
トゥッティ!私たちが心を奪う
マウスピースと今日もリードを選びながら 汚れたクロス紙を 書き込んだ楽譜(スコア)達が試しているの 青春の価値
奏でる(教室の窓から) 繋げる(フレーズからフレーズへ)
一人でも欠けたら駄目なんだ 音に伝わる感動、みんなで響け
体が歌ってる煌きのパッセージ チューナーの揺らぎはきっと 舞い上がる高揚感 想いを乗せてゆく楽器って赤い糸 息を合わせて
トゥッティ!私たちが心を奪う
http://www.dailymotion.com/video/xpg8ey_higurashinonakukoroni02-muxed-00h11m08s-00h22m17s_shortfilms
14:匿名さん hoge:2015/05/03(日) 16:17http://www.youtube.com/watch?v=LkPzYMUoSts
15:匿名さん hoge:2015/05/03(日) 16:17http://www.youtube.com/watch?v=3o-j-bT0jgY
16:匿名さん hoge:2015/05/03(日) 16:20http://www.youtube.com/watch?v=1wNRx04Aaf8
17:匿名さん hoge:2015/05/04(月) 18:14
「あ、俺甘党なんだ」
楠の葉駅から少し歩いたところにあった、ワゴンのドリンク店の前。
私の手元には氷がたくさんはいって冷たい水滴がひたたるサイダー。
私の目の前には砂糖をいっぱいいれたあつあつのコーヒーをもったイケメン…
「あは、以外?暑いのは好きなんだけど、苦いのって飲めないんだよねぇ…」
ストローを口に入れ、サイダーをのむ。
風があるし、ちょっと寒い。
「でもコーヒーの味は好きなんだよなぁ。
てか、付き合わせてもらっちゃって平気なわけ?」
「たぶん…」
…なんでこの人とジュースなんか飲んでいるのか。
それは、私が彼を見つけたからだろう
────────────────────────────────────────────
いくみと話しているとき、さっきぶつかった人の持っていた携帯の画面にふと目がとまった。
そこで目にはいったのは、これからの未来をかえるものだった。
303:匿名:2021/10/31(水) 20:49 ID:qwe1
なんで?
304:ゆり:2021/10/31(水) 20:50 ID:asd4
通学で… 自転車つかれるよ…
305:匿名:2021/10/31(水) 20:52 ID:qwe1
1qぐらいだろ?
306:ゆり:2021/10/31(水) 20:52 ID:asd4
うん、そんぐらい
307:匿名:2021/10/31(水) 20:55 ID:qwe1
近いじゃん
それは、私とお兄ちゃん、しかみることのできない蓮の池のスレッドだった。
私はまさかと思いながらも一瞬で悟ったのだ、この人が私の''お兄ちゃん''なんだと…
「お、お兄ちゃん!?」
あり得ないながらも気持ちをおさえられずお兄ちゃんの名前を口にした。
こ、この人がお兄ちゃん…?リアルお兄ちゃん!?
私はお兄ちゃんかもしれないその人を見つめた。
そしてその人は驚いた顔で振り向き、私のユーザーネームを口にした。
………この人だ………
──────────────────────────────
それから私とお兄ちゃんは次の駅で電車からおりた。
「とっ、とりあえずなんか飲みながら話そうか!ジュースでも奢るから!」
なんて相手がいうからここにいるわけだけど…
驚きだ、驚きすぎる…
ネットで出 会った人と会って、今自分の目の前にいるなんて…
たまたまあったという、こんなことネットの世界でもないだろう…
違う人だったらどうしよう、すっごい黒歴史になっちゃう…
普通に聞くしかないな…
「あっ、あの、本当に私と話していた相手さんですか?」
「たぶん…このスレッドの'ゆり'ってお前だろ?俺はこのqwe1のIDの匿名だし。
それにこのスレッドは特定のユーザーしかみることができない。俺とお前だけだ。」
そういって彼はそのスレッド画面をうつしたスマホをとりだしみせた。
「じゃあ本当に…?」
「ああ、そうだ。まさか会えるとは驚きだよなー
じゃあさ、名前聞いていいかな?リアルの。」
「えっと…」
「あ、普通はこっちから言うべきか…俺は麻生泰彦。で、お前は?」
……麻生、泰彦……?
ちょ、ちょっと待って。これはいくらなんでも驚きが…
「ごめん、もしかしたら名前いいたくないかな?」
「あ、えっとその…私は…」
「え…?」
「篠原百愛です……」
「………え………?」
「篠原百愛です!!」
「………………………」
お兄ちゃんの名前をきいてすぐわかった。
体型も声もすごい変わってるけど、この顔、昔の顔の面影があるこの顔…
麻生泰彦。
昔住んでいた家の隣の家の人で、背が小さくて馬鹿でウ ザかった人。
私はこの人のことが嫌いだった…
泰彦さんかっこ
「あ、よう、久しぶり…」
「久しぶりです、ほんと。」
泰彦さん(昔はそう呼んでいた。影では呼び捨ても。)とは
家が近くてもあまり話すことはなかった。
しかしそれは、私が泰彦さんをさけていたからで。
私が遊んだり話したりしたのは5歳ぐらいだけだと思う。
でも泰彦さんを嫌ったのも5歳ぐらい。
最初は一緒に遊んでくれる、優しいお兄さんかと思っていた
だけどそれは間違い…ではなかった
泰彦さんは明るくて優しくていい人だった
それでも泰彦さんを嫌ったのは───
「まさかこんなふうに再開するなんて…」
相手も困ってるようだった。
相手も私のことは別に好いてるわけじゃないと思うし、
会いたくもないだろう。
「私もびっくりですよ。ネットで話していた人と偶然会えるなんて。」
私も会いたくなかった
でも会わずにいられてもネットですでに話してたんだ
「…今まで、泰彦さんと話してたんですね、私…」
そう思うと恥ずかしい。
お兄ちゃんがほしいとか、この人に知られてしまった
「そういうことだなーあっ、百愛だから百合(ゆり)か!」
泰彦さんはひらめいて嬉しそうな顔で、笑顔でこっちをみた。
なんでわたしといて笑えるの…?
「てかちゃんと『お兄ちゃん』って呼べよ。泰彦さんって昔のまんまじゃねぇか…
でも百愛が妹でよかった!すっごい嬉しいわ、俺!!」
…なんで……?
「お前のこと、ゆりじゃなくて百愛でいい?スレッドも俺たち以外みれないし…」
「いいですけど…」
「百愛、ほらお前も!」
「…お、お兄ちゃん…」
あらためてこの泰彦さんに向かっていってるなんて可笑しい
「声小さいなぁ…ほらもう一度!」
「おっ、お兄ちゃん!!」
「そうそう、偉いなぁ百愛。百愛が妹だから、好き勝手できるもんなー」
好き勝手ってなんだろう、と思ったが、
お兄ちゃんがそう言って頭をなでるので、それがとてもホクホクする気持ちで、
そんな不安と疑問の気持ちもすぐに消えていた。
「てか一応兄弟だろ?敬語とかつかうんじゃねぇよ?
遠慮せずびしっと!あの頃の俺たちじゃないんだ。それにスレじゃお前…」
…わかりました。
「宜しくね、お兄ちゃん!!」
そう心を込めていうと、お兄ちゃんは顔を真っ赤にした。
こっちも恥ずかしくて爆発しそうなんですけど…
「ああ、宜しくな!!」
http://img2.imepic.jp/image/20150505/551280.jpg?609c151aee8a8c3b493f85f25c9ece3c
22:はるる◆/M hoge:2015/05/06(水) 09:59
「百愛」
お兄ちゃんの優しい声。
何だろう…そう思っていると、お兄ちゃんの手は私の顔に近づいてくる
「え、なっ…」
何、何、何…?
お兄ちゃんの手はどんどん近づいてくる。
そしてその手は私の眼鏡にかかり、私の眼鏡をはずそうとする。
お兄ちゃんの顔は真剣で、まっすぐ私をみていた。
手、手を、お兄ちゃんの手をはらわなきゃ…
「えっ、やっ…!」
やっとしてお兄ちゃんの手をはらう。
そうするとお兄ちゃんはため息をして今度は私に顔を近づける。
やだ、もう、声もでない。体も動かない…
お兄ちゃんの顔はどんどん近づき、とうとう私の耳元まできた。
息がかかる、そしてお兄ちゃんはこう言った
「あのこと、もう忘れちゃった…?」
ビクンッ一瞬で鳥肌がたって、心臓の早さがより増す
さっきまでの優しさはどこにいったんだろう
お兄ちゃんは私から顔を離し、私の眼鏡をとる
そのことを言われたら私は、この人に逆らえなくなる…
「やっぱり…」
お兄ちゃんは私の眼鏡をかけて言った
お兄ちゃんは眼鏡も似合う…
「やっぱり百愛、そんな目悪くないよね?眼鏡はずしても0.8ぐらいでしょ、視力。」
反応したいけど震えすぎて頷くこともできない
「もう、ほら!」
お兄ちゃんは私の頬をひっぱった
「い、い''だい…」
「笑って?」
お兄ちゃんはそういって私の頬から手を離し立った
…少し落ち着いた
「ごめん、さっきの冗談。そういわないと百愛、眼鏡とらなそうだったし…
髪をおろしてる百愛も、眼鏡をとっている百愛も可愛いよ?
強引なやり方になっちゃったけどもうあのことは忘れよう?」
あのときのことなど忘れていいことなのか
私は何度も忘れたいと思っていても忘れられなかった
それは泰彦さんに申し訳ないと思って、忘れているふりをして決して忘れてはいなかった
「本当に冗談だから!あ、眼鏡返す!」
またお兄ちゃんは優しく笑って私に眼鏡を差し出し返してくれた。
この顔を見せられたら何もかも忘れて許してしまいそうだ
「じゃあもう帰るな」
「え、もう帰っちゃうの!?」
「何?もっとお兄ちゃんと居たかった?」
お兄ちゃんは私をからかっていっているのだろう。
でも私は本気で残念だった。
さっきは怖かったけど、もっと話してたかった。まだ一時間もたってないのに…
「……俺ももっといたかったけど…また会いに来るから」
私の気持ちに気づいたのか、さわっと私の頭に手をおいて撫でた。
こんなにも包容力に満たされたことが今までにあっただろうか
「じゃあな」
お兄ちゃんはそう言って部屋の'窓'に近づく。ってええ!?
「お兄ちゃん、まさか窓から!?ええっ!?」
まさか、まさかと思ったけど、ええ!?
でもお兄ちゃんは笑ってなどないし…
でもお兄ちゃんはどんどん頬をゆるませて…
「あははっ!ばーか、そんな訳ねーじゃん!冗談、冗談!!」
……え?
「じゃあなー、百愛ー」
お兄ちゃんは笑いながらドアに近づいていき、帰っていった。
こっ、この野郎!!
「お兄ちゃんのばか!もう来るなし!!」
ドアの奥から笑い声が聞こえる。
ほんとなんか色々かわるなぁ、もう…
でもそれは今まで暗くなっていた私を元気にさせてくれるためのものだったのかもしれない
私はいつもこう思っちゃうんだ。
気づかないとわからない優しさ。もう、ほんとにお兄ちゃんは優しいなぁ…
http://www.dailymotion.com/video/xpg8k3_higurashinonakukoroni03-muxed-00h11m08s-00h22m17s_shortfilms
25:はるる◆/M hoge:2015/05/10(日) 09:04
「百愛、最近気分いいよね!」
国語の授業が終わった休み時間、イクミが話しかけてきた
「そう?」
「うん、今までなんかイラついてて疲れて多感じだったんだけど、
最近の百愛はそんなふいんきも消えて、明るいオーラがふわふわぁ〜って!」
「ふわふわ…」
「百愛も気分もよくなったことだしさ、ほら、この前の映画駄目だったじゃない?
だから次の日曜、観に行こうよ!」
「次の日曜かぁ…」
次の日曜はお兄ちゃんも休みだと言っていたから、
いっぱい話せる予定だったんだけど…
どうしよう、いくみに誘われたけど、お兄ちゃんと話したいな
「ごめん、私その日は用事が…」
「そうなんだ…じゃあしょうがないや、またにしよう」
「うん、ごめんね」
行けなかったことだけじゃなくて、嘘をついていることも含めて謝った。
用事なんてものじゃないのに
いくみの誘いはいつものるのに
断ってまでお兄ちゃんを優先してしまった
そんな私は…
次の日曜日、私はまた暇じゃないのに暇してた
今日は休みだからいっぱい話せると思っていたのに、
お昼をすぎても私のレスへの返信はこない…
「休みだっていってたのに!」
枕を床に叩きつけた
こんな何もないならいくみと遊びにいけばよかったのに
「休みだけど用事があるっていってくれればよかったのに!」
今度は床に向かって叫んだ
もう、あのときは急に家にあがりこんできたくせに!
叫んで少しすっきりしたけど、疲れた…
床に座り込むと、ノックが聞こえた
「はーい、入っていいよ」
「百愛、うるさいわよ!」
入ってきたのはお母さんだった。
しまった、声がもれていたか…
「もう、お客さん来ているんだから静かにしなさい」
「お客さん…?」
誰だろうとドアをみていると入ってきたのはお兄ちゃん…
「こんにちはー」
「ちょ、ええ!?」
なんでまたうちにいるんだ…
しかもお母さんと一緒にきて…
「覚えてる?昔隣に住んでいた麻生さんちの泰彦さんよ」
覚えているもなにも、前あったばかりだし、毎日話しているわよ
「今日はわざわざ百愛のために勉強を教えに来てくれたんだって!良かったわあ」
「勉強!?」
「そうよ。この前のテスト駄目だったんだし、よかったじゃない。きっと成績あがるわよ」
「ってことで、はい、よろしくな」
お兄ちゃんは勝手に椅子にすわって、鞄からたくさんの本をとりだした
「こ、こんなに!?」
「じゃあ泰彦さん、よろしくね。お茶おいとくから」
「はい、まかせといてくだたい!」
お母さんは部屋からでていったけど、お兄ちゃんはニコニコしながら私をみるばかり…
「ちょ、ニヤニヤしながら何みてるの!?なんでうちにいるのよお!!」
「いやー、相変わらず百愛可愛いなって」
「ばか、気持ち悪い!」
「そんなこと言うなよ〜せっかく勉強を教えにきたのに」
「こなくてよかった!」
「なんだよ、お前がばかだから教えてやるって前いったじゃん」
「っ…ばか!!」
http://www.youtube.com/watch?v=HjpJgZgGsAs
28:匿名さん hoge:2015/05/11(月) 16:26http://www.youtube.com/watch?v=dmV0D2rtBMA
29:◆/M hoge:2015/05/11(月) 20:53
「いい?この公式を使って…応用するんだよ。このxに3を代入して…」
「んー……あ、こう?」
「そう、それ!じゃあその式を解いてみ?式の解き方はそんな難しくないだろ?」
「うん…あ、できた!」
「どれ…あ、ここの答えにちゃんと単位つけなきゃ」
「忘れてたぁ…じゃあqをつけて、終わり!?」
「終わり!よしっ、じゃあ休憩!!」
「ほんと!わーいっ!」
お兄ちゃんが来てから40分、ずっと数学をやっていた
数学は好きだけど、苦手で…
やっと休憩になった私は、フラフラとベットにむかい寝転んだ。
「お前、ベットが似合うな…」
「なっ…!それ、ばかにしてるよね!?」
私はガバッと起き上がった。
お兄ちゃんは笑いながらお母さんのおいてったお茶を飲んでた。
そうすると紅茶のカップから唇をはずして話しかけてきた。
「百愛、何でお兄ちゃんが欲しいと思った?」
その言葉に少しビクッとした
「え、えと…その、お兄ちゃんも知ってるでしょ?私の親がすごいの…」
お兄ちゃんはまっすぐこっちを見ながらうなずいた
その目で全てをみすかせられるようで、目をそらして下へ俯いた。
「だからね、私昔からずっと期待されてきたの。私もそれに答えられるように頑張ろうって…
小学校のときは勉強も余裕だったんだけど、中学にはいってからずっと平均でね。
周りからはもちろん誉められなかったよ。でも私はすっごく頑張って勉強したのにさ、みんな攻めるばかりだもん。
兄弟もいないし、親のことは友達も知っているから愚痴とか言えなくて…
それでね、気軽に話せて甘えられるお兄ちゃんがほしいなって…」
どんどん声が小さくなる。
お兄ちゃんに引かれちゃったらどうしよう…
こんなこと痛いよね、話するじゃなきっ
話すんじゃなきったかな…
「百愛…」
お兄ちゃんの声、近づいてくる足音。
やめて、私を切り離さないで
「百愛、俺はどんなことも聞くし、甘えられてもいいよ?喜んでお兄ちゃんするから!」
「え…?」
顔をあげればお兄ちゃんがいつものように笑っていた
「だって俺はこういう妹がほしくてあそこに書き込んだんだよ?」
「あ、う…」
「だからどんどん言っていいよー」
「うん、安心した。じゃあ、さっそく話したいんだけど…」
いつかは話さなくてはいけないと心で決めていたこと。
心臓の鼓動が早くなっているのがわかる。
「あのこと、勿論おぼえているよね…?」
「………ああ、勿論。」
話したかったのは 年前のあのこと、について。
あれは私とお兄ちゃんにとっての一番大きな事件。
二度と思い出したくなかったけど、会ってしまったのだから素直に話したい───────
六年前───
私は泰彦さんと遊びたくて、泰彦さんのいえへ向かった。
小さかった私は、暇があり親に許しをもらったときは楽しそうに遊んでくれる、泰彦さんと遊ぶのが好きだったのだ。
その日も暇で、親から許しをもらったので泰彦さんちへ向かった。
今日は何をしようかな、とワクワクしながら。
いつもは玄関からインターホンを鳴らして泰彦さんが出て
くるのを待って、泰彦さんが遊んでいいと言ってから家に入るのに…
なんであのときはなぜ玄関が開いていたのか、なんで泰彦さんがいなかったのか、
なんで勝手に家にあがってしまったのか。
泰彦さんちなんてあがりなれている、部屋なんてどこにあるか知っている。
泰彦さんの部屋に入った私はいすに座って前の机の上をみた。
そこで見たのは、ラブレター
そこで私は葛藤した。
なんか心がむしゃくしゃして…
───私はその手紙を破って、くしゃくしゃにして、その場に散りばめた
それからどのくらいそこで立ち尽くしていたか、
その時どんなことを思っていたのかわからない
気づけば目の前には泰彦さんと、泰彦さんと同じ年齢だろう女の人と男の人がいた。
泰彦さんはばらばらになった手紙を見て、慌てて二人を外にだし、何か言っているようだった。
しばらくして大きな声が聞こえたら、急に静かになった。
泰彦さんは涙目で部屋へ入り、私に怒鳴った。
「何すんだよ、く そ野郎!!二度とうちに来るな!!!」
私にはまだ状況が理解できてなくて、まだ立ち尽くしていたので泰彦さんに手を引かれ家の外に出された。
eri@halulu829
36:はるる◆/M:2015/05/24(日) 18:00 ───────────────────────────────────────────────────
「私ね、あの頃からずっとお兄ちゃんのこと大好きだったんだよ。」
私は下を向きながら話始める。
「あの手紙、仲良かった子が引っ越して久しぶりに戻ってくるよっていう手紙だったんだよね。あのあと、両親がいってた
お兄ちゃん、楽しみにしてたよね、嬉しかったよね、でもっ
わっ、私が手紙破っちゃって、お友達さんはお兄ちゃんが破ったって勘違いしたんだよね。
それでっ、そのっ、あんなことになっちゃって…」
声が震える、何を言えばいいのかわからない。
お兄ちゃんは今、どんな顔しているのか気になるけど、勇気がでないっ…
「お友達さんもお兄ちゃんも嫌だったよね、あの日は。
私もあの日のことも、お兄ちゃんのことも忘れたくて、
『泰彦さんのことは嫌い』だなんて自分に嘘ついて、自分から嫌おうとして、
お兄ちゃんに近づかないようにしてっ…
でも無理だよ、いつも窓の外をみると思い出しちゃって、心が痛くて痛くて…
自分に『泰彦さんのことは嫌い』と何度もいいきかせても、自分にはちゃんと嘘つけないっ、
だって昔から今までずっと、お兄ちゃんのこと好きだったもんっ…」
勇気をだして顔をあげ、お兄ちゃんをみる。
真っ正面から、ちゃんと。
「あのお友達さんからの手紙、私はてっきりラブレターかと思っちゃって…
泰彦さんに彼女とか思ったらすごいイラついちゃって破っちゃって…!
だって、そしたら泰彦さんと遊べる時間少なくなっちゃうもん!
嫌だったの、もっと一緒に、居たかったっ…!!」
言い切った…
お兄ちゃん…
口をあけてポカーンとしている。
やだっ、こんなこと痛いか…!
急に顔が赤くなって、恥ずかしくてまた下を向く。
「こんなの、言い訳、だよね…
きっとあのお友達との間にもあれからいろいろあったと思う。
あのときのことはもう戻らないよね。
今になってこんなこといって、もう私のところにこなくてもいいです、ネットで話すのもやめましょう、ね…」
「なんだよ、お前…」
うっ!
怒られる…!
「たっく、何回言わせるの?
そんなに俺にかまってほしいの?そんなに何度も俺に言わせといて、こっちも疲れるんだけど…」
「ごめんなさいっ!!」
「謝ってもらっても…
いい、ちゃんと聞け、ちゃんと顔あげろ」
「う……」
「前のことは忘れろって何回もいったろ?もう、ほんと何回いわせるわけ?
まだ言わせる気なの、百愛?」
「いや、そんなこと…」
「じゃあもう昔のことは口に出すな。
俺は基本怒らないけど、そのことを口にだしたら怒るからな。」
「はい」
「確かにあのあとはいろいろあったけど、そんなことで絶好とかするような仲じゃないってば!
それに俺、頭いいから百愛がなんでそんな行動したのかすぐわかったし!
いやぁ、モテるってつらいよなぁ〜」
「……」
「でも俺も謝らなきゃな。本当は引っ越す前に言いたかったんだけど、そういうの苦手で…
あのとき、『二度と来るな』なんていってごめんな?
ほんとうはそんなこと、思ったこと一度もないから」
「お兄ちゃ…」
やばい、泣いちゃう…
あ、もう…
「お兄ちゃんっ、うわぁっ…!!」
お兄ちゃんに抱きつく。
「百愛!?うわぁ、どうした!!」
「よかった、よかったぁ…」
泣く泣く。頬に涙がつたる。
お兄ちゃんは私を包み込むように私の頭に手をおいた。
「俺がそんな酷いこと思うとでも思ってたのか?」
「……うん」
「うわー、百愛酷いな…」
「だってぇ〜」
私の涙はお兄ちゃんのふくまでを濡らす。
喉も痛くなってくる。
私はこの時、6年ぶりに心のそこからモヤモヤがなくなった。
986:ゆり:2021/11/28(水)17:09 ID:asd4
ねぇねぇきいて!
私今日可愛い手袋買ったの〜
987:匿名:2021/11/28(水) 20:48 ID:qwe1
へぇー、どんなの?
988:ゆり:2021/11/28(水) 20:48 ID:asd4
えっとね、白くてふわふわの
989:匿名:2021/11/28(水) 20:49 ID:qwe1
いいな、暖かそう
990:ゆり:2021/11/28(水) 20:50 ID:asd4
うん、暖かいよ
991:匿名:2021/11/28(水) 20:51 ID:qwe1
寒くなってきたもんなー
俺も買おうかな
992:ゆり:2021/11/28(水) 20:52 ID:asd4
お兄ちゃんが手袋…
993:匿名:2021/11/28(水) 20:55 ID:qwe1
なに、変?
994:ゆり:2021/11/28(水) 21:06 ID:asd4
いや、イメージできないなぁって…
お兄ちゃんって手、大きいよね
995:匿名:2021/11/28(水) 21:08 ID:qwe1
んー、そう?
百愛は手も小さいよね
996:ゆり:2021/11/28(水) 21:09 ID:asd4
ん、まぁよく言われるけど…
もって何ですか…
997:匿名:2021/11/28(水) 21:10 ID:qwe1
あー?そりゃあ背も小さいしあと…
998:ゆり:2021/11/28(水) 21:13 ID:asd
え?
999:匿名:2021/11/28(水) 21:13 ID:qwe1
うん、背と手が小さいかな!
あ、スレおわるから次ここ
1000:ゆり:2021/11/28(水) 21:13 ID:asd4
ちょ…貧乳だとか思ってないよね…?
1001:1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててください。
六月五日
40:はるる◆/M hoge:2015/06/01(月) 20:56
「ねぇねぇ、テストの学年順位、★位だった!」
冬休み前のテスト、私は★位だった。
中学生になってから一度もとったことのない順位と点数。
テストが終わったのでうちでお茶でもしようと★いくみを家にあがらせた今でも舞い上がっている。
「もうそれ、何回も聞いたんだけど…」
「だってぇー。もう嬉しすぎて!」
嬉しい、嬉しすぎる。
これで親にも誉められる、そしてお兄ちゃんにも!
「猛勉強したの?すごい勉強方でもあるの?」
私のあまりの順位の上がり差に★いくみもかなり驚いているようだった。
「えへ、秘密!」
「えー、ずるい!あ、そうだじゃあ明日…
★
「ごめん、メールだ。ちょっと待ってて!」
★
お兄ちゃんからメール!初めてだ。
興奮しながら返信する。
★
「誰?」
横川伊久実
「えへ、お兄ちゃんー」
「お兄ちゃんって、百愛お兄ちゃんいたっけ?」
伊久実は私の家のこともよく知っている。お兄ちゃんがいるなんて聞いてもありえないだろう。
「ううん、お兄ちゃんだけどお兄ちゃんじゃないの」
伊久実は首をかしげる。
「いつか紹介するよーじゃあバイバイ」
話している間に、伊久実との別れ道だった。
「うん、じゃあまたね」
手をふって帰ろうと
して前を向くとそこにはお兄ちゃんがたっていた。
お兄ちゃんは私の顔を確認してから私に手を振って歩いてきた。
「あ、ちょっ、伊久実、待って!」
伊久実を呼び止めると伊久実はすぐに振り返って少し大きい声で「何?」と言った。
せっかくお兄ちゃんに会ったんだ、さっき話したばかりだし丁度いい。
って偶然すぎるけど…
「私のお兄ちゃん今会ったから紹介するー」
「えっ、まじで!?」
「は?え?」
お兄ちゃんは今の状況を理解できてないようだった。
「」
今の状況を理解できてないお兄ちゃんに、友達にお兄ちゃんを紹介することを小さな声でいった。
するとお兄ちゃんは驚いたあと、「そんなことしていいのか?」と困ったように言った。
「嫌だったかな、お兄ちゃん。だったらごめんなさい…」
「嫌というか、俺たちがやってること、普通じゃないっていうかさ…」
「そうだけど…」
そう、私たちがやっていることはみんながやったこともないことだろう。
そんなことを言って伊久実は引かないのかということをお兄ちゃんは心配しているのだろう。
「たぶん大丈夫だよっ、伊久実しっかりしてるし!」
「伊久実がいいならいいんだけど…」
そして伊久実にお兄ちゃんを紹介することにした。
「伊久実、紹介するね。これが私のお兄ちゃん」
お兄ちゃんは一歩前にでて手を差し出す。
「いつも百愛がお世話になってるようで。麻生泰彦。百愛の一応お兄ちゃんです。」
伊久実は戸惑いながらもお兄ちゃんの手と握手した。
「一応って、何ですか…?」
伊久実がお兄ちゃんに尋ねた。
私に義理の兄がいないことぐらい知ってる伊久実には全然想像がつかないんだろう。
「あー、一応ってのは…血も繋がってないけど兄妹がほしい同士、兄妹のふりをしてるんだよ。」
それを聞いて伊久実はお兄ちゃんから手を離して、胸元に手をおいた。
やっぱり駄目ただったのかな。
「それって、兄妹ごっこ、ですか…?」
''兄妹ごっこ''
今までこそんなふうに思ったことはなかったけど、そうなのかもしれない。
「んー、そんなところかな…」
お兄ちゃんはそう答える。
私は何故か心が少しなぜ痛んだ。
「そうなんですか…」
そう言って伊久実は私に駆け寄って小さく呟いた。
「お兄ちゃん、かっこいいね。」
その後伊久実は家に帰る道に行ってしまった。
「あ…」
伊久実の反応は私の予想と離れていた。
私とお兄ちゃんの関係を聞いて驚いて、お兄ちゃんとも話せるようになって、
三人で少し話して、私たちの関係を恨ましやがって、伊久実承認の関係になるはずだった。
だけど…
伊久実は私たちの関係を聞いてすぐに帰ってしまった。
お兄ちゃんはこのようになることを知っていたのだろうか。
なんかすごく辛い。
「言わない方がよかったかもな。」
お兄ちゃんは私に近づいた。
「うん、ごめんなさい…」
今は早くお兄ちゃんから離れたい…
受信MAIL[117/500]
──────────────────────────────
time20★/12/17/16:36
from麻生泰彦
題名
──────────────────────────────
テストの結果どうだった?
成績、少ししか上がってなかったり、下がってたら許さないからな!
あとそうだとしても俺のせいにすんなよ!
この俺がバカなお前に教えてやったんだからな!
受信MAIL[117/500]
──────────────────────────────
time20★/12/17/16:39
from篠原百愛
題名ありがとう!
──────────────────────────────
会ってから話したい!
でも期待してていいからね!
伊久実はニコニコしながらそういった。
「伊久実っ★」
まさかお兄ちゃんのこと、好きになっちゃったりしちゃった…?
結構面食いっぽいから…
「あっ、別にただそう思っただけでね、好きとかそういうんじゃなくって★」
なんだあ、よかった。そうだったら私、ぼっつっちになっちゃうんもんね…
「えっ何?百愛のおにいがかっこいいねとか話してんの〜?」
「えっ?」
伊久実は突然のお兄ちゃんのはいりでおどろいている。
てかお兄ちゃんは地獄耳なんですか、推測ですか、勘ですか、それともただのナルシストなんですか?
「あれ、もしかしてあたり?そりゃあ俺に会ったら思うよな〜」
お兄ちゃんは格好つけたようなポーズをした。
…お兄ちゃんはただのナルシストでした。
「お兄ちゃん、ナルシストなんだね…」
伊久実は完全に引いている。私とお兄ちゃんの関係位で引くよりお兄ちゃんの性格で引いてるよ…
「でっ、テストの結果はどうだったんだよ、百愛」
そういえば忘れてた。会ってすぐさま言おうと思っていたのに★
「そうっ、聞いて聞いて★私ね、27位だったんだよ★27位もあがったんだよ★」
私はジャンプしながら言う。お兄ちゃんはどんな反応をしてくれるのか★
「27位★まじ★」
「うん、まじまじ★」
よかった、お兄ちゃん、喜んでくれたかな?
「はっ、ばーか!そんなこと言うとでもおもったかあー!」
「えっ、ええ?なっなんでよ、27位もあがったんだよ!」
「だからお前ばかだって!27位ぐらいとるに決まってんだよ、俺の授業をうけたら!なんだよ、この俺をなめてんのかあ⁉」
「べつになめてなんかないもん!でもまさかこんなにあがるなんて…」
「だからそこがなめてるんだよ!本当じゃあもっと上にいくはずだからな!いいか、目指すは一位なんだぜ?わかってんの?」
「一位⁉そんなの無理!」
「はあ⁉お前もとは頭いいんだからいけるにきまってんだろ?まだ才能が開花してないだけだ。」
あ…
やっぱりお兄ちゃんはちがう。
今までは私が弱音をはいたら「親ができるんだからできるだろ」だったけど、お兄ちゃんは親がどうのこうのより、私に才能があると言ってくれた。
「あれ、どうした?もう言い返せない?」
お兄ちゃんは私を嘲笑う。
「うん、言い返せない。私、絶対学年一位とってみせんだから!そして親がどうのこうのなんていわせないんだから!それで伊久実のこともぬかすからね!」
伊久実の方を向いて、いつもより大きな声で言った。
「総合点数をぬかされたとしても英語だけは抜かされるきはしないけどね。じゃあ私は帰るね。」
「そうか、もう五時だもんね。うん、ばいばい!」
もうあたりは暗くなっていた。私も家に帰らなきゃ…
でも、なんでお兄ちゃんはここい来たんだろうか。
家もこのあたりじゃないはずなのに。
「お兄ちゃんさ、なんでこっちに来たわけ…?」
「え、ああ。じつはこれをわたしに…」
そういったお兄ちゃんはお兄ちゃんの背中で隠れていた袋を取り出した。
もしかしてだけど…
「はい、ピーマン。」
やっぱり…
「いらないなんていうなよ、俺のおかげでテストでいい結果残せたんだからな!」
「うけとりますよ…」
そういいながらも無理やり袋をわたそうとするお兄ちゃんから、私は素直に受け取った。
「あ、あとこんどなにかくれよな。」
「ええっ、何でよ!」
私がそんなことをしなきゃいけないことがありました?
「テスト。」
「うっ……はい。」
真顔でいわれちゃ、私はこういうことしかできなかった。
.2
1:匿名:2021/11/28(水)21:11 ID:qwe1
前スレおわったから、新スレ。
・
・
・
110:匿名:2021/12/17(月) 20:25 ID:qwe1
えー、百愛おめでとう
111:ゆり:2021/12/17(月) 21:38 ID:asd4
お兄ちゃん!?
わーい、誉められた!
112:匿名:2021/12/17(月) 21:42 ID:qwe1
まぁ一応?一応な!
113:ゆり:2021/12/17(月) 21:46 ID:asd4
それでも嬉しいですー
114:匿名:2021/12/17(月) 21:48 ID:qwe1
あれ、俺に感謝の言葉は?
115:ゆり:2021/12/17(月) 21:50 ID:asd4
あ、えっと…
ありがとう…
116:匿名:2021/12/17(月) 20:52 ID:qwe1
心こもってないんだけど。
117:ゆり:2021/12/17(月) 20:54 ID:asd4
いやでも文字で伝えろって言われてもそりゃあ…
118:匿名:2021/12/17(月) 20:56 ID:qwe1
そうか。じゃあ今度でかけるか?
119:ゆり:2021/12/17(月) 20:57 ID:asd4
えっ、いいの?
うん、出掛けたい!
120:匿名:2021/12/17(月) 20:59 ID:qwe1
じゃあ場所は俺が決めとく。
メールで送るからいいよな?
121:ゆり:2021/12/17(月) 21:00 ID:asd4
OK!
122:匿名:2021/12/17(月) 21:03 ID:qwe1
あとゆりから何か貰う約束、だったよなぁ?
123:ゆり:2021/12/17(月) 21:03 ID:asd4
うっ…
受信MAIL[222/500]
──────────────────────────────
time2021/12/18/07:22
from麻生泰彦
題名
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遊園地行こうぜー!
八時半ごろに迎えにいくから。
急だけど、次の土曜じゃだめか?
受信MAIL[120/500]
──────────────────────────────
time2021/12/17/18:28
from篠原百愛
題名もちろんだよー
──────────────────────────────
遊園地!行くー
大丈夫だよ、もう冬休みだし。
うん、待ってるね!
受信MAIL[223/500]
──────────────────────────────
time2021/12/17/19:15
from横川伊久実
題名次の土曜さ、
──────────────────────────────
次の土曜日、テストもおわったしカラオケ行かないかな?
受信MAIL[91/500]
──────────────────────────────
time2021/12/17/19:21
from篠原百愛
題名伊久実ー!!
──────────────────────────────
わー、ありがとう!
でもこの前話したお兄ちゃんと遊園地に行く約束してて、いけないです…
ごめんね、嬉しいけど…
受信MAIL[224/500]
──────────────────────────────
time2021/12/17/19:25
from横川伊久実
題名
──────────────────────────────
そうかぁー、じゃあ楽しんできてね!
カタカタカタカタ
カタカタ
カタカタ カタカタカタカタ
カタッカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカ
ポチッ
ふう………
「お母さんっ、私の鞄しらない!?」
朝八時、私は広い家の中を走り回っていた。
お兄ちゃんが迎えにくるまであと30分しかないのに鞄がみあたらない。
昨日、今日のために準備しといたのに、それからどこに置いたのかがどうも覚えていない。
「知らないわよ。ちゃんと探したの?」
リビングで朝食のパンを優雅に食べる母は少しキレぎみに言った。
朝からこんなさわがしく動いていたら気分も悪くなるだろう。
「探したもん!椅子の下もクローゼットの中も!」
出掛ける前になって物がみつからない、どこに置いたのか忘れることは今までにもよくあることだった。
椅子の下とクローゼットの中は今までよく物をおきっぱなしにしてしまう場所だった。
「もう一度探してみなさいよ。あと他の場所もよーく。」
お母さんはあいかわらず優雅に、今度は紅茶を飲んでいる。
「でもこんな広いし…わー、あと25分しかないよ!どうしよう!!」
むしゃむしゃして、どうしたらいいのかわからない。
こういうとき、なんで私の家はこんなに広いんだと駄目だと思ってても思ってしまう。
私は髪をわしゃわしゃする。
「百愛〜髪をそんなぐしゃぐしゃにしていいの?」
「あ…………」
もう嫌…。
髪ももう一度セットしなきゃだし、鞄も探さなきゃ…
最悪鞄が見つからなかったら他のでもいいんだけど、あの鞄にはあれが入ってる。今日は絶対駄目だ。
ピンポーン
あぁ、このままだとお兄ちゃんを待たせちゃうな…
「待った…かな?」
息を切らせながら外に出る。
風が気持ちよく吹いており晴れ。最高の天気だ。
そんな中、お兄ちゃんは家の前の電柱によりかかり、暇そうにスマホをいじっていた。
首にはえんじ色のマフラーに少し生地の暑そうなパーカーとジーパン。
こんなので寒くないのだろうか…
私なんかこの前お兄ちゃんに話した白い手袋にコートまで着ているのに。
私に気づいたお兄ちゃんはスマホをポケットにしまいこう言った。
「うん、待った。」
「あ、ごめんなさい。」
確かに私が鞄をどこにおいたか忘れてしまい、あげくのはて20分も外でお兄ちゃんを待たのだから私が悪いけど、
楽しみにしていた日、お兄ちゃんの最初の会話がこうなるとまた傷つく。
「お前、なんで息きらせてんだよ…家の中からでてきただけなのに…」
お兄ちゃんが私のことをじっと見て呆れながらそう言った。
「あー、えっといろいろありまして…」
私は焦りながら答える。
お金持ちの家の長女が朝から家の中を走り回り、飛び回り?、
ベッドの下を自動販売機のおつりがとられずに残っているか確かめる人のように覗いてましたなんて言えるもんじゃない。
「まぁ、いいや。行こうぜ。」
お兄ちゃんはそう行って遊園地の方へと歩きだした。
交通手段はお兄ちゃんに任せてしまったが、遊園地までは8qほどあるので途中でバスかなにかに乗るかもしれない。
「あ、うん…」
私もお兄ちゃんのあとに続いて歩き出す。
なんかお兄ちゃん、変…?
見た目とかは全然変わんないんだけど…
さっきのお兄ちゃんの言葉を聞いて私はそう思った。
少し小走りする。
お兄ちゃんは歩幅が大きくて普通に歩いていたら置いていかれてしまう。
いつものお兄ちゃんなら、10分も待たせたら怒るよね…
顔ちょっと赤いし、風邪、とか…?
あっ、やっぱり待たせたとき、冷えて風邪引いたのかなっ?
ふえぇ、どうしよう…
もしそうだったらどうしよ、怒られるしなにもしないってわけには…
「百愛」
そんなことを歩きながら考えているうちに、お兄ちゃんに呼ばれ、私はびくっとして「はい!」と返事をする。
「ほら乗るぞ。これ、ちゃんとつけろよな。」
いつの間にかどこか知らない駐車場についており、目の前にあるのはバイクだった。
「バイク!?えぇっ、お兄ちゃんのバイク!?これ乗るの?」
目の前にある黒い大きなバイクに少し興奮する。
「そんな驚くこともないだろ?俺、大学生だし、そんな貧乏じゃねーし。ほら、乗るぞ。」
バイクに乗るなんて生まれて初めてだ。
ドキドキしながらバイクに一歩近づいたとき、ふと思った。
お兄ちゃんが風邪をひいていて、それで運転でもしたら…
「あ、あのっ、お兄ちゃん…なんか変だよ?何かあったの…?」
私は戸惑いながらもバイクに乗る準備をしている後ろ姿のお兄ちゃんを呼び止めた。
風邪なんてひいていたら運転できないし、遊園地にいっても歩けなくなるだろう。
「朝、待たせたとき、風邪とかひいちゃったかな?私のせい、ですか…?」
「そう、お前のせいだ。」
またグサッと胸にささる。
やっぱり風邪かな、お兄ちゃん、怒ってるかな?
「う…ごめんなさい…。あのっ、待たせちゃって悪いって思ってたけど、鞄が見当たらなくて…
寒かったですよね、本当にすみません!今日はもういいから帰ろ?看病もするから…」
声が震えて、早口になって、言っていることもめちゃくちゃ。
病気だなんてそんなこともわからないのに色々考えてしまう。
「ちげーし、このばかが。」
「え…?」
いきなり私の考えを否定されて驚いた。
「だから風邪じゃないし!少し外で待ってただけで風邪とか?んなのひくわけねーし!」
「じゃあ…?」
くるっとこっちに顔を向け言うお兄ちゃん。
それなら何だと言うんですか?
もしかして酔っぱらい?えええ、お兄ちゃん何しているの!?飲しゅ 運転になっちゃうよ!?
「────いんだよ」
「な、え?」
僅かに小さい声でお兄ちゃんは下を向きながら言った。
小さくて最後しか聞き取れず、聞き返した。
「おまっ、どんだけはてななの、どんだけ聞き返してんの?耳遠いの?おばあちゃん!?」
お兄ちゃんはいきよいよく早口で言う。
いやっ、まだ14歳ですよ!ぴちぴちの中学二年生ですよ!?
「いや、もう、だから可愛いっていってんの!!」
「え…?」
「いやだから『え?』じゃねぇって!お前がかわい、すぎ、て…」
いきよいのあったお兄ちゃんの声は最後の方で小さくなり、顔を赤くしながらまた下を向いた。
「朝、お前が玄関からでて『待ったかな?』なんて言った時点で駄目だったんだ。
百愛は何故か息切らしてるし、髪おろしてるし、可愛い私服着やがって…」
「お兄ちゃん…」
私の顔はどんどん赤くなっていった。
まさかそんなんでお兄ちゃんがいつもと違ってただなんて…
「わっ、私もお兄ちゃんを見たとき、すごいドキドキしたよ!」
私は声を震わせながらも精一杯答えた。
するとお兄ちゃんは顔をあげ、こう言った。
「いや、嘘だろ…」
「いやいやっ、嘘じゃないよ!お兄ちゃんかっこよすぎて鼻血でると思ったよ!!」
「えー、俺にはただ俺を怖がっているようにしか…」
図星…!!
「まぁいいからさ、早く遊園地行こうよ!人いっぱいになっちゃうよ!」
焦ってこの場からしのぐため、話を進めた。
お兄ちゃんは「たっく…」と肩をすくめながらバイクのヘルメットをつけた。
「ほら、お前の分。」
そう言ってヘルメットを渡されたので、ヘルメットをつけてバイクの後ろの方にまたがった。
「俺の背中、ちゃんとつかんでろよ。」
お兄ちゃんは私の前に座り、バイクのエンジンをかけた。
私はお兄ちゃんにぎゅっとつかまった。
バイクを乗ることなんて人生のなかで一回もないと思っていた。
バイクは車みたいに屋根もなくて風が強くてバイクから落ちそうで、
タイヤも二つしかなくていつ倒れてもおかしくなさそうだし、不良が載ってそうで…
とにかく悪いイメージがあったから、乗りたくもなかった。
だけど今、そのイメージは全部改められた。
向かってくる風が気持ちいい。全身にあたって髪がなびく。
やっぱり車のように安定はしてはない。でもそれがとてもスリル感があって楽しい。
いつも車に乗って、歩いて見ている風景も、バイクではまた違く感じられる。
「お兄ちゃん、バイクって楽しいね!」
バイクのエンジン音が大きいので、自分もそれに負けまいと大きな声で言った。
「だろ?これでいつも大学へ行ってるんだぜ?」
私の声はちゃんと届いたようだった。お兄ちゃんの声も真剣にきけば聞こえる。
「いいなぁ…私はいつも車か歩きだから…」
私は
「いいなぁ、私はいつも歩きか自転車だけど…」
大学の講師と医者の娘。そんな子はお手伝いさんがいて、いつも車で移動しているのかと思うかもしれない。
だけどうちはお手伝いさんなんていない、親は仕事で忙しいので車にも乗れない。
お手伝いさんがいない理由は母親曰、「自分の事は自分がやるのが当たり前。人に頼んでたら生きていけないわよ。」らしい。
と言っても親はやはり忙しいので、私の祖母がうちに遊びに来るついでにやっていたり、私が家事をやったりしている。
私もこの「お手伝いさんを雇わない」は気に入っている。
料理も上手くなるし、他の人に任せていたらこれから仕事にもつけないと思う。
いつも車に乗っていたら運動不足にもなって太っちゃうし…
「あ、そういえば…」
さっきお兄ちゃんは「これでいつも大学に行ってる。」と言っていたけど、どんな大学にいっているんだろう…
「お兄ちゃん、どんな学校に行ってるの!?」
「んー、何か言ったかー!?」
どうやら聞こえなかったらしい。これ以上大きな声を出すのも疲れるので、「着いてから言うー!!」と大きな声で言って終わらせた。
そして気づけば遊園地の観覧車が目の前にみえていた。
これから遊園地でお兄ちゃんと遊べると思うと、すごくドキドキした。