霧雨に濡れたのは心まで、
星まで堕ちそうな夜は美しく
>>0002
咲き誇る薔薇は狂おしく
>>002-003
__ 無数の白と黒の薔薇に囲まれた、洒落ているようで何処か不気味な洋館の中。薔薇の呪いを掛けられて、太陽光を浴びると霧になってしまうという世にも恐ろしい体質になった姉妹達がたった二人で暮らしていた。しかも共依存という二人を悩ましている物は一つだけ、薔薇の呪いが解けてしまう日が来るかもしれないということ。互いに相手だけは失いたくない姉妹は、今日も不安と狂気に苛まれながら紅茶を啜る……。
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「 狂い咲いた娘達へ祝福を 」
* 例え君が美しい薔薇に誘われたとしても、僕ら以外の立ち入りは危険だよ / 非募集
* もしあの呪いの薔薇が枯れたとしたら、僕らはどうなってしまうのだろう