この葉っぱサイトから、一人でも多くの“真っ当なオトナ”を
世間に送りだす為のスレだ。
オトナとは‥時期が来れば誰にでもなれるというモノでは決して無い。
確固たる意志を持って「大人として生きる道を選んだ者」だけに、
大人への階段の入り口が案内表示されるのである。
週末(お休み)の土曜日だし雨だし、洗車とかも出来ないから‥
今日は久々にオトナっぽい事を書いてみようか。
『職務上のヒューマニズムの背理性(あるいは逆説性)について』
長らく不景気による“就職氷河期”が続いたせいで、国内の就活市場の多くが
「福祉・介護系の職種」に偏ってしまった傾向がある。
我が国の急激すぎる「世界に例の無い超・高齢化社会」の到来は、国民の誰もが
避けては通れない現実であるし、そこで確実に必要とされるのは“介護ヘルパーさん”
である事も間違いの無いコト‥ではある。
だがしかし;‥と俺は考える。
『はたしてソレが若者世代の社会進出の第一歩として選択すべき職種なのか?』と。
こういった形の論述である以上、むろん答えはNOである。
何故ならばそこには嘱望すべき“自身の未来像”や“熟練・成長への願望”等のごとき
職業従事者としては必須のモチベーションが、業務中に存在しないからである。
たとえばこれが一過性のボランティアであったり、家庭内の近親介護などのケースであれば
むしろそれは大いに結構なコトなのだが‥職業としては全くの別モノと考えて然るべきだろう。
※‥当然ながら何事にも例外はあるし、若くしてそこに従事してこれを天職として全うできる
素養を持った者の存在は否定しない。
もちろん今現在そこに勤務している者の存在やその尊い志(こころざし)を否定している
わけでは無いし、いわんやそれを揶揄するつもりは毛頭無い。
何故なら「福祉・介護系施設(団体)」そのものが有する社会的意義や必要性などは
言うに及ばず、近い将来に向けての需要増大傾向は確実に保証されているからである。
そもそも地方の、あまり産業基盤の豊かでは無い地域に於いては、それだけが唯一の
就職先であったりする場合も少なくは無いので‥これを否定的に論じるのはいささか
心が痛む部分でもあるのだが;‥。
だが、あえてドライに結論から言わせてもらうと、この業種は現状のまま存続してゆく限り、
確実に「低賃金バブル&崩壊による再編成」が宿命づけられた「行き止まりのイバラの道」
であることが、最高確率で予測されるモノなのである。
今後10数年間の高齢者人口膨張の先には、間違い無く「長期にわたる少子化」がもたらす
“利用者の急激な減少”というカタストロフ(大崩壊)が約束されていて、近年就職した
新人諸君がこの先10〜20年の低賃金×激務に耐えて「業務上の熟練(ベテラン)」という
スキルを獲得した頃には‥業界自体がパンクした風船のように急速にしぼみはじめる。
そして最後は‥遅まきながら本格参入した大手企業の『最新テクノロジー&低価格施設』
によって従来型の業界が席巻(せっけん=圧倒的な力によって支配されてしまう事)されて
しまう‥という筋書きが既にハッキリと見えているのである。
ゆえに俺はこの“業種”を、未来ある若者たちが選択すべきでは無いと考える。
※‥つかブッチャケ、かなり高いレベルの“職業適性”が求められる業種であるにも関わらず、
「未来が無い;」っちゅーのは‥どー考えても理不尽だと俺は思うんだよ‥(′;_;`)
※反対意見や異論のある方はいつでもどーぞ?