どうやら私の彼氏と親友が浮気していたようです。

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1:暗黒の騎士:2014/12/02(火) 21:13 ID:WOs

はい、来たよ来たよ

僕の小説、完結してないの3つあるんだよね、

でも書きたいから書くよ!

これはかなり構想練りましたんで

完結目指して頑張ります!

(長編の予定)

>>2】御願い

>>3】主な登場人物

2:暗黒の騎士:2014/12/02(火) 21:15 ID:WOs

御願い

アドバイス、感想は是非欲しいです。

誹謗中傷は止めて下さい。

放置の可能性有りですが、できる限り

完結させます。

宜しく御願い致します

3:暗黒の騎士:2014/12/02(火) 21:21 ID:WOs

主な登場人物

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
村田 さゆり (高2)

いわゆるクールビューティー(見た目)

涙はあまり見せない

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
川野 茉結 (高2)

ギャルって感じ

ワガママ

以外と可愛いからモテる

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
沢野 結大 (高2)

さゆりの彼氏

イケメン

誰からも好かれる性格

4:暗黒の騎士:2014/12/02(火) 21:23 ID:WOs






*プロローグ*
                                                                                     

5:暗黒の騎士:2014/12/02(火) 21:25 ID:WOs



ねぇ、なんで?


帰る時に公園を通らなければ良かった…


走って、走って、宛もないのに走り続ける足。



_____なんで茉結と結大がキスしてるの…

6:暗黒の騎士:2014/12/02(火) 21:29 ID:WOs



______

「ほらっさゆり、結大くん来てるわよ」


「うわっ待って!?ッ」


時計を見れば、7:40と表示されている。


もう出ないと遅刻決定。


「じゃ、お母さん。行ってきます!」

「行ってらっしゃい」


私と結大はいそいそと玄関を出た。

7:暗黒の騎士:2014/12/02(火) 21:32 ID:WOs

「ごめんね、遅くなっちゃって」


「ん、全然大丈夫」


そう言って笑うのは、1年の頃から付き合っている

沢野結大。


私から告白して、現在ラブラブ中です。




「あっ!結大くん達おはよう!」

8:暗黒の騎士:2014/12/02(火) 21:36 ID:WOs

ある女の子が私達の間に入ってきた。


「おはよう茉結ちゃん、今日も元気だね」


「えへへ、そう?」


自然に私は後ろに流され、前で2人が楽しく喋っているのがよく見える。


「そうだ、今日クレープ食べに行こうよ!」


茉結がそう言う。

川野茉結。

私の友人でもあり親友でもある子。


「いいよ!行こ」



私はそういい、結大も了解し、3人で行く事に。

9:水沢侑璃◆N7s:2014/12/04(木) 21:35 ID:WOs

「うわぁ何にしよう!」


クレープ屋に来てすぐに目を輝かせる茉結。


「アハハ、茉結ちゃん興奮しすぎ」


「何にしようか迷うもんね」


3人共それぞれ買い、食べ歩きをする。


やっぱり2人と1人。


「私も結大の隣歩きたいよー」


と言ってみるけど、


「いつも歩いてるからいいだろ?しかも広がったら邪魔だし。」


なんて悲しい答えしか返ってこないんだ。


「…なんで?」

10:水沢侑璃◆N7s:2014/12/04(木) 21:40 ID:WOs

小さな声で反論してみるけど、2人はお喋りしていて。


クレープを交換して食べていて。

この2人こそが本当の恋人同士に見えて。



__なんか、涙出てきちゃった。


「今日用事入ってたから帰るね。」


私はその場から離れた。


結大が送るよ、と言ってくれたけど、断って帰る。

11:水沢侑璃◆N7s:2014/12/05(金) 00:21 ID:WOs

【ホッと一息つきます←ぉぃ】

皆さんは、どうやってネタを作ります
か?

スレ主は、授業中は全て妄想に費やし
ています。

紙に纏めています。

それ用のノートもありますw

皆さんも是非、意見感想と共に教えてくれると幸いです。

12:小倉:2014/12/05(金) 10:09 ID:A.c

こんにちは! 小倉です
 
 文が見やすくて、上手ですね! (私なんかもう本当にダメダメで…)
それに、さゆりちゃんの気持ちがよく表現されてるし… とても分かりやすいです。

 
 ネタの作り方ですか? ええと…………私は、とにかく紙に書きまくって、そこから「これいいかも!」ってやつをつかったりとか、頭の中で事前にお話を作っておくとかですね。 あと、寝る前には必ずと言っていいほど妄想をします。 ふとんの中って暖かいし、静かなので、集中できます。

 それでは、今後も楽しみにしています!

13:空飛ぶリス。&◆B.:2014/12/05(金) 14:02 ID:tTI

うわぁああああああああああ!
すごい面白いです!
続きが気になります(`・ω・´)

これからも頑張ってください!

14:侑璃◆amE:2014/12/05(金) 19:54 ID:WOs

>>12】*小倉様*

感想有難う御座います!

嬉しいです♪

僕もよく寝る前妄想します(´∀`)

これからもこの作品をよろしくお願いします

>>13】*空飛ぶリス。様*

有難う御座います!

そう言って戴けると嬉しいです(*´`*)

これからもこの作品を宜しくお願いします!

15:侑璃◆sgw:2014/12/05(金) 20:39 ID:WOs



「じゃあねぇさゆり♪また明日ぁ」


茉結は私にそう言うと、結大の腕に自分の腕を絡めて、

「結大くん♪あの店入りたいなぁ」


と言う。


___結大、断ってよ………



「うん、いいね!」



結大と茉結は仲良く人混みの中へと消えていった。


__どうしてこうなるの…


「…はぁ」


溜め息を盛大についた私は、家へと足を進めた。

16:侑璃◆sgw:2014/12/05(金) 20:44 ID:WOs





それは、公園の前を通った時だった。


「ぅわ」


ある男女が公園の隅でキスをしていた。


…わ、凄い。ラブラブだな


そう言えば、最近結大してくれないなぁ、なんて考えながら、顔をよく見てみる。






「…え…結大と茉結!?…」


信じられなかった。


いや、信じてたのに。


結大と茉結が浮気をしているなんて…。

17:侑璃◆sgw:2014/12/05(金) 20:47 ID:WOs



その後はあまり覚えていない。


ショックすぎて、泣きながら走って帰ってきたような気がするだけ。


明日、目腫れるかな?なんて、呑気に考えてらんないよ。


ポロッ



__やっぱ、私には泣くことしかできないのかな__

18:侑璃◆sgw:2014/12/05(金) 20:50 ID:WOs






*第1章.お砂糖みたいに甘い恋。*
 
 
 
 
 

19:侑璃◆sgw:2014/12/05(金) 20:57 ID:WOs




「こらっさゆり!起きな」


「ん…?」


…もう朝……?


目を擦って、重たい瞼を開ける。


目の前にはお姉ちゃん。


お姉ちゃんは私の顔を見て、

「ギャッ!あんた、目ヤバイよ」


と少し引き気味で言ってきた。

「え…。」


昨日、泣きながら寝ちゃったらしい。


枕には涙の跡があった。








……ああ、夢じゃないんだね。

20:リンカン:2014/12/05(金) 22:12 ID:GOg

みたことある名前と思ったら…
ゆゆじゃんかぁぁぁあ!小説やってたんか!っつか面白い♪続き書いてね☆

21:侑璃:2014/12/05(金) 23:08 ID:WOs

>>20】*リンカン様*

そうですー

あのゆゆです♪

有難う御座います

これからも宜しくお願いします(´∀`)ノ

22:リンカン:2014/12/05(金) 23:50 ID:GOg

ゆゆに様って言われるの慣れないなぁーwww

23:リンカン:2014/12/05(金) 23:50 ID:GOg

敬語ww

24:りぜ:2014/12/06(土) 07:04 ID:lIs

ごめんなさい!!
何も考えずに小説の題名作ったらなんか若干被ってまっした!!
本当にごめんなさい!!
被らせるつもりとかなかったんです
ごめんなさい!

あと、小説読ませてもらいましたがすごく上手ですね(´・ω・`*
文才分けて欲しいくらいです!!
続きすごく楽しみにしてます(´,,•ω•,,`)
頑張ってください播(≧▽≦*)

25:にっきー:2014/12/06(土) 10:25 ID:b/M

小説全部読ませて貰いました。
ケータイ小説みたいで読みやすかったです。


浮気ってよくありますよね。
なんかさゆりちゃんが可哀想でした。
しかも浮気の相手が自分の親友だったなんて
もっと悲しいですよね。


これから一体どうなっていくのか楽しみです
がんばってください

26:侑璃◆EweV2IU:2014/12/06(土) 13:32 ID:WOs

>>25】*にっきー様*

ご感想有難う御座います(´∀`)

浮気物は結構ベタですね、w

それでも宜しければ今後もこの小説を

よろしくお願い致します♪

27:侑璃◆EweV2IU:2014/12/06(土) 13:40 ID:WOs

[>>24】*りぜ様*

あ、気にしないんで大丈夫ですよ^^

ありがとうございます

これからもこの小説を温かく見守って

戴けると光栄です。

28:りぜ:2014/12/06(土) 18:53 ID:lIs

ありがとうございますううううう!!
主さんが心の広い方でよかったです(´・ω・`;)

これからも小説楽しみにしてます(´,,•ω•,,`)

29:侑璃◆EweV2IU:2014/12/06(土) 20:43 ID:WOs

>>28】*りぜ様*

気にしないで下さいね(*'∀'*)

共に頑張りましょう

有難う御座います。

30:侑璃◆EweV2IU:2014/12/06(土) 20:49 ID:WOs




「さゆりー?結大くん来たよー」


お母さんが洗面所で鏡を見ていた私を呼ぶ。







あぁ……会いたくないのに。


「まぁ頑張りな?今日金曜日だし」


訳の分からないらしいお姉ちゃんが何故か応援してくれた。



「アハハ、有難う。行ってくるね!」


いまいち進みが悪い足を動かし、廊下を歩く。


「行ってらっしゃい」


私は結大がいるであろう外へ行く為に、ゆっくりと扉を開けた____…

31:侑璃◆EweV2IU:2014/12/06(土) 21:00 ID:WOs




「おはよう」


扉を静かに閉めて、結大の足下を見る。


「おはよう。」


「さゆりおっはぁーん♪♪」


甘い声がして、反射的に顔を上げる。






……………なんで茉結もいるの。





「今日から茉結ちゃんも一緒に行く事になった。」


「宜しくね♪」


私はまた涙が出てきた。


2人を見て涙が出てきたのはこれで2回目。


「ってかさ、お前目どうした?ヤバイぞ」

32:リンカン:2014/12/06(土) 23:41 ID:GOg

気になる♪

33:侑璃◆EweV2IU hoge:2014/12/07(日) 11:42 ID:WOs




「あ、本当だぁー」


茉結は私の目を指差し、キャハハハ、と笑った。





________ひど



「泣いてるこいつ。大丈夫か?」


私が泣いてる事に気付いた結大は、心配してくる。





今更優しくなんか…しないでよ。


どうして優しくするの。


茉結と居ればいいじゃん。


そんな事を思いながら、

「ほっといてよ」

と言い、立ち去ろうとした。

34:侑璃◆EweV2IU :2014/12/07(日) 11:45 ID:WOs




「待てよ!」


結大は私の腕を掴む。




記憶に新しいなぁ。


もうこれ何回目?


「茉結ちゃん、ごめんな?一人で行ってて」


結大は茉結にそういうと、


「こっち」


と私を茉結から離した。














「何よ彼奴…」

35:暗黒の騎士◆EweV2IU :2014/12/12(金) 23:11 ID:WOs





「どうしたんだよ?」


結大が私に問う。



____ッ………


「ううん、何でもないよ。心配掛けてごめん」


心配掛けてらんないよ…



だって…浮気者だもん……

36:暗黒の騎士◆EweV2IU :2014/12/12(金) 23:13 ID:WOs




私は結大にそういい、学校へと足を進めた。





「じゃ、」


結大と私は違うクラスだから、別れて教室へ入る。


「おはよー…」

………しん____。




…え。

37:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/13(土) 23:33 ID:WOs

    



なんで…?




「茉結ちゃんの好きな人盗るとか最低」





何それ。


茉結が…?


そっと茉結を見る。








茉結は不敵に笑っていた。

38:にっきー:2014/12/16(火) 20:57 ID:f8M

おいいいいいい

茉結ちゃんよおお!
酷いい( ; ; )


ごめんなさい
感情的になって笑

続気楽しみにしてます

39:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/16(火) 23:52 ID:WOs

>>38】*にっきー様*

茉結は結大と名前合わせてみたんですよねー笑

これからも宜しくお願い致します♪

40:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/16(火) 23:58 ID:WOs






茉結…………?




私は茉結の所へいこうとしたが、
近くの女子に止められる。


「どっ…どいて!」


その子の名前は…『笹木エリカ』。


お父さんが大企業の社長。


こういうのってよくあるよね、笑


「何?それが私に対する態度なのかしらぁ?」



ドンッ


ドサッ



痛…。
あ、突き飛ばされたんだ。

41:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/17(水) 00:04 ID:WOs

[茉結side]




私は昔からさゆりが大嫌いだった。



勉強、恋愛、オシャレだって、私より全部上。


そんなの可笑しい。





…さゆりとの出逢いは、中学生の頃だった。



 

42:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/17(水) 00:10 ID:WOs

   


「久しぶりー」「焼けたねぇ」


中1の、二学期。


楽しい夏休みを終え、クラスの皆とも再会。


実は私、クラスのリーダー的存在。


テストではいつもトップ。


定期テストでは今のところ1位しか獲ってない。


ガラッ


あ、先生。
先生も焼けたんだ笑


「ほらー早く席に着いて。今日は転入生がいるのよ。」


えっ、転入生!?

やった。

43:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/17(水) 00:18 ID:WOs

  

先生がそう言うと、静かになる教室。


ガララ……


静かな教室に、扉の開く音が響く。


誰かが唾を飲み込む音も聞こえた。



扉の向こう側に姿を現したのは、スタイルがかなり良い綺麗な女の子。


『おぉぉ!!!』


男子の方から歓声が上がる。


……信じらんない。私の方が可愛いじゃない。


スタスタスタ…
女の子は教壇の前に立った。



「村田さゆりです、好きなものは…ショッピング、かな。宜しくお願いします。」


うっとりする位の綺麗な声。


…あまり笑顔では無いけれど。



 

44:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/17(水) 00:25 ID:WOs




今日は早帰り。


友達と帰ろうとすると、男友達の結大が目の前を通った。


「ぁ、結大!一緒に帰ろう♪」


私と結大の家は近所だから、よく一緒に帰ってた。


「え?あ、良いけど…さゆりちゃんもいるから…」


さゆりちゃん?誰?何か聞いた…



「あ、同じクラスの子だよね」


…やっぱり。


あの子じゃん。


「何で一緒に帰るのぉ?」


私は正直この子が邪魔だと思ったから、結大に聞いてみる。



「あのな、俺の家の隣に来たんだ。」



…え?


隣?


私よりも…








近いの?

45:のん:2014/12/17(水) 00:28 ID:2oE

おもしろいいいいい!
これからも頑張って下さい!!

46:小倉:2014/12/17(水) 10:33 ID:A.c

 うわあぁぁぁぁぁ!!!!!!
まさか茉結があんなやつだったとは… 

 今後が気になるので、これからも読ませていただきます! 

47:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/17(水) 23:10 ID:WOs

>>45】*のん様*

そういって戴けると嬉しいです♪

ありがとうございます!

>>46】*小倉様*

うわー嬉しいです!

これからも宜しくお願いします!

48:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/17(水) 23:14 ID:WOs




「名前はなんていうの?」


その子は私の目を真っ直ぐ見て問う。



__うわ、見んなよ汚らわしい。


なんて事を思いながら、私は自分の名前を教える。


あまり教えたくないけど__…






…結大がいるから。


別に、好きって訳じゃない。


嫌われたくないだけ。


結大はのほほんと下駄箱で靴を履いていた。


「結大ッ!!」


私と結大とさゆりさんは正門を潜った。

49:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/17(水) 23:21 ID:WOs





勿論、私と結大はさゆりさんの前を歩く。


「……」


彼女はずっと黙ったままだった。


可哀想かな?と思い、私は声を掛ける。


「さゆりちゃん」


彼女は、話し掛けられた事が嬉しかったらしく、可愛い笑顔を此方に向けた。


「茉結って呼んで」


私は彼女にそう言った。


彼女は、もっと笑顔になり


「私はさゆり!宜しくね♪」


と言ってきた。



…まぁまぁかな。









…私達は友達になった。

50:くろぶた:2014/12/18(木) 22:31 ID:tiM

中2………お前何でもしてるなw

51:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/19(金) 23:16 ID:WOs

>>50】*くろぶた*

嗚呼そうでございますぅ

52:暗黒の騎士◆4hAodGA :2014/12/21(日) 10:06 ID:WOs






それから、私達は仲良くなった。


別に、相変わらず私はさゆりの事が嫌いだけど。





さゆりと仲良くしてれば私も有名になれると思ったんだ。





その予想はやっぱり的中した。


さゆりはクール美少女で有名となり、隣の私は可愛い妹系女子で有名になった。


でも、私は納得いかないの。






さゆりが堕ちるまで、永遠に……

53:暗黒の騎士(闇魔法使えたりする。)◆6yso9E.JvE :2014/12/24(水) 07:42 ID:WOs





*茉結side.end*



 

54:暗黒の騎士(闇魔法使えたりする。)◆6yso9E.JvE :2014/12/24(水) 07:49 ID:WOs





茉結はさゆりを冷たい目で見る。


「私が何をしたっていうの…?」


私が皆にそう聞くと、鼻で笑うエリカちゃん。


「だーかーらー、あんたは茉結の好きな人だった結大くんを盗ったんだよ」





……え?


私が?


茉結の好きだった?


結大を?





…盗った?

55:暗黒の騎士(闇魔法使えたりする。)◆6yso9E.JvE :2014/12/24(水) 07:59 ID:WOs





「盗ってなんかないっ」


痛む足をさすり立ち上がる。


「だよね、茉結?」


だって茉結は、私の恋を応援してくれたじゃん。




「…盗った。」



茉結がそう呟くと、女子が寄ってきた。




「いい加減にしろよ?」


ドンッッ



ガッシャアアァァン


女子の事を面白そうに眺める男子が集まっている机にぶつかり、机は大きな音を立て倒れる。


「うぉぉおわっ!?」


「女子怖い(涙目)」


「いったぁ………」






バッシャアアアアアァン

56:暗黒の騎士(闇魔法使えたりする。)◆6yso9E.JvE :2014/12/24(水) 08:03 ID:WOs





ヒタッ…ヒタッ…


水が滴り落ちる。


「…ぇ?」



「キャハハハハ、それはさっき笹山さんに汲んできて貰ったお水よ?良かったわね」


「笹山さんありがとうーー」



__笹山瑠里。


昨日まで、いじめを受けていた女の子。



『次のターゲットは、さゆり』




「……」

57:のん:2014/12/24(水) 14:09 ID:2oE

久しぶりの更新、お疲れ様です!
女子ってこんなにもこわいんですね😅
私も女子ですがw

58:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/26(金) 16:00 ID:WOs

>>57】*のん様*

お気遣いどうもです(*´ω`*)

文章分かりにくいかったら

仰って下さいねぇ

59:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/26(金) 16:03 ID:WOs




「瑠…璃…ちゃん」


「馴れ馴れしく呼ばないでよねー笑
キモいんだよ」

「笹山さん怖いー笑」


何でこうなるんだろ…


全部、全部………







茉結のせいだよ………ね?

60:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/26(金) 16:06 ID:WOs





私はあちこち痛む体をどうにかして起こし、廊下へと足を向ける。



「もう戻ってくんなよーー!!」


ギャハハハハハハ………


皆からの言葉を背中に受け、静かに廊下へと出た…。


「村田さん…」

61:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/26(金) 16:09 ID:WOs





*桃川 柚子side*

62:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/26(金) 16:11 ID:WOs




今日も今日も、いつもと同じ。


つまらない毎日を送る、あたし桃川柚子。


読書が好き。


現実には興味無し。



そんなつまらない毎日だったんだけど、最近クラスであることが始まった。




“いじめ”



何が楽しいのか。

63:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/26(金) 16:13 ID:WOs

 



あたしはいじめられている子の名前を知らないし、クラスの殆どの名前を知らない。


名札を見てみる。


“村田”



へ、村田さんか…

64:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/26(金) 16:14 ID:WOs





*桃川 柚子side.end*





 

65:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/26(金) 16:16 ID:WOs





体中が痛い。


痣が出来ていた。



「…ッ」





只今、廊下の隅座ってで逃げている私です。



その時、黒い影が私を覆った。



また、何かされるの___……?



怖い

怖い、怖いよ……

66:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/26(金) 16:18 ID:WOs





*第二章.飴と魔法*



 

67:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/26(金) 16:23 ID:WOs





怖い……




ポン



え、?


肩が……


温かい。



「……大丈夫…?」



後ろを振り返る。



そこにいたのは、クラスの人の桃川さんだった。



「桃川さん…….」



桃川さんは、私をぎゅっと優しく抱き締めてくれる。


それが、凄く温かくて、優しくて……


久しぶりに感じて………



「ぅうぇっ…っうぁわぁあ……」



次々に出てくる涙。

68:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/26(金) 16:25 ID:WOs




「…クスッ」


桃川さんは涙でお化粧もぐちゃぐちゃの私を見て、笑った。


「な、ひどいぃ笑」




「ごめんごめん、やっと、笑った。」



  

69:のん:2014/12/26(金) 17:12 ID:2oE

わかりにくいなんてとんでもないです!

70:暗黒の騎士◆84M59FPb12 a:2014/12/27(土) 10:40 ID:WOs

>>69】*のん様*

そういって戴けると

嬉しいです♪

71:暗黒の騎士◆84M59FPb12 m9っ(^д^)プギャー:2014/12/29(月) 11:45 ID:WOs




桃川さんは、私の話を凄く丁寧に聞いてくれた。


「そうなの…」


キーンコーンカーンコーン



あ、授業始まった…


「…川野はやはり性格悪かったか…」


「何か言った?」


桃川さんが何か呟いたように聞こえたんだけど…と、聞いてみる。



「いや、何でも無い」


桃川さんはスクッと立ち上がり、


「辛くなったら言って」


という言葉を残し、行ってしまった。

72:暗黒の騎士◆84M59FPb12 m9っ(^д^)プギャー:2014/12/29(月) 11:48 ID:WOs



教室…戻りたくないなぁ……







カツ…カツ…カツ…カツ…



誰か来る…


私は急いで影に隠れた。


顔が見える。


あれは………

73:暗黒の騎士◆84M59FPb12 m9っ(^д^)プギャー:2014/12/29(月) 11:53 ID:WOs





結大だ………。


って事は茉結だって絶対来る…よね



どうしよう、出られないや


隠れた影にあった掃除用具入れにひとまず隠れた私。


「遅れてゴメェーーン♪」



甘ったるい声がした。


「や、大丈夫だよ。」



という声と同時にチュッというリップ音まで聞こえて、変になりそうだった。

私は
多分、茉結なんだろうな…と私は隙間から覗き見る。

74:暗黒の騎士◆84M59FPb12 m9っ(^д^)プギャー:2014/12/29(月) 11:54 ID:WOs





こんなに、好きなのに………


なんで浮気なんかするの……?


 

75:暗黒の騎士◆BPMfb200RQ ああ忘れたスマソ:2015/01/07(水) 23:01 ID:WOs

皆さんあけおめですーー




作者の暗黒の騎士ですーーー

最近書けなくてすいません;

今日からまた書きます


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