汐莉です
◇Attention◇
◆荒しコメントはやめてくださいね。
◆暇潰しに書いてるのであんま更新しないです。
◆シリアスです...ギャグなんてありません、多分。
◆題名が意味不な件は見逃して★(((殴
おkな人はどうぞ
貴方は、自分の好きな人を大切にしていますか。
好きな人の前で素直になれていますか。
これはとある少年と少女が描いた
恋のお話。
***
「夏樹!何組だった?」
「1組だよ!」
これは高校の入学式のこと。
私、木ノ下 夏樹は今日入学したばかりのピカピカの高校1年生。
「よかった、夏樹と同じクラスだ!また宜しくね!」
彼女は上野 瑠花。
小学校のときからずっと一緒で、私の親友でもあった。
瑠花は男っぽい性格の私と違い、清楚で、可愛い少女だ。
なので、昔から男子からの評判がよく、告白も何回かされているのを見たことがある。
付き合ったこともあるとか。
高校でもきっとモテるんだろうな。
それに比べて私は告白もされたことないし、彼氏いない歴=年齢。
まあ別に彼氏なんていらないけど。
「夏樹?なにボーッとしてるの?行くよ!教室」
「あ、うん!」
私は廊下の階段をかけ上がった。
___これから想像もしていないような高校生活が幕をあげようとしている...。
「なぁ、あいつなんか可愛くね?」
「俺、あーゆーのタイプだわ〜」
はぁ、つまらない、つまらない。
何がタイプの女子だよ、女子なんてただのうるさい奴じゃねぇか。
俺、坂本 輝は、女子が嫌い。
今日から高校一年生な訳だが、クラスは煩い女子ばかりでうんざりだ。
「なあ、輝〜そろそろ彼女とか作りなよ〜」
こいつは俺の友達の赤根 紫園だ。
いつも彼女がほしいと言うやつだ。
「はあ?あんな雌豚と付き合う気なんてねぇよ」
「うわ〜お前雌豚とか最低だな」
フン、なんとでも言えばいい。
俺はそっぽを向いた。
「お前かっけーのにもったいないぞ!そのイケメンな顔分けろ!!」
あーはいはい。
ちっ、なんかとなりの席の女子がこっち見てる...。
「なに見てるんだよ、てめぇ」
「あんたが隣なの?うわ、いやだわ」
隣の席の女子が俺を睨む。
は?なにこいつ。
「あ?んだよてめぇ」
俺も睨み返す。
「言っておくけど、私あんたと仲良くする気ないから、女子のこと雌豚とか言う奴に」
ああ、そう言うことか。
俺らの話聞いてたんだな。
「あいにく俺は女子が大嫌いなんでね、先に言われなくても仲良くする気なんてねぇから」
「あっそ」
こんな女子、初めて見た。
いつもなら、俺が睨めば、すぐ「すみません」とか言うのに...。
あーあ、こいつのせいで高校生活台無しじゃねぇか。
そうだ、いいことを思い付いた。
こいつを俺に惚れさせてみよう。
そしたらこいつどんな顔するのかww
楽しみだ。
コメントです!
いい作品だと思います!続きが楽しみです!
>>4
ありがとうございます(*^^*)
文才ないですけど頑張ります!!
「夏樹〜今のはちょっと言い過ぎなんじゃない?」
瑠花が、私の耳元で注意をする。
だって、だって!!あんなの聞いてたら黙っていられないじゃん!
もう最悪...。
楽しみにしていた高校生活がこいつのせいで台無しだ!!
「はい!皆さん席について〜」
担任の先生らしき人が入ってきた。
美人な女の先生だ。
優しそうな先生でよかった。
だ、け、ど!!
こいつが隣にいるってだけでイライラする...。
「それでは一時間目は自己紹介です、名簿順に...」
女の教師か...男がよかったがな...。
「木ノ下 夏樹です、よろしくお願いします」
ちっ、こいつ夏樹って言うのか。
「はい、次は坂本くん...」
っと...俺の番か...。
俺は立ち上がって、自分の名前を述べた。
「坂本 輝...よろしく」
まわりがしんとする。
なんだよ...なにかおかしなこと言ったか?
特に女子の視線が...
__こっち見るんじゃねぇよ...くそが。
「ゆ、優羽島 奏太です...よろしくお願いします」
お、結構紹介が進んだな。
全然聞いてなかった。
ゆうわじま?
聞いたことねぇ名前だな。
そうだ、あとであいつをからかいに行こう。
あいつ大人しそうだし、なにされても先生にチクらなそうだなww
クククッ
隣の席は嫌だが、俺が思っているより高校生活案外楽しいかもなw
あ、そうだ、ついでに隣の...奴...夏樹もからかってやるか。
言っておくが、俺は女子の絶望した顔が大好きなんだ。
もちろん男子も楽しいが、女子は反応が大袈裟だからな。
女子が嫌いな俺だけど、これだけは別だ。
すごい面白いです!!
続きがきになります!!
「よう、優羽島さん★」
10:汐莉:2015/02/20(金) 13:10 ID:4uw俺は、とびきりの笑顔で名前がヘンテコな奴に声をかけた。
11:汐莉:2015/02/20(金) 13:12 ID:4uw>>8 ありがとうございます(>ω<)
12:汐莉:2015/02/20(金) 18:42 ID:4uw
はあ、やっぱり自己紹介って苦手だな...。
僕の名前は優羽島 奏太。
名前が珍しいから、小学校のときからよくからかわれた。
僕が言い返せないのもあるけど。
まあ世に言う「ヘタレ」って奴だ。
「よう、優羽島くん★」
いきなり誰かが声をかけてきた。
下を向いていた顔をあげると、坂本...くんだっけ?
彼が立っていた。
さっき、自己紹介のときに、女子から熱い視線を送られていた人物だ。
確かに顔はいい。
きっと学校のスターになるんだろう。
「優羽島って名前、聞いたことないな、あ!もしかして田舎モンか!?」
突然、大声を出して坂本くんは喋る。
声がかなり大きかったので、クラス全員の視線を浴びるハメになった。
恥ずかしい。それに失礼だ、僕は生まれも育ちも都会ですが。
「そんなことないです、僕は都会人です」
僕だってもう高校生だ、これくらいは言い返せる。
「あー、そうだったんだ、ごめんな〜ww名前おかしいから田舎モンだと思ってたわ!」
クラスのみんなが、ドッと笑う。
嫌だ、どうしてそんなことを言うのだろう。
「ちょっと!あんた止めなさいよ!!」
その声で、みんなの笑いが止まった。
忙しいのかな?
続き気になりまふ!!
全然更新できなくてごめんなさい(>_<)
今日からまた書きます(*^^*)
「はぁ?なんだよ、てめぇには関係ねぇだろ」
夏樹が余計な口出ししやがった。
くそっ...なんだよ...。
もっと言ってやりてぇが...。
これ以上言うとこいつに嫌われる。
あー早く俺に惚れて振られる顔が見たい。
こんな俺、狂っているか?
...そんなはずないよな。
俺は夏樹にニッコリと笑って見せた。
「あぁ、夏樹...取り乱してわりぃな」
作り笑いのままそういった。
夏樹はそんな俺を無視して、優羽島の方に駆け寄った。
「大丈夫?優羽島くん...でいいんだよね?」
「あ、うん...ごめんね、ありがとう」
「....」
なんだよ、俺のことは無視?
「春樹、何こっちずっと見てるわけ?早くこいつに謝ったらどうなの?」
夏樹は、優羽島に向けていた視線とはほど遠く、まるでごみを見るかのような視線を俺に向けた。
でも、俺は笑顔を崩さず、
「ああ、優羽島さん、ごめんな」
とっさにポーカーフェースをした。
「う、うん...」
「よし、仲直り完了だね!」
そう言うと、夏樹は次の授業の準備をしにいった。
俺の顔から笑顔が消え、夏樹を睨み付ける。
優羽島は、怯えて、逃げるように次の授業の準備をした。
木ノ下 夏樹。
あいつ...絶対に落としてやる...!
※春樹じゃなくて輝でした(>_<)
キーンコーンカーンコーン
「はい、皆さんお疲れさまでした、気を付けて帰ってね」
HRが終わり、僕は帰りの準備をしていた。
無事、初日が終わって、ほっとする。
「優羽島くん、さようなら」
「あ、はい!さようなら」
先生が挨拶してきたので、僕は敬礼をするかのような勢いで挨拶を返した。
それを見ていたクラスメイトの数人が、クスクスと笑う。
あーあ...僕って情けないな...、またやっちゃった。
高校生活初日、本日2回目の恥をかきました。
落ち込みながら、下駄箱に行くと、木ノ下 夏樹さんがいた。
あ、今朝のことお礼言わなきゃ!!
「あのっ木ノ下さん!」
「え?あぁ、優羽島くん」
僕が声をかけると、笑顔で振り向いてくれた。
「えっと...今朝はっありがとうございました!」
木ノ下さんは、一瞬なんのことか理解できないような顔をしてから、ああ!と手を叩いた。
「全然、気にしないで!私はただ名前でバカにするような子供を注意しただけだよ」
そう言って、ニッコリと笑う。
その笑顔にドキドキするのは、どうしてだろうか。
「あ、そうだ、優羽島くん」
「なんですか!?」
木ノ下さんから話しかけられ、まだドキドキする胸を押さえながら、木ノ下さんの言葉を待つ。
「よかったら、今から一緒に帰らない?」
おー!!
いいね、いいね♪♪
>>17
ありがとう〜(^^)
嬉しいです♪
「え?」
僕は一瞬反応が遅れた。
「??どうしたの、優羽島くん...あ、もしかしてこのあと予定があるとか...?」
木ノ下さんが、申し訳なさそうに下を向く。
あ、何か言わなくちゃ...!
「い、いえ!是非、ご一緒に!!」
そう言うと、木ノ下さんは安心したかのような笑顔を浮かべて、よかったと言った。
僕は、どうしてこんなにドキドキしているのだろう。
今日の僕は変だ。
「へ〜優羽島くんの家、カフェなんだ」
「はい、よかったら来てください」
帰り道、たまたま方向が一緒で色々話ながら帰った。
桜の花が満開に咲いている。
「あ、私はじゃあここで失礼するね、道こっちだから」
「そうなんですか、じゃあ、また明日学校で」
...もう少し話したかったな、なんてわがままだよね。
木ノ下さんに迷惑がかかる。
木ノ下さんの後ろ姿をじっと見つめる。
「.....木ノ下さん!」
僕の声で木ノ下さんが振り向く。
僕は、自分の行動が理解できなかった。
結局木ノ下さんに迷惑がられる。
...って言うか、どうして僕はこんなに木ノ下さんに気を使ってる?
「優羽島くん?どうしたの」
木ノ下さんの声ではっとする。
「あのっ!明日も一緒に帰りませんか!?」
「明日も...?」
「は、はい!よかったら明日も一緒に帰りませんか!?」
黙ってこちらを見ている木ノ下さんを見て、僕は我に返った。
『やってしまった』と瞬時に思った。
よく考えたら木ノ下さんだって『たまたま』今日帰ろうと誘ってくれたかもしれないのに。
木ノ下さんは、相変わらず、黙ってこちらを見ている。
呆れて物も言えないよね...。
僕が肩を落とした。
「.......いいよ」
「え?」
いきなり木ノ下さんが口を開けた。
突然すぎて、あまり聞き取れなかった。
「___明日も...一緒に帰ろうか」
髪を、春風になびかせながら、そう微笑む。
また、僕の心臓が高鳴る。
「それじゃあ、また」
そう言って、僕に背を向けた。
僕は...どうしちゃったんだろう。
普通人を見てドキドキするはずないのに。
木ノ下さんを見るとなぜかドキドキするんだ。
___誰でもいいから教えてください。
この感情を...。
私は家に帰ると、ベッドにダイブした。
今日、優羽島くんと一緒に帰った。
誘ったのは私だ。
今日は友達も用事があって私一人だったし...。
一緒に帰る人は、本当に誰でもよかったんだ。
だから下駄箱で会った優羽島くんを誘ったわけだけど...
なんか...
優羽島くんと話しているととても楽しいんだ。
もっと話がしたい、そう思う。
何でだろう...なんだか胸の奥が熱い。
「まだ、ドキドキいってる...」
なんだろう、この気持ちは。
明日、親友にでも聞いてみるか。
え?!
待って待って!!
絶対才能あるって!!!