〜プロローグ〜
私はずっと思っていた。
彼とは…
いくら仲がよくたって恋愛には発展しない。
いくら周りに付き合えと言われても…
私達がずーっと一緒にいた幼なじみでも…
いくら私が好きになっても…
両想いになることはないだろう…
第1話 私達の関係と心境
私、谷口ミドリには仲のいいもう約1
3以上の友達…いや…親友、いわゆる幼なじみというやつがいるわけなのです。
名前は早瀬慧といい、まぁかっこいいし、頭もいいし、スポーツはすることするとこ挫折もせずになんでもやってのけてしまう。
彼はそれを当然のようにし、いばってもいないためそれは、何もしなくても人気が出てしまうわけで…
私は幼なじみで同じ年のためずっと比べられてきた。
私はそのせいで慧をキライになったはずだった。
そう思っていた。
しかし慧は優しく私を自分と比べたりしなかった。
敵だった慧だけが私の味方で…
慧は私の相談にのってくれたり、勉強を教えてくれたりという関係になっていたため、
自然に敵意識をしなくなり、
私は別な感情を私は持ちはじめていた…