………………プロローグ………………
夏には、声が聞こえる。
心が痛くなる悲しい声。
そんな夏の声は皆の終わりを
告げる声。
大好きな、大好きな皆の終わりを
告げる『悲しい声』。
どうも、MIZUKIです。
この小説は友達同士の話です。
そして、この小説には
グロテスク・暴力的なシーンが
あるのでそういうのが苦手な方は
ご注意してください。
>>3から、お話が始まります。
第一話「私と皆」
真っ赤な夕日の光がさしこむ、静かな
放課後の教室。そんな教室に私達は
集まっていた。
中学一年生の、川島千代。同じく
中学一年生倉田優太。
中学二年生の篠崎理恵。
中学三年生の木崎健
そして私、中二の真野晴実。私達は
仲が良い。だから皆でよく遊びに
行ったりする。