【リレー小説】「白紙の劇場」

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1:もふもふ中二(病):2015/03/22(日) 08:03 ID:a.U

タイトル通り、白紙です。

ルール
・エロ、グロなどの表現は控えましょう。
・同性愛モノは不快に感じる方もいるので、やめましょう。
・荒らし、暴言などはスルーで。

以上を守って貰えれば、物語をどんな展開にしてもOK、
貴方のオリキャラを出してもOKです!
あと、小説を書くとき、一言挨拶を言ってくださると嬉しいです(はぁと

2:もふもふ中二(病):2015/03/22(日) 08:15 ID:a.U

それでは、素敵な劇の開演です。
序幕は私がお送りさせて頂きます。

序幕

私はドロシー。
アリスの子孫よ。

最近は何故か暖炉の奥に現れた隠し穴を観察するのが日課よ。

「うーん・・・」

火の消えた暖炉に手を入れる。
すると、紙が手に触れた。

「何これ」

紙を引っ張り出すと、隠し穴から大量の紙が出てきた。
それは、白紙だった。
まるで、花びらのよう。私の周りを取り巻く白紙。

「きゃーっ」

白紙に吸い込まれた。
その白紙の世界は・・・

3:もふもふ中二(病):2015/03/23(月) 06:53 ID:a.U

>>見事な過疎化<<

上げときます

4:匿名:2015/03/23(月) 18:24 ID:Fwc

 大量の紙が私を包み、体中をくすぐられるような感覚に襲われながら、
私は早く終われと思いながら目を閉じていた。

「あれ〜? おかしいな? 人間がいる〜」

 気付けばいつの間にか紙は消えていた。
 どういう事なのかしら。というか、この声、誰……?

 ゆっくりと目を開くと、明るい日差しの中で、
二本の足で立つ、ウサギの姿をした気持ち悪さMAXの生物が
座った状態の私を見下ろしていた!

「気持ち悪っ! この変態!」

5:もふもふ中二(病):2015/03/23(月) 18:58 ID:a.U

気持ち悪い生物は桜色の薄い唇を上げて、笑った。

「心外だね。僕はれっきとした時計ウサギだよ。」
「時計ウサギ・・・まさか、貴方は」

6:もふもふ中二(病):2015/03/24(火) 14:12 ID:a.U

「アリスおばあちゃんの日記に書いてあった、時計ウサギ・・・!?」
「そうだよ。それにしても、なーんで君はここにいるんだい?」

ウサギはちょこん、と首をかしげる。
可愛くない。気持ち悪い。

「そんなの、私が知りたいわ。急に白紙の中に吸い込まれたんだもの」
「ふーん・・・あ、もしかしたら」

ぱかっとウサギは口を開けた。小さな体にそぐわない大きな口。
・・・ザクロみたいに、まっかっか

気付けば私はウサギの口に真っ逆さま。


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