タイトル通り、白紙です。
ルール
・エロ、グロなどの表現は控えましょう。
・同性愛モノは不快に感じる方もいるので、やめましょう。
・荒らし、暴言などはスルーで。
以上を守って貰えれば、物語をどんな展開にしてもOK、
貴方のオリキャラを出してもOKです!
あと、小説を書くとき、一言挨拶を言ってくださると嬉しいです(はぁと
それでは、素敵な劇の開演です。
序幕は私がお送りさせて頂きます。
序幕
私はドロシー。
アリスの子孫よ。
最近は何故か暖炉の奥に現れた隠し穴を観察するのが日課よ。
「うーん・・・」
火の消えた暖炉に手を入れる。
すると、紙が手に触れた。
「何これ」
紙を引っ張り出すと、隠し穴から大量の紙が出てきた。
それは、白紙だった。
まるで、花びらのよう。私の周りを取り巻く白紙。
「きゃーっ」
白紙に吸い込まれた。
その白紙の世界は・・・
>>見事な過疎化<<
上げときます
大量の紙が私を包み、体中をくすぐられるような感覚に襲われながら、
私は早く終われと思いながら目を閉じていた。
「あれ〜? おかしいな? 人間がいる〜」
気付けばいつの間にか紙は消えていた。
どういう事なのかしら。というか、この声、誰……?
ゆっくりと目を開くと、明るい日差しの中で、
二本の足で立つ、ウサギの姿をした気持ち悪さMAXの生物が
座った状態の私を見下ろしていた!
「気持ち悪っ! この変態!」
気持ち悪い生物は桜色の薄い唇を上げて、笑った。
「心外だね。僕はれっきとした時計ウサギだよ。」
「時計ウサギ・・・まさか、貴方は」
「アリスおばあちゃんの日記に書いてあった、時計ウサギ・・・!?」
「そうだよ。それにしても、なーんで君はここにいるんだい?」
ウサギはちょこん、と首をかしげる。
可愛くない。気持ち悪い。
「そんなの、私が知りたいわ。急に白紙の中に吸い込まれたんだもの」
「ふーん・・・あ、もしかしたら」
ぱかっとウサギは口を開けた。小さな体にそぐわない大きな口。
・・・ザクロみたいに、まっかっか
気付けば私はウサギの口に真っ逆さま。