藍美学園で繰り広げられる、「友情物語」、「恋愛物語」、「学校改革」…etc
その青春物語をお届けします。
【うp主自己紹介】
どうも!!beimaと申します。
今回は、indigobeauty symphony という小説を書いていかせていただきます。
僕は、葉っぱ天国内では、日記板で「Leaf heaven @ daily life diary of beima」
http://ha10.net/diary/1422967968.html
というスレをやっています。宣伝です。すみません。
恋愛物語とはいうものの恋愛には鈍感ですのでお見逃し願います。
それでは、これからお願いいたします。
【コメントについて】
ご自由にお願いいたします。
そのかわり荒らしや関係ないことは極力お控えいただきますようお願いします。
また、僕からのコメント返しが不可能な場合が多くありますのでご了承ください
その他、モラルをお守りいただき僕の小説をお楽しみ下さい。
お願いいたします。
「こんな人登場させてほしい!」とか
「こういう人がいたらおもしろいんじゃないかな?」
というご意見がありましたら下のような形でお書き込みください。
「キャラクターの名前」
・性格について(出来るだけ詳しく)
・特徴(容姿や口癖などなんでも!)
・その他ご要望(ご自由にどうぞ!)
上のやつをドラックして使っていただいてもいいです!!
お待ちしてます。
〜第一章〜「出会い」
僕は、藍美学園中等部に入学する「咲田 奏太(さくた かなた)」だ。
今は、今度入学する藍美学園の必要な道具を揃えていた所だ。
藍美学園は、まぁまぁ名門校といったところで僕の住んでいる藍美市付近では有名だ。
僕の家からは藍色に輝く海が見える。
夕焼けの海はいつみても幻想的だ。
奏太は、ふとカレンダーをみた。カレンダーには入学式の日が赤いペンで書いてあった。
「あと3日か…」奏太はつぶやいた。外ではトンビが鳴いていた。
奏太は、母の「晩御飯よ〜」という声で階下のリビングに行った。
僕は、晩御飯を済ませると二階の自分の部屋に行った。
自分の部屋では、携帯ゲーム機で遊んだ。
藍美学園は、受験して入学するのだが奏太は受験が終わってからは
ずっと、自分の部屋でゲームをしたりしていたりする。
まるで、ひきこもりの様である。
外は、もう真っ暗だ。僕の家からは、渡島という島が見える。
その島は、デートスポットとして有名である。
年中ライトアップをしているので相当遅くまで光っているのが見える。
僕は、ゲームに飽きていつしか無意識に外を眺めていた。
窓から下を見ると丁度家の前を通りかかった女子と目があった。
年齢はおんなじくらいだろうか。奏太は少しその子に惚れていた。
外を眺めていた奏太は外を見ているうちに眠くなってうとうとしていた。
奏太は、寝てしまう前に風呂に入り早々にベッドに入って天井を見つめた。
そのまま奏太は寝てしまっていた。
奏太はツバメの鳴き声で目が覚めた。ベッドのわきに置いてあるカレンダーには明日の入学式の日に丸がしてある。
「そっか。明日か」奏太はつぶやいた。
階下に行くと、母が朝食の用意をしていた。時刻は6:40ぐらいだ。
奏太は、ソファーに寝っころがってテレビをみた。テレビでは天気予報をやっている。
各都市の天気予報の裏側には家からほど近い八方ヶ浜の生映像が映っている。
今日は、天気がいいらしい。奏太は、八方ヶ浜に出かけることを思いついた。
朝食を食べて、朝の身支度を済ませすぐに自分の部屋のパソコンの前に座った。
奏太は、動画サイトを開くと商品レビューの動画を見たりした。
レビュー動画に飽きると、パソコンの電源を切った。
部屋のパソコンのある机のわきの棚にあるバッグを奏太は取った。
奏太は、バッグの中にスマホ、ICカード、携帯ゲーム機、財布を入れて自分の部屋を出て行った。
奏太が降りてきたのに気付いたお母さんは、「どこか行くの?」と聞いてきた。
「ちょっと、遊んでくる!」奏太は返事をして「行ってきます」と家を出た。
前から思ってたんだけど
藍美学園ってほんとにあんの?
無
8:beima◆cY:2015/04/08(水) 15:49 ID:cpE 家を出て少し歩いくと海沿いにある大通りに着いた。
目の前には、美しい海が広がっている。
青く澄んだ空、深い藍色の海、緑に輝く森や木々。すべてがここからは見える。
奏太は、時間が経つのを忘れて歩いて行った。
やがて、奏太は浜に降りた。砂浜には、サーファーや家族連れの客などたくさんの人がいた。
砂浜を少し歩くと転がっていた大きめの石に奏太は腰を掛けた。
ゆっくりと深呼吸をして、青く澄んだ空、深い藍色の海、緑に輝く森や木々を眺めた。
奏太は、浜から見える景色にうっとりした。さざ波が耳に心地よく響く。
しばらくして、砂をいじり始めた。まるで、砂場で遊ぶ子供のように。
少し遊んでいると、空が暗くなってきた。奏太は、嫌な予感がしていた。
嫌な予感は当たった。
予報はずれの雨が降ってきた。
奏太は、雨の中を走って近くのバス停の屋根の下で雨宿りをした。
そこへ、また雨宿りに来た人が入ってきた。
奏太は、隣の人の顔を見た瞬間、顔がおかしくなった。
あれは、昨晩の人だ。まさか、一目ぼれはその時だけしか起こらない魔法だと思っていた。
奏太は、怖くなった。まさかまた会えるとは思わなかった。
でも、何かの運命だと思えばこれ以上良いことはないかと思う。
ただ、奏太には話しかける勇気ど無かった。
雨が降るさみしい一面を見せた海の景色は、奏太のココロに映る。
ボーっとした時間が過ぎていき、雨が弱くなったのを確認し奏太は、屋根を出た。
大急ぎで、近くの最寄駅から電車に乗った。
電車は、奏太のココロを揺さぶるように揺れる。
奏太の家の最寄駅は、すぐ次の駅だ。
電車を降りると、頭に冷たい滴が当たる。
改札を通り、外に駆けて出て行った。
奏太は、家に一目散に走り玄関まで止まることなく走った。
玄関に着くころには洋服はびしょびしょになり雑巾の様だった。
「ただいま!母さんちょっとタオルもってきてくんない?」
お母さんにタオルを持ってきてもらうとすぐに頭と濡れた箇所を拭きそのまま風呂場に向かった。
奏太は、濡れて冷えた体を温めるためにシャワーを浴びた。
奏太の脳裏には、あの人の事がおもいうかんだ。
昨晩も、さっきもあったあの人のことを。
年齢が近そうに見えたがいったい何歳だろうか?
その答えはいつか分かることに気づいていない奏太だった。
シャワーを浴び終えた奏太は、部屋着に着替えて自分の部屋へ行った。
自分の部屋では、珍しく本を手に取った。取った本の題名は、「甘酸っぱい春」という本だ。
この本は、奏太の本ではなく姉からもらった本の中に混ざっていた本である。
言わずと、この本は恋愛小説である。
奏太は、椅子に腰を掛けて本を開く。1ページ1ページめくると奏多は、今の自分がどのような状態なのかを理解し始
めた。
一人の部屋で、顔を赤くした奏太は、布団にもぐりそのまま眠ってしまった。
次の日。
ついに、入学式の日がやってきた。
入学式は、午後からなので奏太はゆっくりと朝食を食べ。
高鳴る胸を押さえつけながら入学式の準備をした。
持ち物のプリントを何回も見ながらカバンの中に荷物を詰め込む。
筆記用具、配布プリント用のファイル、その他諸々を用意した。
奏太は、やっと余裕が出来た奏太はカーテンの向こう側を覗いた。
天気はとてもよく静かな朝だった。さざ波の音と、小鳥の鳴き声がよく聞こえてくる。
奏太は、どんな友達がいるのか知りたくてたまらなかった。
藍美学園は、富裕層の家庭もたくさんいると聞いた。
家は、ごく平凡な家庭である。
今年の入学生には、有名な企業の社長令嬢もいるとのうわさがある。
ぜひ会ってみたいと奏太は思う。
奏多は、妄想にスパートをかけた。
昼食を終えた奏太は、制服を着た。
制服は、ブレザーで胸元に少し大きめの校章がついている。
藍色の布でとてもクールな制服である。
まだ少しぶかぶかだが、とても着心地がよく奏太はご満悦だ。
用意した荷物を入れたバッグを背負い玄関を駆け出した。
藍美学園は、奏太の家がある大華町から電車で3駅の場所にある。
すぐに、駅に向かうとかわいらしい青と白の4両編成の列車がホームにブレーキの音を響かせた。
奏太は、ドアが開くと同時に車内に入る。そこには、何回か会って奏太の一目ぼれした人がいた。
奏太は驚いて頭を手すりに打った。着ている服は、藍美学園の制服でしっかりと髪を三つ編みにしていた。
奏太のココロの中では30分時間がたったが実際は3分しかたっていない。
そして、学園の最寄駅である「藍美学園前」についた。
目の前には藍色の海が広がる。駅で定期ををタッチして改札を出た。
歩いて5分で学園についた。学園では先に手続きを済ませていた父と母が待っていた。
よくある入学式の看板も青地に白い文字で達筆の「入 学 式」とあった。
さすが学園の規模の大きさがよくわかる。入るとたくさんの人がきゃっきゃしている。
奏太は、動きを止めてしまった。奏太の目にはすごい輝いたものが映っていた。
あの時の彼女が早速ほかの女子と話していた。
それからしばらく先輩方の指示に従って教室に行った。
教室は、簡素な造りの中に華麗な雰囲気をも感じさせる部屋であった。
教室にはすでに仲間がいた。新たな仲間を見た奏太は、とても清々しい気持ちになった。
早速、席に座ると隣の女子に声をかけて見た。その子は、元気な子であった。
名前は「神宮寺 彩希」というそうだ。わずかな時間だが会話をして仲良くなった。
「みなさん初めまして!!」大きな声とともにがたいのいい先生が入ってきた。
「このクラスの担任の 鈴木 雄哉 です。 皆さんよろしく!!」耳が痛いくらい大きな声で言った。
彩希は、苦笑いをしながら先生の話を聞いた。なかなか面白い先生であった。