はいはーい皆さんお待ちかねHalyの小説だよーっ((誰も待ってねぇよ
とまぁ、意味不なテンションのスレ主兼駄作者Halyですよぃ
今作はまぁてきとーにやろうかなーと思いますー
ではでは、開始っ!
prologue
某日 某所-----
1人の少年を囲むかたちで数人、否、数十人の男が立っていた。着用している衣服から見るに高校生だと思われる。
「なんだ、ここまで形骸化してたとはな。ガッカリだよ速見。」
少年は輪の一点に立つ少年へ向かって呟く。その声には緊張も危機感も、感情すらも孕んでいなかった。それが何を意味しているのか、その一点に立つ、速見と呼ばれた少年のみ理解していた。若しくは他の者も理解できたのかもしれない。だが、現状理解できたのは速見ただ1人。何故ならほんの一瞬で少年を囲んでいた男たちは赤い肉塊へと化していたからだ。
「あんたに言われたくないね。何せ三年間も俺らを放ってたんだから。」
誰もが異常に感じるであろうこの状況に、速見は飄々とした態度で嘯いた。表情にも幾分かの余裕が見られる。
「はっ、笑わせるな。」
少年は言った。
「俺がお前を信用して任せたんだ。それくらい重々承知した上で請け負ってくれたものかと思っていたが、俺の過大評価か。」
その半ば罵るような質問に、速見は答えなかった。だが、少年の言葉が何かの感情を催したのか速見の表情から余裕が消えたのが確認できた。同時に速見の額に汗が浮かび始める。
しかし、少年はそんなことも気に留めず追撃とばかりに言葉を発射した。
「2年前。」
少年の放ったその言葉に速見は過剰に反応し、これはマズいとでも言うかのように一歩後ずさる。
「これ、お前の前じゃあ禁句だったよな。今じゃあもう5年前か。」
速見は更に後ずさった。
「いやぁ、懐かしいな-------。」
正確には続く言葉があったのだろう。だがそれは、金属の落下音と巻き起こる砂塵によってかき消された。
それから身を守るように目を隠していた少年だが、顔を上げるとそこに速見の姿は無かった。
prologueの続きは明日くらいに書きますね、
明日書きまっす
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