山桜小学校は山奥の小学校
中学と一緒の建物で近い高校は山桜高校だ!
現在,人口が減少し平地の舞鶴高校の分校として運営してる。
今回,主人公となるのは,アメリカフランス人のハーフの父と日本人の母を持つ少女
両親が離婚した後母親に引き取られるが早死に
四人姉妹の長女,川崎ステファニーが山桜小学校に転校したお話。
ー登場人物ー
川崎ステファニー
アメリカフランスハーフでパティシエの父と日本人の母を持つ
5人姉妹の長女,両親の離婚後,母方の実家に過ごす。
しかし母親は再婚を控え1女さきに生まれてすぐ急死してしまう。小学4年生,10歳
今は祖父母と叔母夫婦と暮らす。
ー4年生の仲間ー
(男子.6人,女子,5人,ステファニーを除く)
男子
佐藤潤(さとうじゅん)
西内奏太(にしうちかなた)
山本大貴(やまもとだいき)
浅井悠太郎(あさいゆうたろう)
小林俊輔(こばやししゅんすけ)
瀧澤春彦(たきざわはるひこ)
女子
内山梨沙子(うちやまりさこ)
渡辺凪子(わたなべなぎこ)
小倉彩香(おぐらあやか)
宮坂結衣(みやさかゆい)
田中今宵美(たなかこよみ)
ー先生ー
林道龍江(りんどうたつえ)
ー妹ー
川崎ビクトリア
川崎ジェシカ
川崎セシル
川崎飛鳥(かわざきあすか)母親が再婚相手とのできた子供
「皆,席に座って』
『はーい』
「今日から仲間になる川崎ステファニーさんよ」
「川崎ステファニーです」
………
それは私が平地から田舎に引っ越して一週間
実の父,フランスアメリカのハーフパティシエ
の父とは母と離婚して私は母の故郷にやってきた。それは妹,ビクトリアが7歳,ジェシカが5歳,セシルが3歳,そして再婚相手の男性と母とやってきたのだ!
ちなみに実の父と別れたのは3年前,しばらく父の出身,フランスで生まれた私だけど,フランス語も英語の話せない。
理由は私がフランスに住んだのは一年と短くすぐに日本へ移り住んだのだ。
そして再婚相手の男性と母親との間に新しい妹が生まれた,名前は飛鳥である。
しかし母親は飛鳥が生まれて一ヶ月後に急死,
再婚相手の男性とは取り消しに
私と妹達は母親の実家に住む事になった。
母親がなくなってからもう二ヶ月がたった。
ーーーー
「ステファニーちゃん,あたし,渡辺凪子,
ナギーってよんで」
「凪子っていうんだ」
「 そいえばステファニーちゃんはお父さん似?おかあさん似?」
「まぁ,私は半分だね」
「じゃあ,染めなくていいよね?」
「私は黒髪が羨ましいよ」
「何で」
「ナギーはストレートヘアの黒髪だし目がぱっちりで和風系美人って感じ」
「そんな事ないよ」
「ステファニーちゃん」
私はナギーと話しばかりではやくうちとけた。
私はナギーを初めての友達になった。
「なぁ,川崎」
「うん?」
「俺,クラス委員長の佐藤潤」
「わからないことがあったら聞けよな!」
「ありがとう」
「まぁ,ここは人口はほとんどが高齢者,隣の校舎が中学,校庭も体育館も共同なんだ」
「へぇ」
私は二週目で友達に
特に女子仲間!
梨沙子,凪子,彩香,結衣,今宵美
「ステファニー」
「結衣ちゃん‼」
「あのさ,ステファニーはマカロン好き?」
「うん、好き」
「私はお菓子作り得意の」
「あっ,美味しい」
「私は夢はパティシエ,パティシエになってお菓子屋さんになる事」
「じゃあ,あたしが最初にいくよ」
「ありがとう,彩香」
「うちも行きてぇ〜なぁ」
「ナギー,絶対だよ」
結衣は明るくて元気いっぱいで夢に前向きな女の子です。
「確かにな,結衣はパティシエ,俺はショコラティエ」
「浅井君」
「俺は結衣の旦那になるもんね?」
「誰だよ,私は外人と結婚,いいな、ステファニーは」
「そう?」
「私,背が低いし,ぽっちゃりだし 」
「いいな,ステファニーは」
「私,食べても太らないの!」
「あたしなんて太る女です」
「そんなことないよ」
そんな中
ある日,体重70キロ男子,滝沢春彦
夢は相撲で相撲教室に通う。
今は亡き父親も元々は相撲取りになることが夢だった。怪我をしてしまい挫折
その後,山桜当時の絶世の美女
滝沢幹恵(たきざわみきえ)(旧姓,赤羽)と結婚し祖父母の実家で住みナス農家をやっている。その後,5人(男子3人,女子2人)
その三人男子の二番に生まれたのは春彦だった,4つ上の兄,滝沢涼介はナス農家の跡取り息子で部活をやりながら勉強中
結構小麦肌で痩せていてイケメン,勉強も運動もトップ,父親が亡くなってから父親代わりに弟や妹の面倒を見ている。
「俺は,兄が楽になれるように俺が俺であいつらを面倒を見なきゃいけないなんだ」
「春彦君」
「弟の太陽は7歳,妹の希望は3歳,愛瑠は2歳で兄貴も部活は忙しいし」
「やさしいんだね」
そんな,春彦君を話しかける俊輔と奏太は
「春君,今度なに飯を作ってくれる?」
「春彦君は料理上手いんだ」
「そうなんだ,俺は春彦のチャーハン美味かった」
「だからでかく育ったんじゃないの?」
「悪かったなぁ‼」
俊輔君と奏太君は春彦君をいじる。
面白い
ーキーコーンカーコンー
「席につきます」
林道先生が入ってきた。
「来月の1日,校外学習に行きます,行き場所は
ABOお菓子工場見学→桃畑にいき桃取り放題→車工場の見学→ピアノ工場見学→お昼で如月ハウランドデパートで食事,買い物します,
お小遣いは3000円です。
これは食事をするデパート内のレストランです,すぐに予約します。
Aランチはハンバーグ&カレーランチ
Bランチはイタリアンランチ
Cランチはそばランチです」
「ステファニーは何にする?」
「私,イタリアンランチにしよう,私は食べても太らないけど結構大食いなの!」
「それ,自慢?じゃあ,ナギーは蕎麦ランチにしよう,天ぷらとかついているから」
「ナギーは天ぷらは好きなの?」
「うん,うちはかぼちゃが好き」
「ナギーは醤油?塩?,私は塩」
「うちは両方だな!どっちもうまい」
「何で,天ぷらの話になるかな?」
「知らんわ(笑)」
9月1日,バスに乗って校外学習です。
楽しみだな。
「はぁ,私は楽しみだな」
「梨沙子ちゃん」
「私は今日,誕生日なの,9月1日」
「そうなんだ!おめでとう」
「ありがとう」
「りさっぺ,ステファニーちゃんにニックネームつけようぜ」
「ニックネーム?」
「そう,うちはニックネームをつけるんだ,うちは凪子だからナギー,梨沙子はりさっぺ,彩香はグラ,結衣はゆっちゃん,今宵美はタッカ」
「相変わらず,人にニックネームつけて」
「何よ!潤!」
「だって、俺はちゃんと読んだ方が」
「いいんじゃん,浸し見やすさフレンドリー感はあたしが一番」
「おいおい」
「皆,お菓子工場につきますよ」
・・・・・
「では私が此度案内する佐藤英夫です」
私達は作っている様子をガラス窓でみた。
「こちらがクッキーを作っています」
「あちらがポテトチップスを作っています」
「へぇ,あんな感じで作っているんだ」
「今宵美ちゃん,そうだね」
「私ね,ファション雑誌編集者になりたいんだ」
「編集者」
「私ね,ファション雑誌が好きなの」
そして見学が終わり焼きたてのクッキーを試食した,その後,私達はそれぞれ見学が終わり
如月ハウランドデパート
「広っ〜,めっちゃ広い」
「うん,初めて」
それはそうだ,ハウランドデパートは去年三月にできてオープンしたデパート。
そしてお昼を食べたり買い物をしたり楽しいひと時を過ごした。
そして帰りのバスで
「俺,疲れた」
「あたしも」
私が山桜小学校にきて2ヶ月がたち
私は4年生の皆と仲良く慣れ今ではもう私の友達です。
「楽しいかったなぁ,校外学習」
「そうだね,5年生になると登山なんだよね?」
「私は早くみんなと友達になりたかった」
「ステファニーちゃん」
「嬉しいこと,だけど今は仲間じゃん」
ナギーと彩香が結構私に話しかけてくれる。
「おいっ,結衣,梨沙子,今宵美」
「何?」
「今度,うちは家に遊ぶにこない?」
「ナギーの行く」
「わたしも」
「女子達,盛り上がってるな?」
「でも,梨沙子はモデルみたいで可愛いなぁ」
「大貴は梨沙子の事,好きなんだね?」
「うん,僕は梨沙子が」
「おいっ!大貴鼻血‼」
「大丈夫か?」
「大丈夫」
「あっ,大貴君,大丈夫?ティッシュ」
「ありがとう,梨沙子」
「あんた,梨沙子に恥ずかしい所見せて」
「・・・・カッコ悪い」
「俊輔」
「男子で盛り上がってるな?」
その帰り。
ーバターンー
「ばあちゃん,只今」
「お帰り,ステファニー」
「ビクトリア,ジェシカ,セシル,飛鳥」
「ステファニー姉さん,今日はばあちゃんの手作り焼きおにぎり」
「いただきます」
「上手い、ばあちゃん」
私のばあちゃん,川崎希子,60歳
じいちゃんは川崎徳弘,60歳,
私はじいちゃんばあちゃん妹と暮らすのか好き。
「ビクトリア姉さん,ジェシカ姉さん」
「セシル,これ欲しいの?」
「このチョコ上手い」
「トリッフっていうんだ」
ビクトリアは料理が結構上手
ジェシカは歌がすごくプロ
セシルは絵が大好き
飛鳥はまだ3歳
「今日は麻婆豆腐だよ」
「やった!」
「ステファニーはご飯どれぐらい?」
「大盛り」
「はい」
「う〜ん,うまい,ばあちゃんの麻婆豆腐は最高!」
私はペロッと完食
「おかわり」
「それにしても姉さん,これだけ食べて太らないね?あたしなんてふとりやすいから」
「体質だもん」
「いいじゃない?成長期だし」
9月30日,思わぬ事に
「私は,林道龍江は10月1日にて,家の都合で,学校を辞めます」.
「えっ?」
「林道先生・・・・」
わたしはなんで私は林道先生が急に
「ですから,来月以降の先生の紹介をします」
ーガラァー
「来月からあなた達の先生,佐々木恵理奈先生です」
「佐々木恵理奈です」
佐々木恵理奈という先生は若い教師で今は28歳である。
急に新しい先生・・・・うちとけるかどうか?
来月は運動会,隣町の小学校,山桜北小学校
と合同運動会である。
「先生,辞めちゃうの?本当に?」
林道先生は今年で55歳,優しく時には厳しくお母さん的な先生である。
今宵美は林道先生が大好きだった。
大泣き
「・・・・先生・・・・」
「泣かないで今宵美」
「また,顔を出しますよ」
「行かないで(泣)」
その体育の時間
「一について,よーいどん」
「早い〜ナギー」
そんな中
一人座っていた。
「林道先生がいなくなっちゃうんだよね?」
「・・・・」
ーその日の運動会ー
「えっ〜,続いては4年女子短距離走」
「おっ,渡辺凪子」
「ふーん,藤岡理恵久々だな」
この2人は永遠のライバルだ。
「一についてよいどん!バターン」
「負けるか‼ナギー」
「理恵,うちもまけない」
・・・・
「はぁ,あんた,また,一位」
「ナギー様が一位よ」
「また,来年勝負よ」
「こちらこそ!」
運動会が終了後
「では,引き続き,林道先生がこの度,家の都合でご退職なります」
「私,林道龍江は勝手ながら退職します,私は本当は皆さんといたいけどでも後戻りはできません,4年生の皆さん,りっぱな成人になってください,私はいつまでもあなた達の味方です」
林道先生は涙ながら学校をあとにした。
ー追加メンバーー
佐々木恵理奈(ささきえりな)
28歳,新しい先生
大学時代に学生結婚,大学3年生で
長女,星栞月(せしる)を産み,26歳の時,次女
心希(ここの)を授かる,産後休暇だったが
復帰する。
12月1日、クリスマス会について
山桜小学校では学年で集まって出し物をする。
「クリスマス会?」
「そう、学年で集まって出し物をするの?」
「あっ〜ステファニーは始めてだっけ?」
「俺ら去年は合唱だったからなににする?」
「ダンス?」
「うち、劇やりたい」
「劇やってみたい」
「劇、オリジナル」
「オリジナル!面白そう」
「オリジナル」
「私、脚本とナレーターがいい」
「ステファニーちゃん,やってみたい?」
「うん,私すきなの!」
「決まった?」
「佐々木先生」
「オリジナル劇」
「面白そうだね?」
「よし,先生は衣装作りね?」
「先生,いいのに」
「私,元々,洋服作りすきなの,娘の服も作ってるの」
「私が一番頑張らなきゃ」
私は始めての脚本にチャレンジ