チリーン・・・。
風鈴が夏の音を感じて鳴り響く。
私の気持ちなど無視してなる風鈴に苛立ちを感じる。
「私、もうわからないよ。」
そう言って立ち上がり、私はベランダに出る。
手には大きなはさみを持って。
「さよなら、私。そして・・・ありがとう、昂世。」
そう言って私は私をやめた。
少女の名前は「夏響 風鈴」
『風鈴!!!?風鈴ー!!!!!!』
昂…世……?
『なんでだ!!!なんで…なんで……っ!!!!!!』
昂世?なんで泣いてるの?泣かないでよ……?私も悲しくなるよ……。
『風鈴……。』
――――――ぎゅっ。
昂世が抱き付いてきた。
やめて……?私、血だらけだよ?昂世?
『俺は…守ってやりたかったのに……っ………なぁ………?風鈴?幸せだったか?生きている間。』
えっ?昂世?なに聞いてるの?幸せ?幸せだったよ?昂世が一緒にいてくれたから。ね、だから泣かないでよ?ねぇ?
展開が突拍子過ぎてついていけません。
読者置いてけぼりだと思いますよ?
興味を持たせるような出だしだから、最初の掴みとしてはイイと思うけど
今後の展開によっては面白くなりそう