こんばんわ朱鷺ですー、(棒) いや、寝不足で眠いんですよ、はい
取り敢えずまぁ、小説書こうってことになったんですが完全に「あ、こここれでいいか」みたいな適当なものになりそうです。登場人物も決めてないですし
そんな感じなので閲覧いただきアドバイスや次の案などいただければ積極的に取り入れる次第ですよ。ジャンルはよくわからないです
じゃあ、寝落ちする前に建てましょー。/
ない頭絞って適当に考えました
8月最中の午前11時、賑わう町中に二人の男女が肩を並べて歩いている。男の方はジーンズに白いTシャツという、如何にもプライベートととれる服装だが、全く対照的に、女は喪服のような漆黒のスーツを身に付けていた。眼鏡を掛けている点も含めて随分と仕事が出来る人に見える。
それは兎も角、男___宇都宮数春は、顎に手を当てがい思案に耽っていた。ふと女が呟く。
「で、結局次はどこ行くの」
その雰囲気に似つかわしくない実にフラットな声で嘯く。対する数春は、「まぁ、落ち着けよ朱音」と、恐らく相手の名前を呼んで、あくまでも余裕な態度で宥めた。どうやらこれが彼女の腹が立っている状態らしい。ただ、数春との身長差や声色を含めて全く迫力はないのだが。
「そうだな....じゃあ、聖王でもいくか」
思案ポーズを解けば即座にそんなことを提案するが、女___朱音と呼ばれた_は首を傾げると「何..え、せいわん....?」と、理解できないを表す仕草をして見せる。数春は説明が下手なのか別の理由か、苦い顔をすると渋々と口を開く。しかし、それを遮るように男の声が割り込んでくる。
「聖王ってのは、葉月京助カリスマ社長が手掛けた学園都市のことッスよ。まぁ、呼び方は人それぞれだけど学園だけを指してそう呼ぶ人もいるみたいッスね。俺と雛はそこの卒業生ッス。」
淡々と一方的に語られる聖王についてのこと。朱音は突然の出来事に驚き、数春は顔をしかめた。視線の先にいるのは、数春たちと同じく身長差の目立つ男女二人だ。流石に服装までは同じと行かないが、背後から見ればほぼ自分たちと同じ身長かもしれない。否、心なしか数春の方が高い。
そんな男女のうち男は自分が注目されていることに気付くと二人と顔を見合せ、「おおおおおーーー!!」と謎の興奮を上げる。
まさかヤバイ人なのかと朱音がたじろぎ、喧しそうに方耳を防ぎつつ数春は近づいた。
「うるせぇよ翔」
「お久しぶりッスねぇ、数春さん」
人の台詞は行空けて書こうか
4:朱鷺◆Neko αirr:2015/10/04(日) 23:01 ID:ZAw 別視点書きます
「もしもし___。ああ、どうした?......成る程。勝手に処理しとけよ」
そう短く言い放ち、受話器を定位置に戻す少年。その周囲には明らかに少年より年上と思われる女性二人が、文字通りまとわりついている。だが、その様子は極めて異常で、少年に何かを乞うように必死で口を開閉させている。
麻薬_。
そんな非合法な薬物がある。或いは毒か。
少年_葉月京平は、高校三年生でありながらそんな商売を生業としていた。生業という言い方が正しいのかは不明だが、私生活の足しにしているであろうことは確かだ。
彼の周囲を取り巻く女性たちは、恐らく彼によって毒されたのだろう。先程から開閉する口からは、微かに「ください」と、何かを懇願する言葉が聞き取れる。
ふと、葉月の部屋の扉がノックされる。彼が苛立たしげに「なんだ」と尋ねると、扉越しに返ってきたのは事務的な「紅茶をお持ちしました」という声だ。
「入れ」
「失礼致します」
畏まった様子で室内に入ったメイド姿の女性は、既に見慣れているのか周囲の女性たちには目も向けず、葉月の机に持ってきた紅茶と幾つか角砂糖の入った小瓶を置いた。そして、となりにあった空の小瓶を盆に乗せると、「失礼致しました」と言って部屋をあとにしていった。
一連の行動中、ずっと無言だった葉月は女性が去ったのを確認すると、部屋の端に視線を向けて口を開いた。
「なんだ今の女。メイド服かよ。ジジイも趣味悪いよなぁ。」
その呟きを聞いてか、部屋の端からは「はぁ..」と呆れるような溜め息が発された。
「どうかしたか、空木」
「貴方も十分趣味悪いですよ。薬漬けなんて....」
部屋の端にいた、比較的体の大きい男は呟く。
空木康助____。葉月が直接雇っているガードマンで、数少ない葉月の商売を知る一人だ。元々は何処かの王手企業で働いていたが、賃金が高いという理由だけでその地位を捨て今に至る。
「趣味じゃねぇよ、商売」
「ああ、これはうっかりした」
「相変わらずだな」
はははっ、と一人愉快に笑う葉月。そして、周囲の女性たちを一瞥したのち「そうだ」と口を開いた。
「なあ空木、クロアードに『柊悠哉』って奴の依頼だしといてくれ」
「了解。それにしてもクロアードとは....。其ほどの相手なので?」
あくまで業務的な口調で訪ねる。
「まぁな。俺らに探りいれるぐらいだ、確実に消した方がいいだろ」
「成る程。分かりました」
空木はそう言い残すと、部屋をあとにした。
残った葉月は気怠そうに欠伸をすると、脳内に惨劇の未来図を描きながら、呟いた。
「ジジイを殺したら、京平って名前も捨てるかね」
東京都内、ビル群を往来する人混みを闊歩する少年が1人。
恐らく高校生と思われるが、エナメルのスポーツバッグを背負っているにも関わらず私服だ。
そんな中、突如として少年の背に誰かが飛びかかった。続いて「ゆーうさんっ」と、元気そうな少女の声が響く。
「あれ?部活にいたのに私服ですか」
「着替えた」
ゆうさん、と呼ばれた少年は、あくまでも素っ気なく返事を返す。それが照れ隠しなのか否なのかはわからないが、少なくとも後ろめたい感情は混じっていない。
少女は、そんな『ゆうさん』に嫌悪を抱くでもなく、寧ろ相手の首に腕を回している。一見模範的な高校生カップルのようだ。だが、実際は片想いなのではとも見える。
「ところでゆうさん、このあと空いてますか?」
少年の首から手を離し、少々畏まった口調で尋ねる。少年は首を傾げると振り返り、「なんだ」と応えた。
「ブロークンアロー、って知ってます?」
何故か小声で質問を投げ掛ける。少年はその意図をすぐに察し、同じく小声で「知ってるが」と返す。
「やっぱり..。あいつら、薬だけじゃなくて誘拐とかもやっちゃう感じみたいなので、気をつけてくださいね」
「あー..うん、了解」
一瞬何かを躊躇う少年だったが、納得したように頷く。それを確認し、少女が再び言葉を発した。
「柊悠哉は、この世に1人だけなんですから」
心配しているのだろうか。少女は少年の目をじっと見据えて、そう呟く。『ゆうさん』は真摯に受け止めたのか、一つコクりと頷くと、「で、用ってなんだよ」と話を戻す。少女は思い出したとばかりに少々目を見開くと、「それはですね、えっと..」と、渋りはじめた。
意を決したとばかりに少女の口が動く。だが、一足先に少女の携帯電話が鳴り響いた。
少年が顎でクイと促すと、少女は申し訳なさそうな顔をして携帯電話を確認する。そして、少年に向くと、「用事ができちゃったので、失礼します..」と、残念そうに退いていった。
少女がいなくなったのを確認すると、少年は人目も憚らず笑い声をあげる。
「神崎向日葵...。君は隠せてるつもりだろうけど、とっくにバレてるよ。」
「君の招待なんて、とっくに.....ねぇ」
今更だけど招待ってなんぞ
正体だ正体
そうそう、登場人物がある程度定まったので一部公開
伊澤 未来(16) 桐生澤商業高校在学
空木 康介(25) 聖王学園卒業
空木 千棘(18) 洞門高校在学
宇都宮 数春(25) 聖王学園卒業
神楽坂 雛(18) 聖王学園在学
唐国 楓(23) 洞門高校卒業
神崎 小茉莉(17) 桐生澤商業高校在学
神崎 向日葵(18) 洞門高校在学
続き
木更津 凜(23) 洞門高校卒業
倉間 尋(24) 洞門高校卒業
洞谷 兵太郎(18) 洞門高校在学
葉月 京助(37)
葉月 京平(18) 聖王学園在学
晴風 翔(21) 聖王学園卒業
柊 悠哉(18) 洞門高校在学
南鳥 朱音(23)
アゼル·ノヴィリルオン ※仮名(23)
五月原 千代(18) 洞門高校在学
仮面 (正体不明)
妙に洞門高校生が多いんですがまぁ、その高校がメインってことです
今書いたキャラはまだ半分ほどで、ここから3〜4回更新する間に出ると思いますよ