『バケモノ。』

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1:美影◆VU:2015/10/12(月) 20:32 ID:f9o

ー??sideー
(暇だ……)
誰もいない空間で俺は考える
今のこの世界は楽しいと思えることが何一つ存在しない

……何かないだろうか


…………そうだ

ゲームをしよう……
まずは手駒をつくる
・所有者
これは決まっている。
守る者も必要だ…
ステージは……ここが最適か
戦う者と邪魔する者
…………こんなものか

これでは面白くないな……

………そうか

タイムリミットを設定しよう




準備は整った






ゲームを開始する………

2:美影◆VU:2015/10/12(月) 20:50 ID:f9o

人物紹介

・凛堂 月
高校三年生
「月」と書いて「ルナ」と読むが、
今まで読めた人はあまりいない
小さい頃の記憶がない
IQ198

・月宮 美代
高校三年生
いつも一生懸命だがどこかズレている
IQ13

・イナズマ団
いかにも怪しげな団体だが…?


・女王
この世界の裏側の支配者






本編でも追加設定少しずつ入れていきます!

3:セタ◆VU:2015/10/12(月) 21:11 ID:f9o

ー月sideー
「うわー!遅刻だー!」
現在の時刻は(7:50)となっている
「母さん!なんで起こしてくれなかったのさ!!」
慌てて制服に着替える
「何回も起こしたわよ!て言うかあんたが自分で起きればいい話でしょ!」
「目覚ましぶっ壊れたんだよ!」
そうこうしている間に支度完了。
「いってきます!」
「え?ちょっと!朝ごはんは?」
「行きながら食べてくー!」
テーブルの上においてあるトーストを慌ててつかむと、私は大急ぎで家を飛び出した

4:美影◆VU:2015/10/12(月) 21:22 ID:f9o

ー月sideー
「ふぅー…」
現在の時刻は(8:15)
あれから私は滅多に出さないスピードで校門をくぐって、HR開始一分前で何とか教室にたどり着いた。
「ルナ、珍しいね。あなたが遅刻ギリギリで教室に入って来るなんて…」
美代が(なんで?)と言う目でこちらを見てきた
「後で教える。先生が来たよ。」
そういうと美代は(OK)と口パクで呟いて席に戻っていった

5:セタ◆VU:2015/10/14(水) 00:03 ID:f9o

ー美代sideー
珍しいな…
あのルナが!
いつも遅刻なんて縁のないルナが!
「ルナ、珍しいね。あなたが遅刻ギリギリで教室に入って来るなんて…」
ルナはしっかりものだし!
寝坊したとか?もしそうなら
それをネタにゆすってやる!
そう思った直後、「ガララッ」
っと音がして、先生が入ってきた
それを見たルナは、
「後で教える。先生が来たよ。」
と嬉しそう。
(OK)口パクで呟いて、渋々席に着く




…絶対に教えてくれないな、あれは。

6:セタ◆VU:2015/10/15(木) 22:10 ID:f9o

ー月sideー
放課後。
「ルナー!帰ろー!」
美代が来た。
(どうしよう…)
…迂闊に「寝坊したんだ〜」って
言ったらネタにしそうだし…
そう思った直後

バン!

「おい、月宮。」

美代が頭を押さえてうずくまっている
後ろには出席簿を持っている先生。

「おまえ、今すぐ職員室に来い。」
そういって何処かへ行ってしまった
「えっと…美代?私先に帰ってもいいかな?用事があるの」
嘘ではない。
実際に、昨日の夜に
『明日はお客さんが来るから早めに帰ってきてね。』
とお母さんが言っていた。
「う、うん…いいよ!大丈夫……」
本当かな…心配だ……
しかし事情が事情だ
とりあえず美代のことは一度忘れて、
家に帰ることにした

7:美影◆VU:2015/10/15(木) 22:16 ID:f9o

ー美代sideー
はぁ…ルナってば…
やっぱり言わないつもりかな…
それより先生!酷いよ!?
いきなり出席簿で叩かないで!
あれ、地味に痛いから!
てかなんで呼ぶのさ?
はぁ………

私も忙しいのになぁ………


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