普通の生活だったはずなのに………

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1:友梨◆DA:2015/10/18(日) 19:23 ID:OJQ

どうも!
「ある日突然異世界へ……………!」を書いている友梨です
思いつきでまた書きたいと思ってしまって………笑
此処でも魔法系の小説を書きたいと思います
それでは次からスタートです↓↓

重要キャラ紹介>>2

47:紫桜星杏@会計士◆LI:2015/11/06(金) 20:46 ID:736

マカは可愛い顔をして怖い事いうね…^^;

48:友梨◆DA:2015/11/07(土) 11:02 ID:OJQ

「んで、マカは実年齢何歳なんだ?」

「えっと……………確か………250歳だと」


「「250歳!?!?」」


私達はものすごく叫んだ


「私より50歳も年上だ…!」
「俺なんか100歳も年上だぞ!!」


「………そんな驚く事?」


「…いやまさか年上だとは思ってなかったから…w」

「………そうなのか」


「……………さっきさ…魔物が 姿は若いが みたいな事を言ってたけど魔法で若くしてるの??」


「そうだ。14歳に見えるように」


「元の姿に戻ってみてよ!」ワクワク

「………あ、ああ」


そう言ってマカは何か呪文を唱えた



途端にマカは姿を変えた!!


お、大人っぽい……………………


優斗は…私と同じように驚いてる


「……………か、カッコイイーー!!!!!!それに大人っぽい!!!!!!」



「え゛」


魔法使いらしい格好

紫色の髪とバッチリ合っている!

さっきとは全く違う美少女顔

どんな顔とかは……………言葉じゃ説明できないよ…w

もちろんスタイル抜群の体型




どうなってるんだ魔法界は!!!!


「これが会長か……絶対推理力あるだろ」


「……何故!?w」


「いや、なんかそうっぽいなぁ〜と」


やはり、優斗は適当な事を言うな………


「ていうか、此処で話して大丈夫なの?マカ?」


「ん?あ、ああ大丈夫だ。既に魔法で姿が見えないようにしている」



「さっすが〜!会長サン!w」


「というより、そろそろ莉奈達は帰った方がいいんじゃないか??」


「あ!!本当だ!!じゃあまたね!マカ!」


「ああ、今度は私の家に招待するよ!」



「うん!!」


私達はマカと別れた

49:紫桜星杏@会計士◆LI:2015/11/08(日) 08:34 ID:736

マカが大人になった姿も14歳にしてる姿もめっちゃ見たい‼️だれか書いてー

50:友梨◆DA:2015/11/08(日) 19:24 ID:OJQ

杏)また書くよ!w
書こうと思えば書けるけど・・・((汗

51:紫桜星杏@会計士◆LI:2015/11/08(日) 19:42 ID:736

じゃあ書いて‼️

52:友梨◆DA:2015/11/08(日) 22:39 ID:OJQ

杏)えーーどうしよっかな〜ww

次回の更新・・・金曜日 です!!w

53:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2015/11/09(月) 19:30 ID:736

友梨)お願い〜〜(>人<;)

54:友梨◆DA:2015/11/13(金) 18:23 ID:C8o

なら書こうかなw

55:友梨◆DA:2015/11/13(金) 18:24 ID:C8o

休日の間に書くから!

56:紫愛刹那@天才秘書・プロ暗殺者◆Sc:2015/11/13(金) 21:19 ID:C8o

かえ

57:友梨◆DA:2015/11/13(金) 21:19 ID:C8o

56は間違いです!!汗

58:友梨◆DA:2015/11/13(金) 21:39 ID:C8o

【帰り道】


・ ・ ・ 。


「しっかし驚いたな〜マカが魔法界から来たなんて」


「だね〜・・・しかも魔法界のお偉いさんだよ〜」


「警察ってスゲーな。ぜってー推理力ある。どんな試験受けんだろ」


優斗はずっと遠くを見つめている


「きっと厳しい試験だよ。でもさ、250歳っていうことは、ここでいう・・・・・・2・・1歳!?!?」


「もう成人してるぜ・・・」


大人の女性だな・・・


「とーにーかーく、私達もマカの捜査に協力しないといけないんじゃない?」


「はぁ!?めんどくさ!」


「友達として当然でしょ!?」ギュウ


私は優斗の耳をつねった


「いてててて!!!・・・ったぁ〜。莉奈痛ぇよ!!」


「ふぅーーん。知らなぁーーい笑」


「んぁ!?こら、待てっ!!」


私達は夕焼けの空に向かって走っていった

59:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2015/11/14(土) 10:31 ID:736

友梨)やったー‼️
あいからわず優斗と莉奈はラブラブだねー

60:友梨◆DA:2015/11/14(土) 17:04 ID:C8o

翌日

「・・・ふぁぁぁぁ……………昨日は考えすぎて眠れなかったよ・・・」


私は登校中にそうつぶやいていた


もちろん考えていた事とは、マカの事だ


捜査にどう協力すればいいのかや、マカの正体の事など・・・


ま、考えている間に寝てしまったけど・・・w





校門で優斗を見つけた時は既に遅し。


優斗はファンクラブの子達に囲まれていた


「今日も無理か・・・」



教室に入った時親友のひとみと目が合った


「おはよ!莉奈!!ねぇ、聞いた?マカりん休みだって!!」


『マカりん』とは、ひとみがマカにつけたあだ名だw


でも・・・

「…………え?休み?マカが?でも、昨日までは元気だったじゃん………」


「そうなんだよ〜!どうしてかな〜って思ってたんだよね・・・でも、マカの事だからきっと大丈夫だよ!」


「う、うん・・・そだね」


昨日までは何ともなさそうにしてたのに……………どうしたんだろ…………




「HR始めるぞー」


先生が言った


「えー皆知っているかもだと思うがー……………」


「せんせー!マカりんが休みなんでしょー??」


ひとみ……早い…wwwwwww


「おー相変わらずひとみは情報が早いなー。その通りだ、マカは今日は休みだ」


エーーーー
ナンダヨソレー
タノシミガァー
マカガァー??
ドウシテーーー


教室中に沢山の声が飛びかっている


皆もやっぱりショックなんだろなー


私もショックーーー((ガーーーーン))


きっと優斗も同じ事考えてるんだろなーー……………って!




あいつ…………ガム噛んでるっ!!!!!!


全く・・・・・・




マカが休みの日は一日だけだと思っていた私達


しかし、マカは二日後、三日後も……………五日後も来なかった

61:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2015/11/14(土) 19:45 ID:736

マカー‼️どうしたん??

62:友梨◆DA:2015/11/14(土) 21:45 ID:C8o

「…………………今日もマカ来なかったな……………」


夕焼けの空に向かってそんな言葉をつぶやいた


マカが来なくなって六日後


もう心配でたまらない


きっと捜査で忙しいんだ


そう自分に言い聞かせていた


でももう約一週間も見かけていない


もしかしたら、魔法で姿を隠していたり、魔法界に帰っているのかもしれない


捜査会長やっているのだからそれは当たり前かも…


「おい!」


ビクッ


急に声をかけられ私は驚いた


振り向くと優斗がいた


「マカが心配なのは分かるが、俺の身にもなってくれよ……お前が元気無いとこっちまで元気無くなるじゃんか……」


あ、なんか私と同じで元気無いって思ってたらそうだったのか……


「んー……ごめんね」


「いやー別に謝らなくていいけど…………妙ーに悠希も元気無いんだよな…」


「マカがいなくなって皆おかしくなってるよね」


「んー…………まぁ、そうだな……家まで送ってくよ」


「ん、ありがと」


優斗はこういう時優しい


そこがいいんだよなぁ…………


住宅街の十字路を曲がった瞬間


私の目の前に驚くべき光景が待ち受けていた


それは



一人の少女と大型の魔物が戦っていた




私はすぐにマカだと悟った


髪の色が紫だったからだ


少女は魔物に強い一撃を与え、魔物が消滅するとその場に倒れ込んだ



「マカ!!!!!!!!」



私はマカの元へ走った


「…………………!?莉……………奈…………!?それに優……斗まで………」


「マカ!?!?すごい熱あるよ!!?」


「……………………………だ、大丈…………」




「気を失ったみたいだな…………莉奈、ひとまず家に行くぞ」


「う、うん!!」

63:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2015/11/14(土) 21:53 ID:736

マカを助けてあげて‼️
どうして1人で魔物と戦ってるの⁉️

64:友梨◆DA:2015/11/15(日) 09:50 ID:C8o

ひとまず、私の家へ行くことになった

優斗はマカを抱えている


幸い、マカがいた場所と私の家が少し近かったから良かった


ガチャ


「あら、おかえりー」

母の声が聞こえてきた


「うん!ただいま!ちょっと二階に行ってくる!」


「お母様お邪魔します!!」


「あ、あら?優斗君まで?いいわよって…………その抱えている女の子は誰??」


「あっ、えーっと、友達です!倒れていたんで、連れてきました!!」


「優斗急いで!!」


「分かってるって!!!」


急いで二階に駆け上がった


「どーぞ。ん?でも、あの女の子、何処かで見たことあるわね………………」


お母さんの独り言


既に二階に上がっていた私達には聞こえなかった





「ふぅ・・・良かったぁ」


マカをそっとベットに寝かせた


「ジャジャーン!!こんな時は熱さまシート!!はいはい、マカの前髪上げて」



「分かったよ……………こうでいいのか?」


「うーん、ちょっとまだある」



「じゃあ、こう?」


「おっけ!バッチし!よし、貼るね」


「そ〜っとだぞ……そ〜っと」


「う、うん」


ペタ


「やった!貼れた!」


「声デカイ!」


「今日は優斗帰っていいよ!明日休みだから、明日来なよ」


「いいのか?じゃ、帰るな」


「うん!また明日!」





「お母様、お邪魔しました」



一階から優斗の声が聞こえてきた




私はチラッとマカを見た



ちょっと顔をしかめているような気がする


明日起きたら事情を説明してもらおうかな

65:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2015/11/15(日) 13:55 ID:736

お母さんまさかのマカと知り合いだったり…

66:友梨◆DA:2015/11/15(日) 21:05 ID:C8o

翌日(土曜日)

「………ん〜・・・よく寝たぁ…」


ん?あぁ、そうだった

今、私の部屋にはマカがいるんだった


マカまだ起きていないようで、スースーと寝息を発(た)てていた


さあて、ご飯ご飯♪


私は二階から一階へ降りた


「あら、もう起きたの?後もう少しで朝御飯できるからね」


「うんー分かったー」



数十分後


「はーい、できたわよー」

「はーーーーい」


モグモグモグモグ


美味しいけど…………さすがに朝食で肉はきついよ((汗


「そういえば、あの紫の髪の子はどうだった?熱下がった?」


「下がったかもしれないけど、まだ起きてないよ」


「そう。あのね、お母さん、あの子見たことがあるかもしれないのよ」


「え゛!………………気のせいじゃないかな((焦」



見たことあるの!?まずいよ!((焦



「…………そうかしら…」



ふぅ・・・良かった


「ごちそうさま!!二階に行ってくる!!」


「はいはい」


二階へ駆け上がると既にマカが起きていた



「おはよ、莉奈」



「う、うん、おはよ。マカ」


「さぁてとっ!一晩泊めてもらったから莉奈のお母様に挨拶しないと」



え゛


「待って待って!お母さんに挨拶はいいから!((汗」


絶対マカとお母さん、何か接点があるよね!?!?絶対!!



「いや、それはできない。魔法界会長として」ガチャ



そう言ってマカは一階へ行ってしまった



「えぇー!!!!!ちょっと待って!マカ!」



私が一階へ行った時にはもう遅かった



マカはお母さんを見つめながら立ち尽くしていた



「ね、ねぇ……………莉奈………なんでこの人が………此処にいるの………?……………まさか…………!」



「え?私のお母さんだよ?それがどうしたの……………?」



「この人は……かつて(魔法界で)260年前、魔法界を救った英雄ともいえる人、二人の内の一人だよ…………!」




・ ・ ・ 。





「えーーーーーー!!!!!!!!!お母さん、そんな凄い人だったの!?!?」


「あら、なんであなたは知ってるのかしら?」←マカに向けて


「申し遅れました。私は魔法特別捜査係会長、クレスティア・マカレット・リドルといいます」


「あらまぁ、会長さん!?此処に来たのはどうして?」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
切ります!

次回の更新・・・金曜日!!

67:友梨◆DA:2015/11/20(金) 17:53 ID:C8o

最後の会話、一部変更致します

「あらまぁ、会長さん!?通りで見たことあると思ったわ。この世界に来たのってもしかして………」


「お察しの通りだと思います。今、この世界に大型の魔物が大量発生しています。私はその調査に参りました」


「やっぱりね………私、この世界に来て220年住んでるけど…今までこんなこと無かったもの」


「この世界に来て220年ですか!でも、何故?」


「私あれから魔力を大量消耗してね………それにこの子(莉奈)………………もいたし(お腹の中に)、あの世界にはいられないって思ったの。今では魔力はほとんど無いかもしれないけどね」


「左様でしたか。今でもカノン様は歴史の教科書に載っていますし、女子達の憧れの的ですよ」



「あら、そうなの!?嬉しいわ〜」


「ところで……………もう一人の方は………?」


「あぁ、ミサキ?ミサキは今、私と同じでこの世界にいるわよ」


「え!?本当ですか!?」



「ええ、本当y「ちょっとストップーーーーー!!!!!」」


マカとお母さんが振り向いた


「ふ、二人で話進めないで!私にも分かるように説明してよ!」



「あ、あぁ悪いな、莉奈。ん〜じゃあ部屋に行こっか」




部屋にて──────────────


「はいはい、マカ、説明してもらいましょうか」


「え、え〜と…………莉奈はカノン様の事知ってたの?」


「全然知らなかったよ!それに、カノン様ってお母さんの事?」



「そうだよ。本名は、ベルリア・カノン・ローゼ。さっきも言った通り、260年前、魔法界を救った英雄だよ」


お母さんの名前は…香乃。そういうことかw


「魔法界を救ったの!?どういうこと?どういうこと?」キョウミシンシン


「260年前…………私が生まれる前だな…ある人物が魔法界で大暴れをしていたんだ。草木も枯れ、大地も割れ、世界はもう破滅寸前だった。その時、強大な魔法で奴を倒したのが、カノン様とミサキ様なのだ。この二人は、生まれながらに魔力が弱かったらしい。それなのに、倒すことができたのは、謎に包まれているんだ。それ以降、この二人を見た者は非常に少なく、今まで誰も行方知らずだったんだ。でも、こうして会えるなんて夢のようだ…………!」


マカってば………すごく目が輝いている……


今すぐにでも戦いたいとでも言いたげな顔だ



ん?でも、ミサキって……………何処かで………………







ピーーンポーーン



「お邪魔しまーす!」

68:友梨◆DA:2015/11/21(土) 12:08 ID:/k.

ん〜?この声は……………


ドタドタドタドタ    ガチャ



「………おいw」


「「……あ、優斗」」


優斗、顔引き攣ってますw


「目ー覚めたなら連絡しろよー。いつ行っていいかわかんなかったから来たけど…」


「あはは〜……ごめんw」


「で、何の話してたんだ?」


「あのねー……………………」


私は今までの話を優斗に教えた


最初の方は真剣に聞いていたが、魔法界の話になると魂が抜けたみたいにポカーンとしていた


マカはそれを面白そうに笑っていた


「…………………………これがさっきまでの話。分かった??」



「ちょっと待て、魔法界の話からついていけなくなった………w」


「んまぁ、お母さんは有名だったって事かな…………それより……………耳貸して」



ゴニョゴニョ……………


「………………あぁ、そうだぜ。ミサキは俺の母親の名前d…「何だって!?!?」」



マカが反応した


「もしかして………優斗のお母様は………………」


「その英雄のもう一人だって?ハハハハハハハハwwwwありえねぇーw確かに俺の母親は300歳で名前は心咲(ミサキ)だけど…………wwwwwwwwwwんなわけねぇってwwwww」


優斗は面白おかしく笑ってる


「いや、でもありえないとは限らない。じゃあ、今から優斗の家に行って真相を………………」



「いや、それはいいが……………何で昨日魔物と戦ってたのか教えてくれ」



「私も聞きたい!」



「あぁ、それは学校を数日休んでいた事にも関係あるのだがな………………」

69:友梨◆DA:2015/11/21(土) 22:08 ID:/k.

「まずはこれを見てほしい」


そう言ってマカが取り出したのは……


「何これ?方位磁針?」


そう、マカが取り出したのは方位磁針みたいな形で、針もついている物だった
デザイン何もかも方位磁針にそっくりだ


「方位磁針は方位を示す物だが、これは【調査係会長専用魔物探査機】という物で私だけが持っている魔物を探すための探査機だ。これを使えば、魔物に反応して場所を指し示してくれる便利な魔法道具だ。歴代の会長達が使っていた物らしい。それが私にも受け継がれてきたようだ」


「へぇ〜〜!すごい!マカだけの魔法道具なんだ!!」


「でも、魔物ならどこにでもいるし、これが無くても探せるんじゃないか?」


優斗が質問した


「近頃出はじめた大型の魔物を探すにはうってつけなんだ。大きく反応してくれるからね」



「なっるほど〜!」


優斗は納得したようだ


「いいからいいから!マカ続きは?」


私はワクワクでたまらない!!


「分かってるって……w……で、数日前の夜、この探査機が大きく反応してね……町中を探したんだ。見つかったのは次の日の朝だがね……それで、話しかけようとしたら襲ってきて…………戦うハメになったんだ。そいつは倒しても倒しても何度も復活する変な魔物で、一週間近くもかかってしまった……で、この前会長秘伝の必殺技をしてようやく倒したんだ……」



それであんなに学校休んだんだ!!!でも、一週間も戦ってたなんてマカの体力は計り知れないなw



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
切ります!!

70:友梨◆DA:2015/11/22(日) 19:43 ID:/k.

えー実は、このような話((英雄の話や、マカが休む話等))、初期設定の時は無かったんですが、書いてるうちにアイデアがどんどん浮かんできて、作者自身も頭が混乱してきています。
ですので、文がおかしくなるかもしれませんが、まだまだ続きを期待していただければと思っています。
では、続き書きます。(^-^;

71:友梨◆DA:2015/11/22(日) 20:00 ID:/k.

「やっぱり、この頃おかしいよね……」


私はマカに問いかけた


「うん、そうだな。あの何度も復活する変な魔物はもしかしたら新種かもしれない」


「え!!……………魔物にも新種とかいるの!?」


「ん?そうだよ。今まで約15万種の魔物が見つかっている」


15万種…………!?!?


「ふぁーーそんなにいるのか……」
「………すご………」


私と優斗は驚いた


「さ、優斗の家に行こう!!確かめなきゃ……」


マカが立ち上がった


「ほんとに行くのかぁーーーー??ホントだったらスゴイけど」


「いや、本当だと思う。保障するよw」



ガチャ



ドタドタドタドタ



「お母さんーー!!!優斗の家に行ってくるー!!!」



「はぁーい。いってらっしゃーい!」






この後、お母さんが●●●●●●なんて……誰も思っていなかった

72:友梨◆DA:2015/11/22(日) 20:19 ID:/k.

今回は   ??Side


ちっ…………作戦失敗か………


あいつがこの世界に来てから邪魔だ


あいつが●●でなければ来れなかったはずなのに


全て私の思いのままのはずだったのに


●●はまだ自分の力に気づいていない


だから、チャンスだと思ったのに




遅かった


でも、まだ大丈夫だ



●●を●●前に私を捨てた奴を●●とするか



この人は私の実の●●


●●と仲良く暮らしているのが許せない



私は邪魔な存在だったのだ



だから、捨てられた


だが、人間の血を持っている●●よりも、私の方が強い



だから奴を●●して、●●を不幸にさせる


ここは私の愛犬(魔物だけど)に奴を●●してもらおう


ふふ……●●の顔を見るのが楽しみだ……

73:友梨◆DA:2015/11/22(日) 20:20 ID:/k.

●●は同じ言葉が入るのではありませんので

74:友梨◆DA:2015/11/23(月) 11:09 ID:/k.

優斗の家は私の家から歩いて15分



「ただいまぁー(棒読み)」


優斗が叫んだ


「「お邪魔しまーす!」」


続いて私とマカが叫んだ


「はぁーい!いらっしゃーい♪その声は、莉奈ちゃんと…………誰!?」


そう言って奥の方から出てきたのは優斗のお母様【心咲】


「お久しぶりです、お母様。えーっとこの人はー私達の友達のー……………ってマカ!?」



マカは既に優斗のお母様のところに行って握手をしていた((汗


「初めまして!優斗のお母様!またの名を、スカーレット・ミサキ・ナイト様!!」



やっぱり、優斗のお母様も英雄の………………


そのマカの言葉を聞いたお母様はびっくりして、


「何故、私の昔の名を………優斗、この子魔法界から来たわね?魔力がハンパじゃないわ」



と優斗に尋ねた


「ん?あぁ、そうだよ。って、俺の母親ホントに英雄だったのか!?!?」



「英雄なの……?知らなかっt「英雄です!」」



マカが口をはさんだ



「あの出来事以来、ミサキ様はカノン様と共に英雄とされています!
申し遅れましたが、私の名はクレスティア・マカレット・リドル、魔法界で特別捜査係会長をしております!」



すると優斗のお母様は私のお母さんと同じ反応をして、



「え!?会長さん!?通りで見たことあると思ったわ〜この世界に来たのって………」




そこから私達はこれまでのいきさつを全て話した




「あら、そうだったの…………それは気味が悪いわね……」


「「ですよね〜」」



優斗はいつの間にか寝てしまったようだ



気付けばもう夕方



「優斗、優斗、起きなさい」




「ふぁー何、母さん」



「莉奈ちゃん達を送って行きなさい」



「はぁーーい」


「「お邪魔しました〜」」



「はぁーい、またいらっしゃい。マカちゃんもね」



「分かりました!!また来ます!」



そうして私達は優斗の家を後にした

75:友梨◆DA:2015/11/23(月) 12:17 ID:/k.

「あーあ、どうする?マカ今日も泊まってく?私のお母さんから色々話聞いたら?」


私がそう提案すると


「いいのか!?じゃあ、そうさせてもらう!」


と、目を輝かせた


「そっちの方が安全だろうな」


優斗が眠そうに言った


すると急にマカが立ち止まった


私の家まで後5分ってところだ



「どうしたの?マカ?」


マカの顔を見ると青ざめている


「莉奈、優斗、飛ぶぞ」


「「は?」」





シュン




私達が驚く間も無く、瞬間移動した…………ようだ




だって、目の前に私の家があるんだもん!!



「…………………の匂いがする………」



マカがそう言葉を発したかと思ったが、



何と言ったかは分からなかった




マカはいきなり扉を勢いよく開け、家に飛び込んだ




「どうしたの!?マカ!待ってよ!!」
「マカ!?」



私達も家に飛び込んだ





すると………………














顔を引き攣らせていて、俯いているマカの姿と












犬のような姿をした魔物らしき生き物と









血だらけで倒れているお母さんの姿があった

76:友梨◆DA:2015/11/23(月) 21:59 ID:/k.

「お母さん……………………!?!?嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「嘘だろ!?!?」


私はその場に泣き崩れ、優斗はお母さんに駆け寄った


「大丈夫だ!まだ息はある!」


「み、みん…………な…………に………げ……て……………」


お母さんは小さな声でそう言った



が、もはや私の耳には入らない



私の中からフツフツと魔物に対する怒りが込み上げていた



突然マカが叫んだ



「おのれ魔物!!!何故カノン様を殺そうとした!!!!?誰の命令だ!!!」



「………………………」



魔物は答えない




「答えろと言ってるんd「マカ!!!!」…………………!?」




私はマカに向かって叫んだ



「マカは魔法でお母さんを助けて!!!そいつは







私が殺る」



マカはびっくりして私を見た




「…………………!?だが!…………莉奈はまだ魔法に目覚めていない!!!技だって……………」




「………………………今なら殺れる気がする………魔法も使える気がする…………私は……………お母さんの子供……なんだよ?…………私の姿を他の人に見えないようにしてくれる?」



マカは頷いた



そして、お母さんの元へ走っていった



「さぁ……………魔物………………殺してやるから…………かかって来な」




もう、自分が自分で無いみたいな感覚だ



こんな言葉遣いをしたのは初めてだ




何かが自分の中で弾けたような気がした



そして、何か力が溢れてきた



これが…………






魔力か…………………





魔物は唸っていて何も言わない




そして






襲ってきた





私は外に出た




家の中で戦ってはいけないと思ったからだ





魔物も私につられるように外へ出た



その時、私の手から剣が出てきた




何だ…………!?この凄い魔力は…………!?




そう思っていたとき、剣に気を取られていたのか、魔物が襲ってきていた事に気がついた






ザシュュュュュュュュュュュュュュウ








私は見えないスピードで魔物に一撃を入れた





振り返ると魔物が血を出して倒れていた





殺ったのか………………



☆☆☆☆☆☆☆☆☆

続きは木曜!!

77:友梨◆DA:2015/11/25(水) 20:15 ID:/k.

殺ったと思った瞬間



「莉奈!!!上!!!」


優斗の声が飛んできた


慌てて上を見上げると



何本もの針が飛んできた



サッ




とっさに避けたが……当たれば………ゾクッ


「………………避けたか…………」



声が聞こえた


マカとは別の透き通るような声だ



私は反射的に上を見上げた




「…………………どーも…………((ニヤ」




その瞬間私は絶句した



ツヤがある髪

しかもそれは黒く、長い


なんと顔が







莉奈にそっくりなのだ





「……………は?……………私?…………!?」




その少女はニヤッと笑って



「……………驚いたでしょ?私、あなたにそっくりだもんね。私はマーシュ・リンゼ。その魔物を操ってたのも、大型の魔物をこの世界に投入したのも全て私。あなたのお母さんも殺そうとしたのも私よ」




と衝撃的事実を言った




それを聞いた瞬間私はリンゼに剣を振りかざした




「サラ!!!!!」



リンゼが叫んだかと思ったら、右腕に痺れが走った




かろうじて開く目を開けると、さっき殺したと思った犬型の魔物が無傷で復活していた




これが、マカの言ってた…………………何度も復活する魔物の同じ種類の……………………




どうやらこの魔物は サラ という名前らしい



「じゃ、私、忙しいから。また、戦おうね……リナ」




そう言ってリンゼは消えていった



ズキッ




「痛っ!!!!うぅ……………」



まだ痺れてる………………!



「莉奈!!!!大丈夫か!?!?」



優斗が来てくれた



「私の……………お母さんは…………?」




「なんとか一命は取り戻したってさ…………でも莉奈、早く…………復しない…………と」



優斗の声がだんだん遠くなる……………………










私はそれから記憶が無い







気を失ってしまったようだ

78:友梨◆DA:2015/11/25(水) 20:28 ID:/k.

マーシュ・リンゼ

では無く、

マイーシュ・リンゼ

でした!すいません!((汗

79:友梨◆DA:2015/11/25(水) 20:51 ID:/k.

次回予告・木曜日
【莉奈と優斗とマカが作者にインタビュー!?】

80:友梨◆DA:2015/11/26(木) 10:52 ID:/k.

超番外編【作者にインタビュー!!】part1


ここでは台本書きで行います


三人「「「どーもー!!!」」」


マカ「話を一時中断しまして、私達は今、この話の作者である友梨さんのお宅に来ていまーす!」


莉奈「いやー、前の話では驚きの連続でした〜。作者さん凄いですね〜」


優斗「………………………………。」


莉奈「優斗どーした?」


優斗「どーした じゃ無くて・・・熊本県って遠すぎだろ!!怠いし、眠いし・・・」


マカ「仕方ないだろ。友梨さんの家が熊本県にあるんだから」


莉奈「さぁー気を取り直して、ついに作者さんの家に行きたいとー思います!」←聞いてない奴


優斗「見たところ、普通の家だな」←だいぶマシになった奴



ピーンポーン


友梨「はいはーい。やぁーようこそ!莉奈、優斗、マカ!」



マカ「初めまして!」
莉奈「どーもです!」
優斗「お邪魔します」



優斗「うわっ!ここの家スゲェ!3DSもWiiUもタブレットもスマホもあるぜ!金持ちなのか!?」


マカ「何ソレ……」←ゲームという物を知らない奴


莉奈「マカは知らなくて当然だよね」


優斗「だな」


マカ「ちょっと二人で納得しないでよ!笑」


友梨「まぁまぁ、はい、ガトーショコラとコーラね」←組み合わせ悪い奴


マカ「友梨さんは、ガトーショコラ好きなんですか?」


友梨「まぁね。チョコレートは大好きだから」


莉奈「モグモグムシャムシャ……美味い!!」


優斗「スゲー美味い!!」


マカ「(二人共聞いてないしw)」


友梨「えーっと、何の質問を聞きたいのかな?」


莉奈「はいはーい!!友梨さんは、何歳なんですか??趣味は??」


優斗「俺が当ててやる!………………………15歳だ!!」


友梨「ブッブー笑 優斗ハズレー。正解は13歳でーすw中1の。趣味はゲームをする事と、絵を描く事、読書です!」


優斗「ウわぁぁぁ!ハズレたぁー!背がめっちゃ高いから15くらいだと・・・」


マカ「13歳!?この話を書いてるのが!?すごっ!」


莉奈「同感w」


マカ「この話は何処で書いてるんです?後、何で?」


友梨「主にリビングだよ!普段はタブレットで書いてるけど、稀にスマホでも。この話は思いつきで書きはじめたので、初期設定は後の方で考えたんですよ」


優斗「俺の初期設定も考えてあるんですか?」


友梨「あー。男子の初期設定は考えて無いんだよねー優斗とか悠希とか」


優斗「ガビーン( ゚Д゚)」


莉奈「あっ!悠希といえば!どうして、マカとくっつけようと思ったんですか?」


マカ「莉奈ソレ聞く必要ある!?(^^;」


友梨「ホントはねー、優斗を好きになって莉奈と恋敵にしよーかなーと思ったけど、悠希とくっつけよーとアイデアが浮かんで来ちゃって笑」


莉奈「恋敵になってたらどーなってたか……w」


マカ「だよねー笑……………さっきから優斗がうなだれてるけど」


友梨「あ!ゴメンね!優斗!後から初期設定考えるから!(大嘘w)」


優斗「やったー!復活ー!!」


莉奈・マカ・友梨「(単純な奴ww)」


part2に続く!

81:友梨◆DA:2015/11/27(金) 16:34 ID:/k.

part2!

マカ「前回は驚きの連続だったんですが、これはもう考えていたんですか??」


友梨「いいえ。日々の日常の中で小説どーしよーかなーと考えてる時があるんですが、それで急にフッと思いついちゃうんですwこの前の莉奈のお母さんが殺されかけるやつも、マカが一週間近く休むやつ、リンゼが登場するやつも全て急に書いたんです。繋げるのが大変でした笑」


莉奈「おお〜!!友梨さんは天才ですね!!この後の展開も考えてるんですか??」ワクワク


優斗「いやいや笑、主人公が聞いてどーすんだよ笑そこ言ったら面白くないだろ」


莉奈「え〜だってさ〜知りたいじゃん?優斗も魔法に目覚めるのかとか」


優斗「それは確かに知りたい………」←


友梨「まぁ、ネタバレは出来ませんが、一つだけ教えてもいいです。何を知りたいですか??」(^-^)


マカ「一つだけですか??う〜ん・・・」


莉奈「迷うね〜」


優斗「話し合おうぜ!」




5分後・・・




マカ「友梨さん!今後の展開はどんなですか??大まかでいいので教えて下さい!!」


友梨「いいですよ。今のところは・・・リンゼが出てきたのでそりゃ戦いますよね。優斗が魔法に目覚めるのか期待ですよ〜。決着が着きましたら、新しい話を作るつもりです。新しいスレを作って。重要新キャラにも期待しておいてくださいね〜。こんな感じです、今のところは」


莉奈・マカ「「おお〜!!!!なんか自分達も楽しみ〜!!」」


莉奈「新しい話ってなんだろ??」


マカ「それは期待するしかないだろ」


莉奈「ねぇ・・・さっきから優斗がいないんだけど」


マカ「ホントだ」


友梨「なんか私の部屋が開いてる・・・あっ!!」


優斗「うわっ!凄いぜ!!友梨さんのテスト90点台ばっかじゃん!!」←テスト用紙を見せながら


友梨「〜〜〜〜〜〜〜!!!!優斗!!!!!」


莉奈「うわっ!ホントだ!!すご!」


マカ「おい!二人共!!友梨さん困ってるぞ!!」


友梨「困ってるのレベルじゃ無いんですけど!!!超恥ずい!!二人共返しなさーい!!!」


優斗「見ろよ!莉奈!!理科98点だぞ!!」←走りながら


莉奈「ホントだ!!」←同じく






10分後・・・





マカ「お騒がせしました(苦笑)」


友梨「い、いいえ、///また来てくださいね・・・(莉奈と優斗、こんなキャラにした覚え無いけどな・・・)」


莉奈&優斗「おっ邪魔しましたー!!」


友梨「今度テスト用紙見せびらかしたら・・・((睨」


莉奈「ビクッ!は、はい!承知の上です!!((汗」
優斗「ビクッ!わ、分かってます!!((汗」





三人「「「以上!作者にインタビューでした!!それでは、話に戻りまーす!!!」」」

82:友梨◆DA:2015/11/27(金) 19:31 ID:uU6

本編に戻りまーす!

「…………ん……んぅ……………は!!!」


私は目が覚めた瞬間飛び起きた


ズキッ


「っ……………痛ぁ……………」


右腕が痛んだ


そっか…………これ、魔物に噛まれたんだ……


丁寧に包帯が巻いてある


マカか、優斗がしたんだな


ガチャ


私は右腕を抑えながら階段を下りた


「…………!莉奈!!!大丈夫なのか!?」


リビングにはマカがいた


血だらけだった部屋が綺麗になっている


「う、うん……右腕は痛むけど大丈夫だよ」


「………そっか、優斗はもうすぐ来るはずだよ。それより…………」



マカは和室へ行った



私の家は和室があるんだよねー



ガラッ



「…………………!!お母さん!!生きてるの!?」



そこにはまだ寝ているお母さんの姿があった



「あぁ、まだ意識不明だが、生きている事には間違いない。このまま安静だな。かなりの重傷だったんだ」



マカは魔法を使い果たしたからか、ぐったりしている


「もう、あれから3日経つよ」


「………え!?3日!?そんなに!?」



昨日の出来事だと思ってた・・・



「入るぜ!!!!」



奥の方で優斗の声がした



「………優斗!!!」



「莉奈!!大丈夫なのか!?もうこのまま死んじゃうのかとヒヤヒヤしたぜ!」



「…死ぬわけないでしょっ!笑」



「いやーあの時の莉奈はかっこよかったなー。俺も早く魔法使えるよーになりたいぜ!」



優斗はニコニコしながら言った



「いやー優斗はまだ早いと思う」


マカが言った



「えー!!マカそれは酷いよ!笑」



「それより!お腹空いたよ!!」



私は空っぽのお腹を抑えながら言った



「それもそうだな!朝食にしよう!!料理は任せろ」


「「おお!マカの初手料理!!」」


マカの手料理が食べれるなんて……!!



朝食食べ終わったら…………会議をしようかな

83:友梨◆DA:2015/11/28(土) 21:18 ID:uU6

本日の朝食
・ピザ ←!?


「いやーちょっと朝にピザはきつかったなーw」
「だよなーw」

私と優斗は満腹になったお腹を抑えながら言った


マカったらすぐに生地を作ってコックさんみたいにクルクル〜っと回して材料乗せてすぐ作っちゃうもん


もう職人みたいだったよ( ̄ー ̄)


「そうかな。私の世界ではこれの3倍は食べるよ。食べるのは魔物の肉のy…「いや、嫌な予感しか無いから話さなくていいよw」…………そうか、分かったw」


マカは笑いをこらえているのか口元が引きついている


「さぁーーーて」


私は机を叩いた


「「ん?」」


「会議を始めたいと思うんだけど、議題は3日前にあった事」


「え、ここで?w」
「偉い人みたいだなw」


優斗とマカはポカンとしたり、複雑な表情をしたりしている


「まぁーーーーいいから!始めよぅー!!!」

84:友梨◆DA:2015/12/05(土) 12:10 ID:jR6




「さぁーーて、今、話したことをまとめるとー・・・」

リンゼは何者なのか分からない
莉奈のお母さんが襲われた理由も不明
リンゼのパートナーはめっちゃ強い
莉奈の手元に出てきた剣は何なのか
リンゼは何故莉奈に似ているのか
優斗が魔法に目覚めるのはいつなのか


「……最後おかしくない?w」


私が言うとマカも頷いて


「私も思った」


と、言った


「はぁ!?何で!俺のファン(読者の)も期待してるかもしれないんだぜ!?w」


「それはどうかな」


「…………………………」


「まあまあ、落ち着いて〜((汗」


マカがなだめた


「マカさぁ〜。リンゼが何者なのかワカンナイの〜?」


私はマカに聞いた

マカなら何か知ってるかもしれないと思ったからだ


「んー・・・何処かで見たことあるよーな、無いよーな・・・・・・でも、莉奈にそっくりだったよね」


「あぁ!俺も思った!見間違えそうだったぜ!!あれさ、莉奈と双子とかじゃないのか??」


え、双子??それは無いと思うけけど…


「双子??それは無いよ〜優斗。私さ、妹いるけど双子はいないし・・・ていうか結菜はどうした?」


私は結菜がいないとことに気付いた


「妹?莉奈、妹いるのか??全然見てないぞ?」


「結菜?ここ3日間見てないけど・・・?まさか!」


優斗が声を張り上げた


その瞬間私も察知した


「「「リンゼに連れていかれた!?!?」」」


あ……


「これは大変な事になったぞ・・・・・・」


マカは深刻な顔をした


「そんな!結菜は普通の人間なんだよ!?お母さんの血を全く受け継いでない、珍しい子なんだよ!?まだあんな小さいのに・・・」


自然に涙が出てきた


「・・・・・・全く、受け継いでいないとは限らない。莉奈や、カノン様が気付いていないだけかもしれない」



「そんな事ってあるのか!?俺の妹と弟は受け継いでいるが、魔法にはまだ・・・・・・」


優斗は私を見て抱きしめた


「ゆっ・・・結菜ぁ・・・・・・うぇーーーん・・・ひっく・・・ひっく・・・」


私は優斗に縋り付いて泣いた


「大丈夫だ、結菜は必ず連れて帰るんだ」


「う、うん・・・ひっく・・・分かったよ、優斗。。。」


やっと落ち着いてきた感じがする



「・・・・・・カノン様が目覚めるまで待つしかないな・・・・・・」


マカがぽつりと呟いた

85:友梨◆DA:2015/12/12(土) 13:17 ID:jR6

「あ、あのさ…学校は??私が眠っている間はどうしたの?」


私は気になっていた事を言った


「学校?あぁ……実は……」


なんだか嫌な予感がする

マカはためらっているように困った顔をした


「……あの学校の皆、そして莉奈と優斗と私と接触があった人達の私達の記憶を魔法で消去した」





「……………………え?」


消去……した?


頭を殴られたようなショックに襲われた


「……なんで?どうして………」


今度は優斗が口を開いた


「……俺達はこれから巨大な敵と戦うのかもしれないんだ。
つまり、学校など行っている余裕は無い。
そこで、マカと相談して俺達と接触があった人達の記憶を消すことにしたんだ」


「つまり……今学校に行っても、誰も私達の事は覚えてない……?」


ひとみも音羽も優希乃も悠希も生徒会長もクラスの皆も…………誰も私達の事を覚えてない?

そんな…………


「…………そういう事になる。悲しいかもしれないけど我慢してほしい……」


また………………あの淋しい事が…………今も起きようとしているの……?



嫌だ


あの事は思い出したく無い




でも……今は皆がいてくれる


もう絶対、あれは起きないはずだ……………はず……だけど……


「そこで、俺達は魔法界に行く事にした」






「魔法界!?!?!?」


いやいや、急にそんな事言われても!!!


ちょっと考え事してたから思考が追いつかない!!!


「大丈夫だ!魔法界の事なら私に任せろ!」


マカが張り切って言った



「結菜を助けなきゃいけないし、リンゼが何者か気になるだろ?
だから魔法界に行くんだよ。でも、莉奈のお母さんが起きてからな!」


きっと、マカと優斗は学校の事を魔法界に行く事で淋しさを紛らわせようとしているのかもしれない


よぉし…………



「魔法界に行くぞーーー!!!!!」


「「おぉー!!!!!!!!」」


私達が盛り上がっているところに………………



「…………あら?皆何してるの??」

86:友梨◆DA:2015/12/18(金) 17:03 ID:jR6

「お、お母さん!?」
「「お母様!?」」

三人の声が同時にハモった

「もう、体は……大丈夫なの……?」

私は恐る恐る尋ねた


すると、お母さんは元気な声で

「お母さんは大丈夫よ!魔法界の人間だもの」

と言った


「良かったです。カノン様が無事で」

マカは安心した顔をした


お母さんはマカの方に顔を向け、

「マカ、ありがとう。貴女が治してくれたんでしょ?おかげでもう元気になったわ」

とニコニコしながら言った


「ところで!お母様。莉奈が魔法に目覚めましたよ!!」


優斗が今にもはしゃぎだしそうな顔をした


「あら!そうなの?!莉奈もとうとう魔法に目覚めたのね!」


 

めっちゃ喜んでる……笑


「それで、あの犬みたいな魔物をやっつけました!かなりの重傷を負いましたが」

「すごいわね!あ、あの魔物って……何者?いきなり襲いかかって来たのよ」


「お母さん、リンゼって知ってる?私と同じ黒髪で、私にそっくりなの……」


するとお母さんは驚いた顔をした


「リ、リンゼ……?いいえ、知らないわ…………まさかね……」


「え!何か心当たりが?」

マカが顔を ぬっ っと出してきた


「い、いいえ!何も無いわ!……」


いやいや、絶対何か知ってるでしょ!
ちょっと焦ってるっていうか、明らかに私と顔を合わせないじゃん!
お母さん何か隠してるな……
怪しーーーー


そういえば………


「お母さん!!重大な事が起こったの!!結菜が……結菜がリンゼにさらわれちゃった!」


「何ですって!?」

87:友梨◆DA:2015/12/18(金) 22:26 ID:jR6

リンゼside


……はぁ……


こいつ、使えない


トドメを刺せばいいもの……


やっぱり、マカレットがいるせいで


あの時、瞬間移動をしなければ







殺せたかもしれないのに…………………!!



私があの時助けなければ…こいつは殺られていた


…………………………!


フッ……


今度は魔法界に直々に来るようだな



魔法界での戦闘はお手の物



得意中の得意だ



次こそ




あいつら共々殺してやる



・・・
こいつを使ってな

88:友梨◆DA:2015/12/19(土) 16:52 ID:jR6

「結菜がさらわれたって……どういうこと!?」

お母さんは焦った顔をして言った

「あの日……リンゼと対決した日からいないんだよ!私達はさらわれたって思ってるんだけど…」

私は必死に事情を説明した


するとお母さんは考え込んで

「……それが……当たってるかもしれないわ。一刻も早く助けないと……あの子は普通の人間なのに……」

と深刻な顔をした


どうする……後、何日か後にはこの世界を出ないといけない
魔法界に行くにしても、お母さんが行けばリンゼにまた狙われる
リンゼはお母さんに何か恨みでもあるのか……?
でも、お母さんが行けないなら私達が行くしか無い
よし……


「お母さん!私達が結菜を助けてリンゼを倒して来る!!」

私は声を張り上げた

マカと優斗は私の気持ちが分かったように頷いた


「カノン様、行かせてください。カノン様は元々魔力が弱いお方。此処で行けば襲われる可能性大です。私達でやってみせます」

「お母様、俺も行く。俺はまだ魔法には目覚めてないけど、伝説の英雄ミサキの子供。いつか目覚めると信じてる。それに、莉奈を放ってはいけない。行かせてください」


マカと優斗はお母さんの方を見て言った


お母さんはしばらく私達を見つめてから

「……いいわ。魔法界に行っても。ですが、無茶をしてはいけません。何かあればすぐにこの世界に戻ってきなさい。マカ、頼みます」


お母さんが許してくれた…………………!!


「「「はい!!」」」


いよいよ出発は3日後に!!!

89:友梨◆DA:2015/12/23(水) 12:05 ID:jR6

3日後、よく晴れた天気の中、朝から私の家に集まった優斗とマカと私は話し込んでいた

「魔法界ってどんなところ〜?楽しみ〜!」

「えーっと、魔法界は王族がいて〜……」

「こらこら、遊びに行くんじゃありませんよ」


マカが話していた時、お母さんが外に出てきた

「お母さんさぁ、魔法界知ってるんでしょー?教えてくれたっていいんじゃないの〜?」

私はお母さんに言った


「何言ってるの。私より、マカの方が知ってるに決まってるじゃない。会長さんよ〜?」


「あ、ハイ((汗」

マカはぎこちなく返事をした


コツッコツッ


「あらまぁ、もう皆集まってるの?」

優斗のお母さんが来た

「あら心咲も来たのね〜」

お母さんは心咲に向けて手を振った

「当たり前じゃない。息子が魔法界に行くんですもの。笑」


「母さん……来なくていいって言ったじゃないかー!」

「もう、何言ってるの。息子を見送りに来ない親がいるかしら」コツッ

優斗のお母さんは優斗を叩いた

「痛ッ!ま、まあ、それはそうだけど……」




「「「んじゃ、行ってきまーす!!」」」

私達三人は、私のお母さんと優斗のお母さんに向かって手を振った


「必ず結菜を連れ帰って、リンゼ………を倒して来るのよ〜!!」


「はぁい!分かってるって〜!」


私はお母さんに向かって大声で返事をした


「優斗〜!莉奈ちゃんとマカさんを守るのよ〜!」


「う、うるせーな〜分かったよ〜((」

優斗は口元を引き攣らせて返事をした






その時、私達はまだ気付かなかった







このやり取りを見ていた影に

90:友梨◆DA:2015/12/23(水) 15:40 ID:jR6

??side

……………

リンリーン

「はい、リンゼ様。標的はただいま出発いたしました」

「そうか、ではこちらの思惑通りにするのだ。あの作戦を決行しろ」

「了解しました」

「くれぐれもマカレットには気をつけろ。あいつは魔法特別捜査係会長だ。相当な魔法の使い手だ」

「分かっています。あの三人共々殺してやります」

ツーツー

念話はそこで途絶えた

私は黒髪の少女に目を落とした

あいつがリンゼ様の……


結構な魔法の使い手みたいだが、まだ未熟だな


これから殺されるとも知らずに……クックック

91:友梨◆DA:2015/12/24(木) 15:54 ID:jR6

「で、此処からどうやって魔法界に行くの?」

私はマカに尋ねた

「フッフッフー。そーれーは!こういうこと!」パチン

マカが指を鳴らした


と、思った瞬間……


「「うわぁぁぁ!?!?!?」」


私と優斗は宙に浮かんでいた


「ちょ、ちょっとマカァ〜!こ、これどうすればいいの〜??」ジタバタ

無重力感がハンパないよ!!
宇宙に行ったらこんな感じなのかなー?!

「莉奈〜見てみろ〜俺もうコツ掴んだぞ〜」ヒュンッ

優斗!!もうそんなに飛べるようになったの!?
才能あるね!笑
ちょ、コツを……

「ゆ、優斗……コツを教えて〜……」

私は優斗にお願いした


「仕方ねぇなー、ほら掴まれ」

優斗が手を伸ばしてきた

私は優斗の手に掴まった



ヒュンッ



「〜〜〜〜〜〜!?優斗〜〜〜〜〜!は、速いよぉ〜!!!」


今、空を飛んでます……笑


「莉奈!手を広げろ!!」


後ろからマカが叫んだ

広げる……?こうかな?


「こ、こう〜〜??」


「そうだ。そして、意識を集中させろ」

今度は優斗が言った




目をつぶって…………スゥ~………………………………





「莉奈もう俺手を離してるぞ〜」


「え?」


私は目を開けた


「!!!私、もう自分で飛んでる!!!凄ーーい!!」


私は空中を飛び回った


なんだか鳥になった気分だぁ〜〜〜

気持ちいい〜〜〜〜!


「莉奈、もう随分上手くなったな!じゃあ、莉奈、優斗、あの山の方まで行くぞ!」


マカが指を指したのはすごく遠くにある……


「南界山?」

「その通り!!じゃあ行くぞ!!」ヒュンッ


マカはいきなり猛スピードで飛んでいった


「え!待ってよ〜マカー!!」ヒュンッ
「おい!マカずりーぞ!待てー!!」ヒュンッ











「やっぱり私はまだ衰えてないな」

マカは長い髪をクルクルッと指で回しながら言った

「はぁ……はぁ……マカ速いよぉ〜。というより、マカが衰いてるわけないじゃん……笑」


私は苦笑いをした
結局、マカが一番乗りして、優斗が二番、私が三番だった

優斗はというと……


「あーーーーー!マカに負けたぁ〜……」


……さっきからこの調子だ笑


「マカ、なんで南界山に?」


南界山(なんかいさん)は、この町にある結構大きな山だ
登山にも最適で、日本で2〜3番目に高いだろう
1番目は富士山ってところらしいけどよく分からない……


「私はこの南界山から来たんだ。此処からではないと何故か魔法界に戻れないらしい」


そうなのかぁ〜…
そういうのもあるんだねぇ〜


「じゃあさっ!もう魔法界に行っちゃおうよ!!」


私は張り切って言った


「そうだな!じゃあ魔法をかけるぞ………」

マカは目をつぶって何かを唱えてる


「優斗!!魔法界に行くよ!!」

私は落ち込んでいる優斗を呼んだ


「あ?もうか?待ってくれ〜!!」


マカが何かを唱え終わった後、大きな鏡が現れた


「何これ?」


「魔法界に行く為のゲートだ。ほら」


マカが鏡に手を近づけた


すると、鏡の中にマカの手が吸い込まれた!!!


すごい!!!


「じゃあ行くよ!!!!」


私達は鏡の中へ飛び込んだ





すぐに気を失った






何も聞こえない




第2章へ続く

92:友梨◆DA:2015/12/24(木) 16:33 ID:jR6

えーっと、ようやく、第1章?を書き終わりました〜。
正直やめようかと思いました笑
この話の途中途中で起こる事件は全てその場の思いつきですので、少々文がおかしいかと……(@_@)
ま、完成させたのでそれはいいですけどね!(今日はクリスマスイヴですね〜)
次の第2章を書くときはお知らせいたします。
また新年に書きます!それでは!Σ(ノ°▽°)ノ

93:友梨◆DA:2015/12/25(金) 09:49 ID:jR6

お知らせします!第2章?は
http://ha10.net/novel/1451004390.html
です!お楽しみに〜笑


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