ある日ふと思う 私は何故ここにいるのか。
答えはない。けれど‥答えを教えてくれる少女がいた‥
その少女は 私を‥光へと導いてくれたんだ。
登場人物
銀色の少女
名前は今の所不明。
結城 瑠衣 / ゆうき るい
サフライト女学院に通う中学3年生。♀
銀色の少女に過去に一度会ったことがある。
冷静で他人優先主義。
片山 由良 / かたやま ゆら
サフライト女学院に通う中学3年生。
るいの小さい頃からの親友。元気でマイペース
佐々江 日色 / ささえ ひいろ
サフライト女学院に通う中学3年生。
いたずらっ子でるいとゆらの友達。
由良「るい!おっはよ〜!」
私の目の前に現れたのは由良。私の親友。
るい「おはよう。ゆら。今日も元気だね。」
由良 「あったりまえじゃない!私が元気ないと周りの皆が悲しむでしょ?」
るい「確かにね。あっ急ごう。ホームルーム始まっちゃうよ。」
由良「あーっ!私、今日職員室行く日だ〜!じゃあ、先行ってるね〜っ!」
走り知っていくユラを呆然と見つめる私。
るい「‥やばっ私も行かないと‥っ」
キーンコーンカーンコーン‥
るい「間に合った‥」
日色「おや‥おやおや‥るい、疲れた顔してどーしたー?」
るい「日色‥」
この子は日色。私の友達。イタズラ好き。
日色「あたしで良かったらなんでも話聞いてやんよ!」
ニット微笑む日色を見て私は何故か体が暖かくなった。
るい「うん。ありがとう。」
でも‥あんな事が起こるなんて‥私達は‥考えもしなかった
いつものように授業が終わって教室がザワザワし始めたその時だった。
バチッ 電気が切れて皆が一斉に倒れた。でも私とユラと日色‥
私達3人だけ‥倒れなかった
「る、るい‥なんでみんな倒れてるの?‥私達だけ‥」
「わかんない‥けど‥目の前に少女がいる‥」
私はユラの質問にそう答えた。
すると日色がこう言った。
「‥‥銀色の‥少女‥また会えて‥嬉しいっ‥」
「ひ、日色?どうして泣いてるの‥?」
ユラが言った通り、日色は涙を流していた。なぜ?それは私に聞かれても
わからない。今はこの状況を理解するのに必死だからさ。
「ユラ、今日色、また会えて‥って言ったよね?」
私はユラに安心感を持てるよう落ち着いたトーンで話した。
「うん‥また会えて‥日色は‥前に1回‥そこにいる子に会った事あるのかな‥」
ユラが答えた時、その少女は私達に話しかけた。
「君達が忘れているだけで‥君達三人は‥私に会った事があるのよ」
クスクスッと無邪気に笑う銀色の少女。私達は言葉を聞くだけだった。
私達三人は動けなかった。まるで蜘蛛糸に囚われてしまったかのように。
「クスクスッ‥怖がらないでよ。一度は会ったことあるから君達は
眠らないで済んでいるのに。」
そう言った少女。眠る?分からない‥会ったことある?‥やっとの思いで私は
声を出した
「私は‥あなたに会ったことない‥会ったなら私が覚えているはずだもの。」
私がそう言うとユラも続けて。
「そ、そうだよっユラ達はあなたに会った事なんてない!」
ユラがそう言った直後日色は言った、
「るい、ユラ、覚えてないの‥?あの日あの時あの場所で‥あの子に会った‥」
「そんなこと言われたって‥覚えていないよ‥」
とりあえず状況は理解した‥
面白いですね
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