どーも、ひなちょぱです(*^^*)
荒らし、アンチ、悪口はあり得ないので、はい。
感想とかコメントくださいね❤
やる気がでるので😋😋😋
ヨロシクでーす!
では、START❤
部活してる君
授業中、居眠りしてる君
友達とふざけ合っている君
…彼女といる君
どんな君も大好きだった。
…そう伝えたかった。
だから、手紙を書きます。
届かないと分かっているけど____
*・*・*
林田 楓 ___ はやしだ かえで
高校1年生。
入学してから早くも7カ月経った11月。
とりあえず寒い。
「楓ちゃん!」
聞き覚えのある声に気付き振り返る。
「叶美先輩!」
「楓ちゃんさ、今日暇かな?」
「え、はい。」
「良かったー、じゃあ放課後教室まで迎えに行くからね!」
バイバイと走り去っていく叶美先輩に軽く会釈をして歩き出す。
山本 叶美___ やまもと かなみ
野球部のマネージャーさん。
私は別に野球部のマネージャーじゃないけど、勧誘されている。
…野球部かぁー。
正直言うと野球には嫌な思い出しかなかった。
『あの日』以来、そう考えるようになってしまったんだ。
…よし、この際だしハッキリ断ろ!
自分の言いたいこと言わなきゃだよね。
*・*・*
放課後、叶美先輩が来るのを教室で待っていた。
ガラガラ___
教室の扉が開く音に敏感に反応して振り返る。
「…あ、えっと」
扉の前には野球部員っぽい坊主が立っている。
「…はい?」
「叶美ちゃんに言われて来た。」
「あ、そうなんですか。わざわざありがとうございます!」
そして私達はグラウンドに向かった。
向かう途中。
「名前は?」
「林田 楓だよ!」
「楓ちゃんか。俺は2年の坂本龍樹。」
2年って!
先輩じゃん!
敬語使わないと!
なんだかんだでグラウンドに到着すると真っ先に叶美先輩が話しかけてきた。
「楓ちゃん!来てくれてありがとう!」
「あ、はい、あの…」
「監督ーー!マネージャー連れてきましたー!」
…え?!
すると、叶美先輩が、耳打ちしてきた。
「ウチの監督、マネージャー嫌いだから愛想よくね。」
「え、あ、はい?」
マネージャー嫌いな監督さんなんているの?
初めて聞いたよ。