〜プロローグ〜
前まで好きじゃなかったのに。
あんなに恋が目覚めるなんて…
この時は思ってなかったの。
小学3年生になる頃…
神崎小学校では1,2年生が同じクラスのまま進級する。
3年生でクラス替えがあり、ドキドキしていた。
先生からクラス表をもらい、そのクラスの列に並んだ。
同じクラスの人がいてほっと安心した。
「3年3組の教室に行きます!先生についてきて下さ〜い」
自分の名前の髪が置いてある席に座り、先生が名前を呼び始めた。
「16番芹沢 結菜さん(せりざわ ゆいな)」「はい」
隣の席は2年生の頃同じだった、野村 悠人(のむら ゆうと)だった
「ちぇっ芹沢が隣かよー違うクラスだった女子が良かったー」
「私だってあんたととなり嫌だよ!」
小説板では初めてとなる新人のコウモリです。
これはスレッドを見る通り、恋愛小説です。
小説は時々書き込むことができない時がありますが、見守っていただきたいと思います。
ではこれから頑張っていくのでよろしくお願いします!
コメントもしてくだされば嬉しいです☺️
誰か気になる人、いないかなー?キョロキョロ見る私を見て
1.2年生の頃大親友だった大川 雪乃(おおかわ ゆきの)が声をかけてくれた。
「どうしたの?結菜。キョロキョロしてるけど…誰か探してるの?」
「いやだれか気になる人とかいるかなーと思ってさ」
「へー。私の隣の席の人、結構かっこ良くない?」
「ああー確かに。綺麗だね、顔整ってるし。でも私のタイプじゃないかも」
「まじかーww」キーンコーンカーンコーン
今日は始業式だから3時間目で終わるけど…疲れるなああ……はあ…
「雪乃ー先生なんか男だし、なんかねーww」
「あーわかるー服とか着替える時どうすんだろ」
タタタッ
「「結菜ーーー!!!!」」
「ん?なに?」
「うちら一緒のクラスだった!!1組だよ!」
「私たち3組〜w」
近藤真麻と吉川 初(こんどうまあさとよしかわうい)は幼稚園からの大親友。
「かっこいい男子いたー?」
「全然!!1組だれもいないわww」
「初w3組、結構かっこいい人いたよね!」
雪乃は顔で好きな人選ぶタイプだからそのうちあの人のことすきなるだろーなー…
「真麻!今日ピアノ一緒に行こうよ!!」
私は真麻とピアノ教室が一緒で同じ時間のグループなのでいつも一緒に行っている。
「あーうん。4時30分からだよね?」
「うん」
~次の日~
「はーい!今日は2日目!席替えしましょう!!」
先生がそう言うとみんなうぇーーーーい!!と歓声をあげた。
クジ引きか…私クジ運悪いのに……クソォと内心思いながらクジを引いた。
「結菜!どこ?!」
「3号車の一番後ろ」
「え!!近い!!てか前の席!!」
久しぶりに友達と近い席だ…!!
隣はだれかな…あ、きた
あーあのめっちゃ顔が綺麗な男の子が隣になった
雪乃が目がキラキラしてるのを見てなんとなく悪いな…アハハ…のような気持ちだった。
「芹沢、教科書何ページ?」
えええちゃんと先生の話聞いてろよまったく…
「14ページ」
「サンキュッ」
ははそんなきらびやかな顔して笑われたって困るわ
人物像
主人公
芹沢結菜(小学3年生)
誕生日2/19 O型。
性格はサッパリしてるけどマイペース。しっかりしていて面倒見がいい。
身長132cm
友達
大川 雪乃(小3)
誕生日9/26 B型
優しいけど少しいいこぶりのようなことをするがそれはわざとではない。
身長128cm
近藤真麻(小3)
誕生日12/3 AB型
クールで大人っぽくてモテる。でも心を開いた友達だけに天然なところを見せる、ギャップがある。
身長136cm
吉川 初(小3)
誕生日6/14 O型
背が高くて可愛いものが大好き。天然なところがあって少し泣き虫
身長142cm
「なあ。芹沢ってさ」
はい、きました王子様系男子ー 心の中で王子様系男子と勝手に呼んでいる。
「なに?」
「頼り甲斐があるっつーか、なんていうかそう言う人…」
なんだよその思わせぶり的な……
「タイプかも」
!?!?!?え!?本人の前で言っちゃう?!しかも教科書のページ教えただけで!?
この人単純…なんか雪乃に似てるっていうか…
「雪乃の方がなんか隣にいて安心するでしょ」
「は?」
だって…さっきタイプって言った時雪乃の方見てたんだもん…
本当は本音言っちゃったみたいだけど好きな人は雪乃みたいな?
「そうでしょ?」意地悪そうに言う。
コク…リ…
(やっぱなあ)
「告れば?」
「!?!?いきなりそれかよ」
秋になる頃までにも月日が経ち、やっと二回目の席替えがやってきた。
「はいっではお待ちかねの席替えを!!!」
先生遅すぎぃー1組とかもう5回目だしー!おっそ!!などの声が出てきた。
次は先生が決めていて、みんなテンションがだだ下がり。
次の席は気になっていた人と隣になって嬉しかった。
「葉山!よろしく!!」
出来るだけ気になる人と喋りたいという一心で精一杯声をかけた。
そうすると葉山は
「よろしくな」
嬉しかった。一言だけだったのに。とてもとても。
気になっている人は
葉山 亮太(はやま りょうた)だ。仲良し班という、低学年と遊ぶグループで一緒になり、
そこから気になり始めた。面白くて、頭は良くないけど、優しい。
もうすぐきっと好きになるんだな…と自覚はしてたけど初恋だし、大事にしなくては…!
あはははははははっ!!と笑い声が響く3年3組は給食中。
前には雪乃がいたし、一緒の班で嬉しかった。
ここの班は5人班で、葉山、野村、私、雪乃、服部だった。
服部はクラスの人気者で、誰とでも仲がいい。
女子からも結構人気がある。
「結菜結菜、私中井に恋したかも」
中井というのは、あの王子様系男子と心の中でひっそりと言っている
中井 俊哉(なかいとしや)だ。
「え?もうしてたんじゃないの?」
「なんでわかんのよ」
「だって雪乃そんな感じじゃんw」
「もーww確かにそうだけどー!w」
〜放課後〜
「ゆーいなっ」
「あっ真麻!どうしたの?」
「なんかね、初が3年で仲良くなった友達と喧嘩して、
私、一人で帰る!!!とか言ってるの」
「へーなんか初そんなこと言うんだね。いつもおっとりしてる感じだけど」
「あっ見て!雪乃、結菜!」
「「ん?」」
「初、泣いてるね。」
「放っておく?慰める?」
初、1,2年生一緒だったからわかるけど落ち込んでいる時は何にもしない方がいい。
「いーよ。そっとしていてあげよ」
「おーい芹沢〜」
えっっこの声って
「葉山!?なんかあった?」
「いやあいつ…吉川泣いてるじゃん。どうすんの」
「初は今1人がいいの。初はいい子だし。多分友達とすぐ仲直りできる。」
「だから今はそっとしておくの」
「そ。ま、俺から見るとあいつ1人で考えて謝りそうな感じだもんな。」
「じゃ」
「バイバイっ葉山ー」
「おー」
こんなに話したの仲良し班以来かもしれない…
心の底から嬉しいかも。
〜次の日〜
季節がもう冬になる頃。
服部が雪乃に告白し、成功した。それを祝福できたのだが
自分はいまどういう心境なのかがよく分からなくなってきているのを、
今感じた…。
「はああリア充って素晴らしい!」
「それを非リア充の前で言う言葉かよ」
「あっごめんww」
「ちゃんと劇に集中してよ!」
今日は学年の学芸会で3年3組の劇の練習をしている
劇は『シンデレラ』だ。シンデレラ役が雪乃、王子役が
服部になった
このスレッドでの小説の自分の紙という字が髪となっていました。訂正します。
髪✖︎紙⭕️
投稿2回目のところです
18:コウモリ◆ZE:2015/12/19(土) 13:33 ID:A3w 学芸会の3週間前に学芸会の本番の日を教えられた。が
雪乃と服部は顔を見合わせ、少しズーーン⤵︎のような感じだった。
「二人とも、どうしたの?元気ないけど」
「結菜照明係だったよね!?」
「え?あ、うんそうだけど何いきなり」
雪乃がガッツポーズするのを見てえ?え?と混乱するばかりだ。
「先生ー私と服部この日出来ないんですけど」
先生が目を丸くしてえ!?となる。クラスのみんなも全員びっくりしていた
「なので、先生!シンデレラ役に結菜、王子様役に葉山にしてください!!」
私は今気になってる人を言ったのは雪乃だけなので気を使って葉山にしてくれた。
「え?!てかなんで雪乃この日ダメなの?!」
「……それはねー…」
「デートだから!!!」
「……本当のこと言おうか」
「本当だよぉ〜だってまさか土曜日に発表なんて思ってなかったし〜」
「先生土曜日って言ってたでしょ」
「そーだっけ?でも結菜頭いいしすぐ台本覚えられるでしょ?」
「そーゆう問題じゃないでしょっ」
~放課後~
結局、私と葉山がシンデレラと王子役になった。
正直言って嬉しいけど、私すぐ上がっちゃうから照明係でよかったのに…
「結菜、聞いたよ、結菜と葉山が『シンデレラ』の代役になったんでしょ」
「私もびっくり…」
「そうだ、結菜今日もピアノ一緒に行こ!!」
「うん。行こう」
「あっ初!劇の練習は?ドロシー役だから残るんじゃなかったの?」
「あー今日じゃなくて明日になったー」
1組は『オズと魔法使い』の劇をやるらしい。
~ピアノ教室~
「ちょっと結菜さん、ここファ#じゃなくてソ#よ」
「あっはい!」
「真麻さんも、先生この前ここ言ったでしょ」
「…すみません」
「はい、もう一回!」
~帰り道~
「今日の先生ちょっときつくなかった?」
「ね。こういう時はご褒美にコンビニでドーナツ買いにいこっ」
「だねっ!!!」
~次の日~
「ちょっとシンデレラ!!ここもやりなさいよ!」
あーあシンデレラ主人公だけどさーあ、なんか複雑だよね…
ままははと姉たちにいじめられてからハッピーエンドだもん
劇だってわかってるけど。
「んんんーーー疲れたあああー」
「ごめんー代わってもらっちゃって。でも結菜すごいな
1日で台本覚えちゃうなんて!凄すぎだよww」
「まー徹夜したし。」
「でも葉山とハッピーエンドだから嬉しいでしょ」
「ちょっwそれ禁句っ!」
「あははーw」
「芹沢明日本番だな」
「う、うん。めっちゃ緊張するよ〜」
「俺も〜w」
「今日、俺らメインキャラクター同士、一緒に帰ろうぜ」
「えっっっ」
「ダメ?」
くそおおお反側だよその可愛さあああ
「ううん。嬉しいっ」
「俺さーシンデレラで芹沢と一緒になれて嬉しかったんだよ」
「…うん。」
「席も隣で。」
「…うん。」
「なんかぎこちないな芹沢」
「えっ!?あっ!えっ!?」
「あははっおもしれー」
はにかみ顔いただきましたっ
「どこが面白かったの?」
「いや、いつもと違うなーと思って。」
「いつも、大川といる時楽しそうじゃん」
「うんっ楽しい!!」
「俺との…会話楽しくないの…?」
「そっそんなことないよ!!!」
あっ思わず大声出しちゃった…
顔を上げると、葉山がぷっと笑うのが見えた。
「よかった」
ドキッ
今日は私にとって大切な日だ。
だってあなたを好きになってしまったから。
本番
ドキッドキッドキッドキッ……
「どうしよう、雪乃真面目に…っていないんだった…」
「結菜!!本当は劇見なきゃいけないんだけど
先生に頼んで舞台裏きたよっ!自身持て〜」
「真麻!ありがとっっ」
「葉山と一緒だから嬉しいでしょ〜」
「えっ初!もう、やめてよー!」
「私たち、結菜の手伝いしにいきますって言ったら先生OKしてくれたから。」
「3組はプログラム1番だから私たちは最後だし。」
「一番緊張してるの、結菜でしょ?」
「ありがとう」
「芹沢!あともう少しで幕開くぞ。準備してこい」
葉山に言われて、私はあと2分後に幕が開くということに気づいた。
舞台の上に座り、幕が上がるのを待つ。
ドキドキしすぎて逃げ出しそうになる。けどみんなに迷惑かけるわけにはいかないし。
頑張ろうっ!
【プログラム一番、『シンデレラ』です】
そして幕が上がりはじめた
『シンデレラ!!ここもちゃんとやりなさい!!』
『すみません』
『あなたたち、お城の武道会へ行くわよ』
「そうしてシンデレラは、魔法使いに魔法をかけられ、武道会へ行けることになりました。」
「12時のチャイムが鳴ったら魔法は溶けてしまうのよ。」
「わかりました。」
どうしよう靴のサイズが雪乃のサイズで靴擦れが…
今まで上手く言ったけど優雅に踊るところなのに
これでは駄目かもしれない…
葉山が腰支えてくれてるけど………
あっっっ
「あぶないっ」コソッ
スッ
よかった…葉山が倒れそうになったのを支えてくれた…
「これで3年3組の劇、シンデレラを終わります。」
「あっあのっっ葉山!!!」
「ん?あー足大丈夫か?」
「ありがと!!倒れそうになったのを支えてくれて…」
「いや、芹沢が倒れそうだったから反射的に…」
「……」
「…?」
「……ありがとっっ!!」
「どういたしまして」
こんなに人を好きになることがあるんだってことを今気づいた。
恋が日に日に大きくなって花を咲かせて。
~そして~
3年生最後の日を迎えた。
4年生のときはクラス替えがあるらしい。
だから葉山と一緒になれることは…4分の一だ。
4クラスがある中、無理だ…
「結菜!一緒のクラスになれるかどうかわかんないし写真撮ろ!」
「うん」
カシャッ
「よく撮れたねー」
「うん。」
「結菜。葉山と写真撮ってきて」
「え!?」
「恥ずかしかったら私と服部と一緒にとろ」
「うん」
「あっねえ葉山!私と、雪乃と服部と一緒に撮ろ!」
「あー」
「ハイチーズ☆」
これで、3年生は幕を閉じた…
第2部は短編エピソードの次に書き込もうと思います!
短編でも楽しんでいただけたらと思います!
短編エピソード
〜私の夢は〜 from吉川 初
私の夢は声優になること。でも声優なんて夢、誰にも言ったことがない。
結菜にも、雪乃にも、真麻にも。ていうかそもそもお母さんとお父さんにも言ったことないんだもの。
だからいつ言うかわからないけれどいつか言える日が来るといいな…
そんな日にはもう声優になる直前なんだろうな。
私の性格だとそんな感じだもの
〜両想い〜from近藤 真麻
私には密かに好きな人がいる。でも、どんなに近づいても追いつけなくて
すごく遠い存在。
クラスからも人気者で私みたいな存在じゃ両想いになんてなれない。
告白されたことはあるけど告白したことないから、出来ないんだよなぁ。
でもそこをチャンスに変えなくっちゃ!今始まったばかりだしこんなとこで止まってられないもん!
いつか告白できるような勇気が湧いてくるように…
今から変わらなくちゃ。そうだよ。
でも今は気持ちが整ってないし…
こんなんで告白できるのかな…?
自分の気持ちがわかるのは時間の問題かも…
~第2部~
30:椎名瑠衣◆ZE:2015/12/21(月) 18:57 ID:A3w 桜が舞い散る春になったその日、新しいクラスが待っていた。
先生にクラス替えの紙をもらい、クラス表を見ると…あっ初と一緒!!
「うーいっ一緒のクラスー!!」
「だねだね!!」
えーっと、雪乃と真麻は…
私と初が4年1組、雪乃が3組、真麻が4組だ。
ちなみに葉山は3組で、雪乃と一緒のクラスだった。
あーあ三年の頃告ったりとかしとけばよかった。
3年生最後の日に撮った写真が今懐かしいと思ってしまう。
それほど好きになってしまったんだと思ってしまった。
雪乃は服部と同じクラスだし、私って運ないなあ…
「真麻、どう?4組」
「んーどうもしないかな。あんま仲いい人いないし」
「あーそっか。でもしのっちいるじゃん」
「うん。しのっちがいてよかった〜」
しのっちとは、私の隣の家の友達。結構遊んだことはあって
そこそこ仲がいい。
「真麻と雪乃と初、今度遊ぼうよ!」
「あー確かに。最近私と結菜がピアノで忙しくてなかなか
4人であそべてなかったもんね。」
「どこ行く?」
「どっか行きたいところある?」
「あっ初、ディ○ニーランド行きたい!!」
初が遊園地に行こうと計画をしていた。
でも、この四人だけで行くのはさすがに危ないので初のお母さんと
一緒に行くことしようとしたのだが、、、
「でもさ、ディ○ニーランド遠くない?」
「確かに。チケットも高いし…」
「虹空区に遊園地あるじゃんあそこ行こうよ」
ということで虹空区の遊園地に行くことにした。
〜そして当日〜
〜四年生〜
*プロフィール*
芹沢 結菜(小4)
身長138cm
大川 雪乃(小4)
身長133cm
近藤真麻(小4)
身長143cm
吉川初(小4)
身長149cm
葉山亮太(小4)
身長141cm
服部 俊哉(小4)
身長146cm
野村悠人(小4)
身長144cm
今日は「恋は目覚めるものだから」はおやすみします!!
34:夢菜◆ZE:2015/12/23(水) 12:51 ID:A3w 「おはよー真麻!」
「あっおはよ!!結菜ー!」
「初と雪乃まだきてないね」
「まあ私と結菜は同じ方向だし、初と雪乃で同じ方向じゃん」
「でももうすぐ集合時間だけど。。」
「まあ待ってよ」
20分後…
「…こない」
真麻が少しイライラしてきた頃に
『テロリロリン♪♪』
「あっっ真麻と私のスマホにLINEがきた」
メールの内容は…
『ごめーん私が寝坊して初が待っててくれたんだけど、、
もう初うんざりして行ったから!私もすぐ追いつくから〜」
んー・・このLINEは私たちの怒りを買いそうだなあ
「あーごめんーーー!!!」
「「初!」」
「雪乃待ってたら遅くなった!」
「うんLINE送られてきた〜」
『『『テロリロリン♪♪』』』
またぁ!?
『ごめん先行っていーよーお父さんが車で連れてってくれるって言ってたから!』
「待たせておいてこれはねえ…」
あっ真麻少しキレた
「まっまあ!せっかくのお出かけなんだから気を直して!!」
「ねっ結菜!!」
「うっうん…!」