いたずら猫の冒険

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1:ゆいぽん◆F.:2016/01/08(金) 04:18 ID:gPc

新しい小説を書いて行きます!よろしくお願いします

2:ゆいぽん◆F.:2016/01/08(金) 04:39 ID:dBA

物語
ある日、猫を拾ったかおるは猫を飼うことになった。だがその猫たちは魔法が使える不思議な猫で……
ドキドキワクワクな冒険へレッツゴー!
登場人物
比賀かおる(ひが かおる)
主人公。元気で前向きでやんちゃな小学4年生の少年。運動が得意。だが勉強は苦手。猫たちやみんなを大切にする。学校から帰っている途中、猫を見つけて猫が可哀想だから家に連れて行って母親に聞いてみる。ちゃんと育てられるならいいと言われ、飼うことになった。

田倉ルク(たくら ルク)
かおるの幼なじみでかおるのクラスメート

猫たち
リク
もう1人の主人公。かおるのパートナーの猫で前向きでやんちゃ。性別はオス

クリス
リクが好きな猫。優しくてお淑やか。性別はメス

フィルラ
ツンデレな猫。女子には優しい。性別はメス

3:ゆいぽん◆F.:2016/01/08(金) 04:47 ID:whA

フェルケ
イケメンで猫たちの憧れ。クールで頼りになる猫。性別はオス

リン
ナルシストな猫。性別はメス

ラン
高飛車な猫。フィルラと幼なじみ。性別はメス

キルス
中二病な猫。性別はオス

4:ゆいぽん◆F.:2016/01/08(金) 13:25 ID:JKU

ルーサ
甘えん坊でぶりっ子な猫。裏では人を恨んでいる。性別はメス

メロディー
歌うのが好きな猫で恥ずかしがり屋。性別はメス

クルハ
かおるに負けない食いしん坊な猫。動いたらすぐにお腹が空く。性別はオス

悪の猫たち

ルルナ
ダークキャットシティに住んでいる意地っ張りでわがまま猫。毒舌だが優しい所もある。性別はメス

ハルヤ
ダークキャットシティに住む猫。冷静でしっかり者。ルルナが好きでルルナの言うことを聞く。性別はオス

サクラネ
真面目で強力な魔法を使う。クレイドが作った猫。性別はメス

クレイド
ダークキャットシティのボス。ダークキャットシティや猫たちを動かしている。元々は野良猫だった。

では冒険スタート!

5:ゆいぽん◆F.:2016/01/08(金) 18:40 ID:fxQ

1話「不思議な猫と小学生」
朝、日が昇っていてカラスたちや動物などが声を上げて鳴いていた。
かおるの家のかおるの部屋でかおるが目覚めた。
かおるは時計を見た。
「うわぁ!もうこんな時間!?ヤバいじゃん!」
かおるは起き上がって慌てて台所へ降りて行った。
かおるの家は片付いていてキレイな部屋。
かおるは急いでトーストを持って外へ出た。
「行って来まーす!」
「行ってらっしゃい」
かおるは走って学校に向かっていた。
学校が見えて来て少し落ち着いて歩いた。
「なんとか間に合いそうだ」
そこへルクが来た。
「あ、ルク。おはよ」
「おはっ、かおる」
2人は話しながら学校に向かった。その姿を一匹の猫が見ていた。
「見つけた……オレの飼い主……」
ホームルーム
先生が入って来た。
「おはようございます」
「おはようございます」
みんなは挨拶をした。
かおるは面倒くさそうな表情で座っていた。
1時間目
かおるは必死に先生の授業を聞いていた。
すると廊下でまたさっきの一匹の猫がかおるを見つめていた。
「決めた。オレの飼い主はあいつだ。あいつなら……」
夕方、夕日が昇っていて赤く燃えていた。
かおるが帰っていて外に出た。
かおるは歩き続けた。

6:ゆいぽん◆F.:2016/01/08(金) 20:11 ID:Rns

すると猫がダンボール箱の中に入っていて鳴いた。
「ニャー」
猫の鳴き声にかおるは気づいてダンボール箱に近づいた。
かおるは猫を見つめた。
「可愛いなぁ、飼いたいけどママからダメって言われてるんだよ。悪いけど飼えないよ」
かおるは歩いて家に帰ろうとした。だが猫は寂しそうな表情で座り込んでいた。
かおるは振り替えた。
「飼えないものは飼えないんだい!そんな顔したって無駄だよ!」
猫は泣きそうな表情をずっとしてかおるを見つめていた。
「可哀想だ。仕方ないなぁ」
かおるはダンボール箱から手を出して猫を拾って家へ帰って行った。
かおるの家でかおるが帰って来て台所にいる母親に話かけた。
「ママ」
「何?かおる」
「僕、猫飼いたい」
「猫?ダメよ、どうせ育てられないし」
「そんなことない!ちゃんと育てるよ!」
「本当?しっかり育てられる?」
「うん!育てるからお願い!」
「ちゃんと育てられるならいいわよ。その代わり、あなたが言ったんだからあなたが責任を持って育てること!分かった?」
「うん!」
「じゃあよろしい」
「わ〜い!やった〜!」
そして猫をかおるの部屋に連れて行った。
かおるの部屋はロケットのおもちゃやゲームなどがあって水色の夜空の壁紙を貼っている。

7:ゆいぽん◆F.:2016/01/09(土) 05:03 ID:KGA

「ここが僕の部屋だよ!入って」
猫はかおるの部屋に入った。
「じゃあ自己紹介だ。僕はかおる」
すると猫が光った。かおるは目を手で隠した。
「何だ?今の光は……」
「今日からお前がオレの飼い主だ」
「わあ!猫が喋った!」
かおるは猫が喋ったことに驚き、猫を見つめた。
「君、喋れるの?」
「そうさ、だから喋ってるんじゃないか。オレを拾ってくれてありがとう。今日からオレはかおる、お前と暮らすんだ」
「えっ?もう許可もらってるしいいよ」
「それと君に頼みがあるんだ」
「頼み?」
「オレが喋れることは秘密にしてくれ」
「どうして?」
「オレが喋れるとバレたら大変なことになるからさ」
「分かんないけど分かったよ」
「じゃあよろしくな」
かおるは固まっている。
「ん?かおる?どうしたんだ?」
「いや、君の名前を考えていてさ」
「オレの名前?」
「う〜ん、君の名前は……タマ子」
「はあ?なんだよ、その名前!絶対やだ!」
「じゃあタマ美」
「はあ?なんでそんな名前になるんだ!オレはオスだぞ?」
「そうだったんだ〜、じゃあタマ太」
「あのなぁ、名前にタマを付ければいいわけじゃないぞ?もうタマはやめてくれ。どうせならかっこいい名前がいい」

8:ゆいぽん◆F.:2016/01/09(土) 05:18 ID:gPc

「じゃあエリザベス・ロイヤルロケット・スペース・ファンブレン・ポリマス・クルシンルブ・ナオタジオ・プリンセス・プリンス・ローズ・ジャスミン・チャラ男・レイ」
「なんだよ、その名前!適当に変な名前を作るな!それにチャラ男ってなんだよ、チャラ男って!」
「ごめん」
「今度はふざけないでくれ」
すると外の空にダークキャットシティの猫、ルルナがいた。ルルナがかおるの家を狙って魔法を放った。
「わあ!」
かおるの家の壁が壊れた。
「僕の家が!」
「とりあえず逃げるぞ」
「ああ」
かおるは猫を抱えて外へ出た。
「かおる、あっちに逃げ込むんだ!」
猫は電気屋を指差した。
「えっ?電気屋さん?どうして電気屋さん?」
「とりあえず入るんだよ!」
かおるは猫に言われた通り電気屋に入り込んだ。
「オレの邪魔はさせない」
「えっ?」
猫が外に出てルルナの所に向かった。
「何だよ、あいつ」
ルルナを見つけた。
「ルルナ!」
「あら、おバカな子猫ちゃんが来たわ〜、一匹で挑みに来たってわけ?ふざけないで!あんたが私に勝てるわけないよね!あんたには消えてもらうよ!」
「オレの邪魔をするな!」
ルルナは猫に魔法を放った。
その魔法は紫色の色をしていて闇に包まれていた。

9:ゆいぽん◆F.:2016/01/09(土) 05:40 ID:gPc

猫は避けた。
「この弱虫猫!」
ルルナはもっと魔法を放った。
猫はルルナの魔法を避けて行った。
「早くやられなさいよ!こういうの嫌いなのよ!あんたがやられないからムカつくのよ!」
「ムカつけばいいじゃないか!オレは絶対に見つけてみせる!」
「できるかな、無理でしょうね。できないことを言うんじゃないわよ!」
「できるさ、お前たちが邪魔をしなければな」
「邪魔するのよ!これはクレイド様の命令だし、あんたがムカつくから邪魔するの!あんたを見るたびにムカつくの!」
「可愛くないぞ」
「可愛いとかどうでもいいし、消えなさい!」
「見つけるまでは絶対に消えない!」
「私の言うことに口答えしないで!!」
ルルナは魔法を放って行った。
すると猫に当たって倒れた。
「あはははっ痛いでしょ?もっと痛くしてあげましょうか?あはははっ」
急に雨が降り出して雷が落ちた。
「わあ!」
電気屋にいるかおるも驚いた。
「すごい雷だな。あの猫、大丈夫かな」
かおるは電気屋を出ようとした。
「でも危ない」
かおるは戻った。
「でもあの子が心配だ」
かおるは行ったり戻ったりして、それを何度も繰り返した。雷や雨は酷くなってるし、風も強く魔法の威力もすごい。
「決めた!」

10:ゆいぽん◆F.:2016/01/09(土) 05:57 ID:FcM

かおるは外に出て猫を助けに行った。
かおるは猫を探した。
「もうすぐあんたは終わりだね。さようなら」
かおるはルルナと猫が戦っているのを見た。
「これは……あっ!」
かおるは倒れている猫に近づいて猫を起こした。
「ねぇ、しっかりしてよ!起きて」
猫を抱えて起こそうとしても猫は起きない。
「しっかりしてよ!」
ルルナはかおるを見た。
「何よ、あんた」
「これ以上、この子を傷つけないで!」
「うるさい!何もできないくせに!ただの人間が私に刃向かうんじゃないわよ!」
「どうしてそんなことするんだ、猫の気持ちも少しは考えてよ……」
かおるは涙を流して泣き始めた。
「泣いたって無駄よ!あんたも私が消してあげようか?」
かおるは涙を流した。
猫の頬にかおるの涙が付いた。
「しっかりして、起きてよ」
すると猫から光が出て猫が目覚めた。
「大丈夫か?」
「ああ」
猫は口から光をルルナに放った。
その光は黄色に輝いていた。
ルルナに当たった。
そのままダークキャットシティに帰って行った。
かおるは猫を見つめた。
「よかった!よかったよ」
かおるは猫に涙を流しながら抱きしめた。
「汚いぞ?お前も無事でよかったな」
「名前、思い付いたよ」
「なになに?」
「その名もリク!」

11:ゆいぽん◆F.:2016/01/09(土) 06:13 ID:cpM

「リクか……気に入ったよ!」
「よかった。じゃあよろしくね、リク」
「あっ!家壊れてたんだ」
「大丈夫さ」
リクが空に登って行って魔法で壊れた家や建物を元に戻した。
リクは降りて行った。
「すごいね、リク」
「オレが魔法を使えることも秘密だからな」
「うん」
「それと僕と一緒にキャット島でロイヤルキャットを連れて来てほしいと言われてな、君にもついて来てもらいたいんだよ」
「えっ?僕も?」
「そのキャット島がすごく遠いんだ」
「そんなに!?でも……」
「大丈夫だ、オレの魔法で家に帰ることもできるからな。それと聞いてほしいことがある。ダークキャットシティという所にいるクレイドというボスがいてさ、そいつのせいで僕たちのふるさと、ミラクルキャットシティが危機にさらされているんだ。僕たちのふるさとを守るためにもロイヤルキャットを連れて来るんだ。ロイヤルキャットは強力な魔力を持ってるらしくロイヤルキャットがいればミラクルキャットシティをクレイドから守れるみたいだ」
「何だよ、そいつ!分かったよ、協力する」
「ありがとう!君を選んでよかった」
「じゃあ帰ろうか」
かおるとリクは家に帰って行った。
1話終わり

12:ゆいぽん◆F.:2016/01/10(日) 02:53 ID:EKI

2話「いざ、キャット島へ!」
キャット島の奥にあるダークキャットシティでルルナとハルヤがいた。
ダークキャットシティは雑草や枯れた花ばかりで汚い所だった。
「ああ〜!ムカつく〜!何なのよ、あの少年!人間のくせに生意気なのよ!」
「ルルナ様、落ち着いてください」
「落ち着いていられないわよ!あの少年と猫は消えてもらうわ!ハルヤ!お腹空いたわ!食べ物持って来て!」
「は、ははっ」
ハルヤは急いで料理を作り、ルルナに出した。
ルルナはハルヤの料理を食べた。
「まずっ!あんたおいしい料理も作れないの?」
「も、申し訳ございません」
「役立たずね!謝れば済むなら魔力はいらないのよ!」
「すみません」
「眠〜い。ハルヤ、あんたが少年とおバカな猫をやっつけて来て!」
「ですが、ルルナ様」
「私に口答えする気?私は疲れてるのよ」
「は、ははっ!では倒して来ます」
ハルヤは魔法で消えた。
かおるの家のかおるの部屋
リクとかおるが喋っていた。
「かおる、準備できたか?」
「うん!準備完了だよ!」
「じゃあ行くぜ」
リクが魔法を使い、キャット島の入り口に来た。
「ここはキャット島の入り口だ」
「ここがキャット島か…」
キャット島は猫の形をしている島で木や家や花も猫の形をしている。

13:ゆいぽん◆F.:2016/01/10(日) 02:59 ID:cWE

「わあ〜全部猫!さすがキャット島って言った所だね」
「さあ進むぞ」
「えぇ〜?歩くの?面倒くさ〜い」
「こら、いつまでも面倒くさがっていたらきりないぞ?」
「ちぇっ分かったよ」
かおるは面倒くさそうな表情をしながらキャット島を歩いた。
その時、空にハルヤが出て来た。
「あれがルルナ様の言ってた少年と猫か…よし!」
ハルヤはまた魔法で消えた。

14:ゆいぽん◆F.:2016/01/15(金) 20:27 ID:Rns

かおるとリクはどんどんキャット島を進んで行った。
「はあ……はあ……疲れたよ〜」
「だらしないぞ?かおる」
「お腹空いたよ」
「もう少しだけ歩こうよ」
「うん」
かおるは頑張ってリクと一緒に歩いて行った。
森の中へ入って行った。猫の形の木の実があった。
「わあっ!おいしそう!あれなんて言う木の実だ?」
「あれはキャットエナジーだ」
「なんでキャットエナジー?」
「どうやら食べるとエナジーが溜まっていくらしい」
「そうなんだ〜」
「ほらほら歩くぞ」
「ちぇっ何だよ」
2人はまだまだ進んで行った。
ハルヤはキャットエナジーを食べながらその様子を見ていた。
「作戦開始だ」
ハルヤはおじさんに変装した。
そして2人の前に現れた。
「君たち」
「あれ?何かおじさんがいる!」
「本当だ」
「何をしておるのじゃ?」
「僕たち旅をしてるの」
「そうなのか。お腹空いたじゃろ」
「うん!」
おじさんに変装したハルヤはポケットからキャットエナジーを出した。
「これをやる」
「わあ〜おじさんありがとう!」
かおるはキャットエナジーを受け取ろうとした。
だがリクが止めた。
「ダメだ!それはキャットエナジーじゃない!」
「どうしたのかい?君も腹が減ったのかい。なら君にもあげよう」

15:ゆいぽん◆F.:2016/01/17(日) 22:58 ID:E5E

「いらない!かおる食べてはダメだ!オレたちはそんなに空いてないんだ。悪いが受け取れない」
「なぜ……受け取れないのか?」
ハルヤの声に戻った。
「その声はハルヤ!」
「リク知り合い?」
「こいつもクレイドの手下だ!」
「手下?」
「かおる逃げろ!」
「えっ?でも……」
「いいから逃げろ!」
かおるは走って大きな岩に隠れた。
「お前しつこいぞ」
「僕はルルナ様とクレイド様のために戦うんだ。ロイヤルキャットは僕たちがいただくよ」
「ロイヤルキャットはオレたちにとっては大事なものだ!お前たちなんかに渡さない」
「でもできるのかい?きっと君とあの少年だけじゃ無理だと思うよ?ロイヤルキャットはそう簡単に手に入ることはできないからね」
「お前たちには負けない!絶対に手に入れてみせる!そしてクレイドを倒す!」
「言うのは簡単だよ。でも実際にはできない」
ハルヤはリクに魔法を放った。大きな玉を出してリクを閉じ込めた。
かおるが見ていた。
「リク……」
「フフフ、終わりだね」
ハルヤは光線をリクに放った。その光線は闇に包まれていて青色だった。
「わあ〜!」
リクに当たりそうになった。
「リク〜!!やられちゃダメだよ!リク〜!!」
かおるは叫んだ。
するとリクが光った。


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