プリキュアのオリ小説。スポーツプリキュア
設定
渡辺リヨ
バドミントンとダンスが得意な女の子。ある日、妖精のミミに出会い、ひょんなことからスポーツプリキュア・キュアバドフラッシュになった。シンボルカラーはピンク。
鈴木真斗
サッカーが得意な男の子。リヨの幼馴染で、リヨが好き。
森純也
サッカーが得意な男の子。リヨと真斗のクラスメート。リヨが好き。
橋詰うらら
リヨの親友。バスケが得意な女の子。リヨと同様、妖精に出会いキュアバスケニアになった。真斗が好き。
まだまだ出します!
上角萌
通称もえキン。水泳が得意な女の子。リヨ達同様、妖精に出会いキュアスイミングーラになった。龍馬が好き。シンボルカラーは黄色。
中村龍馬
リヨ達のクラスメート。もえキンの想いに気付いているが、気付いていない振りをしている。
ミミ
リヨと出会った妖精。ディズニーのダッフィのような水色のクマ。
キキ
うららと出会った妖精。ディズニーのダッフィのような緑色のクマ。
ララ
萌と出会った妖精。ディズニーのダッフィのようなピンク色のクマ。
うららのシンボルカラーは青です!!
山田愛里紗
バレーボールが得意な女の子。リヨ達と同様、妖精に出会いキュアバリィボールになった。シンボルカラーは緑色
佐々木奏代
陸上が得意な女の子。リヨ達と同様、妖精に出会いキュアランドールになった。シンボルカラーは赤。
チチ
愛里紗と出会った妖精。ディズニーのダッフィのような茶色のクマ。
リリ
奏代と出会った妖精。ディズニーのダッフィのような黒いクマ。
リヨ達が通っているのは松岡中学校。
みんな、二年A組。
プリキュアになる順は
リヨ→うらら→萌→愛里紗→奏代
容姿と性格
リヨ
無邪気で子供っぽい。鈍感・天然。明るく、頭悪い。制服は、スカートの下にジャージをはいている。
肩までの濃いピンクの髪の毛を左右で雑にツインテールで結んでいる。変身すると、髪が長くなりポニーテールになる。
うらら
大人びてて、ドM。真斗ラブ。頭いい。
腰までの薄い紫の髪の毛をおろしている。変身すると、パーマがかかる。
真斗
明るくて、おもしろい。頭いい。しかし、リヨが大好き。黒いツンツンの髪の毛。
純也
天然で頭悪い。リヨと気が会う。しかし、リヨが大好き。黒いサラサラの髪の毛。
萌
明るくて、前向き。頭は悪くはない。黄色の肩甲骨までの髪の毛をポニーテールにしている。変身すると、両サイドお団子になる。
龍馬
何事にも前向き。ちょっとうるさい。茶色のサラサラの髪の毛。
愛里紗
お姉さんのよう。明るくて、優しい。頭は悪くはない。肩甲骨までの緑色の髪の毛をおろしている。変身すると、ハーフアップになる。
奏代
リーダーシップが取れる、しっかり者だが天然。頭いい。おかっぱの赤い髪の毛。変身すると、髪が伸びて逆くるりんぱになる。
敵キャラ
スタディ8(エイト)
スポーツを嫌い、勉強を好む悪者の集まり。
アーティ
図工が大好きなキャンバスのお化け。筆を投げて攻撃する。
マーチ
算数が大好きなゼロの形をした眼鏡をかけている男のお化け。数字爆弾という投げれば爆発する爆弾で攻撃する。
ミュージックニケラ
音楽が大好きなキーボードのお化け。音痴な音で攻撃する。
ホームエコノミクスラマー
家庭家が大好きなエプロンをした女の子のお化け。糸縫い針を投げて攻撃してくる。
ピーイーンクトロマ
体育が好きなジャージを着た大型の男のお化け。速いボールを投げて攻撃する。
ジャパニーズンカ
国語が大好きな女のお化け。チョークに見せかけた剣で刺して攻撃する。
スタディクィーン
スタディ8をまとめるクィーン。どの教科でも得意。
スタディ8全ての技を使える。
「リヨ、おはよ!」
「真斗!おはよー!」
学校への登校中、幼馴染の真斗に会った。
「そうだ、今度サッカーの試合があるんだ!応援に来てくれよ!」
「いいよー!頑張って勝ってね!」
「おう!順也ァァァァ!!!」
真斗はそれだけ言うと、前にいるクラスメートの順也に突撃して行った。
「よぉ、順也!おはよー」
「お、リヨ〜。はよー」
順也は真斗と同じサッカーチーム。二人のコンビはいいんだって〜!
「あ、まーさーとー!!」
「げっ!橋詰…」
私の大親友のうららが走って来た。うららは真斗のことが好きで、アタックしてるけど…振られる。
「リヨ、先行くか。」
「うん。そうしよっか。」
真斗は、一旦捕まるとなかなか離してもらえない。だから、私と順也は一緒に先に行こうとした。
「順也ァァァァ!!!抜け駆けは許さないぞ!!」
あ、真斗が戻って来た。うららってば泣いてるじゃん。
こうして、私と真斗と順也とうららは学校に着いた。
「リヨ!一緒に帰ろうぜ!」
「ごめん、真斗…。今日はムリなの!」
「そうか…。じゃあ、明日な!」
「うん!」
授業が終わり、生徒達は帰っていく。真斗は、リヨと一緒に帰ろうとしたがリヨは断った。
「さて、体育館にいこーっと!」
リヨが真斗と帰れない理由は、リヨがバドミントンの自主練をするからだ。
シュンッ!シュンッ!
体育館からラケットを振る音が聞こえる。
「もっと、強く…!もっと強くならないと…!」
リヨは、先日の試合で負けた。そして、ペアの由理愛に迷惑をかけた。だから、自主練をしているのだ。
「君、本当に強くなりたい?」
不意に、声がした。男にしては高く、女にしては低い、そんな声だった。
「僕が力をあげる。だから、僕の味方になってよ。」
声の正体が姿を現した。クマの姿をした水色の妖精だ。
「アンタ…、一体何者?」
「僕はミミ。スポーツ印国の妖精さ!」
「見つけたぞ、クマ!」
すると、キャンバスの姿をしたお化けがどこからともなくやって来た。
「大変だ!君、早くコレをつけて!」
「へ?あ、うん…」
私は、妖精にスマホのようなモノをもらった。
「それを持って、プリキュア・ドリームキャッチャー!って叫ぶんだ!」
「プ・プリキュア!ドリームキャッチャー!!」
すると、私の体は異空間に飛ばされてピンク色に光った。
そして、私の髪が伸びてポニーテールになった。服も変わって、胸には濃いピンクのネクタイ、スカートはパンツが見えるくらいのピンクと黄色のチェック柄。下には濃いピンクのスパッツ。生地はクリーム色。
「輝く希望の花!キュアバドフラッシュ!覚悟しないと、痛い目見るわよ!」
「プリキュアだと!?」
プリキュア?私がプリキュア…。ってえぇぇぇ!?
ビュンビュン!
尖った筆が飛んで来て、私は急いで避けた。
「危ないじゃない!
花咲く乙女の底力、受けてみなさい!プリキュア!バドフラッシュ・フラワーアターック!!」
私は、ピンク色のボールをアタックして敵に当てた。
「グハッ…!お・覚えてろ!」
そして敵は消えていき、私の変身も解けた。
衣装変更
クリーム色のブラウスで、お腹が見えている。濃いピンクのネクタイをしていて、膝から15センチある濃いピンクと白のチェック柄のスカート。靴は、濃いピンクのピンヒールのブーツ。
壊れたところは変身が解けると共に元に戻って行った。
「あ!プリマホに星が一つ増えたアル!」
「プリマホ…?」
「プリマホは、プリキュアが変身するときに使うアル!ほら、ピンクの星があるでショ?君のおかげで増えたアル!」
「うん!そうだね!良かったー」
どうやら私…、プリキュアになったみたい…!
プリキュアの画面がない裏側には、星が一つ増えていた。
「ねえ、アンタ、何でお化けに追われてたの?」
私は、疑問に思っていたことを妖精ちゃんに聞いた。
「あいつらはスタディ8。このプリマホを狙う悪者アル!キュアバドフラッシュ!あいつらを倒すには、プリキュアの力が必要アル!お願い!力を貸して欲しいネ!」
「いいよ!もうプリキュアになっちゃったんだし。あと、私の名前はリヨね!」
「よろしくアル、リヨ!私はミミアルよ!」
私は、妖精のミミと友達になった。
「リヨは花のプリキュアネ…。あと必要なプリキュアの素材は、水・光・葉・炎ヨ…。まずはプリキュア集めからアル!」
「うん!とりあえず、今日は家に帰ろう!」
「分かったヨー」
私は、ミミをカバンに入れて帰って行った。
追加設定
妖精達は、人間に化けられる。
ミミ
イケメン系男子に化けられる。髪の毛はツンツンの水色。
キキ
おっとり系女子に化けられる。髪の毛はロングの緑色。
ララ
リーダー系女子に化けられる。髪の毛は三つ編みのピンク色。
チチ
不思議ちゃん系女子に化けられる。髪の毛は茶髪のミディアム。
リリ
頭いい系男子に化けられる。髪の毛はサラサラの黒髪。黒い眼鏡をかけている。
性別
男
ミミ・リリ
女
キキ・ララ・チチ
喋り方
ミミ「〜アル!〜ダ!〜でショ?など」
リリ「〜だよ。〜さ。〜なの?など」
キキ「〜ですぅ。〜ねぇ。〜ですかぁ?など」
ララ「〜よ!〜なの!〜でしょ!?など」
チチ「〜かも。〜なのかも。〜なんでしょ?など」
「ただいまー!」
私は、ミミを家に連れ帰った。
「ミミ!プリキュアについて教えて!」
「OKアル!よく聞くヨロシ!」
「はい、先生!」
うんうん、まずは情報を集めよね。プリキュアとは何なのか、スポーツ印国って何なのか、ミミは何者なのかが分からないと!
「オレはミミ、ミミ・マンドラギールダ。」
「あれ?アンタ、さっきは私って言ってなかった?」
「あれはキャラ作り。ほら、オレって名前や外見が女っぽいダロ?初めての奴には女ってことにしてんだヨ。」
なるほど…!妖精も大変なのね〜。ってか、おっさんかい!アンタはァァ!!!
「じゃあ、スポーツ印国って何?」
「スポーツ印国とは、スポーツが象徴の王国アル。だから、スポーツ印の国でスポーツ印国なんだヨ。そこには、スポーツが得意な妖精がごっさ住んでるネ。」
なるほど…!スポーツが象徴で、スポーツ印の国だから、スポーツ印国なのねー!
「じゃあ、プリキュアってのは?」
「プリキュアは、オレら妖精と手を組んでさっき戦った、スタディ8と戦う伝説の戦士ダ。ま、お前のことダナ」
簡単に言うけど、危なそうなんですけどォォォ!!!なに!?伝説の戦士って!
「スタディ8って何なのよ!」
「スタディ8はスポーツを嫌い、勉強を好むスポーツ印国とは因縁の仲の王国・スタディ王国の幹部 7人と、国王で組まれた8人の悪者アル。」
「これ、リヨのプリマホ。」
「プリマホって、変身以外に使えないの?」
「使えるヨー。オレにカメラを向けてみるヨロシ!」
「う・うん。」
私は、ミミに言われた通り、カメラモードにしてミミに向ける。すると、ミミが光り始めた。
「どう?カッコいいアルカ?」
なんと、目の前にいたのは青髪のイケメン男子。え、え?どーなったの?
「オレはそのカメラ機能で人間に変身できるネ。これで、学校に行けるヨ!転入手続きならすんでるしナ!」
「すごい…!ほ・他には!?」
「他はまだ秘密アル」
チェー。
翌日
「行ってきまーす!」
私は朝、家を出ると裏路地に入ってミミをカバンから出してあげた。そして、カメラ機能でミミを男子にした。
「よし!行くヨ、リヨー!」
「うん!」
「リヨ!」
「真斗!」
「誰アルカ?あいつ…」
私がミミと歩いていると、後ろから真斗がやって来た。
「リヨ!…隣の奴誰?」
「あ、どーもですネ。オレ、転校生の美素吾(みそご)って言いますヨー」
えぇぇぇ!?美素吾って誰!?私知らないんだけどォォォォ!!!
「ヘェ〜。転校生か。何でリヨといるんだ?」
「え、お前、リヨの何?」
「幼馴染…」
「まじで!?あー。いつもウチのリヨがお世話になってますネ!!!」
なぁにがウチのリヨよ!お世話になってますよ!お世話してんのはこっちだっての!
「ウチの…リヨ…?順也と作戦会議だァァァァ!!!」
「何の作戦会議よ!!真斗ォォ!!!」
真斗は走り出した。前にいた順也に突撃しながら。
「あり?まずいこと言ったカ?」
「知らない!とりあえず、行くわよ!」
「ラジャー!」
「取り敢えず、オレは職員室行ってるアル。またナー」
「んー」
私とミミ(美素吾)は職員室の前で別れた。
「リーヨ!」
「うらら!」
すると、後ろからうららが抱き付いてきた。
「今の誰?」
「美素吾っていう転校生」
「結構イケメンー」
うららさーん、ヨダレヨダレ!垂れてまっせ〜
「ほら!席に着けー」
担任の福田が入って来た。
「今日は転校生がいるぞー。入ってくれ」
ガラガラ
「どうも、中国から来ました。渡辺美素吾です。よろしくお願いするヨロシ!」
わ・渡辺美素吾ォ!?いやいや、渡辺家に美素吾なんていませんけど!?
「美素吾はリヨのいとこらしい。仲良くしてやれ〜」
「美素吾君ってかっこいいよね?」
「イケメン〜♡」
女子ィ!騙されちゃメッ!こいつは妖精よ!フワフワ・モコモコの!
うちの班は、私の隣が順也で私の後ろが奏代。奏代の横は不在だったため、ミミになった。
「ねえ、美素吾って呼んでもいい?」
「いいヨー」
「オレも!」
「うん!じゃあ、オレも二人のこと呼び捨てヨロシ?」
「もちろん!」
「よろしくな!」
取り敢えず、溶け込めてる。良かったー。奏代はそこらの女子とは違い、美素吾には惚れなかった。
「奏代ー。教科書見せて欲しいネ。見せてヨ。」
「オッケー。じゃあ机くっ付けて〜」
奏代さん、女子の視線がイタイです。
「リヨ、美素吾はマジで中国から来たのか?」
「うん」
いや、スポーツ印国です。スポーツ印の国でスポーツ印国。
「だからあんなに日本語が片言なのか」
「そいうことー」
「日本語難しいアル。母国語カンタン。だけど、みんなに通じないネ。」
「「うおっ!」」
後ろからいきなり声がかかって私と順也はビビる。
「母国語、ごっさ難しいアル。日本人に理解はきっとできないヨ。」
「まじかー」
この班、結構イケる!?
「リヨ、帰ろーヨ。」
「ちょっと待って!」
私はミミと一緒に帰ろうとした。だけど、うららがいないことに気がついた。
「先生、うららは何処ですか?」
「橋詰なら、保健室だ」
「そうですか、行くよ!美素吾!」
「ラジャー!」
私は嫌な予感がしていた。それは、ミミも同じなのかもしれない。
ガラガラッ
「うらら!」
「あ、リヨ。美素吾君も…」
「あら、渡辺さんに転校生君じゃない」
国谷先生がいた。
「く・国谷先生…」
「ケガしてるところを見つけたのよ」
おかしい。国谷先生は国語の先生だ。それに、保健室の先生がいない。
「ミミ様ァ!」
ドンッ!
後ろから、クマのような緑色の妖精がミミに突撃した。
その衝撃で、ミミは妖精の姿に戻った。
「おやおや、妖精が二匹も見つかるなんてねェ…」
国谷先生の目が冷たくなった。
「え、どーなってるの?」
うららは一人、残されていた。
「リヨ、変身するアル!」
「うん!」
私はプリマホをポケットから取り出して、叫んだ。
「プリキュア!ドリームキャッチャー!」
私の体は異空間に飛ばされた。
髪の毛はポニーテールになり、服はクリーム色の生地のブラウス。濃いピンクのネクタイをし、濃いピンクと白のスカートに変わる。そして、濃いピンクのピンヒールのブーツ。
「輝く希望の花!キュアバドフラッシュ!覚悟しないと痛い目見るわよ!」
「プリキュアだと!?」
「プリキュア…?」
「すごいのですぅ。本物のプリキュアなのですぅ!」
「ええい!こしゃくな!やっちまいな、お前達!」
「ウキャキャキャ!」
国谷先生は姿を変えた。そして、先生の声と共に先生の部下が現れた。
「はあ!」
一人一人、着々と倒していく。だけど、数が多い。
「リヨ…!」
そのとき、プリマホに青い星が増えた。
「キキ!」
「はいなのですぅ!」
キキと呼ばれた妖精は、うららにプリマホを渡した。
「これを持って、プリキュア!ドリームキャッチャー!と叫ぶのですぅ!」
「うん!
プリキュア!ドリームキャッチャー!」
うららが異空間に飛ばされた。
うららは、異空間で変身した。
クリーム色の生地のブラウスに青色のネクタイ。青と白のスカートに、青色のピンヒールパンプスになった。腰までの長い紫色の髪の毛は、ゆるふわのパーマがかかった。
「光る青き泉!キュアバスケニア!覚悟しないとお仕置きよ!」
「「キュアバスケニア!」」
「バドフラッシュ!応援に来たわよ!」
「バスケニア!?」
なんと、うららがプリキュアになった。
「おのれェェ!!!やっておしまい!」
敵がどんどん増えていく!
「知性ある乙女の怒り、受けてみなさい!プリキュア!バスケニア・ウォーターゴール!!」
水でできたボールをバスケットゴールに入れるかのように敵に当てる。一瞬で敵は消えていった。
「クソォ…!覚えてろ!」
国谷先生は消えていった。
「うらら!」
「リヨ!」
私とうららは抱き付いた。
「リヨってプリキュアなのね。」
「うん…」
うららはプリキュアするのかな?
「あなた、名前は?」
「キキですぅ」
「キキ!これからよろしくね!」
「はいなのですぅ!」
「うらら!っていうことは?」
「私、リヨとプリキュアやるから!美素吾君もよろしくね!」
「オレはミミアル。学校では美素吾って呼ぶヨロシ!リヨ、うらら!花と水のプリキュアは揃ったネ。あとは光・炎・葉のプリキュアネ!頑張るヨロシ!」
「うん!」
「これ、うららのプリマホですぅ」
「ありがと!」
私は相棒のキキからプリマホを受け取った。プリマホはスマホのようで、画面がないところにはピンクの星と青い星が浮かんでいる。
「私もプリキュアか…」
「さっき戦ったのはスタディ8ですぅ。スポーツ印国とは仲が悪のですぅ」
スポーツ印国などの話はすべて聞いた。私はキュアバスケニア。相棒はキキ!
「とりあえず、明日に備えて寝ましょ」
「はいなのですぅ」
「うらら!プリマホをカメラモードにして私に向けてください!」
「りょーかい」
言われた通り、カメラモードにしてキキに向ける。すると、キキの姿は緑色のロングの髪の毛をした女の子に変わった。
「これで、学校に行けるのですぅ」
「ミミと同様転校生って訳ね」
「はい!」
私とキキは一緒に学校に行った。
「じゃあ、私は職員室に行きますから」
「はーい!またね〜」
そして、先生が教室にやって来た。
「今日も転校生がいるぞー。入ってこーい」
「こんにちはなのですぅ。橋詰希々ですぅ!」
「希々は橋詰のいとこらしい!」
キキは、私の班になった。私の隣はモブ尾君で、モブ尾君の後ろ山モブ君。山モブ君の隣がキキになる。
「なー、最近転校生多くね?」
ギクッ!
順也め、普段は鈍い癖にこーいうときだけ鋭くなりやがって!
「転校シーズンだからじゃない?」
「今は三月だぜ。」
「うっ…!」
「三月が転校シーズンなのは珍しい訳じゃないヨ。オレも母国から日本行ったの三月ネ。」
「へえ〜。そんなもんかねェ。ま、転校生の美素吾が言うんだしな!」
ミミってば天使!あ、口パクでなんか言ってる。何々〜
『肉まん奢れヨ!』
前言撤回。ミミは悪魔です。
「あ、ほら!先生来たよ!」
本当だ先生来た。どこ行ってたのよ!
「明日は水泳部の練習試合だ!見に行ける奴は見に行ってくれ!上角が出てるぞ〜」
もえキンが!?見に行かなくちゃ!ミミとキキとうららも誘って〜、龍馬も!
「龍馬!明日の練習試合見に行こ!」
「いいぜ。お前だけ?」
「ううん、うららと美素吾と希々も!」
「分かった」
「もえキン!明日頑張ってね!」
「リヨ…」
「もえキン、応援してるから!」
「うららちゃん…」
もえキンは悲しそうな目をしていた。どうしてだろう。
「もえキン?」
「私、龍馬君のことが好きなの。」
「え、そーなの?」
「うん。だから、龍馬君に告白しようかなって思うの」
「そーなの。頑張ってね!行くわよ、リヨ!」
「うん!じゃあね、もえキン!」
「まじかよ…/////」
私達は気づかなかった。影に隠れて龍馬が今の会話を聞いていたことを
「リヨ、行くヨ!早く変身させてヨ!」
「はいはい」
とうとう練習試合当日。私とミミは私服で学校に行く。でも、まず龍馬を迎えに行く。
「龍馬!来たアルヨ〜!」
「おう。」
龍馬はあまり元気がなかった。
「どーしたカ?風邪アルカ?熱アルカ?」
「いや、なんでもねェ」
それはミミも気づいたようで、心配している。でも、龍馬はなんでもないと言った。
こんにちは!月咲(つかさ)ですっ!
林檎〜!前にスポーツプリキュアやってるって言ってたから、来てみたよ‼
凄いねぇ〜、相変わらず。私だったら、キャラ設定とかあんなに作れないよ〜‼
…尊敬します。ってか、前から尊敬してました!(*^o^*)
月咲!尊敬?ありがとー!ラブユーなのですぅー!
25:月咲:2016/03/04(金) 22:08 ID:ABg 出たっ!おとめ!可愛い〜
ん?ラブユーってことは、私 林檎に愛されてるのね‼(笑)
嬉しい!これは、おだやかじゃないっ!(笑)
「リヨー、龍馬ー、美素吾ー!」
学校に着くと、うららと希々は既に来ていた。
「もえキンなら更衣室に行ったから」
「早いねー」
「気合入ってたわよ」
私達はプールに向かった。龍馬は険しい顔をしていた。
「もえキン!」
「リヨ!うららちゃん!龍馬君!美素吾君!希々ちゃん!」
もえキンは準備運動を終えて、プールサイドを走って私達の元に来た。
「上角…////」
龍馬は顔が赤かった。なんでだろ〜
「もう泳ぐの?」
「まだだよ。あと少し!」
「応援してるのですぅ!」
「オレもしてるアル!頑張るヨロシ!」
もえキンは、私達から応援の声をもらうと順番が来て泳ぎに行った。
ビクン!!
もえキンが泳ぎ始めたら、ミミとキキは何かに反応した。
「どーしたの、美素吾」
「どうしたの?希々」
「何か…」
「いるのですぅ…」
何かってなにかしら…。まさか、スタディ8!?
そう!愛してるよ、月咲!
28:林檎:2016/03/05(土) 15:40 ID:aMc 「国谷先生!?」
「ごめんなさい、福田センセ」
国谷先生は福田のお腹を殴った。
「さて、妖精狩りと行くわよ」
「うわあぁぁぁ!!なんだぁ!?」
「これは!」
「国谷先生の部下!」
「うらら!」
「うん!」
国谷先生の部下達がプールに進入して来た。
「龍馬、ここは危ないから帰ろう!」
「ああ。先に行ってるぞ!」
「うん!待ってて!」
誰もいなくなったのを確認すると、ミミとキキは妖精に戻った。私とうららはポケットからプリマホを取り出した。
「「プリキュア!ドリームキャッチャー!」」
私とうららは異空間に飛ばされた。
私の髪の毛はポニーテールになって、服はクリーム色の生地のブラウス。濃いピンクのネクタイをし、濃いピンクと白のスカートに変わった。そして、濃いピンクのピンヒールブーツに靴は変わった。
うららの腰まであった髪の毛はパーマがかかり、服はクリーム色のブラウス。青色のネクタイをし、青と白のスカートに変わった。そして、青色のピンヒールパンプスに変わった。
「輝く希望の花!キュアバドフラッシュ!覚悟しないと痛い目見るわよ!」
「光る青き泉!キュアバスケニア!覚悟しないとお仕置きよ!」
「「Yes!スポーツプリキュア!」」
「きゃあぁぁぁ!!助けてぇぇ!!」
この声は…もえキン!
「行くようらら!」
「行くならバドフラッシュ一人で行って!私はここで敵を倒すわ!」
「了解!」
「もえキィィィィン!!!!」
ザッ!!
私はもえキンの前に立った。
「どきなさい!」
「国谷先生!もえキンには触らせない!」
チョークの剣と戦う。国谷先生…強い!
「リヨ…?」
「バドフラッシュ!」
「妖精を見つけたのですぅ!」
ミミとキキがピンク色の妖精を連れてきた。
「この子はララ!オレ達の見方ネ!」
「ララ、あの子にプリマホを渡すのですぅ!」
「分かったわ!プリマホを受け取って!そして、プリキュア!ドリームキャッチャーと叫ぶのよ!」
「うん!
プリキュア!ドリームキャッチャー!」
もえキンが異空間に飛ばされた。
すいません、スポーツプリキュアはこれでおしまいです。違うプリキュアになります。
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