罪を受け止め現実を見よ

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1:サヤ◆7A:2016/05/17(火) 12:09 ID:hhs

はじめまして!サヤと申します!
今回は小説を書いていきたいと思います!
まだまだ未熟なところがあるのでアドバイスもじゃんじゃん受け付けてます!

2:サヤ◆7A:2016/05/17(火) 12:20 ID:hhs

第1章「心中」

私は許されない罪を犯してしまったようでした。ですが、私は事件を故意的には起こしていません。
あれは事故。だから私は悪くないのです。
なのに何故あの人たちは私を責めるのでしょう?
事故で人を傷つけてしまう、なんてこと誰しも絶対に一回はやったことがあるではありませんか。
私を責める権利があるのでしょうか。事故の被害者ならばまだしも、私の、被害者の家族でも、親戚でもない人が私を責める権利を持っているのでしょうか。
そんなもの、持っているはずありません。
ヒーローぶって、いい人ぶって私を批判し、「可哀想」と涙も流さずに口癖のように繰り返す。
私を責める人には偽善者しかいないのでしょうか。

3:サヤ:2016/05/17(火) 15:54 ID:hhs

さて、私がなんの罪を犯したか。それを語りましょうか。
私は事故で人を殺しました。少し実験をしていただけなのに爆発が起き、そこはまるで赤い海。
ほら、事故でしょう?なのに私を責めて責めて責め続ける。これではまるで大量殺人鬼ではないですか。
何故か故意的に起こしたと言われます。そりゃいろいろな学校に転校しては事故を起こしていますよ?
調理実習に失敗して火事を起こしたことだってありますが、あくまでも失敗ではないですか。
「わざと」ではなく「失敗」なんです。間違えて人に油をかけて間違えて火がついただけなのに…

4:サヤ:2016/05/18(水) 20:29 ID:siY

話が変わりますが、私を「心無い」という人がいます。
私が心無いとはどういうことでしょうか。

心無いとは言えば、クロックス事件もそう言われていましたね。
なんでも大量のクロックスを野に放ち田んぼの米をすべて食べさせたとか。まあ、それだけの事件でしたが。

さて、心無いとはなんなのか?どういう行為をすれば心無いと言われるのか?私は考えました。
私が起こした事故は「心無い」こと。クロックス事件も「心無い」こと。
クロックス事件によく似た「大根盗難事件」は心無いと言われませんでした。
なぜでしょうか?規模の問題でしょうか?

5:サヤ:2016/05/18(水) 21:41 ID:siY

【この作品は犯罪を延長させる目的はありません。犯罪、ダメ絶対】

6:サヤ:2016/05/19(木) 17:25 ID:Ibg

確かにクロックス事件は規模の大きいものでした。クロックスに畑を荒らさせるだけではなくフンもさせたんですもの。
大根盗難事件は規模の小さいものでしたね。大根を一つだけ盗んだだけですから。

私は規模の大きい小さいは関係なく、故意的に起きた犯罪は全ていらないと思うんです。犯罪者は全員クズだと思うんです。なのにみんな規模の大きさと小ささで心無いかどうかを決めています。それは最低の行為だと思うんです。

その点私は規模だけは大きいものの事故です。そう、事故なのです。
事故ならば仕方ないと思いませんか?だって事故ですもの。事故は偶然にも起きてしまったものですから。故意的ではなく偶然不幸にも起きてしまったことですから。

7:サヤ:2016/05/19(木) 22:24 ID:Ibg

第2章「幻想」

「あぁああぁぁぁああっ….なんで、なんで死んでしまったの⁈あんなに、あんなにいい子だったのに…っ」

母が泣きわめく声が部屋中に響き渡る。
…ああ、うるさいな。近所迷惑って考えられないのかな?母が泣きわめく理由。それは自分の息子が死んだからだ。
母の息子。私の弟。血は繋がっているので家族。…だけど私は認めたくない。
昔から弟は私をいじめ、蔑み、蹴飛ばし…私の努力をすべて奪い取って行った。

私が泣きながら母に訴えても母は弟を信じ、私を罵倒する。
…今日だって私が身代わりになればよかったと言ってきた。

さて、ここらで弟の死因を言おうか。
弟は「事故」で死んだ。こけてしまった子が弟に油をかけてしまい、そこに火がついてしまった。ただの事故だ。

8:サヤ hoge:2016/05/20(金) 16:58 ID:47I

事故なのに人はこけてしまった子を、Aという子を罵倒する。事故は事故。仕方がないじゃないか。私だって事故で人を傷つけたことはあるし、他の人だってあるはずだ。だから私はAを悪いとは思わない。反省だってしてるだろうし、これからは気をつけるだろう。

なのに母はまだ「許さない」とつぶやいている。嗚呼、こいつは馬鹿なのか?これが他の人の子供だったらここまでならなかったろうに。許さないとばかり呟いて。
許さなかったらAに何かあるのだろうか。それを母は望んでいるのだろうか?
私はわからない。

9:サヤ:2016/05/20(金) 17:09 ID:47I

…なんということか。母は壊れてしまった。
居もしない弟の姿を求め、空間に手を伸ばし話しかけている。
気持ち悪い。そこまで弟に依存していたというのか。
おぞましい。目を虚ろにし、髪をぐちゃぐちゃにしながら青白い肌で何かをつぶやくその姿はまさに化け物。
弟が生まれる前の姿はもうない。弟が生まれた後も、私を褒めてくれた母親はもういない。
幻想を抱き弟の姿を追う化け物。それが今の母だった___

10:サヤ:2016/05/20(金) 19:13 ID:47I

第3章「戯言」

この世は「悪」に満ち溢れている。
心に闇を抱え事件を起こし、逮捕されるも釈放されるものが増えている。
なぜ?なぜ釈放されるの?殺人や窃盗と犯罪を犯したものがなぜまた世に復帰するの
それではダメではないか。また罪を犯すものが出てくるのではないのか。反省したと思っているのか。
「反省した」と言っていても口だけではなんとでも言えるではないか。
そんなことも考えずに世に放ち、尊い命を失わせ、またするとは思わなかったなんてこと言えるのか?

11:サヤ:2016/05/20(金) 19:14 ID:47I

【今更ですが章ごとに目線が変わってます。】

12:サヤ:2016/05/21(土) 18:03 ID:pZM

この前あった事件。ある一人の少女が少年に油をかぶせ火をつけたというもの。世界の人たちは
「事故だ」
「なら仕方ない」
なんて言ってるけど事故でも犯罪は犯罪ではないか。
故意的ではないにしても一人の命を
奪ったことは事実。その者は裁かれるべき人間なんだ。
しかし私がそう言っても周りの人間は事故だからと言って私を異端扱いする。
自分の意見に…否、自分「達」の意見に反対する者は異端なのか。
それが、その反対意見が正論だとしてもなのか。

13:サヤ:2016/05/22(日) 17:17 ID:GdI

だが、私の意見を否定しない者もいる。その者は少年の母親。名は直美と言うらしい。
その直美と言う者は私の言葉を熱心に聞き、まるで聖母を見るような目で見てくる。

話を聞くと、自分が「事故でも一つの命が失われた」と言うと周りの者は耳にも入れずに適当にあしらうだけだと。その上モンスターペアレントとして危険扱いされることになったというのだ。

嗚呼、なんと愚かしいことか。正しいことを言う者を邪魔扱いし、間違ったことを言う者を正しいと言うのだ。
いつから世界はこんなにも汚くなってしまったのか。私はわからない。

わからないくせに偉そうにこんなことを言うのか。
そう思ったなら、このことは全て汚い世界に住む、汚い人間の戯言だと思ってくれ。


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