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2:マミ:2016/06/09(木) 14:14 ID:F4c 「転校生の、櫻 奈美です。よろしくおねがいします。」
その転校生は見た目がかわいらしく、キチッとした黒髪ロング、桃色の唇、前髪をオレンジのピンで留めている。
友達の数人の目がハートになっていた。
「では櫻さんは、相川くんのとなりに座ってください」
オレは相川 翔太、てことは…俺の隣?べつに良いけど、みんなにひがまれそうだな。
なんて思ってるうちに彼女が握手を求めてきた。
「よろしくね、翔太君。私、奈美。奈美って呼んでね。」
桃のいい香りをした髪の毛、パッチリとした目。
それが、俺には可愛らしく思ってしまった…
奈美は数人にモテていて、いつも一緒に帰ってるのは男子。
やっぱり、ムリか。
って、何がだよと思い、自分の頬を叩いた。
「ねえ翔太君!一緒に帰らないっ?」
「う、うん、いいけど」
思いもよらない展開にびっくりする。
下校時間。
「ねえ、翔太君て…つき合ってるコいる?なんて…ね」
「いないよ。好きなコならいる」
ペロッと舌を出してる彼女。
可愛い、独り占めしたい。そう思ってるうち、体が動いた。
彼女に、キスしてしまった______________
唇を離した後、彼女はポロポロと涙を出してる。
「ご、ごめん!無理やり…でも、奈美の事、スキだから…」
「あは、あはは…。私、も…」
笑いながらべしべしとふくらはぎをたたく。
「マジで!?これからは、「翔太」な!」
肩をポンと叩き、ニカッと歯を出して笑う。
「帰るか」