スレタイ通りのスレ。
基本短編でお願いします。
「はははははははははははははははははははははははははははは」その威圧感、サイズ、目映さ。さしずめ太陽の鋳型?。やきつく肌のわりに熱は帯びてないみたいね。やっぱり主観は神の証だってば。だって君のつまさき、冷たいもん!舞台は暗転。突如として出現したおおきな丸の集合に、ひとしきり笑うと、隣人は害虫を発見したような目でぼくをいすくめる。めんどっちーくて、アクビしちゃった。壁に位置する、小さな突起。好奇心の表出。彼の反応は時すでに遅し。あーあ、あーーーーあ。ア――――――――――――がたん、がたんがたんがたんがたんがたんがたん。カオスとコスモスの融和。目を開く。視界に映る、無数の目玉。「ヒッ」ふたたび暗転。のち、変転。機転のない物語ね。いたずらまじりに挑発してみる。だって暇はどんどん生まれていく。その範囲を広げるにつれてね。なのに潰れることはないのよ。それは、かのおおきな丸のせいで醜くひしゃげたマイホームの如きもので、物理法則の一切を無視する形で、エネルギー演算を弄して無茶な要求に応えてくれた、書き手と被写体の干渉。その奇怪な手法にはいささかの興を感じたもので、僕はそのうすら笑いをかくすために、アクビでおもざしをカムフラージュしたんだ。それが事の発端。伝えると彼は破顔して、ぼくのつまさきをふむの。いてえ。だから心の中心は身を奪われて、しだいに生ぬるくなるの。人と人をつなぐ唯一の手段、言葉を侮った罰ね……。まえの自分、やめておけよ。
3:匿名:2016/09/08(木) 03:08 一応自分らしい世界観のもの(書きかけ)を投下します。
少女は、ゆっくりと体を起こした。ここはどころだろう、というように、あたりを見回す。どうやら夜で、自分の周りが木で囲まれているのを見る限り、ここが森であることがわかった。
少女は、座った状態から、また、ゆっくりと立ち上がる。服についた汚れを軽く叩くと、背伸びをした。少女は、いつからそこで眠っていたのか、どれほどの時間、眠っていたのか、ほとほと想像もつかない。当たり前だろう、貴方は、今、彼女を見つけたばかりなのだから。
彼女を見つけたのは、貴方だ。
少女は、ゆっくりと歩き出した。開けた場所から、森の中へと入っていく。
動物の音が聞こえる。鳥の羽音、何かの鳴き声、草木が擦れる音。
木々の合間から、黄色く、ギラリとした双眸が、少女を睨んでいる。
少女は気にせず、歩いて行く。その表情は、無。無表情だ。悲しみも、焦りも、何も浮かべてはいない。
やがて、木々は少なくなっていく。だんだんと、開けてくる。
そうして、街道へ出た。
少女は、歩き続ける。目的はわからない。貴方は、彼女ではないから。
貴方というのは、そのまま、貴方のことだ。わかるだろう。
街道に、風が吹く。時折吹いて、少女の白髪を揺らす。
彼女はただただ歩くだけ。
夜であるせいか、彼女とすれ違う人は誰もいない。
貴方は彼女を見つめているけれど、彼女には貴方が見えない。けったいだろう。
彼女は、着々と歩みを進める。着実に、彼女が目的とする(あるいは、そんなものないかもしれないのだが)場所へと、近づいていく。