私は、秋元愛佳。JK。
だが、学校においては、扱いが家とではまるで違う。クラスに入ると、
「愛佳!来てくれて良かった〜」
これは、親友、咲。
「愛佳ちゃん!今日放課後あいてる?」
これは、大嫌いな、一応、形だけの
友達、実砂。コイツはウザイ。
他にも、どんどん言葉の雨が、私だけに降ってくる。抜け出したいけど、
抜けられない。これが、今の現実だ。
抜け出したい、なんて思うようになったのは、中2のとき。何故か、この日を境に、友達なんて、って思うようになってしまった。なぜだろう。何もかもが、嫌になった。そうだ。原因は、
実砂じゃないか?実砂のウザさに
どんどん。ストレスがたまり、精神的に辛くなったのかも知れない。
この気持ちをどうやって、咲に、香里に、愛に、伝えようか。
ひまなので読ませてもらいます♪
3:ナンシー:2016/09/16(金) 23:57おもしゃー
4:優:2016/09/17(土) 00:005:優:2016/09/17(土) 00:10 もう、一人がいいんだ。周りに人が集まるのは、もう、うんざりなんだ。
そう思うようになったのは、中3の時。わたしの気持ちは、中学生の時に、ガラっと変わってしまったようだ。
もう、友達なんて、いらない。一人にさせてほしい。こういうのは、ある意味、友達に言うぐらいは、簡単だ。
だが、問題は、言い方だ。そのまま
ち
直球ドストレートでいくと、
「疲れたのかな…一人にさせてあげよう。」
と思う子もいれば、
「私の事嫌いになった!?」
と、受けとる子もいる。実際そうだ。
少し考えてみよう。咲は、初めのパターンかなぁ。いや、違うかなぁ。
そう真剣に、悩む彼女に、悪女が
近づこうとしていたー。
「秋元さん。ちょっといい?」
笑顔で、話しかけて来たのは、クラスのリーダー的存在、城ノ内美空。
私は、悪い予感がした。だって、目が笑ってないから。
「秋元さん。お昼休みに屋上へ、
いらしてくれない?」
「なんで?」
だって、用もないのに、階段登りたくなかったし。
「話したいことがあるの。」
「ここじゃダメ?」
「みんなに聞かれたくないの。」
「はいはい。」
私は渋々だか、OKした。だってもう、目がヤバかったから。
「じゃ、待ってるわ。」
何かが起きそうな気がする。
そんな愛佳の勘は当たっていた。
「乗ったわね。やるわよ。」
そして、昼休み。わがままお嬢様のいう通り、屋上に行った。そこにはもう、フリフリのワンピをきた、お嬢様がいた。
「秋元愛佳。」
「何?城ノ内美空。」
「私を呼び捨てにするな。」
「で、何の用?」
「私に向かってその口のきき方は
ないんじゃないの?」
「何が口のきき方?同じ人間でしょ?」
あームカつく。
「そうやって、あんたが…」
「あんたが?」
「誰にも、上から目線でしゃべるとこ、大嫌いなんだけど。」
「嫌いなら、嫌いでいいよ。」
「上から目線な口調なのに、みんなから好かれて、楽しくして。なんで、私には、誰も来ないの!?」
「いや、それはあんたが嫌われてるからじゃないの?」
「違う!!」
「うわ…自分は嫌われてないって思ってる…(小声)」
「…聞こえてるわよ!」
「じゃあ…」
「何よ。」
「私がそっけない態度しようか?」
「は?それをしてどうなんの?」
「そんなこともわかんないの…(小声)」
「だから、そっけなかったら、離れて、他の友達にいくでしょ。だから、あんたに人が集まるってわけ。」
「そうしてちょうだい。」
「わかった。」
この先には、何が待っているのか。
愛佳が、どんな態度をとるのか。
美空のところに人が集まるのか。
それは、まだ誰にも分からない。
ー美空の思いー
秋元愛佳。見事に乗ったわね。明日が楽しみよ。
〜翌日〜
「おはよう。」
「……………」
「秋元愛佳。おはよう。」
「あ、どーも」
え!?私、嫌われてる!?
それより、秋元愛佳。全然そっけなくしてないじゃん。この、嘘つき!