つかみどころのない猫みたいだと言われ続ける私。
私は人との間に冷たげな距離を造り出しながら生きていくのだから。
誰よりも不器用で、
誰よりもソレを隠す私。
誰よりも器用で、
誰よりも私が嫌う彼。
憎いと思う気持ちは、
何に変化を遂げるのだろうか。
羨ましい、?
呪いたい、?
すがりたい、?
それとも…、
授業中手を挙げてみると
「お前に答えさせると面白くない」
と先生に苦笑いされ、
テストを受ける度に
「雨がいると1位になれない」
と同級生の邪魔者になり、
先輩が勉強教えてあげると言ってくれても
「雨ちゃんには分からないことないもんね」
と、断ったために寂しそうに呟かれ、
家族には…、
「雨乃は可愛げの無い子だわ」
そう、冷たく言われるだけだ。
私の精神は、9割が勉強で保たれている。
残りの1割は、
最低で最悪を“偽る”姉への期待だった。
また、戻ってください。
笑ってください、お姉ちゃん。
彼の持つ成績1位という称号を私が奪うから、そうしたら、
雨乃、頑張ったね。
って、言ってほしい。
『誰よりも器用なキミでした』
ザワザワと、私を嘲笑うみたいな声がする。
1人じゃないんだ、何人も。
もしかしたら、学校全体じゃないのかなって被害妄想を膨らませて気を紛らわしたいけれど、そうもいかないみたいだね。
「三谷さん、2位だって。」
「調子に乗ってたからだよ。」
どうしてこうも、
神様は私を嫌っているんだろう。
これ以上、どこまで私を突き落としたいのか。
もう、落ちるとこまで落ちたでしょ、私。
勉強以外取り柄の無い私が1位じゃないのなら、私の価値はどこにある?
少しも気にしていないように、教室の左の後ろから2番目の席に座る。
初めてだった。
1位の横に、三谷雨乃(みたに うの)って書かれてなかったのは。
変わりに書かれていた名前は、
向井 真夏(むかい まなつ)。
一見、女子のようにも見える名前だけど、私は知ってる。
向井真夏は、男子。
そして、噂になるほどの美男子らしい。
神は、どうやら彼のことを愛しているようだ。
頭も良くて顔も良い。
私が、
憎まないわけ、ない。
私は、ちっとも可愛くない女子だからね。
熱血を装った担任がいつの間にかやってきて、ホームルームをはじめていた。
私には、先生の熱さがどうも好きにはなれない。
教壇にたって、さっきから教卓をバシバシ叩いてこれからの人生について激しく語っているし。
私が生ぬるいくらいが好きだからか、
先生の目に映るのは、生徒の成績だけだからか。
熱血を気取るのに、まるで生徒自身は見ていないんだ。あの先生は。
「お前ら、生きていくのに大事なのは何だと思う?…学力だ。
1位くらい取っておけよ!」
先生の視線は、あからさまにこちらを向いていた。
私はそれでも尚気づかないふりをして、先生の視線を無いものとした。
無意識に握りしめられた私の拳のせいで、手のひらに爪がギリギリと食い込んでいるのにも…、気づかないフリだ。
_________
気づけば4時間目までがあっさりと終わっていた。
途中途中の休憩時間も、友達がいない私は静かに窓の外を見つめるだけ。
あー、何か、雨降りそうな天気。
…そういえば、前は私、雨(あめ)ちゃんって呼ばれてたっけ。
今、名前読んでくれる人なんていないから忘れてたな。
ずっと、そんな寂しいことを考える始末。
お昼休みになって、みんな机をくっつけたりし始める。
いわゆる、イツメンだなんていう集まりなんだろうな。
それをボーッと見ながら思い出してみた。確か私にも、友達がいた時期はあった。
中学生くらいだったか、いつだったか。
勉強が全てだと。
私には、勉強しかないんだと。
…思考がすべて学力に覆われてしまった瞬間から、私は独りになっていった気がする。
まぁ、何でもいいや。
いつも通り、お弁当箱を持ってフラリと教室を出る。
そんな私に気づく人は、多分いない。
いてもいなくても気づかれない、まるで空気のような。
いや、猫だと言われる時もあったかな。
肩より少し長いほどの真っ黒い髪を、少し高めの位置で結んだポニーテール。
まるで、猫の尻尾みたいだともいわれる。
ゆらりゆらりと、
あ、髪が揺れてるー、とか、呑気に考えて歩く。渡り廊下を抜け、階段を下って。
私は、第二放送室と書かれたドアを開いた。
何故、学校にわざわざ2つも放送室があるのか。先生のみぞ知る、って感じなんだろう。
少し埃っぽい、狭い部屋。
こっちは一切使われていないから、私以外は誰も来ない。
パチッ、と部屋に明かりをもたらした。
その瞬間だった。
「…………、…」
…あれ、奥の椅子に誰かいる。
“それ”は、眠たそうにこちらを見ていた。
心臓が止まりそうな、
そんな感覚に陥ったとしか思えない。
「うの…?」
サラサラとした栗色の髪をなびかせる、息を飲むほどの美男子。
全体的に色素の薄い彼は、透き通った、甘く嘆くような声で私の名をよぶ。
彼が私の名を呼ぶのなら、私も呼んであげる。
今、最も憎く、消えてほしいと願う貴方の名前を。
「向井、真夏」
1位の横に綴られていた、その名前。
真夏に相応しくない、白く美しい彼は何故だか笑った。
「俺なら甘やかしてあげれるのに。」
ずっと、私を待っていたんだろうか。
この男は。
「嫌いです、大嫌いです。貴方には、そこにいるだけで価値がある。
ほら、私の場所を返して…、ッ!!」
甘やかす…?
ふざけないで、馬鹿にしているの?
高2のこれまで、ずっと1位だった私の場所を奪ったのは彼。
1人でいつ過ごしているこの場所にやってきたのも彼。
何にも持っていない、惨めで可哀想な私に、1つくらいくれたって良いじゃない。
歯をこれでもかと食いしばり、ふるふると震える私の体。
取り乱して叫んでしまったのに、彼は少しも驚かず、少し距離を取っている私を見つめている。
彼は、噂通りだった。
酷く美しく、酷く甘い何かを纏っているみたい。
口角を恐ろしいほど綺麗に上げて、唇が動いた。
「あめ。俺はあめを、
冷たい人間だと思えないな。」
は、?話が、通じてない…?
私は、彼の今いる場所を返せと言った。
お弁当箱を抱える両手を、ジッと見つめてみる。
あまりに、困惑しすぎて。
彼は、何が言いたい…、?
「冷たい人間の場所に、あめは相応しくないんだって。
俺が、甘やかしてあげる。
もう、体削らないで。」
彼の目は、泣いているように濡れていたのかもしれない。
私の腕に一瞬視線をやった。
気づかれてるんだ、不自然な包帯。
「貴方には分からないはずだよ。
生まれてからずっと、器用に生きてきたんでしょ…。
…私…を、否定しないで…ッ!」
左手首にキツく巻かれた包帯も、何回も何回も直しながら巻いた。
何よりも、だれよりも不器用なくせに、器用なフリをするからこうなるのは分かっていた。
紅の美しい血液が伝う感覚が大好きだ。
私の左手首には、いつも包帯が巻かれている。つまりは…、そういうこと。
いつの間にか近くへ来ていた向井真夏を見上げながら、涙で頬をどんどん濡らしていった。
「俺を頼って、利用して。急にここに来たうざい俺を嫌いだって思いながら。」
彼の手が、私の頭を撫でた。
懐かしい、優しい感触。
唇にも、しょっぱい味が押し寄せてきた。
私の顔は、今すごく不細工だろう。
自分の弱い姿を誰かに見せることが大嫌いな私なのに、出会って数分の彼のせいで狂わされてしまった。
彼の、冷たいようで温かい手がたまらなく安心出来てしまう。
「…私は壊れてるんだよ。成績で人の上に立つことしか喜びなんてない。
こんなにも醜い私に、…ッ」
”寄り添ってくれますか…”
押し寄せる涙のせいで、肝心な言葉が喉につっかえて声にならなかった。
それでも、何故だか彼には届いていたらしい。
控えめに見上げて見た彼は、優しい微笑みを浮かべながら、延々と私の頭を撫でている。
飽きないのかな、そんなに撫でて。
…素直に、嬉しいとは思うけれど。
ふと、彼の手は私の頭からはずされた。
「俺を大嫌いなあめのままで良いよ。あめが1位になるまで、ずっと側にいてあげる。」
美しくかっこいい、
美男子、美少年、イケメン、どの言葉も自分のものにしてしまう彼の考えが分からない。
窓からの逆光のせいで、妙に神々しい向井真夏。
私が越えるべき相手は、目の前でニコニコしている向井真夏。
その向井真夏が、私が1位になるまで側にいると言った。
「…意味、不明なんだけれど。」
涙があっさりと引いてしまった私が睨みながらそう言っても、
「あめ、賢いのにわかんない?」
と、彼に笑いが増すばかり。
”貴方が1位を譲ってくれれば良い話では?”
彼のニコニコ加減に圧倒され、さっきとは違う意味で言葉が喉につっかえて心の中にとどまってしまった。
_______
結局お昼休みは終わってしまい、お弁当の重さは変わらない、すなわち食べられなかったということ。
私は少食だから…、なんてこともなく、ご飯を食べるのは大好きな私だから、心底彼を恨んだ。
でも、それと裏腹に彼がいて良かったと思う気持ちもある。
だって、約束してくれた。
『明日も来て』という、彼の言葉で。
心地良かった。
誰かに、私の存在を求められるのが。
物心ついたときから、雨はいらないと、雨ちゃんは邪魔だと言われ続けた私だから。
不覚にも、
ちょっとだけ、少しだけ、1mmくらい、嬉しいと思った。
5時間目の数学は相変わらずの難しさだけど、必死に予習しているおかげで平然とついていっているように見せられる。
問題をさっさと解き終わり、
空いた時間でぼーっと考えることは、
向井に学力で勝ってやりたいってことだとか、
向井は根っから成績優秀なんだろうな、とか
『私』という狭い狭い世界だと、
大きな存在としてやってきた彼のことを考えざるを得なくて。
初めてだったからだ。
人が大嫌いなのに人と話したなんてね。
仕方ない。
来てねって言われたから行ってあげないと。
私が向井を越えて1位になるまで側にいるらしいけど、それも許してあげようかな。
…人と接するのが苦手すぎる私は、どうやら上から目線にしかなれないようだ。
「解答を順に言っていく。問1はーーーー。」
先生の声でスラスラ読み上げられる問題の答え。
先生の声に続くように、ボールペンの擦れるシュッシュッという音が響きわたる。
たまにリズムの違う音は、きっと間違えてしまったのだろう。
私は赤ボールペンを手に取ることもなく、問題を目で追っていく。
最後の問題まで見終わって、
良かった、今日も完璧だ。
…と、人知れず安心する私を誰も知るわけがない。
部屋に1人籠って、必死に問題と闘う私を。
頼れる人なんて誰もいなくて、それでも私は完璧にならないといけないせいで。
________
皆が帰った教室は、夕方特有のオレンジ色が静寂を誘ってくるよう。
机に突っ伏した状態から、ちらりと時計を見る。
5時30分辺りを針は指していた。学校が終わってから30分は経っている。
まだ、家にいる時間だ。
…お姉ちゃん。
いつもそう。
私は、お姉ちゃんが家を出る6時までここで過ごす。
私はゆっくり背伸びをして、鞄から宿題を出した。
ここから家までは凄く近い。
近さで選んだようなものだから、当たり前ではあるけれど。
理科のワークを取り出して、今日のページを開いた。…良かった、得意分野の物理。
お気に入りのシャーペンを黒い猫が可愛らしくあしらわれたペンポーチから取り出して、宿題にとりかかる。
_______、
理科のワークを含め、宿題が全て終わった頃には時計の針は6時を指していた。
「…帰ろ」
鞄に宿題とペンポーチをなおして、
机の上にドンとその鞄を置いた。
「…はー」
ここから20分弱歩けば着く家には、きっとまた甘い香水の匂いが漂っている。
ここで何故だか考えたのは、
向井真夏は、きっと私ほど不幸ではないだろうということ。
昼休みに見た絶世の美男子である彼には、苦労なんて言葉が似合わない。
少女漫画のイケメンキャラみたいに、皆にキャーキャー言われて、
可愛らしい女の子と恋に落ちるんだ。
私は自分自身がハッピーエンドだとか望んでないから、
せめてお姉ちゃんが_________、
家に着いて、深呼吸をしてから鍵で玄関を開けた。
中に入ると、
やっぱり、むせかえるような甘い香水で充満していた。
1ヶ月に1回だけ、いつもと違う場所にお姉ちゃんは行く。
愛しい人に会いに行くときだけ大量の香水を纏うお姉ちゃん。
甘い、甘い、甘ったるい香り。
目眩がするような気もするし、苦しい気もする。
哀しくて…、切ない。
彼女が出来る唯一の愛情表現に、涙が無意識に落ちてくる。
「………ふ、……ッ、」
もう心の中に留めなくちゃ、と何度自分を無視してきたか。
靴を履いたまま、玄関でへたりと崩れ落ちる。いつもはこんなに泣き虫なんかじゃない。
忘れたかった。忘れられなかった。
今日から丁度4年前、私達姉妹が全てを失った。
「……う、……ッく、…」
何年たったら、今日を笑顔で過ごして1日を終えられる?
頼れる人がいるわけもない私は、
階段を上っておもむろに部屋へ行くと、電気をつけ、勉強道具を取りだした。
そして、勉強にとりかかる。
まるで何かに取りつかれたみたいに。
勉強は精神安定材。
私の価値を、唯一高められる。
勉強は麻薬。
私を高められるし、私を粉々にもできる。
普通の人は、勉強は嫌だといいながらも頑張る。それくらいで丁度良い。
でも、私にはそれが出来ない。
私には、これしかない。
________
我に返って時計を見たとき、
時計はもう9時過ぎを指している。
「……お風呂。」
本当に本当の独りなんだ、私。
時間を教えてくれる人もいなければ、
ご飯も作ってくれないし、
お風呂のお湯も沸かしてくれない。
置き手紙も置かれないし、
それでも1人暮らしというわけではない。
お風呂に入る支度をしてから、
左手首の包帯を取った。
すごく、醜い手首。
それは私みたいだった。
しゅるりと音を立てて外れた包帯の下、隠れていたのは散々手首を切りつけた痕。
血が滲んでいたり、かさぶたもあったり。
そっと撫でると、チクリと刺すような痛み。
仕方ない、切り傷を生み出しているのは全て私なのだから。
「…お風呂入ろ。」
いっそ、お風呂に入ったら、
汚れだとかそれだけじゃなくて、
私自身を流してほしい。全部。
_________
シャワーを済ませて、脱衣所に出た。
湯船に入ることはほとんど無い。
一応女子な私だけれど、10分ほどで終わる。
昔は、ゆっくり湯船に浸かったりもした。
お姉ちゃんと一緒に、お話しながら入ったこともあった____。
またもや女子らしくない、黒いスウェットを着ると脱衣所の端にある丸椅子に腰掛けた。
持ってきておいた新しい包帯を手に取ると、左手首に沿って巻いていく。
何回も巻いているから、わりと上手く巻けるようになった。
綺麗に巻けた包帯を2回ほど撫でた。
部屋に戻ろうと立った瞬間、
____ガチャ
……え…、誰…ッ?
…この家に帰ってくる私の家族はたった1人。
不意に、ふわりと風が甘ったるい香りを運んできた。
この時間に、帰ってくるなんて。
いつぶりだったかな。
脱衣所兼洗面所であるこの場所に、
彼女がやってくるのは必然的だった。
ガラリ、
数秒足音が響いた後、ドアが開いた。
目が、合う。
地味な私とは裏腹に、派手な彼女。
人の目を引くほどの美人なのに、美しい瞳は濃いアイラインでつり上げているし、唇は紅のルージュで輝いている。
でも、今日は______。
「…お姉ちゃん。」
私より身長の高い彼女を控えめに見上げても、もう目線は合わなかった。
私は、静かにその場所を離れて2階へかけ上がる。
今日も同じだった。
やっぱり、似た者同士なんだよ。
私の目は、二度も泣いたせいで少し腫れている。
彼女の目元のアイラインも、やっぱり今日だけ崩れていた。
また、勉強をするしか出来ない。
お姉ちゃんは、私以上に苦しいのだから……。
小鳥がないている。
鳴いているのか、泣いている、のか。
いいや、泣いているのは、私の心。
ちっとも面白みを感じない寂しげなジョークを1つ考えてみても、頭はまだ冴えない朝。
朝がやってきて、ベッドからゆっくりと起き上がる。
よく眠れたわけでもなければ、眠れないわけでもない流れ作業な睡眠から目覚めて、のそのそと1階へ降りる。
お姉ちゃんは、当たり前のようにリビングにはいなかった。
自分のお弁当を作り始めた。
簡単なものでも、なるべく美味しく作りたい。
ご飯は、唯一残る親からの形見。
卵焼きも、お味噌汁も、みんなお母さんに教えてもらったから。
お姉ちゃんにだって、教わった…。
___________、
支度が全部整って、少し勉強してから時間は7時50分を指している。
そろそろ、いかないと。
学校へ行こうと鞄を持ち、
玄関へ向かったとき、
階段から下りてくる音がして、一瞬それは止まると、また上っていった。
靴をはきながら、思った。
やっぱり、あの人は同じだ。
不器用すぎるんだ……、と。
空ラビ!覚えてる…?
17:空ラビ◆mU:2016/11/20(日) 17:54
>>16
なな
あたりまえだよー!
久しぶり!
単調に過ぎた4時間目までの時間。
昼休みになって、1人考えた。
放送室…、行くべきなのかな。
確かに、誘ってくれた。
明日も来て、と。
いや、行かないでいい。
だって、人を信じて良かったことなんて人もないわけだから。
別に、行かなくたって…。
2分たって、気づいた。
2つあるおにぎりを1つ食べてしまったけれど、気づいた。
「…行きたいんじゃん、私」
さっきから、頭の中が”行かなかった言い訳”で埋め尽くされている。
大抵、こんなときは行きたいってこと。
悔しいけど…、
空虚な優しさに、甘えたいってこと。
お弁当を持って、
おにぎりを飲み込んでから、
放送室まで、歩き出した。
横腹がなんだか痛い、と思いつつ。
第2放送室へ来た。
向井真夏がいなかったら…、とも思うけれど、とりあえず行ってみる。
それで、言う。
ここに来るのなんてどうでも良いことだから、忘れてた。
でも何でか思い出したから、暇潰しに来てみた。と。
我ながら思う。考えていること全部、
本心と真逆じゃないか。
コンコン、
意味もなく、ノックをした。
何も聞こえないけれど、ドアを開けてみる。
初めまして!閖時雨という者です。
一通り読ませて頂きましたが…。
凄く、面白いです!
いや、なんか上から目線ですね。
申し訳ない…。
凄くお上手ですし、これからも応援しています!…これはただのワガママなんですが、一度、キャラ一覧表を書いて下さいませんか?
ご迷惑でしたら、無視して下さいね!