恋愛小説です。
ここでは初挑戦ですが、頑張ります。
よろしくお願いします
私は宮前 漓羅(Miyamae Rira)。
顔は良いらしい(友達情報)、学力も普通で家系も普通の一般人。
なのに、急にこの生活が変わった。
すべてはあいつ、結城 理緒(Yuki Rio)のせいだ。
結城 理緒とは、近くに住む超お金持ちで大豪邸のお坊っちゃん。
家が近く、お母さん達が仲が良いから小さい頃よく一緒に遊んでいた。
私が中学に入るともう一切顔も見なくなった。
まあそれはそうだよね。
学年が一個違うんだもん。
ちなみに理緒は私の一個下。
今日も変わらず、七時半に家を出て高校へ行こうとした。
「最近までは中学生だったのにな〜。時間がたつのは早いな〜」
そんなことをボソボソと呟きながら、高校までの道のりを歩いていた。
すると急に声をかけられた。
「何ひとりでぶつぶつ言ってんの」
後ろから声が聞こえる。
聞き覚えのない声、でも覚えてる気がする。
勢いよく振り替えってみた。
そこにいたのは中学三年生だろうか、背の高く、美形の男の子が立っていた。