これは今の世界が生まれる前の古い世界の話である
その世界のは人知を超越した
その世界には人知を超越した
"能力者達"が存在し
それらはおもに手からマッチのように火を呼び寄せる者や1000mに及ぶジャンプを果たす超脚力の持ち主
未来を予測する等の様々な能力を産まれた時から所有していた
その中でも逸脱した能力を身につけ
世に名を馳せ 後に私が魔王として古い世界を支配したのだった...
魔王「たいくつだぁ〜(あくび) 世界を支配したのは良いものの もうあきちゃったよー 魔王なんて
マジだるいんですけどー」
執事「そうですか・・・そうでしたら魔王辞めてみます?」
・・・・
魔王「執事.....それは良い考えだ!!気に入った
気に入ったぞ!! さすが執事だ
今日はいつもより冴えてるねぇ」
執事「恐れ多くもありがたい言葉 身に染みます」
魔王「でもね...私にもプライドがあるんだよ
ただでは辞めない...そうだ! 私より強い奴を探して
そいつを次の魔王にしよう それなら私も納得できる」
執事「素晴らしい!!!さすが魔王様
・・・ですが少し心配な事が...」
魔王「何だ..言ってみろ」
執事「......魔王様より強い輩は存在するのでしょうか?」
数年後ある酒場で...
「おい知ってるか? なんやら魔王様が"能力者狩り"を始めたってよ」「能力者狩り? なんじゃそりゃーそれより酒だよさーけ」
「まぁまぁ聞けよ 狩りって言ってもよ "ただ"の狩りじゃねぇんだ」 「"ただ"じゃないってどういう事だ?」
「何をしている貴様らッ!!」
美しくもその男優りなその声は男達の耳元に強く響いた
2人「す、すみません!!隊長!!!」
「なんだ朝っぱらから 国立結成第四師西団というものが何と言う体たらく!だらしない!! サエビストロ山100周!!!」
2人「サー!イエッサー!!!」
男達は赤子も黙ると言われるサエビストロ山
通称 「足が筋肉痛を通りぬかして快楽山」に向かって走り出すのであった
走る二人....
「あっそうだ 酒場の魔王様の話って」
「アレはだな...」
と突然、「伏せろッ!!!」と言う桂隊員と共に
"何か"が横切ったのを感じとった鈴木隊員
桂「(石!?)」
鈴木「(敵か!? )」
桂「次の石!お前の斜め左からだ!!」
鈴木「OKぇぇぇぇ!!!」
すると鈴木はもの凄い速さでやってくる石(?)をギリギリで避けた
鈴木「さすが" 3秒後の先を読む能力"」
桂「2.8秒後な! それより奴を見つけたか?」
鈴木「もう1回目の投石の時から捕捉しているよ 結構遠い所から投げてるみたい」
鈴木「敵さんも運が悪かったな
先が読める能力と'超'空間認識能力を相手にするとわよぉ」
桂「(ドヤァ)」
鈴木と桂はより集中し次の攻撃に備えた
なぜなら、彼らが敵の方へと走ろうとする前に攻撃をされている途中だったからである
桂「これを避けたら走るぞ」
鈴木「おk 二度ある事は三度あるだッ」
感覚をつかんだ鈴木は桂の指示が出る前に飛び跳ねるように避ける
?「"複製"」
鈴木「え.....」
鈴木は飛んでくる石が数十メートル先で増えたように感じた
鈴木「あ......ダメだ」
桂「鈴木!!!」
それはショットガンのように体に突き刺さった
突き抜けた体は地面に勢いよく倒れこんだ
?「やりぃぃ↑ あと一人...あと一人♪」
桂「テメぇぇ....」
?「うわぁぁ 凄い目で睨んでくるよ でもそんな目も嫌いじゃないな ヒヒ」