プロローグ
ここは、いつでも平和に暮らせることを約束して作られた町、フューチャーシティー。
そのフューチャーシティーについて、簡単に説明すると…。
フューチャーシティーの南側は、フューチャーシティーの入り口でもあるメインストリート。真ん中にある広場が目立っています。
反対の北側には、商店街やお店がにぎわっています。お買い物をする人や、外食をする人たちがよく来ている様子。
東側に行けば、遊園地や映画館など、大人から子供まで遊べるところが盛りだくさん。それに付け加え、他の町にも自由に行ける小さな駅も建ててあります。
そして西側には、ここフューチャーシティーに住んでいる人たちの家が並んでいる住宅街があります。
毎日色々な出来事があるフューシャーシティーですが、そこに住んでいる人々は、いいことも悪いこともすべて受け入れて、楽しく過ごしていました。
続いては、そのフューシャーシティーに住んでいる少女、リボン・キュートのご紹介をしましょう。
リボンはフューシャーシティーに住んでおり、とくに有名というわけではないですが、とあるメンバーのリーダーをやっています。
そのメンバーの人数は5人。
リーダーの明るくて優しいリボン・キュート、ポジティブで自由に魔法が使えるポリル・マジック、ちょっぴり大げさで純粋なマリア・エンジェル。
メンタルが弱くすぐに落ち込んでしまうクロロ・フラワー、ひっこみ提案で大人しいアクア・ヒーリング。
リボンたちは幼稚園のころから仲がよく、全員がみんなのことを「親友」と認めているのです。
この5人意外にも、フューチャーシティーには様々な人々が住んでいます。
さぁ、今日もリボンたちが、フューチャーシティーで平和な日常を作り上げていきます!
>>57
返信遅れちゃってごめんね…。
ありがとう!そうなんだ〜!
話したいみたいって言ってくれて嬉しいよ!私も久しぶりにキャンディたちと話したかったんだ
Episode 9 ゲームはやったことなかったけれど…?
ある日。リボンの親友の1人であるアクアは、最近通いはじめた塾から帰ってきていた。
そんな時、公園の近くを通ると、リボンとポリルとマリアとクロロの4人が公園で遊んでいた。
ポリルとクロロは一緒にゲームをしており、リボンとマリアはゲームをしている2人を見ている様子。
クロロ「うわ、また負けた!やっぱポリルは強いな〜…!」
ポリル「エッヘン!ポリルはゲームをやり込んでるからねぇ〜!」
リボン「スゴいねポリル!あたしもゲームはやってるけど、ポリルには敵わないよ…。」
クロロ「ゲームするのはいいけど、ちゃんと勉強もしないと成績下がるぞ〜?」
というように、みんなで楽しく遊んでいた。
アクアも仲間に入りたいと思ったが、ひっこみ思案なのでなかなか話しかけられなかった。
そんな風にただただ4人を見ていると、リボンたちと一緒にいたマリアがアクアがいることに気付いた。
マリア「皆さん皆さん!あそこにアクアさんがいますよ!」
リボン「あっほんとだ!アクア、やっほー!」
アクアがいることを教えるマリアと、アクアがいる方を向いて元気よくあいさつをするリボン。
あいさつをされたことに気が付くと、アクアはリボンたちの方へ近づいていった。
アクア「みんな、こんにちは…!」
ポリル「やっほい!アクアが来てくれて嬉しいよ〜!今、ちょうどみんなで遊んでたの!」
アクア「そうなんだ…!自分は今、塾から帰ってきてるところだったの…。」
リボン「へ〜!じゃあ、アクアも一緒に遊ぼうよ!」
クロロ「でも、アクアは今塾の帰りみたいだから、一旦家に帰ってから遊んだ方がいいんじゃない?」
リボン「あ、言われてみればそうだね…!」
アクア「じゃあ、1度家に帰ってからまたここに来るよ…!また後で…!」
せっかく会ったことなので、アクアも入れて5人全員で遊ぼうとしたが、塾の帰りなので一旦家に帰ってから遊ぼうということになった。
アクアがいない間、リボンたちは今までのように公園で遊んでいることにした。