「妃奈。お前は恋をしてはならんぞ。可哀想だけど、ごめんなっ......。」
昔、お父様に言われた言葉。小さかった私には、何を言っているのかさっぱり。でも、今なら理解できる。
私は、恋が出来ない.....。たとえ大好きだとしても____。
>>2 ルール説明
>>3 おもな人物紹介
>>4
一言
*ルール説明*
・荒し、アンチは禁止。
・なりすましなどの行為はやめてください。
・コメントは悪質系でなければ大歓迎ですっ!
おもな登場人物紹介
香澄 妃奈(かすみ ひな)
トップを争う化粧品会社(K-ASUMI)を経営する父と母の娘。つまり、お嬢様。おっとり、天然の子。
高校1年生の15歳。
結城 翔(ゆうき かける)
同じく、トップを争う化粧品会社(SUBARU)を経営する、父と母の息子。つまり、お坊っちゃま。俺様、ドSのダブル性格。人前ではいい子ちゃん♪
高校1年生の16歳。
園田 桜子(そのだ さくらこ)
有名な食品会社のご令嬢。
妃奈の親友でありクール。
高校1年生の16歳。
香澄今日子・弘一(かすみきょうこ・こういち)
妃奈の親。K-ASUMIの経営者。
結城真夏・哲(ゆうきまなつ・さとし)
翔の親。SUBARUの経営者。
一抹 薫(いちまつ かおる)
妃奈の家にいるメイドさん。妃奈のめんどうみ役。めんどうみがいい
橋本 伊豆馬(はしもと いずま)
翔のメシツカイ。優しく、いい人。
皆さん、まだまだ未熟者ですが、どうぞよろしくお願いします!
そして、数々のコメントをお待ちしております!
誤字があったり、匿名で記入してしまうことがあるかも知れませんがそこのところは、よろしくお願いします。
※>>3の登場人物以外にももっと出てきます。
それでは、よろしくお願いします!
応援するー!梅雨ガンバー!
6:越後 ほんもぁおかしい:2016/11/20(日) 00:05 ストーリー性に期待。
超支援。
>>5 〒にこ様
ありがとうございます!応援しただけて光栄です。頑張りますよっ!
>>6 〒越後様
嬉しいお言葉、ありがとうございます!期待していた通りの作品になるよう努力します!
小鳥のさえずりが聞こえる中風が私の髪をなびく。
いよいよ今日が高校の入学式。
「妃奈。妃奈っ!何やってるの?」
仁王立ちで校門にたっている私を呼ぶ声が聞こえた。
「どうしたの?桜」
桜子のことは桜と呼んでいる。
私が振り向き問いかける。
「えっ!?どうしたの?その顔」
「えっ、何って化粧濃くして仮面かぶって....。」
「バカッ!何あんた。ブサイクよ!それに.....。変人よ..。」
「そんなのわかってるー!桜だって知ってるでしょ?中学の時.....。」
これから話すのは、私の中学の時の話し____ 。
中学校の校門まで、20mはあろう大きな自動車に乗り登校している。
自動車から降りると必ず聞こえてくる声。
「さっすがお嬢様よねぇ〜。平民とは違うわっw」
「何あれ?自慢?」
とか悪い声。
「妃奈様、おはようございます!」
「妃奈様、鞄持ちますよっ!」
とか、先輩や同級生から敬語や気を使われたり.....。
なんか、嫌な思いばかりしていたあと頃。
高校ではそんな思いしたくないっ!
だから、口の上まで仮面かぶって、唇には、厚くグロスをぬったんじゃないっ!
「高校はお嬢様って気付かれないように、対策練ってあるからこの調子で頑張るんだぁーーーーー!」
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
「お〜いっ。妃奈。どうでもいいから早くクラス表見にくいよ」
「どうでもいいってヒド!?」
ツーン
あっ、無視された.....。まぁいいや。
「え〜っと私のクラスはぁ〜。あっ!桜と同じ!ってあれ?この結城翔って.......。うちのライバル会社の息子じゃ....。」
「そうだけどなにか?」
ふっと、後ろで低い声が聞こえた。
「へえっ!?」
私は、青ざめた。だって、入学式当日でお嬢様という正体がバレ___。
「俺は、有名化粧品会社の息子。お前、なんで知ってる」
よかった〜。最初の話しは聞こえてないみない...。
・・・・・・・・。げっ!?私、睨まれてるじゃん!?
睨まれて、私。すっごく怖いんですけど!?
「あっ、あの.....。私は、あなたの会社の化粧品使ってて(嘘)...」
「・・・・・・・。顔に嘘って書いてあるけど」
げっ!?なんですとっ?
「なんで知ってんのかわかんねぇ〜けど、バラすなよ。」
「はっ、はいっ」
「チッ」
はぁ〜?今、わっ、私に舌打ちした〜?いくらなんでも、お嬢様にっ!?
ひどっくない?
「ちょっと!あんた−...フエッ?
ちょっちょにゃんね、くちぃふしゃぐにょよ!?(ちょっとなんで、口塞ぐのよ!?)」
私は、突然桜の手で口を塞がれた。
「ちょっと貴女、なんのためにそんなブッサイクな厚化粧&仮面つけてるのよ!?すべては、お嬢様だってバラさないためでしょ?それなのに、貴女は1時間もたたずにばらそうとする...」
「ごっ、ごもっともです。桜子様(汗)
」
*****************
ガラッ
教室のドアを開けた。
準備はいい?妃奈。声も変えるのよー!喉の調子を整えスーッと大きく深呼吸する。
「おっはよ〜う♪♪」
うわぁ〜、自分でも引くし。
ウザイよなこれ
桜でもさすがに呆れ返ってるしね...。
ザワザワ
どうせ、私の仮面被ってるのとかブッサイクなメイクとかの悪口でしょ?
「変人だ〜www」とか「何アイツブッサwてかキモいしww」とかさっ。
初めてあって性格も知らないくせに。
まっ、バラしてないけど...。
桜でもさすがに呆れてるもん
私の席は〜〜。
ここかっ!先生の目の前。隣の席子誰かな〜?
女の子だよねっ!男子なんてーーー、ないないっ!
「桜〜♪暇~.....」
あれ?桜.......。隣の席の人男子なんだ。なんか楽しそうに話してて話しかけにくいし邪魔者だよね。
ちょっと、教室から出て校舎探検にでもいくかっ!
私が教室のドアから出ようとすると...。
ドンッ
ボフッ
あっ!ヤバイ。
私は手で自分の口を塞いだ。
なんでかというと、私とぶつかった人は、有名化粧品会社の結城翔。さっき会ったから別に怖くない。
でも、彼のシャツをよく見ると____。
「グロスがついてる!?」
その言葉に彼は、自分のシャツを見た。
「うわぁっ!?なんだこれっ。..........お前。」
ヒィーー!
「放課後校舎裏に来いっ」
梅雨だ!面白い作品だね☆
キャラの設定の細かさとか
たいていはキャラ設定しても書いてるうちに
キャラがヘンな奴になったり、ずれちゃうんだけど
全然ずれてなくてすごい!続きが気になります♪