『いつか、君に会えるなら。』
初めての小説、書きます。
興味がある人は、ぜひ読んでください!
優しいお言葉、お待ちしております!
next>>2 登場人物紹介(・ω・)ノ
゚*❁。◌ *゚登場人物 ゚*❁。◌ *゚
♡板美りりな♡
主人公。15歳の高1。みりなは、双子の姉。おっとりした優しい子で、よく笑う。小さくて可愛い。美術部所属。
♡板美みりな♡
15歳の高1。りりなの双子の姉。しっかり者の、優等生タイプ。真面目だけど、少しヌケている。背は高くも低くもない。美術部所属。
♡住川乃莉花♡
15歳の高1。りりなとみりなの親友。面白くて、クラスでも人気なムードメーカー。背が高く、バレーボール部の1年エース。
☆香山龍也☆
15歳の高1。りりなたちとつるんで、遊んだりしている。背が高く、運動神経バツグンで陸上部所属。りりなの事が好き。
☆水瀬駿太☆
15歳の高1。りりなたちとつるんで遊んだりしている。背はさほど高くはないが、スタイルがよく、女子に人気。陸上部所属。みりなの事が好き。
☆山本孝太郎☆
15歳の高1。りりなたちとつるんで遊んだりしている。高い背と爽やかな笑顔の持ち主。バスケ部所属。乃莉花の事が好き。
※後で、付け足すかもしれないです。
『いつか、君に会えるなら。』
1,双子 ~りりなside~
「あ、ミィ!」
あたし、板美りりなには双子の姉がいる。
しっかり者で優等生の素敵なお姉ちゃん。…って言っても、同級生だけど。
__みりな。
それが、姉の名前。
でも、いつからか、ミィと呼ぶようになった。
ちなみにあたしは、リィ。
あたしたちは高校生。
友達はいなかったけど、すぐに出来た。
双子って、目立つから。
いつもつるんでいるのは、のんちゃん、りゅう、しゅん、コウ、とあたしたち。
中でものんちゃんは入学式の日に話しかけてきた。すごい勇気だよね。
そういうわけで、あたしたちはいつも一緒。
高校生活、超・最高!
「あ、リィ」
ミィが振り返ってにっこり笑う。
「ミィ、のんちゃんたちは?」
「のんちゃんとコウは部活。りゅうとしゅんは、下駄箱で待ち合わせ」
りゅう、という名前にトクンと胸が鳴る。
少し前から、抱いていた気持ち。
でも、あたしは見て見ぬ振りをする。
この6人の関係を、崩したくないから…。
「リィ?なんかあった?」
気付くと、ミィが顔を覗き込んでた。
はっとして、笑顔を作る。
「あ、ごめんごめん。何にもないから」
「そう?」
ミィは相変わらず心配そうにしているが、それ以上は追求してこない。
これも、ミィのいいところだよなぁ。
そう考えるも、違う事が頭をかすめる。
……あたしって、もしかして、
__シスターコンプレックス?
2,大丈夫~りりなside~
「あれ、分かったかー?」
「全然!」「私は分かったけど」
「「すげっ!」」
ミィたち3人の声が遠くに聞こえる。
「リィ、どうした?」
「なんか、元気なくね?」
「ねえリィ、大丈夫?」
急に3人の声が耳元で聞こえ、びっくりして飛び上がってしまう。
「え、え?な、なに?」
そう言った途端、ミィが腰に手を当てて、
「なに?じゃないよ!リィ、さっきから変だよ。やっぱり何かあったんじゃ…」
と、言った。あたしは目をパチパチとし、それから笑った。
「あはは。ミィ、心配しすぎだって。何もないよ、ちょっとぼーっとしてただけ」
「そう…?」
「リィさあ、具合悪いとかじゃねーのか?」
え?そう聞いてきたのは、りゅうだった。
「えっ、いや、別に。そんなわけじゃ…」
「その、慌ててる感じが怪しー」
「もう!りゅうもしゅんも、止めて!」
笑いながら、怒った。見れば、隣でミィもコロコロと笑っている。
「お〜い!リィ〜ミィ〜!」
「りゅう!しゅん!」
あたしたちがびっくりして立ち止まると、のんちゃんとコウが走ってきた。
「あれ?部活は?」
驚いて聞くと、のんちゃんはニヤリと笑ってピースする。
「なくなったぁ!やったね!」
「俺も、無しになった」
ふうん。じゃあ、一緒に帰れるんだ!
6人で、ブラブラ歩きながら、おしゃべりして、笑いあった。
__これが、6人で集まれる最後だと、誰も知らずに。
3,最後~りりなside~
6人で帰る、普通の日。
……の、はずだったのに。
「リィ、リィ!ねえっ!リィ…!」
「リィってばぁ、目を覚まして…!」
「おい、早く救急車だ!急げ!」
「俺、大人を呼んでくる!」
「もしもしっ⁈救急車を…!」
みんなの声が、聞こえる。
でも、あたしは目を開けられない。
原因は、さっきあたしの頭…後頭部に鉄骨が落ちたからだった。
工事中のビルの前を通り過ぎるとき、あたしは声も出ない程の痛みを感じた。
そして、こんな事になっている…。
間も無く救急車がやって来て、あたしをストレッチャーに乗せて運んだ。
不思議なことに、意識だけはある。
救急車には、ミィとのんちゃんが一緒に乗った。
男子3人は、自転車で追いかけるよう。
あたし、死んじゃうのかな。
もう、みんなと話せないのかな。
ミィとあたしは、半分だったのに、ひとりにしちゃうのかな。
怖い…どうしようもなく、怖い。
病院に着いてすぐ、処置を受けた。
どうも、当たったところが後頭部だったため、重症のようだ。
ミィとのんちゃんの泣き声が聞こえる。
そんなに、泣かないで。
あたしは大丈夫だから。ね?
声を掛けたい。でも、それは叶わない。
しばらくしてお医者さんが首を横に振った。
ああ、やっぱりあたしは死ぬんだ…。
チカラを振り絞って、目を開けた。
ベッドを囲むミィ、のんちゃん、りゅう、しゅん、コウ。そして、お母さんとお父さん。
ごめんね、本当にごめんね。
そういう思いを込めて、みんなを見た。
「リィ…リィっ!!」
「リィ、私だよ、乃莉花だよ……っ!」
ミィ、のんちゃん…。
あたしの目からも涙が溢れる。
すごいね、死ぬ直前でも泣けるんだ…。
お母さん、お父さん。ごめんね。
あたしは精一杯笑って、最後にこう言った。
「みんな……ありがとう」
4,なんでよ~みりなside~
なんでよ、リィ。なんで私を置いて逝くの?
リィ…リィ……っ!
嗚咽が止まらない。涙で顔はぐしゃぐしゃ。
リィが最後に見せた、あの笑顔が忘れられない。
どんな気持ちであの時、笑ったの?
あの後自分がどうなるか、分かっていたの?
なんで今、貴女はここに居ないの…?
ううん、居るけれど、私の前の貴女は石像のように真っ白な顔をしてる。
そのキラキラした瞳を閉じ、豪快に笑っていた口には微笑を浮かべて。
病院のベッドに寝てないで、家に帰ってゆっくり寝ようよ。
聞きたいことがたくさんある。
文句もいっぱい言ってやりたい。
「嘘でしたー!」なんて言って出てきたら、怒って、責めたい。
…でも、リィは、この世に、いない。
リィ、私が怖くて出てこれないの?
それなら私、怒らないから。約束するから。
逆に、出てこない方が怒るよ?
リィ、会いたいよ、スゴく。
あの笑顔が最後だったなんて、嘘だよ。
だってほら、遺影も満面の笑みじゃない。
私たち、双子でしょう。
片方がいなくなってしまったら、もう片方はどうすればいいのよ。
私、深い深い海の底に、沈んでいってしまいそう。
また、涙が…。リィのせいよ、もう…。
その時、ポンと肩に手が乗った。
少しだけ視線を上にあげ、涙で濡れた目で相手を見る。
「……しゅん、だったの」
そこにいたのは、私と同じように瞳を濡らしたしゅんだった。
何も言わずに、じっと見つめてくるしゅんを見ていると、涙が溢れてくる。
そして、思わず本音を漏らしてしまった。
「しゅん…なんで、なんでリィはいなくなっちゃったのかな。私のこと、嫌いだったのかな。双子はふたりでひとつなのに…私、半分じゃない…」
しゅんは、私の肩に乗せた手に力を込めた。
「リィは…ミィのこと、嫌いじゃなかったよ。それは、お前が、一番分かってるはずだ。ふたりでひとつなんだから、それくらい分かってただろ?」
その言葉に、心の堤防が破壊してしまった。
ついに私は、しゅんにしがみついて、思いっきり声を出して泣き出した。
しゅんは私の背中に手を回し、一緒に泣いてくれた。
しばらくして落ち着いた私は、しゅんから離れ、今度はリィに抱きついた。
そして、動かないリィに話しかける。
「リィ?聞こえてるかな。私、みりなだよ。ねえ、私ねリィが居ないなんて、考えられない。悲しいの。心にぽっかり穴が開いたみたいなのよ……」
リィ。私はいったい、どうすればいいの?
<書き方について>
視点がかなり変わるので分かりにくいです。
三点リーダー(とダッシュ)は偶数個で
使うようにしましょう。
感嘆符と疑問符を使ったあとは
一マス開けましょう。
改行と三点リーダーが多すぎです。
小説の基本を学んでみてください。
<登場人物について>
変わった名前が多く現実味が無いですね。
あと変わった名前にはしっかりと振り仮名を付けましょう。
変わった名前に振り仮名を付けないと、
作者の自己満足のために書いているように見えます。
(読者がいるという意識が無い)
本当はもっとあるんですが作者が甘口希望
なのでやめておきますね。
これから頑張ってください。
>>7
えっと…青蓮さん、ですよね?
でも、本当はもっとあるんですか…。
かなり厳しいお言葉でグッサリきました。
頑張って直していきます!
ありがとうございました。
5,天使~りりなside~
「んー」
あたしは、なぜか目が覚めた。
もしかして、あたし助かったのっ?
…でもなんか、雲の上にいるみたいな錯覚が。
病院のベッドって、こんなにふわふわだったっけ?
「りりなさん、りりなさんってば!」
は?りりなさん?
って、あたしのことじゃん!
そう思い、ぱっちりと目を開ける。
「だ…誰っ?」
そこには、得体の知れない変な人が…。
しかも、白いヒラヒラした変な服だし。
まるで天使のような。
…なんであたしの病室に入ってきてんの?
「あ…あんた、なっ何やってんのよ!」
ここで、何をやってるの!
そう言いかけて、はっと口をつぐむ。
ていうか、ここどこ?
病室ってこんなに白かったっけ?
まさか、本当に雲の上なんじゃ…。
そう思っていると、天使らしき人が話してきた。
「りりなさん、落ち着いて聞いてください」
何を…?
「りりなさんは、12月16日金曜日の午後4時30分に、駅前商店街で頭に鉄骨が当たったため、お亡くなりになりました」
はぁ?…何を言っているの、この人は。
「合ってますよね?」
あたしに聞かないでよ…!
「そ、んな…違…っ!」
「合ってますよね」
今度は、疑問形じゃなかった。
確信してるなら、余計聞かないでよ。
「あたし…何で、死んだの?」
「その事なんですが、本当はりりなさんではなく、姉のみりなさんがお亡くなりになるはずだったのです」
……っ!
「何でミィが、何であたしが…!」
あたしが取り乱しても、相手は気にせず話を進める。
「聞いてください。りりなさんは、まだ生きられる運命なのです。ということで、貴女が生き返り、みりなさんが貴女の代わりになると仰るのなら、代えて差し上げましょう」
「あんた、とことんバカねっ!」
あたしは話を途中で遮って叫んだ。
「天使をバカ呼ばわりするとは…」
あ…やっぱり、天使なんだ。
「まあ、いいでしょう。最後まで聞いてください。りりなさんは生き返れますが、ご自分の体には戻れないのです。用意は出来ておりますので、そちらで戻って頂きます」
はぁ…?
一瞬、納得しかけたあたしだったが、すぐに大事なことに気が付いた。
「いやいや、自分の体に戻れなかったら、意味ないじゃない!」
「そうですよね。でも、どうしようもないんです。亡くなってしまったのですから」
まぁ、話したらミィは分かってくれる。
「りりなさん、最後に三つお伝えする事があります」
はい?三つ?
「まず、ひとつ目です。貴女はご自分の事を話してはいけません。あちらに気付いてもらうしかないのです。話してしまった瞬間、強制的に天国に連れ戻します」
「ちょっと、何で?」
天使は、片手であたしを制すると、話を続けた。
「ふたつ目。僕は、貴女を助けたいと思っています。なので、神様には内緒でこの指輪を渡しておきます。これは魔法の指輪で、願いが3回だけ、叶います。きちんと考えて使ってください」
そう言いながら、天使は自分の指にはめていた指輪を渡してくれた。
銀色のリングがキラリと光る。
「ありがとう…」
「三つ目は、貴女は10日しか地上にいられません。それを覚えていてください。では、10日後にお迎えに行きます」
天使がそう言った途端、甘い香りがして、あたしは意識を失った。
>>8
すみません人違いです。
それと三点リーダーの使い方守ってくださいね?
>>10
添削依頼を受けていないなら何故横槍を入れるのか
>>11
確かに添削依頼は受けていませんが、
良かったら読んでくださいと言われたので……