いつか、君に会えるなら。

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1:愛音◆Bc:2016/12/06(火) 13:50


『いつか、君に会えるなら。』

初めての小説、書きます。

興味がある人は、ぜひ読んでください!

優しいお言葉、お待ちしております!

next>>2 登場人物紹介(・ω・)ノ

2:愛音◆Bc:2016/12/06(火) 14:21


゚*❁。◌ *゚登場人物 ゚*❁。◌ *゚

♡板美りりな♡
主人公。15歳の高1。みりなは、双子の姉。おっとりした優しい子で、よく笑う。小さくて可愛い。美術部所属。

♡板美みりな♡
15歳の高1。りりなの双子の姉。しっかり者の、優等生タイプ。真面目だけど、少しヌケている。背は高くも低くもない。美術部所属。

♡住川乃莉花♡
15歳の高1。りりなとみりなの親友。面白くて、クラスでも人気なムードメーカー。背が高く、バレーボール部の1年エース。

☆香山龍也☆
15歳の高1。りりなたちとつるんで、遊んだりしている。背が高く、運動神経バツグンで陸上部所属。りりなの事が好き。

☆水瀬駿太☆
15歳の高1。りりなたちとつるんで遊んだりしている。背はさほど高くはないが、スタイルがよく、女子に人気。陸上部所属。みりなの事が好き。

☆山本孝太郎☆
15歳の高1。りりなたちとつるんで遊んだりしている。高い背と爽やかな笑顔の持ち主。バスケ部所属。乃莉花の事が好き。


※後で、付け足すかもしれないです。

3:愛音◆Bc:2016/12/06(火) 14:47


『いつか、君に会えるなら。』

1,双子 ~りりなside~

「あ、ミィ!」

あたし、板美りりなには双子の姉がいる。

しっかり者で優等生の素敵なお姉ちゃん。…って言っても、同級生だけど。

__みりな。

それが、姉の名前。

でも、いつからか、ミィと呼ぶようになった。

ちなみにあたしは、リィ。

あたしたちは高校生。

友達はいなかったけど、すぐに出来た。

双子って、目立つから。

いつもつるんでいるのは、のんちゃん、りゅう、しゅん、コウ、とあたしたち。

中でものんちゃんは入学式の日に話しかけてきた。すごい勇気だよね。

そういうわけで、あたしたちはいつも一緒。

高校生活、超・最高!

「あ、リィ」

ミィが振り返ってにっこり笑う。

「ミィ、のんちゃんたちは?」

「のんちゃんとコウは部活。りゅうとしゅんは、下駄箱で待ち合わせ」

りゅう、という名前にトクンと胸が鳴る。

少し前から、抱いていた気持ち。

でも、あたしは見て見ぬ振りをする。

この6人の関係を、崩したくないから…。

「リィ?なんかあった?」

気付くと、ミィが顔を覗き込んでた。

はっとして、笑顔を作る。

「あ、ごめんごめん。何にもないから」

「そう?」

ミィは相変わらず心配そうにしているが、それ以上は追求してこない。

これも、ミィのいいところだよなぁ。

そう考えるも、違う事が頭をかすめる。

……あたしって、もしかして、




__シスターコンプレックス?

4:愛音◆Bc:2016/12/06(火) 15:08


2,大丈夫~りりなside~

「あれ、分かったかー?」

「全然!」「私は分かったけど」

「「すげっ!」」

ミィたち3人の声が遠くに聞こえる。

「リィ、どうした?」

「なんか、元気なくね?」

「ねえリィ、大丈夫?」

急に3人の声が耳元で聞こえ、びっくりして飛び上がってしまう。

「え、え?な、なに?」

そう言った途端、ミィが腰に手を当てて、

「なに?じゃないよ!リィ、さっきから変だよ。やっぱり何かあったんじゃ…」

と、言った。あたしは目をパチパチとし、それから笑った。

「あはは。ミィ、心配しすぎだって。何もないよ、ちょっとぼーっとしてただけ」

「そう…?」

「リィさあ、具合悪いとかじゃねーのか?」

え?そう聞いてきたのは、りゅうだった。

「えっ、いや、別に。そんなわけじゃ…」

「その、慌ててる感じが怪しー」

「もう!りゅうもしゅんも、止めて!」

笑いながら、怒った。見れば、隣でミィもコロコロと笑っている。

「お〜い!リィ〜ミィ〜!」

「りゅう!しゅん!」

あたしたちがびっくりして立ち止まると、のんちゃんとコウが走ってきた。

「あれ?部活は?」

驚いて聞くと、のんちゃんはニヤリと笑ってピースする。

「なくなったぁ!やったね!」

「俺も、無しになった」

ふうん。じゃあ、一緒に帰れるんだ!

6人で、ブラブラ歩きながら、おしゃべりして、笑いあった。




__これが、6人で集まれる最後だと、誰も知らずに。

5:愛音◆Bc:2016/12/06(火) 15:28


3,最後~りりなside~

6人で帰る、普通の日。

……の、はずだったのに。

「リィ、リィ!ねえっ!リィ…!」
「リィってばぁ、目を覚まして…!」
「おい、早く救急車だ!急げ!」
「俺、大人を呼んでくる!」
「もしもしっ⁈救急車を…!」

みんなの声が、聞こえる。

でも、あたしは目を開けられない。

原因は、さっきあたしの頭…後頭部に鉄骨が落ちたからだった。

工事中のビルの前を通り過ぎるとき、あたしは声も出ない程の痛みを感じた。

そして、こんな事になっている…。

間も無く救急車がやって来て、あたしをストレッチャーに乗せて運んだ。

不思議なことに、意識だけはある。

救急車には、ミィとのんちゃんが一緒に乗った。

男子3人は、自転車で追いかけるよう。

あたし、死んじゃうのかな。

もう、みんなと話せないのかな。

ミィとあたしは、半分だったのに、ひとりにしちゃうのかな。

怖い…どうしようもなく、怖い。

病院に着いてすぐ、処置を受けた。

どうも、当たったところが後頭部だったため、重症のようだ。

ミィとのんちゃんの泣き声が聞こえる。

そんなに、泣かないで。

あたしは大丈夫だから。ね?

声を掛けたい。でも、それは叶わない。

しばらくしてお医者さんが首を横に振った。

ああ、やっぱりあたしは死ぬんだ…。

チカラを振り絞って、目を開けた。

ベッドを囲むミィ、のんちゃん、りゅう、しゅん、コウ。そして、お母さんとお父さん。

ごめんね、本当にごめんね。

そういう思いを込めて、みんなを見た。

「リィ…リィっ!!」
「リィ、私だよ、乃莉花だよ……っ!」

ミィ、のんちゃん…。

あたしの目からも涙が溢れる。

すごいね、死ぬ直前でも泣けるんだ…。

お母さん、お父さん。ごめんね。

あたしは精一杯笑って、最後にこう言った。




「みんな……ありがとう」

6:愛音◆Bc:2016/12/06(火) 21:06


4,なんでよ~みりなside~

なんでよ、リィ。なんで私を置いて逝くの?

リィ…リィ……っ!

嗚咽が止まらない。涙で顔はぐしゃぐしゃ。

リィが最後に見せた、あの笑顔が忘れられない。

どんな気持ちであの時、笑ったの?

あの後自分がどうなるか、分かっていたの?

なんで今、貴女はここに居ないの…?

ううん、居るけれど、私の前の貴女は石像のように真っ白な顔をしてる。

そのキラキラした瞳を閉じ、豪快に笑っていた口には微笑を浮かべて。

病院のベッドに寝てないで、家に帰ってゆっくり寝ようよ。

聞きたいことがたくさんある。

文句もいっぱい言ってやりたい。

「嘘でしたー!」なんて言って出てきたら、怒って、責めたい。

…でも、リィは、この世に、いない。

リィ、私が怖くて出てこれないの?

それなら私、怒らないから。約束するから。

逆に、出てこない方が怒るよ?

リィ、会いたいよ、スゴく。

あの笑顔が最後だったなんて、嘘だよ。

だってほら、遺影も満面の笑みじゃない。

私たち、双子でしょう。

片方がいなくなってしまったら、もう片方はどうすればいいのよ。

私、深い深い海の底に、沈んでいってしまいそう。

また、涙が…。リィのせいよ、もう…。

その時、ポンと肩に手が乗った。

少しだけ視線を上にあげ、涙で濡れた目で相手を見る。

「……しゅん、だったの」

そこにいたのは、私と同じように瞳を濡らしたしゅんだった。

何も言わずに、じっと見つめてくるしゅんを見ていると、涙が溢れてくる。

そして、思わず本音を漏らしてしまった。

「しゅん…なんで、なんでリィはいなくなっちゃったのかな。私のこと、嫌いだったのかな。双子はふたりでひとつなのに…私、半分じゃない…」

しゅんは、私の肩に乗せた手に力を込めた。

「リィは…ミィのこと、嫌いじゃなかったよ。それは、お前が、一番分かってるはずだ。ふたりでひとつなんだから、それくらい分かってただろ?」

その言葉に、心の堤防が破壊してしまった。

ついに私は、しゅんにしがみついて、思いっきり声を出して泣き出した。

しゅんは私の背中に手を回し、一緒に泣いてくれた。

しばらくして落ち着いた私は、しゅんから離れ、今度はリィに抱きついた。

そして、動かないリィに話しかける。

「リィ?聞こえてるかな。私、みりなだよ。ねえ、私ねリィが居ないなんて、考えられない。悲しいの。心にぽっかり穴が開いたみたいなのよ……」




リィ。私はいったい、どうすればいいの?

7:匿名:2016/12/09(金) 06:48

<書き方について>
視点がかなり変わるので分かりにくいです。
三点リーダー(とダッシュ)は偶数個で
使うようにしましょう。
感嘆符と疑問符を使ったあとは
一マス開けましょう。
改行と三点リーダーが多すぎです。
小説の基本を学んでみてください。

<登場人物について>
変わった名前が多く現実味が無いですね。
あと変わった名前にはしっかりと振り仮名を付けましょう。
変わった名前に振り仮名を付けないと、
作者の自己満足のために書いているように見えます。
(読者がいるという意識が無い)

本当はもっとあるんですが作者が甘口希望
なのでやめておきますね。
これから頑張ってください。

8:愛音◆Bc:2016/12/09(金) 14:35

>>7
えっと…青蓮さん、ですよね?

でも、本当はもっとあるんですか…。
かなり厳しいお言葉でグッサリきました。
頑張って直していきます!

ありがとうございました。

9:愛音◆Bc:2016/12/09(金) 15:13


5,天使~りりなside~

「んー」

あたしは、なぜか目が覚めた。

もしかして、あたし助かったのっ?

…でもなんか、雲の上にいるみたいな錯覚が。

病院のベッドって、こんなにふわふわだったっけ?

「りりなさん、りりなさんってば!」

は?りりなさん?

って、あたしのことじゃん!

そう思い、ぱっちりと目を開ける。

「だ…誰っ?」

そこには、得体の知れない変な人が…。

しかも、白いヒラヒラした変な服だし。

まるで天使のような。

…なんであたしの病室に入ってきてんの?

「あ…あんた、なっ何やってんのよ!」

ここで、何をやってるの!

そう言いかけて、はっと口をつぐむ。

ていうか、ここどこ?

病室ってこんなに白かったっけ?

まさか、本当に雲の上なんじゃ…。

そう思っていると、天使らしき人が話してきた。

「りりなさん、落ち着いて聞いてください」

何を…?

「りりなさんは、12月16日金曜日の午後4時30分に、駅前商店街で頭に鉄骨が当たったため、お亡くなりになりました」

はぁ?…何を言っているの、この人は。

「合ってますよね?」

あたしに聞かないでよ…!

「そ、んな…違…っ!」

「合ってますよね」

今度は、疑問形じゃなかった。

確信してるなら、余計聞かないでよ。

「あたし…何で、死んだの?」

「その事なんですが、本当はりりなさんではなく、姉のみりなさんがお亡くなりになるはずだったのです」

……っ!

「何でミィが、何であたしが…!」

あたしが取り乱しても、相手は気にせず話を進める。

「聞いてください。りりなさんは、まだ生きられる運命なのです。ということで、貴女が生き返り、みりなさんが貴女の代わりになると仰るのなら、代えて差し上げましょう」

「あんた、とことんバカねっ!」

あたしは話を途中で遮って叫んだ。

「天使をバカ呼ばわりするとは…」

あ…やっぱり、天使なんだ。

「まあ、いいでしょう。最後まで聞いてください。りりなさんは生き返れますが、ご自分の体には戻れないのです。用意は出来ておりますので、そちらで戻って頂きます」

はぁ…?

一瞬、納得しかけたあたしだったが、すぐに大事なことに気が付いた。

「いやいや、自分の体に戻れなかったら、意味ないじゃない!」

「そうですよね。でも、どうしようもないんです。亡くなってしまったのですから」

まぁ、話したらミィは分かってくれる。

「りりなさん、最後に三つお伝えする事があります」

はい?三つ?

「まず、ひとつ目です。貴女はご自分の事を話してはいけません。あちらに気付いてもらうしかないのです。話してしまった瞬間、強制的に天国に連れ戻します」

「ちょっと、何で?」

天使は、片手であたしを制すると、話を続けた。

「ふたつ目。僕は、貴女を助けたいと思っています。なので、神様には内緒でこの指輪を渡しておきます。これは魔法の指輪で、願いが3回だけ、叶います。きちんと考えて使ってください」

そう言いながら、天使は自分の指にはめていた指輪を渡してくれた。

銀色のリングがキラリと光る。

「ありがとう…」

「三つ目は、貴女は10日しか地上にいられません。それを覚えていてください。では、10日後にお迎えに行きます」




天使がそう言った途端、甘い香りがして、あたしは意識を失った。

10:匿名:2016/12/09(金) 15:30

>>8
すみません人違いです。
それと三点リーダーの使い方守ってくださいね?

11:越後:2016/12/09(金) 17:28

>>10
添削依頼を受けていないなら何故横槍を入れるのか

12:匿名:2016/12/09(金) 22:31

>>11
確かに添削依頼は受けていませんが、
良かったら読んでくださいと言われたので……


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