そこから抜け出したのは_____?
>>0002 ご挨拶
>>0003 Rule
>>0004 Character
>>16
短いですけど暖かい目で……。
Episode5.脱獄計画/3
「七……?どうしたの……?」
「七ちゃん……?」
「……出来ました。計画完成です!」
私は先程の地図を手に取り、黒いペンで絵を描く。
まず、この吹夜国は浮かんでいる。
吹夜国には実は、大きな大きな崖がある……そこから下を見下ろせば、下にある国が見える。
要は……飛び降りれば良い。
「こっ、これでどうですか!?私なりに考えた国を脱出する計画です!」
「ふんふん……ってえぇ!?飛び降りる!?」
天は目を丸くした。
「へぇ……面白そう!やりましょう!」
そして意外にも咲様はノリ気。
__作戦、決行だ!
文才ありあり・・・
泣くぜ!!!
すっごい楽しませてもらってるぜ!
音霧からの伝言です。
音霧は暫く更新をお休みするそうです。
ご了承下さい。
以上です。
>>19
ありがとう!(*__)
>>20
伝えてくれてありがとう。
皆様、お久しぶりです!
今日から復帰します。
これからも、皆様に楽しんで頂けるような作品になるよう努力して参ります!
Episode6.計画実行
私達はコソコソと城を抜け出すことになった。
「バ、バレないかなぁ……」
「大丈夫だって、天!私と咲様が居るんだから!」
「そう……だよね」
天は自己暗示をかけるようになにかをブツブツ呟いている。
でも、どうやって抜け出す?
「まぁ結局、どこから出るのかが問題ですよね」
「うーん、そうなるかぁ……」
「……あっ!」
咲様がパチンと手を叩く。
「ど、どうなさいました……?」
「この城、実は秘密の抜け穴があるんです!」
ひ、秘密の抜け穴?
そんなのどこに……。
「昔……私が子供の頃、秘密の抜け穴を造ったんです!そこから城の外に出れますよ!」
な、なにげにパワフルなんだなぁ。
でもまぁ、結果オーライ?
「それって、どこにあるんですか?」
「それは……この部屋の中……クローゼットを開けてみて下さい」
「クローゼット?」
天が咲様のクローゼットを開ける。
中には、いつもの白い着物や赤い着物、首飾り等が沢山収納されていた。
__が、私と天が目を奪われたのは、その奥にチラリと見えた……
人一人入れる位の穴だった。
ーご報告ー
更新ペースについてです。
早かったり遅かったりしますが、
一日一話を目標にして頑張ります。
あ、あくまで『目標』ですので……。
25:音霧◆.2:2017/02/19(日) 11:42 Episode7.秘密の抜け穴
「こ、これが……!?」
私達は絶句し、固まってしまった。
咲様がこれを造ったことにも驚いたが、穴の大きさにも驚いた。
「それ、城の外に繋がってるんですよ。今まで秘密にしていたんですけど……貴女達なら、良いかなって……」
咲様は照れながら笑った。
「へ、へぇ……」
私はニヤニヤと笑みが溢れるのを堪え、それを隠すために穴に潜った。
中は意外と広くて、余裕で寝そべることが出来るほどの幅があった。
「い、意外と快適ですねぇ」
そう言うと、自分の声が響いた。
「し、七……大丈夫?」
「全然大丈夫!広くて寧ろ快適だよ?」
天が心配そうに尋ねてきたため、私は親指を立てて振り向き、そう答えた。
「良かったぁ……これならイケそうですね!」
咲様もノリノリで言った。
なんだか楽しくなりそうだな……。
でも嫌な予感がして……。
ワクワクする!
Episode8.裏に隠された闇/1
さて、実行しようということで、私達は話を進めていた。
「いつにしますか?」
「今日!今からが良いです!」
咲様が目を輝かせながら言った。
「わ、分かり……ました……」
天が涙目で言う。
__そうか……。
天……怖いんだ……。
「……天、怖い?」
「う……ん……」
「大丈夫だよ」
「え……?」
そう、大丈夫なんだ。
本当に。
だって……
「私と咲様が、ついてるから」
「……!」
私は天の方を見ずに言い放つと、ギュッと天の手を握った。
「……痛い」
天の小さな小さな呟きに、私は気づかないフリをした。
「……」
私達は無言で抜け穴を潜って行く。
「あっ……出口だぁ……」
奥の奥の、そのまた奥。
微かに光が灯っていた。
あの奥はきっと大空に繋がっている。
「やったぁ……!」
__見事に抜け出した私達は、歓声を上げた。
「崖、崖……あっ、あそこだ!」
私は崖を指差した。
「……」
天は……やはり涙目だった。
「__飛ぶよ」
私は小さく呟く。
咲様は楽しそうな顔をしている。
でも天はガタガタと震えていた。
「……天、大丈夫。私も、咲様も居る」
「でっ、でも……」
「大丈夫……大丈夫なんだよ……!」
私だって怖い。
高い高い崖から飛び降りるのなんて。
私は先程よりもっと強く、天の手をギュッと、ギュッと握り締めた。
「……いっせーのーで__」
「__待て!」
Episode8.裏に隠された闇/2
「!?」
振り向くと、そこには軍人のような格好をした男が一人追って来ていた。
「バ……バレてたの!?」
「貴様ら……姫を連れてどこへ行く!?」
軍人は私の問いに答えず、大きく焦りを見せながら言った。
「質問を質問で返すとは……どこまでしつけがなってない集団なんですか!門番の名が聞いて呆れますね、庵!」
「も、門番!?」
咲様の言う「門番の庵」にはどこか見覚えがあった。
__庵様……。
「庵……様……?」
私は__全身の力が抜けた。
そのまま、なす術なく地面にぺたりと座り込む。
「庵、様……でしょ……?どうして……どうして、こんな……。いつでも……庵様は……庵様は私の味方だって……言ってくれた……の、に……」
「七!?しっかりして!!」
そこから__私の意識はなかった。
New Character
・庵 An
城の門番。
国王、萩に忠誠心を抱いている。
七と面識が……?
面白いですね!
七ちゃんはどうなるのか、咲さんたちは国から抜け出せるのか……気になるところがいっぱいです!
あと、私の小説にコメントしてくださりありがとうございました!
これからも読みますね! 更新楽しみにしています!
>>29
ありがとうございます!!
まさか本当にコメントを頂けるとは……!ほのあさんのスレでもお返事を頂けてとっても嬉しいです♪
嫌だなんてそんな……親近感沸きましたwこれからも宜しくお願いします!
こんにちは。ストーリーが面白くて素敵な小説ですね。
いくらかアドバイスさせていただきます。
一つ目ですが、いちいち英語やローマ字を使うところがなんとなく気になりました。
「Rule」とか、「Episode」とか、「New Character」、「Prorogue」「Sichi」とか。
日本語で書かれている小説ですし、そこは「第一話」「七(しち)」とかでいいんじゃないでしょうか。
二つ目なのですが、「New Character」は必要でしょうか?
たとえば庵さんですが、七さんと面識があることは彼女のセリフから分かることですし、人物の設定が挟まれていると「ああ、これは物語なんだな。作り話なんだな」と思ってしまいます。
ファンタジー小説において物語の世界から引き離されてしまうような作りになっているというのは中々致命的だと思います。
あと三つ目。
この小説ではアンダーバーを使われているシーンがたくさんありますね。
恐らく音霧様は―(ダッシュ)として使っているのだと思いますが、まあこれもなかなか気になります。
四つ目です。これはかなり細かいことなのですが、「!」これ、使いますよね。
半角なのがかなり気になってしまいます。
「!」これを半角として表すのは「!!」このように二つ並んでいるときだけです。
細かいのですがこのようなことも覚えてくださると幸いです。
他は特にありません。
三点リーダーがちゃんと二つ並んでいるのは正しい使い方で気になりませんでしたし、ストーリーも先ほど言った通り斬新で面白いと思います。
執筆、これからも頑張っていってくださいね。
長文失礼しました。
(うわあかなり長くなっちゃった……ごめんなさいね。)
33:音霧◆.2 hoge:2017/02/26(日) 14:59 >>31-32
う、うわぁ……なんと的確な……。
まぁ適当に書いてますからね……;
そうですね……エクスクラメーションマークについてです。
私実は本物の小説を真似して書いているんですよね。
そこでは、「!」ではなく「!」と書いていて……駄目でしたかね(汗)
あ、Episode〜については私も可笑しいと思っていたんですよ。
何か変だな〜と思ってて、そろそろ
「第壱話」みたいにしようかなって考えてて……。奇遇ですね(開き直るな)
何でしょう……拘りみたいなものですかね。
……すみません。
何かこういう時にどう返せば良いのか分からなくて……。
でも、次からは「第壱話」のようにして書いていきます。
ありがとうございました!
age
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