異世界でのお話です。
苦手な人は回れ右です。
主人公とヒロインさん
湯川 慧(ゆかわ けい)高1
美形 年上キラー
真尋のことは好きではある
マイペースな変わり者 ガチの天才
暗殺技術を会得
スタンド…クロノエリシオン
・時を止める ・創造 ・常識を覆す ・氷、雷の力
井上 真尋(いのうえ まひろ)高3
肉食系
慧のことが大好き
大剣使い
スタンド…グエンタウラァ
・炎、地の力 ・治癒 ・防御を砕く
第1話 タイトル思いつかんかった!
目が覚めた…
あっれぇ?ここ何処だろ?
あ、ここ絶対日本じゃないじゃん。てゆーか地球じゃなくない?
これは異世界へーごしょうたーーい!ってやつかな?
オレの貞操やらなんやらを狙って来る先輩と共に…
「先輩、先輩、起きてよ」
とりあえず先輩を起こす
「んぅ?あぁ、慧君だ、食べちゃいたい…、ふふふ」
いきなり狙ってくんの?マジで?この場所については?あれれ?
そんな事を思っていると向こうから足音が聞こえてきた
そして、足音の正体、忍者みたいな何かよくわからん奴は、オレ達の前で足を止めた
「ようこそ、勇者様」
はいぃー、来ましたー
第2話 なるほど、修学旅行ですね!
オレ達は今、国王さんの部屋に来ていた
「ようこそ、次世代の勇者様。私はこの国の王、ザビエルです。」
マジかよ、吹いたわ
「単刀直入に言いますが、どうかこの国を救ってほしい。できんか?」
そんなの…いいに決まってるじゃなぁ〜い。面白そうですわぁーん
…っと、オカマが出ちゃったぜ
「オレはいいよ。先輩は?」
「慧君がいいなら私もいいわ」
「それはよかった!あと三年かそこらで魔王は復活する。それまでに力を付けて欲しい。
そのために学園に行ってもらうが構わんか?」
「オッケー」 「私も」
面白くなってきましたよ〜 もうあれだね!修学旅行だね!
国王の話が終わって、オレはあてがわれた部屋に来ていた
そしてそこに肉食獣がきた
「慧君、一緒に寝よ?いいでしょ」
「いや、なんか怖い」
「そう〜、なら力づくで」
プシュっ!
顔になんかスプレーをかけられた。あれ?体が動きませんけど…
「さぁ、寝ましょー、慧君。ふふふ」
ガッチガチにホールドされて一夜を明かした
第3話 ふろむじゃぱぁーん!
翌朝
オレと先輩は国王(笑)と姫さんと一緒に朝食を食べている
食べているんだけど…朝からハンバーグみたいなのがいっぱい出されてて
とても食べきれんわぁ!
あと昨日の国王、影武者だったらしくて
本物の国王はただの豪快なオッさんでした
てゆうか眠い
「ん〜?慧君、私に食べさせて貰いたいの?仕方ないなー可愛いんだから」
ミスった
ウトウトしてたら先輩がいきなり暴走し始めたぞ
「さて、突然だが。お前らには今日、学園に近い家に移っもらう。
荷物は用意しておいた。それからくれぐれも異世界の住人ということを
バラらないように」
お、ついに学園かー 楽しみだな〜
「食べ終わったら準備してくれ。昼前には着くように出発するからな」
「わかったよ。」
第4話 理不尽
「うぉえぇっ…吐く」
「慧君、大丈夫?」
オレは乗り物酔いがものっそい激しい
朝食後、出発したオレ達は、やたらとデカイ馬車に乗って
マッハかと思う程のスピードで学園近くの家に向かっていた
いや、馬車めっちゃ速くね?
殺しにきてるよね?オレを
「着きました」
もう⁉
城から200km離れてるって聞いたけど
もう着いたの⁉
馬車から降りるとめっちゃ綺麗な女に人が
2メートルくらいの剣を持って立っていた
めっちゃ美人だ……
「あらあらフフフ…」バキッ!
その女の人を見ていると、いきなり先輩に殴られ
地面にめり込んだ
どんな威力だよ、あとなんでだよ
第5話 すまーとふぉん
女の人はルーシアと言うらしい
そして騎士団長らしい
「まだ着かないの?」
馬車を降りてから30分くらい歩いている
「あとちょっとです。あ、見えてきましたよ、アレです」
ルーシアが指をさす方を見ると、大きな家が二つあった
「えぇ!アレ⁉ルーシアさん、冗談よねぇ?」
先輩困惑中
ルーシア無視して家に入る
オレ、ルーシア着いて行く
ルーシアの説明を聞いたオレ達は、それぞれの家に入った
慧side
「あ、スマホ入ってた、ラッキーラッキー」
でも、やっぱり使えないかー……
なんてことにはならず、普通に使えまーーす
オレのスタンドは常識を覆す能力があるからね
普通ならできないことも出来るのさー
「ん、なんだこのアプリ…」
なんかジャングルって言うアプリが入ってた
注文すれば天界からなんでも届くらしい…
いや、Amazonかよ
まあいいや、ちょっと外出てみるかー
真尋side
慧君と同じ家で過ごせると思ってたのに……
「ふふ、まあいいわ。どうやら学年もクラスも同じにしてくれるみたいだし」
慧君の家に不審者が入ってきても……
私にはスタンドがある。
なぜか私にだけ使える力
さって、疲れたし寝よう寝よう
第6話 ナッポォウ
やってきましたーー!ギルド!
家の近所にあったからモン○トしながら来てみた
「お邪魔しま〜す」ガチャっ
入ってみると一斉に視線が集まった
まあいいや無視無視
とりあえずカウンターの豚みたいなお姉さんに話を聞いてみよう
「ギルドについて教えて欲しいんだけど…」
「え…あ、はい」
豚、説明中
なんか後ろからチョットカラカッテクルワー
って言うくると思ったよセリフがきこえてくるんだけど
「おいボウズ、なんでお前みたいなガキがここに来てんだ?あぁ?コラあぁ?」
セリフ聞いたらわかる。こいつはアホだ
「おぉ?コラぁ!アルぁコラぁ!」
なんなのコイツ
「アッポゥあげるんで勘弁してよ、おっさん」
そう言ってオレはリンゴを作り出して渡した
「んだコレはぁ?まあいいわ食う………………うめぇぇぇぇぇ!」
「るっせぇぞ!バッカム!」
どんな名前やん…
「いや、コレはめっちゃ美味いぞ!」
「そんなにかぁ?ボウズ、オレにもくれや」
「はいどうぞ。100円になりまーす。」
「金とんのかよ!まぁいい。不味かったら金返せよ!」
「うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!なんだコレは!」
「アッポゥ」
「え?」
「Apple」
「尚のことわかんねぇよ!発音よくしなくていいわぁ!」
このおっさんの方がうるさいわ
「まあいい!そんなことよりコレもっとくれよ!」100円になりまーす
「オレにもくれ、ボウズ」100円になりまーす
「ねえ、君、私たちにもくれない?」10円になりまーす
「なんか女だけ安くねぇか⁉おい!」1,000円になりまーす
「値上げすんじゃねぇぞぉぉ!」
バッカムうるさい
あ、豚のことすっかり忘れてたわ
第7話 一週間後!
あれから、なんやかんやで仲良くなったギルドのメンバー達
最近はずっと遊びに行っている
ちなみに先輩は商店街に行っている
「ねぇねぇ、けーちゃん。遊ぼーー」
このちっこい可愛いのはアンリで、なんとバッカムの娘!いや、他人の子供に違いない
「オレの子供だわ!」
心を読むな
「けーちゃんけーちゃん、遊ぼーー」
「いいよ、何する?」
「じゃあ、お空の飛び方教えて〜」
ほわっと?アンリ、まさか前オレが飛んでたの見ちゃったのか…いや、まさか
「オレ、飛び方わかんないよ?」
「えー、前飛んでたじゃんーー」
見られてた☆
「教えてあげるから、オレが空飛べることと、アンリに飛び方教えてること
誰にも内緒にして」
「わかったーー」
オレはスタンド以外に、暗殺技術、舞空術、さらにステージをあげて力を底上げする
力を持ってるのでアール
学園ではスタンド使いなんていっぱいいるらしいし、いい武器になるでしょ
外に出て、4時間ほどコツを教えると、アンリはすぐに飛べるようになった
「けーちゃん、ありがとー!バイバーイ」
「ん、バイバイ」
さてー、帰るか
第8話 ルーシア登場
今日はいよいよ学校……なのにまぁ、安定の遅刻ですよ、はい
「もう遅刻確ってるし歩こ……」
「あ、けーちゃんだ、おはよ〜。行ってらっしゃーい!」
アンリか
「おはよ、バイバーイ」
もうホント行きたくないわ。マジで寝たい
あ、着いちゃった
入ったところにいた教員に教室まで連れて行ってもらった
教室の前にはルーシアがいた
「おはようございます。初日から遅刻ですか?いい度胸ですねコラぁ」
え、こんなキャラなの…
「おはよー」
「まあいいです。説教は後にしてさっさと入りましょう」
第9話 イン教室
真尋side
慧君の家に行ったら出てこないから先に行ったのかと思って
学園行ったら慧君いないし
ルーシアさんが担任だし
みんなスタンド使いだし
今日は朝から疲れたわよ、まったく
慧side
「えー、転校生の湯川 慧君です。仲良くしてあげてください。」
「どこに座ったらいいの?」
「えーと、真尋さんの隣ですね」
先輩の隣か、ラッキーラッキー
「しつもーん!湯川君とかとか真尋ちゃんって名前珍しいですけど
どこから来たんですかー?」
「ふろむジャパ…「東の國です」
あ、そっか言っちゃダメなんだった…
ルーシアも先輩もそんなに睨まなくても……
休み時間、質問責めにあったのはテンプレテンプレ、言うまでもないよね
第10話 まいふれんっ
授業が終わると、前の席に生徒が話しかけてきた
「オレはコウ、よろしくな。お前のことは慧でいいか?」
「うん、いいよ」
「慧君、帰ろ。あれ?友達できたのかしら?」
「うん、コウだよ」
「コウでーす!よろしく、井上さん」
「よろしく、コウ君」
異世界マイフレンド第一号が出来た
さて、帰るかーー
「おい、途中まで一緒に帰ろうぜーー」
コウと一緒に帰ろうとしたけど、家が真逆だった
「慧君、商店街寄って帰ろうよー」
「んー、オッケー」
今はYouTubeで音楽を聴いてるのだよ
「いいなー、慧君。スマホ持ってて。」
「欲しいならあげる」
スマホを創造し、先輩に渡す
「え…今のどうやって出したの?」
「あー、オレはスタンドっていうのが使えてねー…」説明中
「慧君もスタンド使いだったのね!ビックリしたわ。向こうの世界の人でスタンド
使いがいたなんて」
「こっちの世界のスタンドは星座を模したものが多いらしいよ」
先輩と話している内に家に着いた
「そうだ、慧君、今日一緒にごはん食べましょ。その時にスタンドのことも」
「いいよ。じゃ、また後で」
第11話 お二方のスタンド
「じゃ、説明するわね。私のスタンド、牡牛座のグエンタウラァは炎と大地を操るスタンド。
さらに、治癒能力とどんな防御も打ち破る能力があるわ。」
「私単体のスペックは、青年トラン○スと同じくらいね」
なるほど、なかなか強い
「オレのスタンド、水瓶座のクロノエリシオンは、時間を操る能力、常識を覆す能力
それと、氷と雷を操れるよ」
「オレ個人もかなり強い」
「常識を覆す能力って何かしら…?」
「んー、例えば、銃で撃たれたら怪我するでしょ?普通ならー
だけど常識を覆す能力によって、怪我しないようにも出来るんよ。
要はなんでも出来るってこと」
「普通なら出来ないことも常識を覆すことで出来るようになるよー」
「トンデモ能力じゃない…」
それな!
「あと、私のグエンタウラァは発現することで身体能力が飛躍的に上がるわ」
主にパワーとスタミナね
「オレのは情報処理能力とかが強化されるよ」
「そう、わかったわ。一通り話したし、寝よ」
「うん、またね」
「何言ってるの?寝るのよ?一緒に。大丈夫、私がちゃんと優しく教えてあげるから」
いや、寝るの意味…てかめっちゃ眠たくなってきた…
「え……」
「ふふふ、薬、効いてきたね。さあ寝よー」
氷で体ガッチガチに固めで貞操は守りました
第12話 いざ!じっっっせん!
今、オレとコウは練習場で対峙している。
こうなったのは実践授業の前、ルーシアが
「今日の実践授業ですが、転校生2人の実力を見たいので誰か闘ってくれる人はいませんか?」
と聞いたところ、クラスの大半が手を挙げ、じゃんけんでオレとコウ
女子の委員長、ミロと先輩がやることになった
そして今
「では、初めて下さい!」
実践授業がスタートした
始まると同時に、コウはスタンドを出してきた
「こい!レオンハウル!」
なんと黄道十二星座のしし座のスタンドだった
に12人しかいない珍しい種類のスタンドだった
「まさか、黄道のスタンド使いだったとはねー」
「お前も出してこいよ、慧」
ふっふっふ、出しちゃっていいのかな?いいんだね?
「クロノエリシオン」
「「「「「「え……?エリシオン」」」」」」
見事にハモった。
まあ黄道のスタンドだから驚くよね、ふっふっふ
「慧、お前、黄道のスタンド使いだったのか!」
「うん、あと真尋先輩もね」
するとクラスがざわめき出した
「黄道のスタンド使いが2人入ったって事は…黄道十二星座のスタンドが揃ったぞ!」
「ランキング戦もわからなくなった!」
ランキング戦とは校内で強さをランキング化したものっす
第13話 バトル!
「慧!学園でのバトルは怪我してもバトル終了後には全快するからな。
本気で来い!」
へー、誰かの能力かな?
「わかった。行くよ」
慧は四方八方から氷の飛礫を飛ばす
しかし、コウはスタンドで弾きかえす
「次はこっちから行くぞ、慧!」
「レッグクロス!」
コウが足を振り抜くと刃が慧をめがけて飛んできた
しかし慧はスタンドの発現により、情報処理と分析能力強化されており、
いち早く回避した
「嘘だろ!初見で避けるのかよ!」
隙が出来た…一気に決める
「頸雷針(けいらいしん)」
「なっ、体が…!」
「チェックメイト」
創造したナイフをコウに突きつける
「そこまでです!」
「慧さんの勝ちです!」
もっとコウの能力見たかったなー
「「「「「「おおぉぉぉぉぉ!」」」」」」
「今の何⁉」
「ヤバっ、かっこよくない⁉」
「湯川やべぇぇぇぇ!」
こっちの世界のピーポーうるさっ
「慧、ありがとな!またやろうぜ。」
「うん、ありがと」
「それよりよ〜、最後のなんで体が動かなくなったんだ?」
教えてもいっかなー
「頸をオレが操る雷を針にして突いたんだ。で、コウの四肢が痺れて動かなくなったんだよ」
にしてもレッグクロスはヤバイな……
初見で避けたから動揺を誘えたけど
次も時間を操らずに勝てるかな……
⁇side
「………コウを倒すか………」
「でもコウも本気出してないぜ?山羊座さん」
「わかっている。我が太刀の前ではあんな氷など紙も同然だ、蠍座」
「言うじゃん。なら見せて下さいよ、先輩」
「いいだろう。その前に……将棋でもしないか?」
「いいっすね〜、オレ強いですよ〜?」
「ふっ、かかってこい」
将棋に打ち込む山羊座と蠍座だった
第14話 バッカムとアンリとコウ
久々の休日、オレはギルドに遊びに来ていた
「おう!慧じゃねぇか。どうだ⁉学園はよぉ!」
「んー、まあまあかな」
相変わらず騒がしいな
「んなことよりよぉ!今日はオレの息子も来てんだ。
黄道十二星座のスタンド使いなんだぜ?凄いだろ」
へぇ、黄道のスタンド使いかー、という事は学園の生徒か…
気になるなー
「おい、親父。そろそろクエスト行こうぜ!おぃ」
「お、来た来た…コイツがオレの息子のコウだ!」
コウさんか…え?コウ…?
「親父、誰だよコイツ……って慧じゃねぇか!
ギルドに来た生意気なボウズって慧だったのか!」
いや、こっちの世界の中いい人ほとんどバッカムに繋がってるんだけど……
「おぉ?なんだお前達、知り合いか!?」
「ほら、前に言っただろ。オレに勝った転校生だよ」
「おぉぉぉぉ!ボウズのことだったのか……待てよ
という事は…ボウズ!お前、黄道のスタンド使いかよ⁉」
黄道のスタンド使いだよ
「「「「「「えぇぇぇぇ!」」」」」」
ギルド内が騒然とした
読んでくれたら感想下さい!
できたらでいいんで
騒ぎがひと段落して、スマホをいじっていると、先輩が来た
「あ、慧君、ここにいたのね。ちょうどいい、一緒にクエスト行かない?」
「オッケーオッケー。けど受けられるの?」
「うん、学園の生徒は受けられるらしいの。」
そうかー、っていうか学園の名前知らないわ
「どんなクエスト行くの?」
「夜叉狩りよ」
何その物騒なクエスト
夜叉狩り⁉
「夜叉ってなんだよ……」
「けーちゃん、夜叉はSランクのモンスターだよ」
アンリ…いつに間に…
てかSランクて…
「まあいっか。行こ、先輩」
「けーちゃんバイバーイ」
「うん、バイバイ」
さて、行くかー
「ちょっと待てぇぇぇぇ!」
第15話 ミサイルをぶちかましてーな
「ん?コウと…誰?」
「あら、コウ君と彼女さんの…」
あぁ?彼女ぉ?
「ルビーだよ。よろしく〜」
頸雷針連射
「うおぉぉぉ!慧ぃぃ!」
「ちょっ、コラ!慧君やめなさい!」
んだよ、いつもいつも年上ぶってから…(年上です)
「え?何々?今の何⁉」
説明面倒くさいんだよー、オレも作者も
いい加減にしないとゴーストライター使うぞ
「まあいいや。それより何か用?」
「そのクエスト、オレらも連れて行ってくれ!」
ルビーは知らないけどコウは強いしいっかー
「いいよね?先輩」
「私は別にいいよ」
「じゃ、行こー」
やって来ましたーー!
ファンジュ山
来るまで疲れたわーー
何しろ雑魚い鬼みたいなのが死ぬほど襲ってきたからね
「夜叉はどんな奴かなー」
--------3時間後----------
「飽きたから帰る」
「オレも帰るぜ」
「私も帰る」
「ちょっと、みんなもうちょっと待ってみようよ」
嫌だ。帰る。待つの疲れた。
さーて帰ろ帰ろー
第16話 夜叉て…
夜叉がなかなか出てこず、飽きて帰ったオレ達は、途中でぶったぎった
雑魚鬼を売りに行った。
「親父ぃ、帰ったぞ。まだ達成してないけどとりあえず
雑魚鬼売ってくるわぁ!」
「おう…ってお前らが受けたの夜叉何体の討伐だよ!」
「一体だけど?」
「じゃ、もう達成してんじゃねーか!さっさと報告行ってこい!」
え…というと、この雑魚が夜叉なの?マジなの?
「この雑魚が夜叉かよ!」
「えぇ?そうなの?」
「コウ、ホントーー!?」
こいつらうるさい
ルビーと先輩が夜叉を売りに行ってる間に
オレとコウは達成報告をしに行った
「すいませーーん!達成報告しに来ましたーー!」
「コウ君、ちゃんと聞こえてるから大丈夫だよ…」
全くだ。うるさい
「それより、夜叉の討伐が1日で出来るわけ…あるか。黄道使いだもんね」
「ハイっと…、これでいいよ。お疲れ様ー」
よーし、帰って寝ますか
第17話 学園祭名物 最強王決定戦
「みなさん。今日は最強王決定戦の出場者を決めたいと思います」
何それ知らん
「えー、最強王決定戦というのはですね学年、性別、何もかも無関係の
学園祭名物の勝ち抜き戦です。各クラスから5人まで出場できます。
今日はその5人を決めたいと思います」
何それ、出たい
「では、出場したい人は手を挙げてください」
バババババっ!
みんなやっぱり出たいよねー
「やはりですか…、では、クラス内で勝ち抜き戦をし、上位5人を抽出します。」
おーし勝たないとな
第18話 ぱーーりーー
決定戦のメンバー選出のため、オレ等は練習場に来ていた
「それでは、各フィールド。初めて下さい」
クラス内勝ち抜き戦がスタートした
オレは、1回戦2回戦と順調に勝ち進み、準決勝へと来ていた
相手はガチムチの脳筋野郎
「準決勝、初め!」
「行くぞぉぉ!筋肉座ぁぁ!」
こっちの世界にはそんな星座があるんだね
「頸雷針」
「あ…がっ……」
「ぴーけーふりーず」
パキンっ
ガチムチを一瞬で葬り去った
「そこまで!勝者、湯川慧!」
はい、らっくしょー
「決勝戦は、5人でのバトルロワイヤルです」
お、マジか
「準決勝を勝ち抜いた人はフィールドへ」
上がってみると、先輩、ルビー、コウがいた
あとの1人は…またしてもガチムチ…
「これで5人は選出されましたが、評価のため、決勝戦を行います。では……初め!」
さて、どうするかな…
「レッグクロス!」
いきなりかよ…
オレはブラックホールを創造し、レッグクロスを全て吸収する
よし、全員オレがコウの相手すると思ってるな……
よし、行ける
「アイスレールガン」
雷と氷でレールガンを作り、ガチムチ、先輩、ルビー、コウに
ぶっ放す
「ぬをぉ!」 「えっ?」 「わぁ!ちょっと!」 「甘いな…」
コウ以外は、レールガンを見切れず、場外に弾き飛ばされる
「ちょっと、ゆかっちー!ズルいよー!」
どんなあだ名だ……あとズルくない
「気をぬく方が悪いよ、ルビー」
さて、コウと一騎打ちだ
第19話 オラオラオラオラ
「行くぞ!慧!」
そう叫んだコウは、一直線に突っ込んできた
「喰らえ、マグー!」
コウのスタンドかえあ、マグマの玉が数十発、慧に向かって飛ばされた
「マグマ…!」
いや、この弾道は…当たらない
「ちっ、避けないかーー!」
「マグマの玉を大量に打ち込んで、避けるコースを限定するって作戦でしょ、読めてる読めてる」
挑発もしっかりしとかなきゃね〜
「まだまだ行くぞ!クロスブラスト!」
コウが跳躍し、鉤爪のようにした手をXを描くように振るった
すると、両手から放たれたマグマの塊は、交差し、
フィールドに向かって物凄いスピードで飛んできた
どうしよ、スタンド無しで戦う…いや、オレ個人の力は隠しておきたい
なら……時止めいきますかー
「ザ・クロック」
その瞬間、慧以外の時は止まった
そして慧は舞空術でコウの後ろに回り込んだ
「動き出せ」
時は動き出す
「喰らえ、慧……って、いない⁉」
「ゆかっちが消えた…?」
「慧君の時止め…?」
「湯川はどこだ⁉」
「いない……」
ドゴッ
「ガハァッ!」
次の瞬間、コウは慧によって場外に叩きつけられた
「え……?こ、コウ選手、場外?優勝者、湯川慧」
クラス全員が混乱する中、試合が終わった
あーあー、みんなうるさいうるさい
オレはコウの元へと向かう
「コウ、大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だ!楽しかったぜ!」
「コウー!怪我してない?大丈夫〜!」
「おう、大丈夫だぞ!」
いや〜、ついに使っちまったよ、ザ・クロック
でもどうやら、試合後にみんなの話を聞く限りじゃ、
高速で移動したって思ってるみたいだし…
……そもそも時を止めるって、わかってても意味なくね⁉
第20話 チャンカパーナ
最強王決定戦が一週間後にせまるなか、オレは1人で観光していた
「あ、本屋見っけ」
本屋に入ろうとすると、入り口で幼女が座り込んで泣いていた
一応、声かけとくか…
「ねぇ、大丈夫?」
「おがっ……さんが……遅い」
遅い?よくわかんないけど迷子かな?
「私の娘になにか用?」
振り向くと、綺麗な女の人が立っていた
「いや…泣いていたから…」
「あ、そうだったんだ。ごめんね、ありがとうね〜」
「いや、大丈夫ですよ。」
「私たち、ホームレスでね。こんな身なりだからちょっかい出されてるのかと…」
ホームレスだったのか
「あぁー…そうなんですか」
「私は前は騎士団に勤めてたんだけど、子供出来てから引退しちゃってねー
でも、夫が死んじゃって……」
重い
「こんな話されても困るよねー、ごめん」
「いや、大丈夫ですよ」
「仕事探してたんだけどいいのが見つからなくてねーー」
あ……!いいことおもちついた
第21話 福山雅治
「あのー、ギルドで冒険者登録したら…?騎士団ってことは強いんじゃ?」
「私がクエスト行ってる間この子が1人になっちゃうからね…」
そっかー……もっといい事おもちついたわ!
「だったら、オレの家に住みませんか?」
「え……?」
この際だし、異世界から来た事言ってもいいでしょ
「実はオレ、異世界からこの世界に召喚されたんです。
向こうに家族も何もかも残したまま。なので、少し家が寂しくて…
国王からお金もたくさん貰ってますし…」
迫真の演技!
「私たちとしては、嬉しい話だけど……信憑性が…」
「なら、国王のとこに行きましょうよ!」
はい、飛びまーーーす
「すぐ着きますからねー」
「え……?え……?」
「グスッ、お母さん…グスッ」
いつまで泣いてるんだ……
はい、とーちゃく
「空、飛んだ……?」
「さあさあ、ついて来てください」
「----------------って言う事なんっすよ、国王さん、お願いしまっす」
今は王室に来ている
「ふむふむ、わかった!説明しよう!そこの…カナエとモエルだったけ?
こいつの入った事はホントじゃ、いいやつだし信用もできるゾ」
おぉ、そこまで……
「そうですか…あの、慧君、じゃあその住ませてもらっていいかな…」
「いいですよ、これからはカナエさんって呼びますね。お母さん役たのんますよ!」
「お母さん役…そうさせてもらうよ。ホントありがとう」
「モエルもよろしくね」
「あ、よろしくです!お兄ちゃん」
あらやだ可愛いじゃないの
読みましたー面白いです!どんどん進んでいく急展開がすごいですねー!
これからも読ませていただきます(*^ ^)
>>46
おお!サンキューです!
書きたいことがポンポン浮かんでくるんで忘れないうちに書きたくてですね〜
どんどん進んでいきますよ〜w
>>47 楽しみにしてます!
49:藤井美鈴:2017/04/09(日) 14:41 おもしろいです‼
楽しみにしてます‼