それぞれの道が、再び巡り逢うとき

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1:カツゲン◆6s:2017/03/03(金) 23:17

いろいろ書いて、長続きしません。これは、なるべく続けます。カツゲンです。

2:カツゲン◆6s:2017/03/03(金) 23:25

<登場人物>

♪佐々木 健飛(ささき けんと)
〜カフェ店員。
♪西田 栞(にしだ しおり)
〜若手看護師。
♪向 千秋(むかい ちあき)
〜健飛の同僚。

3:カツゲン◆6s:2017/03/03(金) 23:37

<1>

ジリリリリリリ!
目覚まし時計の音で目を覚ます。今は12時30分。
「ふぁ〜、眠っ」
ポストへ新聞とチラシを取りに行く。テレビを付けて、昼のワイドショーを見ながらトーストをかじる。−これが、俺の習慣。俺は、昔からの夢だったカフェ店員。営業は4時から。だから、遅く起きていられる。そのぶん、寝るのも遅い。

支度をして、職場へむかう。
{あ!佐々木さん!こんにちは}
「お、おう千秋。早いな」
彼女は、俺の3つ後輩、千秋。小柄でん明るい性格の彼女は、カフェの常連のなかで人気がある。
「千秋、また練習してんのか?」
{あ、はい。どうしてもラテアートが上手くできなくて}
「今日教えてやるから残ってろ」
{ありがとうございます……!}

4:カツゲン◆6s:2017/03/05(日) 00:37

<2>

病院の食堂へ向かうと、見慣れた先輩が。
“聡実先輩、お疲れ様です!”
(あ、千秋ちゃん、お疲れ様)
聡実先輩は、この病院の主任看護師。とても優しくて、尊敬している。私も、こんな看護師になりたい、と思っている。
“先輩、聞いてくれません?”
(なに、健飛くんの話し?)
“あ、はい。昨日、メール送ったんですよ”
(なんて?)
“『久しぶり!今度、会いたいな』って。”
(うん、で?)
“でも、全くレスポンスはないんですよ。”
(そっかぁー、それはひどいね)
“ですよね?ですよね?”
(うん……あ、もうこんな時間!千秋ちゃん、はやく病棟行って!)
“えぇーー?せっかく先輩に相談のってもらおうと思ってたのに”
(ごめんね?でも早く、北3病棟の回診の先生は、あの中嶋先生なんだから)
“げっ……じゃあ、行ってきます”
(行ってらっしゃい)
私はまだ看護師になって経験が浅い。何でも聡実先輩に相談するうち、プライベートも相談している。私の看護師ライフは充実している。

5:カツゲン◆6s:2017/03/05(日) 00:39

♪田島 聡実(たじま さとみ)
〜千秋の先輩。主任看護師で、千秋のよき相談相手。


という新キャラ登場です!


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