運動系チビ×勉強系チビの冒険記録!!

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1:小夢◆vk ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2017/04/27(木) 17:15

ファンタジー小説です。2人のチビが冒険をする物語です。

〜ルール〜
・荒らし、チェーンメール、スレチ無し!

2:小夢◆vk (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2017/04/28(金) 22:24

主な登場人物

・春空 凛花(ハルソラ リンカ)
  白鳥小の6年生。学年で一番頭がいい。大人しく、優しい。廉とは友達。チビ。

・高旗 廉(タカハタ レン)
凛花と同じ6年生。学年で一番足が速い。明るく、元気。凛花と友達。チビ。

3:小夢◆vk (ノ ゜Д゜)ノdice4:2017/04/29(土) 12:55

http://i.imgur.com/cB14YrG.jpg

ちなみに…、2人のイメージの絵(絵が下手でごめんなさい!)

4:小夢◆vk (ノ ゜Д゜)ノdice4:2017/04/29(土) 13:18

序章☆始まり

「ただいまー‼」
シーンと静まり返った部屋に、大きな声が響き渡る。
(よしっ、誰もいないな)その少女_凛花はニヤリとして、自分の部屋に重い重い荷物を投げ入れ、3DSを開く。
凛花の通う白鳥小学校は、今日_4月7日が始業式で、まだ母も父も家には帰っていないのだった。
(今は…11:30)
まだ弁当を食べるには時間が早いので、どうせ誰もいないし、DSをやったって構わないだろう、と凛花は考え、ゲームを起動する。
(ファンタジー・クエストを起動して…)
ファンタジー・クエストとは、今大人気の、子供から大人まで楽しめるRPGのことだ。今日は、昨日締め切りの【-タイムアタック!クエスト-】の結果発表があり、ランキング式になっていて、優勝者2人には、何か_素敵なプレゼントがあるらしく、凛花はかなりやり込んだのだった。

そして、ゲームのタイトル画面が開き、『つづきから』を押すと、Now roading...の画面に切り替わる。

数秒後、画面に《クエスト受付》と書かれたカウンターに立っている人に、凛花は話しかけた。
『スカイ:リンカ さんのクエストの結果は…
……!?
おめでとうございます!!…優 勝 で す ‼』

_その文字が表示されると同時に、画面から溢れんばかりの眩しい光が凛花を照らし、
「きゃああああああああああーーー!?」
凛花は画面に吸い込まれていった。

5:小夢◆vk (ノ ゜Д゜)ノdice4:2017/04/29(土) 22:54

第一章☆ここはどこ…?

_その頃、廉は…。

「こ…ここは何処?」

廉もDSに吸い込まれ、気が付くと別の場所にワープしていたのだった。

「…どこかで見たような景色だな…?」

 初めて来た場所のはずなのに、この駄々広い草原を、いつだろう…見たことのあるような気が、廉にはするのだった。

 「夢でも見ているのかな…って、うわああああああああああー!?」

 ぽん、と空中で少女が現れ、勢いよく…それも、廉めがけて一直線に落ちてきたのだった。

 「いったぁ…って、私はなぜここにいるの!?夢!?って、あれ…?もしかして…廉!?」

 少女の下敷きになっていた廉は、立ち上がって叫んだ。

 「え…!?り、凛花ぁ!?何でここに!?」

 「いや、こっちのセリフよ!…ってか、その頭のぬいぐるみ、何??変なのー」

 クスクスと笑う凛花に疑問を抱きながら、自分の頭を触ると_

 「今ごろ僕に気づいたの?僕はずっと君の隣にいたのに」

 「「し、喋ったーーー!?」」

 謎の、喋る動物(?)がいたのだった。
 

6:小夢◆vk:2017/04/30(日) 17:19

第二章☆家に帰りたい!!

「な、なんだお前!?」
廉は叫んだ。
「僕はネキト。君たちを導く精霊さ」
_ネキトとは、猫と狐と鳥のキメラのような動物に金の輪っかが浮いているという、謎の生き物…いや、精霊だったのだ。

「現実に戻らせてよ!?」
ネキトは、凛花の言葉を遮るように答えた。
「うるさいなぁ。戻りたいのはわかったから、静かにしてよ。僕はうるさいのが嫌いなんだ」

「まず、ここはどこ?」
廉の質問に、ネキトは答えた。
「よくぞ聞いてくれたね。ここはファンタジー・クエストの世界さ。いわゆる_パラレルワールド」

「じゃあ、次私。なんで私たちはここに来る必要があったの?」
「確かに…。何でだよ?」
「…この世界に、凶悪な悪魔が現れたんだ。そして、みんなじゃ歯が立たなかったから、君たちを呼んだ。優勝者ってことは、それだけ強いってことだからね」

「家へ帰らせて」
「あのね、君たちにはこの世界を救う義務があるんだ。…でも、現実に戻れないこともないけどね。とある試練をクリアすれば」
「どんな試練!?」
「じゃあ、30分だけ君たちを現実に戻してあげるから、知ってる人のサインを30個貰ってきて」
「「くっだらなっ」」
「くだらなくないよ。この試練では、君たちがどれだけの人に必要とされているかを試すんだ。ただ、ルールがある。それは、コピー禁止と、本人から貰うこと!この2つを守れれば、現実へ戻れるようにしてあげる。あ、30分たったらこの世界へもう一度自動的に送られることになるからね。では、現実へ行ってらっしゃーい」
「「えーーーーーー!?」」

_こうして、2人は現実へと引き戻されたのだった。


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