1、Oヘンリーを読む
2、その話の構造をそのままに、オリジナルの話っぽく変形させる
第一夜「二十年後」
二十年後のおおまかな構造。
警察官が夜の町を歩く。
タバコ屋の前に、男が立っているのを発見する。
「心配することないですよ、おまわりさん。友達を待っているだけですから」
と男は言った。
二十年前、男は親友と、この場所で別れた。二十年後、ここで再会しよう、と約束して。
「じゃあ、さようなら」と警官は言って去って行った。
数分後、男のもとに、謎の人物が現れて、
「ボブだな?」
と言った。男は親友が来たと思った。
二人で近くのドラッグ・ストアの明かりの中に入ると、男はその人物が親友でないことに気がついた。
男が面食らっていると、謎の人物が、黙ってボブに手紙を差し出した。
その手紙には、
ボブ
おれは時間通りに約束の場所に着いた。だがお前が葉巻に火をつけようとしてマッチをすったとき、
シカゴから手配されている男の顔を見たんだ。どういうものか、おれには手が下せなかった。だから
一回りして、私服刑事を呼ぶことにした。
ジミーより
あの、最初の警官が、親友だった。
ここで、美少女ゲームっぽくこの話を置き換えると、
警官ーーー美少女。
ボブーーー主人公。
私服刑事ーーー美少女?と見せかけて、実は美少女に頼まれて代わりに来た。
さて、問題は何が主人公を裁くのか?ということだ。
「警察」そのままではぴんとこない。
この方法は一種のキュビズムで、解体、再構築がキモなのだ。
しばらく考える…
すいません
ずいぶん面白いあらすじができてしまったので、もったいなくて乗せられません
別のところでちゃんと書きたくなりました
やはりここでは美少女ゲームとは別の趣向に変えます