僕は今誰にも恋をしていませんが、いつか恋をすると、
ひょっとしたら手書きかLINEかはわかりませんが、
ラブレターを書くこともあるかもわかりません。
ここは誰でも自由にラブレターの練習をするところです。
言うまでもなく、荒らし厳禁。
「小説」とは、一種のラブレターだという意味で、ここに立てました。
1(ジンマシン注意!)
ひかりちゃん。
僕は君が嫌いだ。世界で一番嫌いだ。
だって、君のせいで毎日が苦しくてたまらないんだもの。
どうしてこんなに僕を苦しめるんですか。
歩き方がわからなくなった。眠り方が、息の仕方がわからなくなった。
心臓も変だ。あなたの方に気が行って、どうしても仕事に集中できません。
あなたには僕をこんなにした責任がありますよ。
2(ジンマシン注意!)
ひかりちゃんはのんきなものだ。
君の気まぐれしだいで、ひかりちゃんは、僕を天国にも地獄にも
好きにに連れて行ってしまうことができるのだから。
一方、僕の方はと言えば、ひかりちゃんがこれを読んで、どう思うか、
ただそれが不安なのです。
ひかりちゃん、君が好きだ。つき合ってください。
だけど、断るときは、気兼ねなどいらないのです。そのときは
ちょっとずつ僕の中で勝手に諦めていきます。君の心を好きでもない男のために、煩わせたくない。
しかし、必ず本音を言ってください。こんな手紙を書いた男に気を使って、いやいやOKすることも
ないのです。
3(ジンマシン注意!)
ひかりちゃん。僕は今日、妙な夢を見ました。
夕方、金色の麦畑の中に立っていると、空から君が降りて来て、やさしく微笑んだのです。
僕はぽかんとしながら、なかばあきれながら、
「天使だ」
と思いました。しかも、君を見ていると、とても幸福な気持ちになったのでした。
目が覚めても、その夢の印象は消えません。
これはなんという夢でしょう。
ひかりちゃんは、僕の天使であってますか?