ファンタジー&ちょびグロ小説書きます!
オリジナルの小説を書くのは初めてです。
ちょびグロと言っても、グロ苦手な人でも読める程度です。
更新は、私の気まぐれですw
感想いつでも待ってまーす(^ ^)
みるくside
気が付くと私は、冷たい鉄の床に寝そべっていた。起き上がってみると目の前には何をしても傷すら付きそうに無い鉄格子がある。
??「起きたか。ここは何処か分かるか?
ミルク・アレクサンドロ」
自分の手足を見ると、無惨な血がべっとりとついている。
そうか。私、また…
まだキャラ説明してなかったので書いときますね
名前ミルク・アレクサンドロ
年齢14歳
職業魔法使い
性格おっとりしていて、平和主義。しかし、
変貌してしまった時は…
座右の銘「安全第一 」
容姿ピンクの髪で、ツインテール。ピンク色の眼。背は低め。普段(戦って居ない時)は母に貰ったワンピースを着、魔法を使う時には魔法少女の様な服になる。
備考身内はいないと思われる。変貌時の姿はまだ秘密。
みるくside
私、また変貌しちゃったんだ。
事の始まりは、5年前の昨日だった。
5年前の私は、9歳。魔法使いになるため、「ローズミリオン魔法学校」に入学した。
当時の私は超が100個つくくらい成績優秀。飛び級式のこの学校の中では、2.3.4.5年生の先輩を差し置いて飛び抜けて魔法能力が高かった。そして、とうとう5年前の昨日。
私はとある残酷で強大な力を持つ魔法使いの手にかかってしまう。
あの魔界史上最低の事件が、私の身に起こる。
魔界史上最低の事件
事件の始まりは、最強と呼ばれる魔法使いが
とある裏組織に洗脳された事だった。その最強の魔法使いはミルク・アレクサンドロの実の父親、スピン・アレクサンドロの事だった。
裏組織「ダークエアフラワー」に洗脳されたスピンは「変貌」してしまう。元は優しく家族を包み込んでくれるような存在だったのだが、洗脳当時には無差別殺人を起こす様な冷酷な人間に塗り替えられていた。ミルクはその父親に一度殺されたのだった。
死んだミルクの死体は、ダークエアフラワーの者が組織の本部に持ち帰り、トップの魔女が死んだミルクに洗脳魔法をかけたのだった。しかし、そのトップの魔女の魔法は、ミルクに少しだけしか効果を持続させる事はできなかった。そのため、計画を変更して、ミルクがある条件にあった時、ミルクを変貌させる魔法をかけた。
トップの魔女はミルクの父親に無差別殺人をさせると、呪い殺した。父親が殺した人々にもミルクと同じく変貌魔法をかけた。
そして、ミルクは蛙を見ると、変貌する体になった。
あの事件の犯人の「ダークエアフラワー」を見つけ、父の仇を打つために、ミルクは放浪の旅をする事にしたのだった。
ミルク「あ…そうだ…でも、ここは…?」
???「此処はラビオリ街で犯罪を犯した者を留置する牢屋だ。私は此処の管理をしているメビウスだ。」
ああ、そうなんだ…ってええっ!?
私、そんなに悪い事をしたの!?今まで変貌しちゃった時はちょっと尋問されるだけだったのに…
メビウス「知りたいか?」
はい。ってえ?何で心の声が聴こえるの?
メビウス「私は心を読む魔法を使えるのだ」
そうなんだ…きをつけよう。
ミルク「で、私は何をしてたんですか?」
メビウス「動植物園にいた蛙を見て変貌して、周りの客を15人程、火やら水やらの魔法を使って殺していたぞ?やっぱり覚えていなかったか。」
ため息混じりに言う。
そう。私は変貌すると自分が使える全ての魔法を駆使して周りの人々を殺してしまうのだ。
ついでに、容姿も大きく変化する。
ピンクの髪のツインテールが、濃い紫のストレートヘアになり、服は全身ゴスロリになるようだ。変貌しているあいだ、私の意識は無くなり、完全に組織の支配となるから、自分で何をしたか分からない。
ミルク「はあ…メビウスさん、私はいつここを出られるんですか?」
メビウス「そうだな、早くて4年程か?」
ミルク「えーっ!?4年も!?」
絶句。
メビウス「そりゃそうだろ。人間を15人も
殺したんだからな。幾ら変貌魔法をかけられていても人間を15人も殺したんだからこの位当たり前だろう。4年間、静かに過ごすことだな」
そう言い終わった瞬間、私の頭の上に蛙が乗る。目の前が真っ暗になり、意識も無くなる。
最後に見たのは、メビウスさんの慌てる表情だった
気づくと、私は森の中に居た。
メビウスさん、もしかして、私、殺しちゃったかも…?
そんな考えに耽っていると、後ろから沢山の足音が聴こえる事に気付く。
後ろを振り返ると、黒いフードを被った20人以上の人達がやって来る。そのフードには、
五年前の昨日見た赤い薔薇の刺繍がされている。その手には、真っ黒い銃が握られている。「ダークエアフラワー」の連中は洗脳魔法しか使えないが、戦闘能力が非常に高いということをいつか聞いた事がある。
私は、一目散に駆け出した。
はあ、はあ…走って10分くらいたったかな。
もう、疲れたよー…
フード女「待て!脱獄犯ミルク・アレクサンドロ!」
や、やばい…まだ追いかけて来てる…
しょうがない。あいつを呼ぶか。ポシェットから杖を取り出し、唱える。
「いでよ!全てを司る精、アンクル!」
私が光に包まれる。3秒程眼を瞑ると
私の服は魔法使いの正装になり、前には小さな羽根が着いている妖精がいる。
私が「全てを司る精」アンクルを召喚したのだ。
アンクル「あー、今日は何すんの?あ、あいつら?早くぶっ倒そ。」
アンクルは見た目はとてつもなく可愛いが、性格も口もとてつもなく悪い。でも、全てを司る精だけあって、相当な魔力を持っている。
ミルク「頼んだわ、アンクル!
<天空の風>!」
私が魔法を唱えると、風が舞い起こる。その風はどんどんダークエアフラワーの連中に近づいていく。
フード男「うわあああー!やめてくれー…」
風は、
容赦なく連中を吹き飛ばしてしまった。
翌日にはこの星の反対側に着いているだろう
アンクル「で、これからどうすんの?変貌しちゃって、15人殺っちゃったんだから。これからずっと魔ポリの指名手配書に顔が載ったままになるわよ?あ…っこれで失礼」
どうしたんだろう?と、周囲を見回してみる。
耳を澄ますと、向こうの方から人の声が聞こえる。懐かしいような、聞いた事のある声。
昔の記憶を探る。
???「この辺に居るらしいぜ。あの例の指名手配者。名は、ミルク・アレクサンドロ。何処かで聞いた事がある気がするんだよな。」
その声を聞いて、咄嗟に久坂玄瑞に隠れる。相手は銃を持っている。
???「ねぇアルト。何か、この辺、魔力が臭わない?くるみ、そう思うんだけど…」
アルト「……そうだな。確かに。しかも、相当強い魔力の様だぞ?うわあああ!
……うぐぐ…やめろ貴様…」
私は、アルトとくるみという者を襲う。
二人とも気絶した事を確認すると、顔を見る。
ミルク「あーっ!やっぱり!アルトとくるみじゃん!うわ、どうしよう…」
アルトとくるみは、3歳位からの幼馴染。私が事件に巻き込まれるまでは仲の良かったのだが…あいつらのせいで…しょうがない。
再び、杖を掲げる。
ミルク「いでよ!生命の精、フローラ!」
眼の前に、あからさまに妖精な感じの女の子が現れる。
フローラ「はーい。呼んだ?」
ミルク「呼んだわ。この二人にかかっている暗示を解いて、目を覚まさせて!」
フローラ「分かった。はいっ(指を二人に向ける)。これで良いよ。それじゃあここで〜」
勝手に飛んで行くフローラを見つめていると二人が眼を覚ました。
アルト「ふわぁ…って、お前誰だ!まさか帝国の…ってんん?お前なんか見たことある様な…?誰だ?(ミルクを睨みつける)」
くるみ「ん…アルト…てどうしたの!?
いやぁぁぁこの人だれ!?」
はぁ。あんだけ一緒に過ごしてたのに。
ミルク「もう、忘れちゃったの?
私だよ、ミルク。ミルク・アレクサンドロ!」
アルト&くるみ「ああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミルクだあああ!!!!!!」
2人同時に指を私に向ける。
ミルク「何で私の事分からなかったの?」
アルト「だ、だってさ、お、お前、前は…」
アルト「前は、めっちゃヤンキーだったじゃないか…金髪で、背中に魔界最強って描かれたパーカーはおって…」
絶句。今日2回目。
ミルク「えええええ!?そ、そうだったの…?じゃあ、私、あいつらのせいで記憶をちょっと無くしちゃったの…?」
そう言うと、くるみがはっとして、こちらをじっと見つめる。可愛い。
くるみ「じゃあくるみの魔法でミルクの記憶取り戻せるんじゃない?」
ミルク「え?くるみは水の魔法を練習してたんじゃ?」
アルト「くるみは、お前が旅に出た後、水の魔法の勉強を辞めて視樊(しはん)魔法の勉強を始めたんだ。何でだったか?」
くるみ「そ、それは…秘密。」
アルト「そりゃそうだよなー。だってくるみ、ミルクのために視樊魔法の勉強を始めたんだよなー?」
くるみ「何で言うの…?(アルトを睨む)」
ん…?一瞬くるみの後ろが光ったような?
あーっ!アルトが消えてる!?
なんでくるみがあんなに高等な魔法を…
しかし、15秒ほどすると、再びアルトは動き出した。くるみ…変わんないな…
くるみ「はあ、はあはあはあ…やっぱりだめだあああ」
あはは、やっぱり。学園に行っていた時、くるみは劣等生で学年下位10位に入ってたからなぁ…
アルト「ぷはあ。良かった殺されなくてw」
アルトは慣れている様だ。
ミルク「やっぱり変わってないね。2人共」
そう言って笑う。
くるみ「ミルクは変わったけどね。良い方向に。」
アルト「そうだ。変わってて、良かった。」
ふふ、洗脳魔法を書けられて良い事もあるんだな。
ミルク「くるみ、それじゃ、私に視樊魔法をかけて。」
くるみ「分かった。痛いからちょっと我慢してね。」
くるみはそう言うと、バッグから長い杖を取り出して空に掲げる。アルトは、それを見ながらニヤニヤしている。
くるみ「汝の操る雷よ、汝の因に帰り、汚らわしいこの地に堕とせよ。」
や,ヤバい…この呪文は…
呪文の名を口に出す隙も無く、空から稲妻が降って来る。抵抗しようとするも、体が動かない。
あれは、視樊魔法でも最高レベルの魔法、雷思魔法。生物の身体に雷を落とし、脳にショックを与える事でその生物の記憶を呼び戻す事ができる魔法。
だんだん意識が遠のいていく。
アルトside
アルト「はあ、こいつどんだけ重いんだよ…」
くるみが雷思魔法を使った後、ミルクはすぐに倒れて気を失ってしまった。
そこで、俺が重くなったミルクを背負い、くるみがミルクの所持品を持って俺達の家に変える事になった。
くるみ「ミルク…大丈夫かな…?ミルクが雷苦手なの忘れてたな…」
呆れる。6年間も共に過ごした仲だったのにな
アルト「まあ大丈夫だろ。特に目立った外傷は無かったし本人も雷が怖かっただけだろ」
感想、アドバイスなどいつでも受け付けます!
19:萌音◆IA:2017/06/26(月) 23:02 くるみ「そ、そうだよね…また昔みたいに戻ってたら嫌だけどね」
心配そうな顔で言う。
そんな会話を続けていると、俺達の家が見えてくる。山中の古城だ。ん…?何かが変わっている…?
ありえない、家が苔にみっしりと覆われている。
ここからはスピン(ミルクの死んだ父)視線です!
*°.・*°.・*°.・*°.・*°.・*°.・*°.・*°.・*°.・
スピンside
ん…ここは…何処だ?
周りには何も無く、只々暗いだけの何も見えない空間にいるようだ。
立とうとすると、手足が鎖の様な物で縛られていると知り、体の自由が奪われた事を嫌でも知らされる。
そうだ。私には魔法が使えるではないか
試しに解放魔法の呪文を唱えてみる
「我が自由の無き身体を解放し、我に自由を与えよ」
静かに目を閉じる。
だが、効果は何も無かった。
何故だ…
朦朧とする意識の中で、何かが私に語りかける。
「パパ…辞めて…」
あいつだ。我が娘だ。愛しい、愛しい、私の娘。
しかし、なぜ泣きじゃくっている?
気がつくと私の目の前には忌わしい奴の姿があった
失礼しますっ。
つい最近から読み始めました、萌音さんの小説!
タイプです、マジでタイプですよ! こういう系の小説、大好きです!
これからも読んでいきたいなーと思います。
楽しみにしています‼(≧▽≦)
>>23アヤノちゃん!ありがとありがとありがt((
読んでくれてる人いて良かったーw1人で小説書いてるだけとか哀しすぎだからw
これからも頑張るね!
>>24
待ってます!!(*´▽`*)
続き書くね
*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.
スピン「お前は確か…」
心がぞわっとする。この様になるのは、やはり『あれ』の効果だろう。心を読まれる魔法、心唱魔法。
???「ご名答。私はダークエアフラワーの者だ。そして、今貴様に」
やはりか。見覚えがあるはずだ。
私を殺した張本人なんだからな。
スピン「で、ここはどこだ。組織の本拠地か
?」
???「まあ、そうとも言えるな。本拠地内の聖なる場所だ」
なぜここに死んだはずの私が居るのか。彼女に心で問いかけてみる。
???「簡単に言えば、私が殺したアレクサンドラの身体を再生させてやったということだな。あと私の事はローズ様と呼べ」
スピン「そんな事言う訳ないだろう、ローズとやら」
挑発してみる。みるみるとローズの顔は赤くなっていく。怒っている様子だ。
ローズ「『様』を付けろと言っているだろう…?次はどうなるかわかっているだろうな」
流石にまずいかと思い、別の呼び方をしてみる。
スピン「分かった、ローズ殿、」
顔色が元に戻る。
ローズ「まあ、それでもいい。」
ふぅ、と息を吐き出す。
我が娘は今頃どうしているのだろうか。
ローズ「…その答え、知りたいか?」
勿論だとも。
ローズ「なら、ついて来い。」
私の身体は一人でに動きだし、ローズの後をついて行く。この鎖がコントロールしているのだろう
10分程移動と、そこには大きな、大きな鏡が置かれており怪しげな光を放っている。
脱字していましたので、訂正します。
>>27
10分程移動と、
↓
10分程移動すると、
でした。
何か笑っちゃうようなところもあるのが物凄く良いですww
続きも楽しみにしてまーっす!!
>>29
ありがとー!
頑張ります^.^」
続きです。
*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.
それにしても、この部屋は不気味としか言いようがないだろう。
暗い色で作られたステンドグラスから差し込むのは青白い光。魔物や悪魔が彫られた彫刻が60個程。壁には赤や青のバラが敷き詰められている。
声が聞こえ、巨大な鏡に目を向ける。
「…」
ローズ「そうだ。あれは鎖に結ばれた者の身内の人間の今の様子を映し出す鏡。」
おかしい。鏡の中の娘に以前あった目付きの悪さは消え、今は温厚な眼差しでかつての友人と話している。
ローズ「信じられないだろう。我々が洗脳魔法を掛けた時に性格も変えてやったのだ。感謝したまえ」
「では、ローズ殿。私はどうすれば娘に会う事が出来るのだ?貴女の魔力なら、何かしら出来る筈だ」
無理だろうと思うが、聞いて無駄な事など無い。
ローズ「貴様はそんな事をまず聞くのか。愛とはやはり理解出来ない物だな。まあ良いだろう、1つだけ方法がある。聞きたいか」
勿論だ。
おもしろ〜い!
私はローズ様が好きだな…www
ローズはローズって名前なのに男っぽいんだよねwキドっぽいw
ローズの過去はしばらく後に書くと思うのでお楽しみに!
ローズ「貴様は娘に会う為にどんな代償でも払うのか?」
「勿論だとも」
当然のように答える。親として当たり前の事だろう。
ローズ「本当に…良いのだな?」
「良いと言っているだろう」
ローズ「そうか。それならその椅子に座り、貴様の願う事を思い浮かべろ。貴様の場合、娘…ミルク・アレクサンドロの顔を思い浮かべながら」
ローズの細い指で指された空間にはいつのまにか椅子が置かれていた。ガラスでできており、所々にブラックダイヤモンドが埋め込まれて居る。
その椅子に座ると、意識が朦朧としてきた。
我が娘の顔を思い浮かべる。愛苦しいあの笑顔を。
ローズ「思い浮かべた様だな。それでは儀式を始める。目を瞑る様に。」
気のせいだ、ローズがニヤッと笑ったのは。きっと。
ローズ「我が体内に宿りし全魔力よ、魔女ミルク・アレクサンドロの生命を代償とし、この者の肉体を創り上げよ」
儀式の呪文を聞いた私は目を見開く。
目の前には嘲笑するローズが私に両手を向けていた。
もう何をしても無駄だ。全てを諦め、目を閉じる。
自分の肉体は完全に死んでしまった
すげぇ……マジで小説買って読んでるみたいな……。
これ売り出したら絶対売れますね…。作者は厨二病ってバレますねwwwwwww
>>35
小説!?売り出す!?無い無い無い無いww
ていうか作者は中二病ってバレるっておい((
アルトside
*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.♪
家が、苔に覆われている…たった1時間でこんなに変わる物なのか。
くるみ「アルト…これ…」
アルト「何だろうか。くるみお前、念の為に魔力を貯めとけ」
くるみ「わ、分かった!」
くるみは胸に手を置き、何かブツブツと唱える。
くるみ「準備できたよ、アルト先に入って」
アルト「分かった。くるみは後ろに気を付けろよ」
振り向いて、くるみに言う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
蔦が絡まった門を何とか開けると、そこには衝撃的な光景が拡がっていた。
雑草が生い茂る庭。
小城の周りを駆ける何か解らない生物。
錆びてしまった鉄製の小屋。
何よりも衝撃的だったのは
無残にも散らばっている
腐った人間の死体だった。
くるみside
「キャァァァ!」
目の前に広がる無惨な光景が嘘の様だ。
アルト「お、落ち着け、くるみ。」
私は恐怖に襲われ、アルトにしがみつく。
もちろん、貯めた魔法は鎮化してしまう。
「怖い…アルト…」
アルト「とりあえず落ち着けって…これは…父さん達の骨では無い様だな…
にしてもこんな事を誰が…!?」
後ろから足音がする…?
?「アルト…」
「アルトっ!!逃げて!」
私は叫ぶ。アルトの後ろには血まみれになり、包丁を持っている人間がいた。
アルト「…っ!?」
包丁を持った人間はアルトに襲いかかる。
アルトは人間からすれすれのところで後ろに跳ぶ。まだ眠っているみるくを抱えているせいか、動きが鈍い。ここは私が助けないと…!
「我に宿りし力よ、今、解き放て!」
人間を炎で包み込む。人間はバタッと倒れた。
アルト「くるみ!大丈夫か!?」
足を引きずりながら歩いて来る。先程跳んだ時に挫いたのだろう。
「うん、私は大丈夫だよ。早く言えの中に入ろう!」
アルト「そうだな、急ごう」
私とアルト、みるくを含めた3人は真っ暗な城の中に入る。
ヤバいこんな厨二病っぽい面白い小説読んだこと無いww
面白すぎですwwwwww
>>39
厨二っぽww
ツボってくれて何よりww
アルトside
城の中は想像していた通り、荒れ果てていた
城内にも茂る蔦。
カビ臭い臭い。
血で染まったカーテンと絨毯。
何もかもが自分の覚えている風景と違った。
みるく「ん…っ…ここ…どこ…?」
俺の腕にのしかかっていたみるくの体がぴくっと動いた。
アルト「起きたか、みるく。良かった。ここは俺達の家だ。
ところで…昔の事は思い出せたか?」
くるみ「あっ…みるく…!さっきはほんとにごめんね…」
みるく「私は大丈夫。昔の事も思い出せた」
よかった。これで昔と同じ様に話せる。
がさっ…
どこかで、物音がした。2人と目を合わせる。2人共気づいたようだ。
アルト「ちょっと俺、行ってくる」
俺はそう告げ、物音がした部屋のドアをそっと開く。
中には…部屋の中を見ようとした瞬間
俺は死んだ。