ごめんね。でも君は優しすぎました。

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1:ルカ:2017/06/22(木) 17:29

はじめまして、ルカと申します!
私は小説メインでやっていきます!
小説以外は、参加しません!

2:ルカ:2017/06/22(木) 17:32

 登場人物

工藤 愛菜(くどう あいな)
今まで、彼氏が出来て長続きした事がない。
とても裏表が激しい。

高原 勇樹(たかはら ゆうき)
優しくて、イケメン。
愛菜のいる学校に転校してきた。

山口 弘毅(やまぐち こうき)
愛菜の後ろの席に座っている。
愛菜の事が好き。

3:ルカ:2017/06/22(木) 17:40

ガラッ

愛菜「おはようございまぁす…」

賑やかな教室に入ると…

女子「あ、愛菜!おはよう!」

女子「おはよう、愛菜!」

愛菜「おはよう〜!」

色んな人が挨拶してくるから、一応、笑顔で返す。

愛菜「はぁ…」

私、工藤 愛菜。

私には秘密がある。

ピロリンッ♪

愛菜「LINEか…」

隼人:愛菜、昨日は楽しかったな!また遊ぼうな!

和紀:愛菜〜♥今日も学校、頑張れ♥

琢磨:今日、暇?二人で遊ぼうぜ!

愛菜「ダルいな…」

ピッ

愛菜「スルーしとこ」

私には[彼氏]というものがいない。

男なんて、一発で落ちるから。

楽勝過ぎて、つまらないの。

愛菜「そろそろ、この3人も捨てるか…」

そう言って、スマホを閉まった。

4:ルカ:2017/06/22(木) 17:44

ガラッ

先生「お前ら、座れー」

皆が座る。

先生「今日から転校生が入るから、仲良くしてやれよ〜」

そう言って紹介されたのは、美少年。

先生「高原 勇樹君だ」

勇樹「よろしくお願いします」ニコッ

女子達「イケメン〜♥」

先生「じゃあ、高原はぁ…お、工藤の隣空いてるな!」

え、私?

勇樹「よろしくね」ニコッ

こういう男、何かうさんくさいし…

ま、仲良くしてあげよ…

愛菜「うん、よろしくね♪」

5:ルカ:2017/06/22(木) 17:48

結局、お互いを呼び捨てで呼ぶように…

愛菜「ねぇ勇樹、消しゴム貸して?」

勇樹「持ってきてないの?はい、どうぞ!」

愛菜「ありがとう♪」

勇樹は思った以上に優しかった。

愛菜「…」

この優しさなら…騙せるかも?

愛菜「ねぇ勇樹…」

勇樹「ん?」

愛菜「好きだよ」

勇樹「え…?」

愛菜「私の彼氏になって?」

どうせ、あんたも…

勇樹「…俺も好きだよ、付き合おう」ニコッ

ほーら、騙された。

単純過ぎて、笑えてきちゃう。

6:ルカ:2017/06/22(木) 17:50

私達は、付き合う事になり、カップルとして見られるようになった。

だけど…

ピロリンッ♪

愛菜「…勇樹」

勇樹:愛菜、もう夜だけど、起きてるかな?

ピロリンッ♪

勇樹:今から公園に来てほしい。

愛菜「今から公園?」

ピロリンッ♪

勇樹:会いたい。

向こうからのアタックは強かった。

愛菜「はぁ…」

結局、私は公園に向かった。

7:ルカ:2017/06/22(木) 17:57

愛菜「…勇樹」

勇樹「あ、愛菜…」

勇樹は私に近寄り…

ギュッ…

愛菜「…どうしたの?」

私を抱き締めた。

勇樹「愛菜、俺の事好き…?」

愛菜「…勿論」

勇樹「じゃあ…キスしよ?」

愛菜「…良いよ」

二人の影が、もう少しで重なりそうになった…その時

グッ

勇樹「ごめん、やっぱりやめよ…」

何?何なの?

愛菜「勇樹、どうしたの?」

勇樹「俺知ってる。愛菜が俺の事好きじゃなくて、遊びってこと…」

嘘…バレてた…

勇樹「でも俺、愛菜に本気で好きになってもらえるように頑張るから…!」

愛菜「勇樹…」

なんで、そこまで…?

おかしいよ、優しすぎるよ。

愛菜「…ごめん、別れよう…」

勇樹「え…」

愛菜「私、勇樹とは付き合えない…」

勇樹「あっ、愛菜っ!」

私は公園を抜けて、走った。

ねぇ勇樹。

私は貴方を愛してなかった。

でもね?

愛せなかったの。

私には、釣り合わないから。

貴方と私じゃ…

似合わないよ。

それほど、貴方は…

愛菜「勇樹っ…」

優しすぎました。


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