はじめまして、ルカと申します!
私は小説メインでやっていきます!
小説以外は、参加しません!
登場人物
工藤 愛菜(くどう あいな)
今まで、彼氏が出来て長続きした事がない。
とても裏表が激しい。
高原 勇樹(たかはら ゆうき)
優しくて、イケメン。
愛菜のいる学校に転校してきた。
山口 弘毅(やまぐち こうき)
愛菜の後ろの席に座っている。
愛菜の事が好き。
ガラッ
愛菜「おはようございまぁす…」
賑やかな教室に入ると…
女子「あ、愛菜!おはよう!」
女子「おはよう、愛菜!」
愛菜「おはよう〜!」
色んな人が挨拶してくるから、一応、笑顔で返す。
愛菜「はぁ…」
私、工藤 愛菜。
私には秘密がある。
ピロリンッ♪
愛菜「LINEか…」
隼人:愛菜、昨日は楽しかったな!また遊ぼうな!
和紀:愛菜〜♥今日も学校、頑張れ♥
琢磨:今日、暇?二人で遊ぼうぜ!
愛菜「ダルいな…」
ピッ
愛菜「スルーしとこ」
私には[彼氏]というものがいない。
男なんて、一発で落ちるから。
楽勝過ぎて、つまらないの。
愛菜「そろそろ、この3人も捨てるか…」
そう言って、スマホを閉まった。
ガラッ
先生「お前ら、座れー」
皆が座る。
先生「今日から転校生が入るから、仲良くしてやれよ〜」
そう言って紹介されたのは、美少年。
先生「高原 勇樹君だ」
勇樹「よろしくお願いします」ニコッ
女子達「イケメン〜♥」
先生「じゃあ、高原はぁ…お、工藤の隣空いてるな!」
え、私?
勇樹「よろしくね」ニコッ
こういう男、何かうさんくさいし…
ま、仲良くしてあげよ…
愛菜「うん、よろしくね♪」
結局、お互いを呼び捨てで呼ぶように…
愛菜「ねぇ勇樹、消しゴム貸して?」
勇樹「持ってきてないの?はい、どうぞ!」
愛菜「ありがとう♪」
勇樹は思った以上に優しかった。
愛菜「…」
この優しさなら…騙せるかも?
愛菜「ねぇ勇樹…」
勇樹「ん?」
愛菜「好きだよ」
勇樹「え…?」
愛菜「私の彼氏になって?」
どうせ、あんたも…
勇樹「…俺も好きだよ、付き合おう」ニコッ
ほーら、騙された。
単純過ぎて、笑えてきちゃう。
私達は、付き合う事になり、カップルとして見られるようになった。
だけど…
ピロリンッ♪
愛菜「…勇樹」
勇樹:愛菜、もう夜だけど、起きてるかな?
ピロリンッ♪
勇樹:今から公園に来てほしい。
愛菜「今から公園?」
ピロリンッ♪
勇樹:会いたい。
向こうからのアタックは強かった。
愛菜「はぁ…」
結局、私は公園に向かった。
愛菜「…勇樹」
勇樹「あ、愛菜…」
勇樹は私に近寄り…
ギュッ…
愛菜「…どうしたの?」
私を抱き締めた。
勇樹「愛菜、俺の事好き…?」
愛菜「…勿論」
勇樹「じゃあ…キスしよ?」
愛菜「…良いよ」
二人の影が、もう少しで重なりそうになった…その時
グッ
勇樹「ごめん、やっぱりやめよ…」
何?何なの?
愛菜「勇樹、どうしたの?」
勇樹「俺知ってる。愛菜が俺の事好きじゃなくて、遊びってこと…」
嘘…バレてた…
勇樹「でも俺、愛菜に本気で好きになってもらえるように頑張るから…!」
愛菜「勇樹…」
なんで、そこまで…?
おかしいよ、優しすぎるよ。
愛菜「…ごめん、別れよう…」
勇樹「え…」
愛菜「私、勇樹とは付き合えない…」
勇樹「あっ、愛菜っ!」
私は公園を抜けて、走った。
ねぇ勇樹。
私は貴方を愛してなかった。
でもね?
愛せなかったの。
私には、釣り合わないから。
貴方と私じゃ…
似合わないよ。
それほど、貴方は…
愛菜「勇樹っ…」
優しすぎました。