あい、百鬼夜行です。
二次創作でも小説書いてます。
メモ板でちまちま書き溜めてたオリキャラの小説書いていきます!
不定期更新!
*ルール*
*荒らし、なりすまし、無意味なレス連投などはやめてください。
*アドバイスとかしてもらうと嬉しいです
*キャラなり等はお控えください。
*私以外の方が小説を書いても良いです。
ですが、私の小説の続きを勝手に書いたりしないで下さい
>>2
創作関連URL
>>2までレス禁
二次創作板 ○○小説ー!
http://ha10.net/test/read0.cgi/ss/1477646954
メモ板 小説の設定とか色々此処に書いてやれ!
http://ha10.net/test/read0.cgi/memo/1479742599/l50
魔法少女育成ランド
第一話
深瀬モモは、目をキラキラとさせながら新作ゲームが届くのを楽しみにしていた。
「まだかな〜、『魔法少女育成ランド』!」
魔法少女育成ランドは、タイトルの通り魔法少女を育て、自分オリジナルの国を作るファンタジー風創作ゲームだ。
ありきたりな内容ではあるが、モモはそういった類いのゲームが一番好きなのだ。
(因みにシューティングゲーム界では『舞い踊る炎<リア>』などと呼ばれるほどの実績を持っているが、
彼女なりに「そこそこ」らしい)
ピンポーン、とインターホンの音が部屋に響く。
モモは急いで印鑑を持って出迎えた。
「いつもありがとうございますー。
○○宅急便です。印鑑お願いしまーす」
「はいっ!」
モモはいつもより可愛げな声で返事する。
ペタッと印鑑を押すと『深瀬』の字が綺麗に浮かび上がった。
「ありがとうございました〜」
宅急便の青年は帽子を少し浮かせ、ペコリと会釈するとドアを閉め、次の荷物を届けにバイクを鳴らした。
「遂に!この時を待ってた!」
ギュッと魔法少女育成ランドを抱き締め、歓喜に浸る。
「さぁて、遊びまくるぞ〜♪」
パソコンを繋ぐと、目付きが変わる。
モモはこの瞬間に『リア』になったのだ。
新スレおめでとうございます。
とても素敵な小説ですね。今後楽しみにしています。
>>4
ありがとうございます!
>>5
いえいえ。良ければ 二次創作板で小説書いてので見てほしいです。
あと、ミラクル☆コラボの専スレでミラクル☆コラボでのなりきりは、第三者からの注意を受けて、オリキャラのミラクル☆コラボの非募集スレでやる事にこのはさん達と決めたので。キャンディさんは何故だか なりきりしないと言い出したのですが。そっちは気になさらずにやりましょう。僕ら二人の専スレ まだ匿名からの注意は受けてませんが どうしますか?
8:百鬼夜行◆SCMqAQnLxM:2017/07/20(木) 14:16 >>7
そういう話は専スレでしましょうか!
>>8
確かにそうですね。すみません
○●○●○●○●○●○●○●○●○
●ひゃっきーちゃん! ●
○ここで小説書いてるって聞いたよ○
●面白い小説だね!二次創作板にも●
○書いてるね!今度見てみるよ! ○●○●○●○●○●○●○●○●○●
>>10
ありがとう!続き書くね!
魔法少女育成ランド!
第2話 ー此処は何処!?ー
「ん〜…?」
いつの間にか眠っていたリアは眠気眼を擦りながら辺りを見回す。
「ここ、何処…?」
辺りには綺麗な草原が生い茂り、花も咲き、蝶が飛んでいる幻想的な場所だった。
奥を見ると小さな村らしき物もある。
「まさか此処って…」
ゲームの世界!?と考える。
この風景はリアが画面越しに見た、魔法少女育成ランドの風景だ。
自分の服を見ると、ハートの飾りが付いたリボンで飾られたティアードスカートのワンピースといい、白い髪といい、始める前に作ったアバターの容姿と一致している。
ぐるぐると思考を回していると、後ろから可愛い声が降りかかる。
「貴女がリルのパートナー?♪」
振り向くと、金髪をユリの花でサイドテールに纏めた体長30cmほどの少女が羽をパタパタと小刻みに動かせながら浮いていた。
「き、君は…?」
「あたしはリル。ナビゲーターの妖精だよ♪」
リルと名乗った少女はにっこりと笑う。
ふよふよとリアに近づくと、手を差しのべる。
「貴女、リルのパートナーになって!」
>>12
可愛い!リルちゃん!幻想って何か凄いね!魔法使いさん大好きかも!アニメ化して欲しいくらい好きになったよ!\(^o^)/
>>13
本当!?ありがとう〜
僕もリルちゃんお気に入りだよ〜
魔法少女育成ランド!
第3話 ー魔法少女リアー
「ぱ、パートナー!?」
「そう、リルのパートナー♪
契約してくれたら一人前の魔法少女にしてあげる♪」
リルはふよふよと飛び回りながら歌うように話す。
「一人前の魔法少女…?」
「もぅ、さっきからアンタ、はてな浮かべてばっかり!」
ぷくっと頬を膨らませて怒る姿はかわいらしい。
リルは気を取り直すと
で、と話を続ける。
「契約する?しない?」
リアは頭を捻る。
契約すれば一人前の魔法少女になれる。
一人前の魔法少女になれば帰れる確率もアップするという事だ。
契約しなければ、魔法がろくに使えず帰れる確率も下がる。
リアは散々悩んだ末、
リルと契約することにした。
契約手続きが終わるとリルはスゥッと息を吸い、
「ほら、リルにだってパートナー出来たよ!ざまーみろお姉さまー!」
とかなり離れた村まで届きそうな声で叫んだ。
「さぁリア!魔法の訓練をするよ!」
突然振り返ったかと思うとリアを指差し、そう叫ぶ。
「は、はいっ!」
そして、長時間の訓練の末、リアは沢山の魔法を習得した。
「凄い凄い!
これでお姉さまを越えることが出来るよリアー!」
ぴょんぴょんと目を輝かせながら跳び跳ねるリルは正に子供のようだった。
そんな時、力強い声が聞こえた。
「妾の木に近づく無礼者は誰じゃ!」